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本章では、ETERNUSmgrの注意点について説明します。

Solaris OS, HP-UX, AIX, Linux, Windows®

版共通の注意事項

● 障害通知

- 管理者がETERNUSmgrから装置の障害の通知を受けた場合、ETERNUSmgrの装置状

態表示画面で該当する装置の故障部品を表示し状態を確認してください。その後、故障 部品の状態を富士通技術員までご連絡ください。

- ETERNUSmgrでは、アラーム情報の履歴HTMLファイルとログファイルを随時出力し

ます。それぞれの保存日数を大きく取りすぎた場合、または"0"を設定した場合、大量 のファイルが削除されないまま長期間残るおそれがありますので、管理者の方は適切な 管理を行ってください。

● ネットワーク環境

- LANケーブル接続不良や通信機器(ハブやルータなど)の故障によって、

ETERNUSmgrが稼働しているサーバ機がネットワークの障害を起こしている間は、

ポーリングやメールの送信が行えなくなります。この間、装置は障害監視されない状態 にあり、特にオフライン検出フラグ("DETECT_OFFLINE")が設定されていない場合、管 理者が故障に気づかないおそれがあります。オフライン検出フラグを必要に応じて有効

にし、ETERNUSmgrのログファイルを定期的に確認するよう注意してください(ログ

を採取する設定の場合だけ)。

- 装置に異常が発生し、装置やネットワークに負荷がかかっているなどの理由で、

ETERNUSmgrが応答できなくなることがあります。異常が発生した場合は、「第3章 起

動と停止」(P.40)を参照して、手動でETERNUSmgrを再起動してください。また、

ネットワーク上になんらかの問題があるおそれがありますので、再起動を行う前に、

ネットワーク環境の見直しを行う必要があります。

- ETERNUSmgrが稼働しているサーバ機のネットワークの設定ミスや、LAN経路上の

ハードウェア障害(LANケーブル接続不良や通信機器の故障など)の場合、ポーリング やメールの送信に著しく時間がかかり、定期的な装置の監視が行えなくなることがあり ます。特に、監視対象の装置の指定にIPアドレスではなくホスト名を指定し、複数の DNSサーバがネットワークに登録されているような場合では、ホスト名の解決を行うた めに外部ネットワークへの問い合わせを何度も行うことになります。それらの処理も正 常に行えないような場合、数分から数十分程度かかることもあります。

- ポーリングやメールの送信に著しく時間がかかる場合は、ネットワークの機器が正常に 動作しているか、ネットワークの設定は正しいか確認してください。

- 装置に異常が発生し、装置を再起動した場合は、ログファイルでETERNUSmgrからの ポーリングが成功していることを、必ず確認してください。装置を再起動したあと、し ばらくしてもポーリングが成功しない(ログファイルにログ情報が出力されない)場合、

「第3章起動と停止」(P.40)を参照して、手動でETERNUSmgrを再起動してください。

また、ETERNUSmgrを再起動したにも関わらず、ETERNUSmgrからのポーリングを装

置が受け付けなくなることがあります(ログファイルに、ポーリング失敗のログ情報が 出力され続ける)。その場合、ネットワーク障害などで、ETERNUSmgrからの装置監視 が機能していないおそれがありますので、富士通技術員まですみやかにご連絡ください。

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● 装置監視

- 装置を起動(または再起動)する際、ETERNUSmgrがすでに起動しており、装置の監 視を行っている状態の場合、装置が完全に稼働するまでの数分の間、メールおよびア ラーム履歴ファイルに装置の増設/減設を示すメッセージが出力されることがあります。

これは、装置が装置の構成を把握する際に出力される起動時特有のメッセージなので問 題はありません。

ドライブエンクロージャの増設メッセージの例:

"Increase Drive Enclosure # 12"

ドライブエンクロージャの減設メッセージの例:

"Decrease Drive Enclosure # 34"

- 複数の装置を監視する際に、誤って同じ内容の設定ファイルを複数記述した場合、同じ 装置を監視しようとしてETERNUSmgrがエラーメッセージを表示し停止することがあ ります。このような場合は、重複している設定ファイルを削除するか、設定ファイルを 正しい内容に修正してください。このとき、対象となる装置("TARGET_ADDR"パラ メーター)だけではなく、履歴ファイルの保存場所("HTML_ALARMFILE_PATH"パラ メーター)やログファイルの保存場所("LOGFILE_PATH"パラメーター)についても、

他の設定ファイルと重複しないよう修正してください。これらのパラメーターが重複し ていると、ETERNUSmgrは同一のディレクトリやファイルにログなどのデータを生成 します。

設定ファイルの修正方法については「第2章 環境設定」(P.15)を、ETERNUSmgrが出 力するエラーメッセージの内容やその対処方法については、『ETERNUSmgrユーザーガ イド 設定/保守編』を参照してください。

- 複数のETERNUSmgrから同一の装置に対して重複して監視するような設定をすると、

装置や回線に過重な負荷をかけるばかりか、場合によっては装置の誤作動を引き起こす こともありますので、同一装置を監視対象とする複数のETERNUSmgrを起動しないよ う十分ご注意ください(クラスタシステムで両ノードにETERNUSmgrをインストール した場合は除く)。

- ETERNUSmgrでは、装置の状態変化を検出するたびにメールを送信します。メールの

送信間隔をあまり小さくしすぎると、管理者へ大量のメールが送信される場合がありま すのでご注意ください。

● ETERNUSmgrとGRmgrの互換性

- ETERNUSmgrとV10L20以前のGRmgrとの互換性

ETERNUSmgrは、V10L20以前のバージョンのGRmgrと動作論理や各種データファ

イル、ログファイルなどの互換性がありません。V10L20以前のバージョンのGRmgr

からETERNUSmgrにアップグレードする際は、V10L20以前のバージョンのGRmgr

をアンインストールしたあとに、あらためてETERNUSmgrをインストールしてくだ さい。

また、設定ファイル("STX~.INI")についても、ETERNUSmgrをインストールし たディレクトリに生成されたものをご利用ください。

V10L20以前のバージョンの設定ファイルは、ETERNUSmgrと互換性がありません

ので、使用することはできません。

使用した場合、"Bad parameter(CODE 913)"エラーが発生し、装置の監視を行うこと ができません。

- ETERNUSmgrとV10L30以降( V10L30, V10L40, V10L50, V10L60)のGRmgrとの互 換性

ETERNUSmgrは、V10L30以降のGRmgrと動作論理や各種データファイル、ログ ファイルなどの互換性があります。

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ETERNUSmgrでは、GRmgr V10L30以降の設定ファイル("STX~.INI")をそのま ま使用することが可能です。ただしこの場合、以下の手順で操作を行ってください。

1 V10L30以降のGRmgrの設定ファイルを待避します。

2 V10L30以降のGRmgrをアンインストールします。

3 ETERNUSmgrをインストールします。

4 インストールされたETERNUSmgrの設定ファイルを消去します。

5 V10L30以降のGRmgrの設定ファイルを復元します。

また、このときETERNUSmgrをインストールするディレクトリおよびwwwファイル をインストールするディレクトリは、V10L30, V10L40, V10L50, V10L60で使用してい た も の と 同 一 で あ る 必 要 が あ り ま す。w w w フ ァ イ ル 上 に あ る ト ッ プ メ ニ ュ ー

("menu.htm")についても、V10L30, V10L40, V10L50, V10L60インストール後に編集 されている場合は設定ファイル同様に必要に応じて待避、復元することをお勧めしま す。

GRmgr V10L30の設定ファイルを使用する場合で、GRmgr V10L40からの新規機能 の1つであるオフライン検出機能を使用するには、設定ファイルの最後に以下のよう なオフライン検出フラグの記述を追加してください。

# Detect Offline status DETECT_OFFLINE = TRUE

GRmgr V10L30の設定ファイルを使用する場合で、GRmgr V10L40からのオフライ ン検出機能を使用しない場合、この記述は必要ありません。

オフライン検出フラグについては、「オフライン検出フラグ」(P.21)を参照してくだ さい。

● 設定ファイル

- ETERNUSmgrの設定ファイルのパラメーターで、TARGET_FLAGと実際の監視対象で

ある装置の種別は必ず同一のものとなるよう設定してください。異なる場合、

ETERNUSmgrは正常な監視が行えません。

TARGET_TYPEとTARGET_FLAGの設定内容が異なっていても、ETERNUSmgrの動 作には影響はありません。

TARGET_TYPEには任意の文字列を設定できますが、正しい装置種別("ETERNUS

DX410","ETERNUS DX440","ETERNUS DX8100","ETERNUS DX8400","ETERNUS DX8700","ETERNUS2000","ETERNUS4000","ETERNUS8000","ETERNUS3000","ETER NUS6000","GR710","GR720","GR730","GR740","GR820","GR840")のいずれかを設定さ れることを推奨いたします。TARGET_TYPEに記述された文字列は、メールで管理者に 通知する際、またアラーム履歴ファイル内に記録する際に使用されます。

- ETERNUSmgrの設定ファイルは、本書にて解説されているパラメーター以外は修正し

ないでください。また、インストール時に設定ファイル内に記述されているコメントや 空行を削除したり、パラメーター以外の記述を追加したりしないでください。これらの ことを行った場合、思わぬ不具合の原因になる場合や、将来ETERNUSmgrの更新

(アップグレード)が行えなくなることがあります。詳細については「第2章 環境設定」

(P.15)を参照してください。

● インストール/アンインストール

ETERNUSmgr のインストール、およびアンインストール方法については、各 OS 版の

『ETERNUSmgr インストールガイド』を参照してください。

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