*1)本船周辺
4.2 ERM と BRM の違い
能力要件表
・ リソースの配置
・ 任務及び優先順位決定
・ 効果的なコミュニケーション
・ 明確な意思表示とリーダーシップ
・ 状況認識力
・ チーム構成員の経験の活用及び
ERM
原則の理解リソース管理
乗組員管理
機器管理
情報管理
資格と資質に基づき適正に配置
運転管理・保守管理・運転保守記録の管理 船内情報の共有・情報記録・情報に対する 適正な理解と対応
一般財団法人 海技振興センター : 「エンジンルームリソースマネジメント」 より
画像出典:*1)「Engine Room Resource Management(ERM)」一般財団法人 海技振興センター
海技振興センターHPで動画公開 http://www.maritime-forum.jp/et/movie/Engine_room_japanese/index.html
教本公開http://www.maritime-forum.jp/et/pdf/h23_EngineRoomResourceManagement_japanese.pdf
機関部ミーティング
*1)
4.3 ERMとは?
94
ERMを構成する技能
/
要素 ERM原則コミュニケーション 明確な意思表示
リーダーシップ リソース
の任務 リソース
の配置
リソースの優
先順位決定 状況認識力
チーム構成員の経験の活用
管理
機器・設備 チーム
構成員 情報
リソース
:
管理対象能力要件表による
ERM
要件の相関図4.3 ERMとは?
出典:弊組合ロスプリベンションガイド 第35号「 安全について考える=ブリッジリソースマネジメントと機関室リソースマネジメント=」
95
【作業前ミーティング】
近年、作業前ミーティングは、当たり前のよう に行われるようになった。
このようなミーティングが行われる背景は、
機関部の人員構成が多国籍、多文化に変 化し、コミュニケーションの不足の恐れが挙 げられており、対策としてミーティングを通じ、
意思疎通、コミュニケーションを図り、安全か つ確実に作業を目指すものである。
それ以前は、機関部全員が集まった作業前 ミーティングを習慣的に行うことはあまりな かったようが、安全に対する法的な規制の 強化や安全意識の高まりによって、ツール ボックスミーティングと呼ばれる作業前ミー ティングが重視されてきた。
ミーティングでは、作業時間内容と時間割や 配置人数の確認に焦点が当てられがちにな るが。。。
船内は多国籍、多 文化の労働環境 作業前ミーティング
C/E 1/E 3/E
No.1
4.3 ERMとは?
96
【情報の共有】
それぞれの作業の機関運転への影響だけでなく、他 の作業との連携も認識しなければ、事故に発展する 恐れがある。
最初に、「手順書のみに頼って、いわゆる五感が働 かなったことで、海水ストレナの掃除というシンプル な作業でも、カバーがぶっ飛び事故に至る」ケースの 紹介とその対策について、操機長から3/Eへ注意喚 起があった。
次に、過去に他船で発生した、通常と異なる状態 や、調整後の情報共有欠落により生じた事故例
「①燃料系安全弁からの漏えい②ダイヤフラム板破 損 」を機関長が紹介し、改めて注意喚起した。
ERM
原則にある情報の共有が「運航」の場面ば かりでなく「保守・整備」の場面でも重要であること を全員に促した。これらは作業前ミーティングの効果だが、情報共有 は効果的なコミュニケーションがあって成り立つもの であり、これを理解することが重要。
No.1 ⇒ 3/E
海水ストレーナ掃除安全弁漏えい
ダイヤフラム板破損
C/E ⇒機関部全員
4.3 ERMとは?
情報共有