KmR
2 . 0 H i n d l l l
己 :: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : C ミ
t d i O
CmR
( K b )
( Kb )
P s t l
図 9
・1( A ) t l d O 遺伝子の遺伝子破壊に用いたプラスミド pKP2045 が持つ t l d O 遺 伝子領域の構造
( 8 ) t l d E 遺伝子の遺伝子破壊に用いたプラスミ ド pKP1832 が持つ t l d E 遺 伝子領域の構造
‑ 9 1 ‑
換 体 は す べ て
p K P 1 8 3 2
が 染 色 体 に 組 み 込 ま れ た も の で あ る 。 こ の 中 か ら 、 組 み 換 え に よ り プ ラ ス ミ ド と 共 に 野 生 型 斗s l l i
遺 伝 子 が 切 り 出 さ れ 、 遺 伝 子 破 壊 さ れ たt1 d E
遺伝子(0.斗且1.::ç_~_U が残った菌を得、 KP5672 と命名し、
以 後 の 実 験に 用 い た 。 受 容 菌 に
p K P 1 8 3 4
を導入しておいたのは、もし、t1 d E
遺 伝 子 が 細 胞 の増殖に必須な遺伝子である場合にも、p K P 1 8 3 4
プラスミドの斗止E
遺 伝 子 か らT l d E
蛋 白 質 が 供 給 さ れ 遺 伝 子 破 壊 株 が 増 殖 で き る よ う に す る た め で あ る 。t 1 d D
遺 伝 子 の 場 合 に は 、 そ の 遺 伝 子 破 壊 に 直 鎖 状( l i n e a r )
プラスミ ドD N A
を 大 腸 菌 旦d
変 異 株 に 導 入 す るR us s e I 1
ら( 1 9 8 9 )
の 方 法 (r e c 0
変 異 株 中 へ は 直 鎖 状D N A
を 形 質 転 換 が 可 能 で 、 プ ラ ス ミ ドD N A
は 宿 主 染 色 体D N A
ヘ 組 み 込 ま れ る ) を 用 い た 。 プ ラ ス ミ ドp K P 2 0 4 5
は ク ロ ー ン 化 し た 斗d D
遺 伝 子 内 のl l i I
部 位 と 遺 伝 子
3
・末端に構築した( s i t e d i r e c t e d m u t a g e n e s i s
法 に よ り ) 位 以 部 位 の 問 に 、 カ ナ マ イ シ ン 耐 性( k a
旦 ) 遺 伝 子 の カ セ ッ ト を 組 み 込 ま せ て 構 築 した(図9 ‑ 1 A )
。 受 容 菌 と し て は 、 旦 辿 変 異 株F S 1 5 7 6
に 、 予 め 野 生 型 斗 位 遺 伝 子 を ク ロ ー ン 化 し たmi n i ‑ R
プ ラ ス ミ ドp K P 1 9 8 6
を 導 入 し て 斗d D
遺 伝 子 を 相 補 さ せたK P 5 6 8 8
を 用 い た 。 こ の 株 に 、 直 鎖 状 のp K P 2 0 4 5 D N A
を 導 入 し 遺 伝 子 破 壊 さ れたl
上位遺伝子(0.斗姐也旦)を持つカナマイシン耐性形質転換体K P 5 6 9 1
を 得た。第
2
節 遺 伝 子 破 壊 株 の 性 質t
1 d E
遺 伝 子 が 大 腸 菌 細 胞 の 増 殖 に と っ て 必 須 な 遺 伝 子 で あ る か 否 か を 検討した。 まず、p K P 1 8 3 4( m i n i ‑ R
斗且1 + )
を持つK P 4 7 1 1
株(斗五二1 5 :: T n
lQ t1 d 0 +
)に遺伝子破壊した斗止E
遺伝子(ふι ̲M :
:旦よ)を形質導入により導入、KP6229 株 (ill斗~: : T n
lQム斗M:: ill/ m i n i ‑ R
斗...d.E̲+) を 作 製 し た 。 こ の 株 で 増 殖 さ せ たP 1
ファージを用い、K P 2 4 5
(斗止1.+) およびKP245/pKP1834 (ι
̲Q1+/mini‑R t l d E + )
を受容菌として形質導入を行った。K P 2 4 5
を 受 容 菌 に 用 い た 場合にも、KP245/pKP1834
を 用 い た 場 合 問 機 、 テ ト ラ サ イ ク リ ン 耐 性 形 質 導 入 体 の 約20%
は ク ロ ラ ム フ エ ニ コ ー ル 耐 性 形 質 導 入 体 で あ っ た 。 野 生 型t1 d E
遺 伝 子 で 相 補 さ せ な い 条 件 下( K P 2 4 5
を 用 い て も ) で も 遺 伝 子 破 壊 株 が 得 ら れ た と‑ 9 2 ‑
いうこの結果は、斗昼
E
遺 伝 子 は 大 腸 菌 の 増 殖 に と っ て 必 須 で は な い こ と を 示 す ものである。斗
d D
遺 伝 子 が 大 腸 菌 細 胞 増 殖 に と っ て 必 須 で は な い こ と は 、 斗s l l i
遺 伝 子 に 用 い た の と 問 機 の 方 法 に よ っ て 示 さ れ た 。 ま ず 、K P 5 6 9 1
株 か ら 遺 伝 子 破 壊 されたt 1 d D
遺伝子(0.斗姐包旦)を移して、K P 6 2 2 8
株(辿主斗土: : T n
lQ 0.1 比E : :kan/mini‑R t l d D
つ を 構 築 し た 。 こ の 株 で 増 殖 さ せ たP 1
ファージを用い、K P 2 4 5
(斗d D
づ 、 お よ びKP245/pKP1986
(斗止l t/
皿i n i ‑ R
斗盟+) を 受 容 菌 と して形質導入を行った。K P 2 4 5
を受容菌に用いた場合にも、KP245/pKP1986
を 用 い た 場 合 同 様 、 テ ト ラ サ イ ク リ ン 耐 性 形 質 導 入 体 の 約60%
は カ ナ マ イ シ ン 耐 性 形 質 導 入 体 で あ っ た 。 こ の 結 果 は 、 斗 且E
遺伝子同様、 t1 d D
遺 伝 子 も 大 腸 菌 の 増 殖 に と っ て 必 須 で は な い 遺 伝 子 で あ る こ と を 示 す も の で あ る 。上述の実験では、斗昼
E
遺 伝 子 、 斗M
遺 伝 子 が 互 い に 類 似 し た 機 能 を 持 つ た め 、 一 方 を 破 壊 し て も 、 他 方 が そ の 機 能 を 補 う た め 一 見 増 殖 に 必 須 で は なく見えるという可能性を否定することはできない。そこで、
K P 6 2 2 9
株(む五二I I
: : T n
lQ 0.斗...Q1:弓ι/mini‑R
斗些+)で集積したP 1
ファージを、KP 2 4 5
(μ̲ Q +
)、 お よ びK P 4 6 8 8
(斗盟日)に形質導入し、斗位̲Q̲Qム斗M::ill2
重 変 異 株 の 構 築 が可能か否かを検討した。 表9 ‑1
に示すように、いずれの受容菌に対しても、テ ト ラ サ イ ク リ ン 耐 性 形 質 導 入 株 の
20%
はクロラムフェニコー/レ耐性であった。この結果は、斗昼
2
斗Jlli2
重 変 異 株 が 増 殖 可 能 、 即 ち 両 者 を 同 時 に 変 異 さ せ て も大腸菌は増殖できることを示している。遺 伝 子 破 壊 に よ っ て 作 製 し た
A
斗必也旦変異、0.斗...d.E̲::旦i
変異が、第
2
章 に 述 べ た 変 異 誘 起 剤j処 理 し て 分 離 し た 斗A
変異株同様、F
因 子 江 民( a m )
変 異 株 に よ る 増 殖 阻 害 を 受 け な く な っ て い る か 否 か を 検 討 し た 。F
因子I e t A ( a m )
変 異 株 に 対 す る 感 受 性 は 、 ラ ク ト ー ス を 唯 一 の 炭 素 源 と す る 合 成 培 地 の 上 に 対 数 増 殖 期 の 供 与 菌 を 広 げ 、 こ の 上 に 受 容 菌 を レ プ リ カ し 、 平 板 培 地 上 で の 接 合( p l a t em a t i n g )
行わせ、L a
ド 接 合 体 の 形 成 の 有 無 に よ り 判 定 し た 。 図9 ‑ 2 8
に 示 し た よ う に 、 野 生 型F
斗旦因子f 1 3 ‑ 1
と の 接 合 の 場 合 、 用 い た 全 て の 受 容 菌はL a c +
接合体を形成する。これに対し、F
因子l e t A ( a m )
変 異 株 と の 接 合 に お い て は 、 野 生 株K P 2 4 5
(斗s r )
はL a c +
接 合 体 を 形 成 し な い ( 図9 ‑ 2 A 1
段目)が、‑ 9 3 ‑
表
9 ‑ 1 t l d D
、t 1 d E 2
重変異株の構築受 容 菌
T c
R形 質 導 入 体 同 時 形 質 導 入 頻 度ム t l d E : : c a t
数変異
C r n
RC r n
S 計 /日五斗互 ::T n
lQ数 (A)( 8 )
K P 2 4 5 t l d + 2 2 . 5 8 5 . 5 1 0 8 2 1 % KP4688
斗且目立21 .5 8 6 . 5 1 0 8 2 0
供 与 菌KP6229
KP6229
株(ム斗̲̲dl::l l i
斗五斗立:: T n l 立 /mini‑R t l d E + )
を供与菌として、S i l v e r y
ら(1984)
の方法に形質転換を行った。 得 ら れ た テ ト ラ サ イ ク リ ン 耐 性 形 質 導 入 体 中 、 ク ロ ラ ム フ ェ ニ コ ー ル 耐 性 株 の 頻 度 よ り 同 時 形 質 導 入 体 の 頻 度 を計算した。
2
3 4
5 6
7
図
9
・2 z
似変異によるtld変異の抑圧平板接合法により、各種変異株のF因子letA(am)変異に対する 感受性を調べた結果を示した。 (A)では KP75(KPF14)を、
( 8 )
では KP75(F13・1)を供与菌として用いた。受容菌は、それぞれ、 1, KP245(tld +) ; 2
, KP5727(zfiA 13 ::Tn 10 ); 3, KP5726(ムtldE::cat); 4, KP5725(ムtldO::kan ); 5, KP5738 ム(tldE::cat z打A13::Tn10); 6, KP5737(ムtldO::kan zfiA 13 ::Tn 10 ); 7, KP5735(ムtldO::kan ムtldE::cat)‑94‑
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ドキュメント内
九州大学薬学研究科薬学専攻
(ページ 49-52)