付録 2. 5 第 27 回国連分類調和専門家小委員会審議概要
O.2 試験(酸化性液体試験)及び O.3 試験(酸化性固体試験)実施のためにセルロース代替 品を見つける必要があることから「酸化性液体及び固体の分類及び試験」に関する項目を
2.1.8 GHS 第 2.1 章の見直し提案
小委員会は、爆発物の製造、貯蔵、取扱い及び使用時における分類及び危険有害性情報を規 定するための
GHS第
2.1章の見直しを
2015-2016年の作業計画に含め、物理的危険性のフォー カルポイントとしての
TDG小委員会の関与について検討することに合意した。
2.1.9 TDG
小委員会における爆発物及びその関連事項に関する作業
TDG
小委員会において、閃光組成物に関する試験方法および判定基準に関する提案;試験方
法及び判定基準のマニュアルの試験シリーズ
6及び第
I部と第
II部のレビュー; 爆発物に関
する容器要件の見直し等、爆発物及び関連事項に関する検討作業が続けられていることが確認
され、興味のある専門家は次回
TDG小委員会書面で意見を寄せるよう要請された。
2.2 実際の分類に関する課題
米国から提案(14/10)された分類基準をより明確にするための
GHS第
3.8章(3.8.3.4.6)、
第
3.7章(表
3.7.1の題)、第
3.10章(3.10.3.3.1 から 3.10.3.3.2.3)及び第
4.1章(4.1.3.5.5.3 及
び
4.1.3.5.5.4)の改正が採択された。これに関連し、米国の専門家から、2014−2015年の作業
部会の委任事項にしたがって、健康有害性における定義のレビューはもちろん「未知あるいは 可変成分、複合反応生成物及び生物学的物質(UVCBs)」、「複合物質」などのような言葉の 定義が必要かどうかについての検討を続ける予定であるとの説明があった。
2.3 腐食性判定基準に関するTDG-GHS
合同作業部会の作業
腐食性の判定基準に関する
TDG-GHS合同作業部会が
2004年
7月
2日に開催された。検討の 中で、オランダが準備した第
2.8章改正案(14/3)の原則及び構成は同意されたものの、腐食 性混合物の容器等級を導き出す数学的なアプローチに関し、危険物輸送の目的のための包括的 な濃度限界について更なる検討作業が必要であるとの指摘があった。これに関連し、CEFIC の 代表は既知の腐食性混合物とそれらに割り当てられる容器等級に関する次の事項についてデー タの提供を申し出た:
(a)
提案された数学的アプローチの混合物への適用の評価;及び
(b)
クラス
8A又は
GHS皮膚腐食性
1Aが加成性に基づいている場合及び細区分ができない
場合(例えば混合物が極端な
pH値又は非加成性に基づいて分類されているとき) 、腐食 性の混合物への包装の割り当てに関する方法の開発。
検討の結果、オランダの専門家が危険物輸送モデル規則の第
2.8章に関して修正された提案 を
12月の両小委員会の会合に向けて準備することとなり、 両小委員会の専門家に対して提案そ のものに関する又は解決すべき問題に関するコメントを
7月16 日までに寄せるよう要請された。
2.4 粉塵爆発危険性
粉塵爆発危険性を新しい危険性クラスとするか、別途ガイダンスを策定するか、
GHSにおけ る粉じん爆発をどのように評価するかについて意見が分かれた。粉じん爆発は本来的な性質で はないので
GHSの範囲外であると指摘する専門家もいたが、ビルディングブロックアプローチ に従い、所管官庁が彼らの法規の中でそれを適用することができるので、
GHSで取り上げるこ とが適当だと指摘する専門家もいた。議論の結果、非公式作業部会で引き続き本件に関する作 業を続けることが合意された。
2.5 吸引性呼吸器有害性:混合物分類における粘性率基準
IPPIC
の代表から、この問題に関する作業を継続しており、小委員会の次回会合で検討でき
るように文書を提出するつもりである旨の発言があった。
2.6 ナノマテリアル
小委員会は、 非公式作業部会がデータ入手可能なナノマテリアルについて
GHSの判定基準が
適用できるかどうか評価を行う予定であることを確認した。また、フランスの専門家から、非
公式作業部会が他の国際、地域あるいは国の団体におけるこれらの物質の分類に関連した進行
中の作業について議論を続け、この課題に関する文書を次期小委員会に提出する予定である旨
の説明があった。
2.7 その他の提案 2.7.1
自然発火性ガス
小委員会は自然発火性ガスに関する危険区分を
GHS 2.2章に追加する米国提案(14/5 及び
INF.11)を採択した。これに関連し、小委員会は、米国の専門家に対し、第45
回
TDG小委員
会において同小委員会から出された質問に対する回答を両小委員会の次回会合に提出するよう 要請した。
2.7.2
第
3.2章の追加的ガイダンスの提案(皮膚腐食性/刺激性)
小委員会は、 「皮膚腐食性/刺激性」分類に対する
GHSによって規定されている段階的アプロ ーチ及び証拠の重みづけにおいてカバーされていることから、過去の試験データの使用に関し て
GHSに特別なガイダンス(INF.13)を含める必要はないと合意した。
3 ハザードコミュニケーション 3.1 附属書4
第
9節の改訂
2014
年
7月
2日に開催された非公式作業部会が文書の附属書
1にある表中のいくつかの記載 事項やデータに関する事項、及び、GHS 第
1.5章の表
1.5.2の
9節における記載事項の順序に ついて合理化について検討を行ったが、結論には至らなかった。これに関し、部会の議長であ るドイツの専門家から、非公式作業部会は引き続き検討を続け、今次
2年間で作業を終えるつ もりであり、次回小委員会には正式文書を提出する予定である旨の説明があった。
3.2 小さな包装へのラベル
小委員会は、小型の包装容器への表示例として、小型アンプルを梱包した段ボール箱におけ る内部包装と外部包装の表示を追加する
GHS附属書の改正(14/6)を採択した。
3.3 附属書1-3
の改善と注意書きの更なる合理化
附属書
1から
3の改善及び注意書きのさらなる合理化に関する非公式作業部会が
2014年
7月
3日に開催された。作業部会は、
GHSの
A3.3.2.2及び
A3.3.4.6にある優先順位の原則を導入 し、「医師の診察/手当を受けること」 及び 「中毒センター/医師に連絡すること」ついての注 意書きの数を減らす試みについて検討しており、次回会合に正式文書として改正案が提出され る見込みである。
3.4 その他
3.4.1
輸送中のポータブルタンク及び集合ガス容器(MEGC)上の大きな絵表示
ポータブルタンク及び集合ガス容器(MEGC)上の
GHSラベル要素の使用について、GHS パラグラフ
1.4.10.5に規定を加えるという提案は概ね支持されたが、表現をさらに検討すべき である、1.4.10.5.4.1 の文章の明確化が適当である等の指摘もあり、これら意見を考慮の上、
DGAC
の代表が次回会合に修正提案を行うこととなった。
ドキュメント内
<4D F736F F D20312E955C8E BD90AC E A88C45F95C C88A4F4E4E4D E8DCF>
(ページ 181-184)