第3章 帳票保管活用機能のシステム構成パターン
3.2 回線形態別システム構成パターン
3.2.2 富士通ホスト帳票を扱う場合
富士通ホスト帳票をList Worksで運用するための回線形態には、以下の構成パターンがあります。
・ 富士通ホストからクライアントまで、すべてLAN接続
・ List Worksサーバを各拠点に設置して、以下のような接続形態
富士通ホスト - List Worksサーバ間 :WAN接続 List Worksサーバ - クライアント間 :LAN接続
・ List Worksサーバをセンターに設置して、以下のような接続形態
富士通ホスト - List Worksサーバ間 :LAN接続 List Worksサーバ - クライアント間 :WAN接続
・ 富士通ホストからクライアントまで、すべてWAN接続
なお、各パターンとも、List Worksサーバ - クライアント間をWeb連携により運用することもできます。
(1) すべてLAN接続の形態
富士通ホストからクライアントまで、すべてLANで接続する回線形態です。帳票の運用・管理の面からクライアントサーバ運用を推奨し ます。
(2) List Works
サーバを各拠点に設置する形態
各拠点にList Worksサーバを置き、クライアントサーバ方式で運用するパターンです。
接続形態は、以下のようになります。
富士通ホスト - List Worksサーバ間 :WAN接続 List Worksサーバ - クライアント間 :LAN接続
このパターンでは、メンテナンスは拠点単位に行うため、各拠点にList Worksサーバの管理者が必要になります。1サーバあたりのクラ イアントの数を抑えることができるため、List WorksサーバとList Worksクライアント間のスムーズな運用が可能です。
ただし、富士通ホストとList Worksサーバ間がWANのため、転送できる帳票数に限りがあります(64kbpsで約6000ページ/h)。このため、
導入にあたっては、日次処理する帳票のページ数と回線速度を考慮し、夜間に転送するなどの運用設計が必要です。
(3) List Worksサーバをセンターに設置する形態
センターにList Worksサーバを置き、クライアントサーバ方式で運用するパターンです。
接続形態は、以下のようになります。
富士通ホスト - List Worksサーバ間 :LAN接続 List Worksサーバ - クライアント間 :WAN接続
資金的な問題、またはメンテナンスの理由で「List Worksサーバを各拠点に置く形態」が困難な場合に選択するパターンです。List
Worksサーバを1ヵ所で保守できる点がメリットです。
List WorksサーバとList Worksクライアント間がWANのため、レスポンスが悪くなってしまいます。
このため、クライアントサーバ運用で運用するときは、データを圧縮して通信する機能を利用することや、場合によっては、帳票をクライ アントに複写するなどしてクライアントサーバ運用やスタンドアロン運用を検討する必要があります。この場合、複写された帳票は、各 支店で管理することになります。
注意
Webクライアントの場合、WAN接続は推奨しません。
(4) すべてWAN接続の形態
富士通ホストからクライアントまで、すべてWANで接続する回線形態です。
全国の拠点にList Worksサーバを置き、支店では拠点のList Worksサーバ上の帳票を参照するという、大規模運用に適した回線形 態です。
富士通ホストとList Worksサーバ間がWANのため、転送できる帳票数に限りがあります(64kbpsで約6000ページ/h)。このため、導入に あたっては、日次処理する帳票のページ数と回線速度を考慮した設計が必要です。
注意
Webクライアントの場合、List Worksサーバとクライアント間のWAN接続は推奨しません。