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Fig.4-15 通常食および高脂肪食飼育時の体重変動と摂食量( B ライン)

4週齢オスのB line トランスジェニックマウス(n=10)および同腹仔の野生型マウス(n=8)を 30日間通常食で飼育した後、120日間に渡り高脂肪食で飼育した。

A: 通常食投与時は5日に1度、高脂肪食投与時は4日に1度体重を測定した。OGTT、ITT を行った時点を図中に矢印で示した。

B: 体重を測定する際に摂食量も測定し、摂食量を体重で除することで1日あたり、体重

(g)あたりの摂食量 (g)を求めた。

値は平均値±標準誤差で示している。

A

B Normal Diet

0.0 0.1 0.1 0.2 0.2 0.3

WT Tg

133

0 100 200 300 400 500 600

0 15 30 45 60 75 90 105 120

B lood gl ucos e (m g /d l)

min

WT Tg

OGTT

** **

** **

0 10000 20000 30000 40000 50000 60000

WT Tg

Glucose AUC (mg/dl)*min

0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100

0 20 40 60 80 100 120

min

WT Tg

*

ITT

B lood gl ucos e ( % of bas a l)

Fig.4-16 高脂肪食負荷トランスジェニックマウスにおけるOGTTおよびITTBライン)

B lineトランスジェニックマウスおよび野生型マウスへのHFD投与から10週間後にOGTTを実施し、その3 週間後にITTを実施した。

A: マウスは20:00 (ZT 11)より絶食、自由飲水とし、16時間後にグルコース水を経口投与した (2 g/kg body weight)。投与から0分、15分、30分、60分、120分の時点で尾静脈から採血し、血糖値を測定し た。棒グラフはAUC(Area under the curve)を示す。値は平均値±標準誤差で示した。(n=8-10)

B:マウスは11:00 (ZT 2)から6時間絶食、自由飲水させた後、インスリン溶液を腹腔内投与した(0.75 IU insulin/g BW)。投与から0分、20分、40分、60分、90分、120分の時点で尾静脈から採血し、血糖値を測 定した。値は0分の血糖値を100%とし、平均値±標準誤差で示した。(n=8-10)

*は有意差P<0.05**は有意差P<0.01を示す。

A

B

0 1000 2000 3000 4000 5000 6000 7000 8000 9000 10000

WT Tg

P =0.11

GlucoseAUC (% of basal)*min

134

0 100 200 300

WT Tg

Glucose (mg/dl)

0.0 0.2 0.4 0.6 0.8 1.0

WT Tg

0 20 40 60 80

WT Tg

TG (mg/dl)

NEFA (mEq/L)

0 2 4 6 8 10

WT Tg

Insulin (ng/ml)

A

B

Fig.4-17 高脂肪食飼育後の組織重量および血中成分(Bライン)

A: 120日間の高脂肪食飼育後、マウスを解剖し骨格筋 (腓腹筋: gastrocnemius、ひらめ

筋: soleus) 、肝臓、精巣上体脂肪組織の重量を測定した。それぞれの重量は平均値±標

準誤差で示した。 (n=8-10)

B: 解剖時(4時間絶食後)に採取した血漿を用い、血中グルコース濃度、血中TG(中性脂 肪)濃度、血中NEFA(遊離脂肪酸)濃度、インスリン濃度を示した。それぞれの値は平均 値±標準誤差で示した。 (n=8-10)

*は有意差P<0.05を示す。

250 300 350

gastrocnemius

0.0 5.0 10.0 15.0 20.0

WT Tg soleus

0 1000 2000 3000

WT Tg liver

0 500 1000 1500 2000 2500

WT Tg e.wat

Tissue weight (mg)

0

WT Tg

*

135

P-IRS1

(ser 307)

IRS-1 P-S6K S6K

Flag α-tubulin

WT Tg

0.0 0.2 0.4 0.6 0.8 1.0 1.2

WT Tg

*

Fig.4-18 高脂肪食負荷後の骨格筋におけるタンパク質解析(Bライン)

120日間の高脂肪食飼育後、マウスから得られた骨格筋(gastrocnemius muscle)を RIPA bufferで溶解し、タンパク質を抽出した。タンパク質サンプルを調製後SDS-PAGEに 供し、anti-P-IRS1(ser 307)抗体、anti-IRS1抗体、anti-P-S6K抗体、anti-S6K抗体、 anti-P62抗体、anti-Flag抗体、anti-α-tubulin抗体を用いてWestern blottingを行った。

P-IRS1とIRS-1のバンドは定量化し、両群でP-IRS1(Ser 307)/ IRS1比を求めた。グラフ は平均値±標準誤差で示している。(n=5)

*は有意差P<0.05を示す。

P-IRS1 (ser 307): total IRS1

136

Myogenic

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