第5章 印刷資源の準備
5.4 IBMビジネスサーバ帳票を扱う場合<Windows版のみ>
ポイント
チェックポイント
環境構築手引書に記述されているList Worksサーバの環境構築が完了していることを確認し、印刷資源の準備を開始してください。
5.1 一般アプリ帳票を扱う場合 <Windows 版のみ >
一般アプリ帳票をList Worksで扱う場合の印刷資源の準備について説明します。
5.1.1 オーバレイの準備
一般アプリ帳票を扱う場合、帳票を表示する際にオーバレイも一緒に表示させるには、以下の操作をします。
(1) オーバレイの準備
FORMでベクトルオーバレイ(KOL5またはKOL6)を作成します。
作成したオーバレイは【リスト管理サーバ環境設定】ダイアログボックスの【登録】タブで指定している「印刷資源」の格納場所に格納し ます。格納する際のオーバレイは、拡張子を除いた「オーバレイ名」のファイルで格納してください。
FORMについての詳細は、“FORMのマニュアル”を参照してください。
注意
Windows XPおよびWindows Server 2003以降のWindowsにおいて文字幅の仕様が変更となったため、これらのオペレーティングシス テム上のList Worksクライアントの場合、ベクトルオーバレイ(KOL6)を作成する際に、オーバレイの文字位置を「両端揃え」とする必要 があります。「両端揃え」で作成しないと、オーバレイが正しく表示されません。なお、印刷には影響ありません。
オーバレイの文字位置については、“FORMのマニュアル”を参照してください。
(2) 帳票情報の設定
以下のどちらかで「オーバレイ名」と「印刷時のオーバレイの扱い」を指定します。
管理情報定義ファイルに設定 以下のキーを使用します。
帳票情報 キー オーバレイ名 ADD-OVL-NAME 印刷時のオーバレイの扱い ADD-OVL-KIND
管理情報定義ファイルの設定については、“6.1.2 管理情報定義ファイルの準備”を参照してください。
List Worksプリンタドライバのプロパティに設定
プロパティの【帳票情報の詳細設定】ダイアログボックスで設定します。
List Worksプリンタドライバのプロパティの設定については、“環境構築手引書”および“操作手引書 運用管理者 編”を参照してください。
なお、両方に指定した場合は、管理情報定義ファイルに指定した情報が優先されます。
オーバレイ名
作成したベクトルオーバレイ名を指定します。
印刷時のオーバレイの扱い
印刷時のプレプリント用紙の扱いを指定します。指定により、オーバレイの印刷が決定されます。
指定内容 印刷時のオーバレイの扱い (注)
印刷時にプレプリント用紙を使用する (ADD-OVL-KIND=1) × 印刷時にプレプリント用紙を使用しない(ADD-OVL-KIND=0) ○
注:帳票を印刷するときに、オーバレイも印刷されるか否か
○:オーバレイも印刷される
×:オーバレイは印刷されない
帳票を表示する場合は、どちらを指定してもオーバレイは表示されます。
印刷時のオーバレイの扱いによる帳票の表示/印刷の関係を以下に示します。
5.1.2 外字の準備
一般アプリ帳票を扱う場合、外字は文字コードとして登録します。
必要となる手順を以下に示します。
List Worksにおける外字の扱いについての詳細は、“1.5.3 外字”を参照してください。
1. Charset Managerの「日本語資源管理」を使用して、富士通ホストの文字パターンをTrueTypeフォントに登録します(外字の登録)。
注意
- フォントとして登録できる文字は、1880文字までです。これを超える文字は扱うことができませんので注意してください。
- 一般アプリ帳票を扱う場合、外字をイメージとして扱うことはできません。
2. 「日本語資源管理」を使用して、転送ファイルに取り出します(外字の移出)。
3. 運用に使用するすべてのList Worksサーバ、List Worksクライアント、およびWebクライアントで、Charset Managerの「日本語資 源適用」を使用して、1.で作成した文字パターンを格納します(外字の移入)。
5.2 NetCOBOL/MeFt 帳票および List Creator 帳票を扱う場合
NetCOBOL/MeFt帳票およびList Creator帳票をList Worksで扱う場合の印刷資源の準備について説明します。
5.2.1 オーバレイの準備
オーバレイの準備は、帳票を出力するアプリケーションによって異なります。
NetCOBOL/MeFtで出力する場合
オーバレイは、FORMで作成して、アプリケーション実行時に印刷データと一緒に自動転送されます。この場合、FORMオーバレイオ プションが必要となります。富士通ホストのADJUSTで作成したベクトルオーバレイ(KOL5)を使用する場合は、FORMのFORMツール で開き、上書き保存してから使用してください。
FORMのFORMツールでオーバレイを作成する場合、使用するコード変換を指定します。List Worksに登録する場合は、Charset Manager の標準コード変換(ICONV)を使用してください。
FORMの詳細については、“FORMのマニュアル”を参照してください。
オーバレイの作成とオーバレイのリスト管理サーバへの登録について、概要を以下に示します。
オーバレイは、KOL5、KOL6形式で作成します。作成したオーバレイには、拡張子を含み32文字以下(半角英数字、半角記号)のファ イル名を指定します。
なお、グループオーバレイ(FORMで作成したオーバレイパターングループ)は扱うことができません。
FORMの使用方法については、“FORMのマニュアル”を参照してください。
List CreatorまたはList Managerで出力する帳票の場合
オーバレイは、List Creatorデザイナで作成します。List CreatorまたはList Managerから印刷データを出力する際、オーバレイデータも 同時に自動転送されます。
注意
・ オープン帳票でベクトルオーバレイ(KOL2/KOL5)を使用している場合、Charset Manager をインストールすると、オーバレイ内の文 字が表示されなくなる場合があります。
この場合、以下のいずれかの方法により対処してください。
- 使用している旧字体を、Charset Manager を使用して、各クライアントに"外字"として登録してください。
登録方法の詳細については、“Charset Managerのマニュアル”を参照してください。
- KOL6 オーバレイを使用してください。
・ Windows XPおよびWindows Server 2003以降のWindowsにおいて文字幅の仕様が変更となったため、これらのオペレーティング システム上のList Worksクライアントの場合、ベクトルオーバレイ(KOL6)を作成する際に、オーバレイの文字位置を「両端揃え」と する必要があります。「両端揃え」で作成しないと、オーバレイが正しく表示されません。なお、印刷には影響ありません。
オーバレイの文字位置については、“FORMのマニュアル”、または“List Creatorのマニュアル”を参照してくださ い。
5.2.2 外字の準備
各クライアントに外字を登録する場合は、Charset Managerの「日本語資源管理」「日本語資源適用」を利用します。
Charset Managerの基本的な作業の流れを以下に示します。
List Works帳票内の外字を文字コードとして扱う場合は、帳票出力元の文字コード系によって、以下のようにCharset Managerでの作
業が異なります。
・ 文字コード系がシフトJISの場合
「外字の登録」「外字の移出」「外字の移入」の順に作業します。
・ 文字コード系がシフトJIS以外の場合 上記図のすべての作業を行います。
List Works帳票内の外字をイメージデータとして扱う場合は、List Worksサーバに「外字の移入」だけを行います。
List Worksにおける外字の扱いについての詳細は、“1.5.3 外字”を参照してください。
Charset Managerの詳細な操作方法は、“Charset Managerのマニュアル”を参照してください。
実際の外字の登録方法は、外字を使用する帳票によって以下のように分かれます。
・ Windowsサーバ上のアプリケーションで作成した帳票で外字を使用する場合
・ Solaris上のアプリケーションで作成した帳票で外字を使用する場合
さらに各方法とも、帳票を出力するアプリケーションによって以下のように分かれます。
・ 新規に作成した帳票出力アプリケーションの場合
・ 富士通ホストで動作していた帳票出力アプリケーションの場合
上記の分類ごとに、必要となる手順を以下に示します。
(1) Windowsサーバ上のアプリケーションで作成した帳票で外字を使用する場合
Windowsサーバ上のアプリケーションで作成した帳票において、外字を使用する場合の手順を以下に示します。
新規に作成した帳票出力アプリケーションの場合
帳票出力アプリケーションの文字コード系によって作業が異なります。
文字コード系がシフトJISコードの場合
1. Charset Managerの「日本語資源管理」を使用して、富士通ホストの文字パターンをTrueTypeフォントに登録します(外字の登
録)。
注意
- フォントとして登録できる文字は、1880文字までです。これを超える文字は扱うことができません。1880文字を超える場合 は、イメージデータとしても表示できませんので、注意してください。
- 外字をイメージとして扱うことはできません。
2. 「日本語資源管理」を使用して、転送ファイルに取り出します(外字の移出)。
3. 運用に使用するすべてのList Worksサーバ、List Worksクライアント、およびWebクライアントで、Charset Managerの「日本語 資源適用」を使用して、1.で作成した文字パターンを格納します(外字の移入)。
文字コード系がUNICODE(UCS-2、UTF-8)の場合
外字をイメージデータとして登録する場合は、各手順の1.だけを実施してください。
1. Charset Managerの「日本語資源管理」を使用して、TrueTypeフォントの外字の文字パターンを作成します(外字の登録)。
2. 「日本語資源管理」の「標準コード変換」を使用して、UNICODEとシフトJISコードの文字コード変換表を作成します(コードの 対応定義)。
注意
対応付けができる文字は、1880文字までです。1880文字を超える場合は、イメージデータで表示されます。
3. 「日本語資源管理」を使用して、コードの対応定義を行った外字を、クライアント側で使用できるよう、フォントサイズなどをデー タ変換します(外字の移行)。
4. 「日本語資源管理」を使用して、転送ファイルに取り出します(外字の移出)。
5. 運用に使用するすべてのList Worksサーバ、List Worksクライアント、およびWebクライアントで、Charset Managerの「日本語 資源適用」を使用して、1.で作成した文字パターンを格納します(外字の移入)。
富士通ホストで動作していた帳票出力アプリケーションの場合
富士通ホストで動作していた帳票出力アプリケーションを、Windows サーバに移行した場合の外字の登録方法を示します。帳票出力 アプリケーションの文字コード系によって作業が異なります。