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I/O データのマッピング

ドキュメント内 IP67 IO Bloc (ページ 36-45)

I/O メッセージング

HarshIOモジュールは最大8つのI/O接続をサポートしています。接続が少ないほど、データのI/O更新レー

ト(RPI値)が高速化します。

I/O接続:

- HarshIOモジュールは、2つのトランスポートクラス1 I/O接続(CyclicおよびChange-Of-State

トリガー)をサポートしています。

o Exclusive Owner × 1

 ユニキャストまたはマルチキャスト(TO)接続

 ユニキャスト(OT)接続

o 7つのListen OnlyまたはInput Only(Exclusive Owner接続がない場合は8つのInput Only 接続)

 マルチキャストまたはユニキャスト(TO)接続

!

Listen Only接続では、ネットワークに第2のEthernet/IPスキャナを接続し、

入力処理データを監視できます。たとえば、HMI/SCADAアプリケーションで 入力を簡単に共有するために役立ちます。

HarshIO 600 eIP  37  IP67 EtherNet/IP用IO-Linkモジュール

EtherNet/IP アセンブリーインスタンス

EtherNet/IPアセンブリーインスタンス経由でI/O処理データを入手できます。以下に、接続タイプに応じた

リストを示します。

入力 アセンブリー

データ長

(バイト)

出力 アセンブリー

データ長

(バイト)

構成 アセンブリー

データ長

(バイト) EDSエントリ Exclusive Owner

デジタルI/Oとステータス 110 8 121 36 100 260 なし デジタルI/Oとステータス + 4バイトI/O

IO-Link 111 88 121 36 100 260 EO_PD_4 bytes

デジタルI/Oとステータス + 8バイトI/O

IO-Link 112 120 122 68 100 260 EO_PD_8 bytes

デジタルI/Oとステータス + 32バイト

I/OIO-Link 113 312 123 260 100 260 EO_PD_32 bytes

Input Only

デジタルI/Oとステータス 110 8 198 0 100 260または0 IO_Statusまたは IO_Status-No Conf デジタルI/Oとステータス + 4バイトI/O

IO-Link 111 88 198 0 100 260または0 IO_PD_4 bytesまたは

IO_PD_4 bytes-No Conf デジタルI/Oとステータス + 8バイトI/O

IO-Link 112 120 198 0 100 260または0 IO_PD_8 bytes IO_PD_8 bytes-No Conf

デジタルI/Oとステータス + 32バイト

I/OIO-Link 113 312 198 0 100 260または0 IO_PD_32 bytes IO_PD_32 bytes-No Conf

Listen Only

デジタルI/Oとステータス 110 8 199 0 100 260または0 LO_Status LO_Status-No Conf デジタルI/Oとステータス + 4バイトI/O

IO-Link 111 88 199 0 100 260または0 LO_PD_4 bytes LO_PD_4 bytes-No Conf

デジタルI/Oとステータス + 8バイトI/O

IO-Link 112 120 199 0 100 260または0 LO_PD_8 bytes LO_PD_8 bytes-No Conf

デジタルI/Oとステータス + 32バイト

I/OIO-Link 113 312 199 0 100 260または0 LO_PD_32 bytes LO_PD_32 bytes-No Conf

!

EtherNet/IPスキャナ設定ツールがEDSファイルの管理をサポートしていない場合

は、アセンブリー番号を手動で設定して処理データにアクセスする必要がありま す。

– Rockwell Automation RSLogix 5000ソフトウェアによる

HarshIOアセンブリーの設定例–

HarshIO 600 eIP  38  IP67 EtherNet/IP用IO-Linkモジュール

入力処理データのマッピング

アセンブリー #110 - デジタルデータ + IO-Link データなし

処理入力データ(8バイト)

ビット

オフセット

(バイト単位) 7 6 5 4 3 2 1 0

00 DI7 SI6 DI5 SI4 DI3 SI2 DI1 SI0

01 DI15 SI14 DI13 SI12 DI11 SI10 DI9 SI8

02 PS7 PS6 PS5 PS4 PS3 PS2 PS1 PS0

03 n/u OLUL OVUL UVUL n/u OLUB OVUB UVUB

04 CS7 CS6 CS5 CS4 CS3 CS2 CS1 CS0

05 CS15 CS14 CS13 CS12 CS11 CS10 CS9 CS8

06 IOML6 IOLM4 IOLM2 IOLM0

07 IOLM14 IOLM12 IOLM10 IOLM8

SIx:SI - 標準入力データ(x = チャネル番号)–ピン4 DIx:DI - デジタル入力データ(x = チャネル番号)–ピン2 PSx:ポートステータス(x = ポート番号) - ピン1(L+)の状態 1:短絡を検出

0:デフォルトなし

UVx:電圧不足(x = ULまたはUB) 1:電圧不足を検出

0:デフォルトなし

OVx:過電圧(x = ULまたはUB) 1:過電圧を検出

0:デフォルトなし

OLx:過負荷(x = ULまたはUB) 1:過負荷を検出

0:デフォルトなし

CSx:チャネルステータス(x = チャネル番号)–デジタル出力(DO –ピン2)または標準出力(SO –ピン

4)の状態

1:短絡を検出 0:デフォルトなし

IOLMx:IO-Link通信モード(x = チャネル番号)

0:IO-Link通信が非アクティブ

1:IO-Link通信がアクティブ

HarshIO 600 eIP  39  IP67 EtherNet/IP用IO-Linkモジュール

アセンブリー #111 - デジタルデータ + IO-Link デバイスごとに 4 バイトデータ

入力処理データ(8バイト)

ビット

オフセット(バイト単位) 7 6 5 4 3 2 1 0

00 DI7 SI6 DI5 SI4 DI3 SI2 DI1 SI0

01 DI15 SI14 DI13 SI12 DI11 SI10 DI9 SI8

02 PS7 PS6 PS5 PS4 PS3 PS2 PS1 PS0

03 n/u OLUL OVUL UVUL n/u OLUB OVUB UVUB

04 CS7 CS6 CS5 CS4 CS3 CS2 CS1 CS0

05 CS15 CS14 CS13 CS12 CS11 CS10 CS9 CS8

06 IOLM6 IOLM4 IOLM2 IOLM0

07 IOLM14 IOLM12 IOLM10 IOLM8

IO-Linkチャネルごとのオフセット(バイト単位)

IO-Link処理データ(4バイト)

C0 C2 C4 C6 C8 C10 C12 C14

8 18 28 38 48 58 68 78 IO-Link入力処理データ(4バイト)

12 22 32 42 52 62 72 82 IOLS(ビット014 + IOLD(ビット15)(2バイト)

14 24 34 44 54 64 74 84 IOL_LE_SC1バイト)

15 25 35 45 55 65 75 85 IOL_LE_EQ1バイト)

16 26 36 46 56 66 76 86 IOL_LE_EC2バイト)

入力処理データについては、「入力アセンブリー#110」を参照してください。

IO-Link入力処理データ:IO-Link処理データがマッピングされる領域

IOLS - デバイスのIO-Link通信ステータス

• 0 –デバイスが接続され、エラー検出なし

• 1 –デバイスが未接続

• 2 –デバイスが切断

• 3 –検出中

• 6 –無効なリビジョンID

• 7 –無効なベンダーID

• 8 –無効なデバイスID

• 9 –無効なシリアル番号

• 10 –無効なサイクル

• 11 – チャネルが標準IOとして設定済み

• その他–テクニカルサポートにお問い合わせください IOLD - IO-Linkデータ有効

• 1 –データ有効

• 0 –データ無効

IOL_LE_SC – IO-Link Last Event:シーケンシャルカウント

このパラメータは、最近のIO-Linkイベントの数です。新しいイベントが発生すると、このカウンタが1つ増加 します。

IOL_LE_EQ - IO-Link Last Event:イベント修飾子

このパラメータは、イベントのインスタンス、ソース、タイプ、およびモードを表しています。

「IO-Linkイベントとエラーコード」の章を参照してください。

IOL_LE_EC - IO-Link Last Event:イベントコード

このパラメータは、イベントコードを表しています。イベントコードの定義については、各IO-Linkデバイス のデータシートを参照してください。

「IO-Linkイベントとエラーコード」の章を参照してください。

HarshIO 600 eIP  40  IP67 EtherNet/IP用IO-Linkモジュール

アセンブリー #112 - デジタルデータ + IO-Link デバイスごとに 8 バイトデータ

入力処理データ(8バイト)

ビット

オフセット(バイト単位) 7 6 5 4 3 2 1 0

00 DI7 SI6 DI5 SI4 DI3 SI2 DI1 SI0

01 DI15 SI14 DI13 SI12 DI11 SI10 DI9 SI8

02 PS7 PS6 PS5 PS4 PS3 PS2 PS1 PS0

03 n/u OLUL OVUL UVUL n/u OLUB OVUB UVUB

04 CS7 CS6 CS5 CS4 CS3 CS2 CS1 CS0

05 CS15 CS14 CS13 CS12 CS11 CS10 CS9 CS8

06 IOLM6 IOLM4 IOLM2 IOLM0

07 IOLM14 IOLM12 IOLM10 IOLM8

IO-Linkチャネルごとのオフセット(バイト単位) IO-Link処理データ(8バイト)

C0 C2 C4 C6 C8 C10 C12 C14

8 22 36 50 64 78 92 106 IO-Link入力処理データ(8バイト)

16 30 44 58 72 86 100 114 IOLS(ビット014 + IOLD(ビット15)(2バイト)

18 32 46 60 74 88 102 116 IOL_LE_SC1バイト)

19 33 49 61 75 89 103 117 IOL_LE_EQ1バイト)

20 34 50 62 76 90 104 118 IOL_LE_EC2バイト)

入力およびIO-Link処理データについては、「入力アセンブリー#110」および「アセンブリー#111」を参照 してください。

アセンブリー #113 - デジタルデータ + IO-Link デバイスごとに 32 バイトデータ

入力処理データ(32バイト)

ビット

オフセット(バイト単位) 7 6 5 4 3 2 1 0

00 DI7 SI6 DI5 SI4 DI3 SI2 DI1 SI0

01 DI15 SI14 DI13 SI12 DI11 SI10 DI9 SI8

02 PS7 PS6 PS5 PS4 PS3 PS2 PS1 PS0

03 OLUL OVUL UVUL OLUB OVUB UVUB

04 CS7 CS6 CS5 CS4 CS3 CS2 CS1 CS0

05 CS15 CS14 CS13 CS12 CS11 CS10 CS9 CS8

06 IOLM6 IOLM4 IOLM2 IOLM0

07 IOLM14 IOLM12 IOLM10 IOLM8

IO-Linkチャネルごとのオフセット(バイト単位) IO-Link処理データ(32バイト)

C0 C2 C4 C6 C8 C10 C12 C14

8 46 84 122 160 198 236 274 IO-Link入力処理データ(32バイト)

40 78 116 154 192 230 268 306 IOLS(ビット014 + IOLD(ビット15)(2バイト)

42 80 118 156 194 232 270 308 IOL_LE_SC1バイト)

43 81 119 157 195 233 271 309 IOL_LE_EQ1バイト)

44 82 120 158 196 234 272 310 IOL_LE_EC2バイト)

入力およびIO-Link処理データについては、「入力アセンブリー#110」および「アセンブリー#111」を参照 してください。

警告!

構成されたIO-Link入力処理データのサイズ(4バイトなど)が、接続されたIO-Linkデ

バイスのIO-Link入力処理データサイズ(32バイトなど)よりも小さい場合は、

EtherNet/IP接続が確立され、データの最初の4入力バイトが消費されます。

HarshIO 600 eIP  41  IP67 EtherNet/IP用IO-Linkモジュール

出力処理データのマッピング

アセンブリー #121 - デジタルデータ + IO-Link デバイスごとに 4 バイトデータ

出力処理データ(4バイト)

ビット

オフセット(バイト単位) 7 6 5 4 3 2 1 0

00 DO7 SO6 DO5 SO4 DO3 SO2 DO1 SO0

01 DO15 SO14 DO13 SO12 DO11 SO10 DO9 SO8

02 CSIC14 CSIC12 CSIC10 CSIC8 CSIC6 CSIC4 CSIC2 CSIC0

03 EFA

IO-Linkチャネルごとのオフセット(バイト単位) IO-Link処理データ(4バイト)

C0 C2 C4 C6 C8 C10 C12 C14

4 8 12 16 20 24 28 32 IO-Link出力処理データ(4バイト)

SOx:SO - 標準出力データ(x = チャネル番号)–ピン4

DOx:DO - デジタル出力データ(x = チャネル番号)–ピン2

CSICx:IO-Linkモードに設定されたIO-LinkポートをSIモードに切り替えるコマンド(x = チャネル番号–ピン

4)。「SI with IO-Link」の章を参照してください。

• 0 – SIモード

• 1 – IO-Linkモード

EFA:Electrical Fault Acknowledgement。このトグルビットは、電気的障害の手動認識に使用されます。

Electrical Fault Acknowledgementモードについては、「構成アセンブリー#100」を参照してください。

IO-Link入力処理データ:IO-Link処理データがマッピングされる領域

アセンブリー #122 - デジタルデータ + IO-Link デバイスごとに 8 バイトデータ

出力処理データ(4バイト)

ビット

オフセット(バイト単位) 7 6 5 4 3 2 1 0

00 DO7 SO6 DO5 SO4 DO3 SO2 DO1 SO0

01 DO15 SO14 DO3 SO12 DO11 SO10 DO9 SO8

02 CSIC14 CSIC12 CSIC10 CSIC8 CSIC6 CSIC4 CSIC2 CSIC0

03 EFA

IO-Linkチャネルごとのオフセット(バイト単位) IO-Link処理データ(8バイト)

C0 C2 C4 C6 C8 C10 C12 C14

4 12 20 28 36 44 52 60 IO-Link出力処理データ(8バイト)

出力およびIO-Link処理データについては、「出力アセンブリー#121」および「アセンブリー#122」を参照し てください。

アセンブリー #123 - デジタルデータ + IO-Link デバイスごとに 32 バイトデータ

出力処理データ(4バイト)

ビット

オフセット(バイト単位) 7 6 5 4 3 2 1 0

00 DO7 SO6 DO5 SO4 DO3 SO2 DO1 SO0

01 DO15 SO14 DO3 SO12 DO11 SO10 DO9 SO8

02 CSIC14 CSIC12 CSIC10 CSIC8 CSIC6 CSIC4 CSIC2 CSIC0

03 EFA

IO-Linkチャネルごとのオフセット(バイト単位) IO-Link処理データ(32バイト)

C0 C2 C4 C6 C8 C10 C12 C14

4 36 68 100 132 164 196 228 IO-Link出力処理データ(32バイト)

HarshIO 600 eIP  42  IP67 EtherNet/IP用IO-Linkモジュール 出力およびIO-Link処理データについては、「出力アセンブリー#121」および「アセンブリー#122」を参照し てください。

警告!

構成されたIO-Link出力処理データのサイズ(4バイトなど)が、接続されたIO-Linkデ

バイスのIO-Link出力処理データサイズ(32バイトなど)よりも小さい場合は、

EtherNet/IP接続が確立され、データの最初の4出力バイトが生成されます。

構成データのマッピング

アセンブリー #100 – 構成データ

処理入力データ(4バイト)

ビット

オフセット(バイト単位) 7 6 5 4 3 2 1 0

00 予約 EFAM

01 予約 GIF

02 予約

03

C1 C3 C5 C7 C9 C11 C13 C15 ピン2デジタルチャネル

4 36 68 100 132 164 196 228 IO Mode1バイト)

5 37 69 101 133 165 197 229 DO Fail Safe Mode1バイト)

6 38 70 102 134 166 198 230 DI Invert1バイト)

C0 C2 C4 C6 C8 C10 C12 C14 ピン4デジタルチャネル

7 39 71 103 135 167 199 231 IO Mode1バイト)

8 40 72 104 136 168 200 232 SO Fail Safe Mode1バイト)

9 41 73 105 137 169 201 233 SI Invert1バイト)

IO-Linkモード

10 42 74 106 138 170 202 234 ID ValidationおよびData Storageモード(2バイト)

12 44 76 108 140 172 204 236 Vendor ID2バイト)

14 46 78 110 142 174 206 238 Device ID3バイト)

17 49 81 113 145 177 209 241 予約

19 51 83 115 147 179 211 243 Direct Param Page2 Enable1バイト)

20 52 84 116 148 180 212 244 Direct Param Page216バイト)

EFAMElectrical Fault Acknowledgementモード

電気的障害が発生すると、モジュールは入力アセンブリーでそのベントに関する診断を提供し(バイトオフ

セット02/03/04/05)、ピン2、ピン4、およびピン1に保護対策を適用します(「電気的障害に対する保護

対策」の章を参照)。

0 = Automatic AcknowledgementおよびNotification only(NO)

電気的障害が解消されると、モジュールは自動的にエラーを認識し、保護対策を終了して、出力値を 復元します。

1 = Manual AcknowledgementおよびNotification & Protection(NP)

電気的障害が解消されると、モジュールは自動的にエラーを認識します。ユーザーが手動でエラーを 認識すると(ビット「EFA」をトグル)、すぐに保護対策が終了されます。これが行われると通常モ ードになり、出力値が復元されます。

警告!

電気的障害の中には、EFAMが1に設定されていても手動認識できないものがありま す。「電気的障害に対する保護対策」の章を参照してください。

ドキュメント内 IP67 IO Bloc (ページ 36-45)

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