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撮影メニューをリセットして初期設定に戻します(
0144)。
ISO
感度(
074)と感度自動制御を設定します。
❚❚ 感度自動制御
撮影モード
P、
S、
A、
Mで使えます。感度自動制御機能は、設定した
ISO感度で適正露出 が得られない場合に、カメラが自動的に
ISO感度を変更する機能です。
撮影メニューのリセット
Gボタン➜C撮影メニューA 撮影メニューのリセットについて
撮影メニューの項目の他に、次の撮影時の設定も初期設定に戻ります。
項目 初期設定 0
フォーカスポイント 中央※ 62
プログラムシフト 解除 78
AE/AFロックボタンのホールド状態 解除 162
フォーカスモード
ファインダー撮影 AFサーボモード自動切り換え 57 ライブビュー/動画撮影 シングルAFサーボ 40 フラッシュモード
撮影モードi、k、p、n 通常発光オート
71 撮影モードo 通常発光オート+スローシャッター
撮影モードP、S、A、M 通常発光
露出補正 解除(0.0) 88
フラッシュ調光補正 解除(0.0) 90
ピクチャーコントロールの調整 解除 102
※[AFエリアモード]の[ファインダー撮影]が[e ](オートエリアAF)のときは、フォーカス ポイントは表示されません。
ISO 感度設定
Gボタン➜ C撮影メニューする
カメラが自動的にISO感度を変更します。フラッシュ撮影時も、フラッシュの光量が 適正になるように感度自動制御が機能します。
•制御上限感度と低速限界設定を設定してください。
しない [ISO感度](074)で設定したISO感度に固定されます。
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•
[する]にしたときは、
ISO感度の制御条件を設定してください。
[感度自動制御]を[する]にすると、インフォ画面に
ISO-A、 ファインダー内に
ISO-AUTOが表示されます。
•ISO-AUTO
マークが点灯している場合は、[
ISO感度]で設定した
ISO感度で撮影されます。
•ISO-AUTO
マークが点滅している場合は、設定した
ISO感度で は適正露出が得られないため、カメラが
ISO感度を変更してい ることを示しています。
制御上限 感度
ISO感度が高くなると、低いときに比べて多少ノイズ(ざ らつき、むら、すじ)が発生する場合があります。感度 自動制御で、ISO感度が高くなりすぎないように上限感度
(200〜Hi 2)を設定できます。ISO感度の下限は100にな ります。
低速限界 設定
撮影モードPまたはAで感度自動制御が働き始めるシャッ タースピード(1/2000〜1秒)を設定できます。ここで 選択したシャッタースピードでは露出不足となる場合 に、ISO感度を自動的に変更します。ただし、ISO感度を
[制御上限感度]まで上げても露出不足になる場合は、適 正露出を得るために、低速限界設定よりもさらにシャッ タースピードが低速になります。
D 感度自動制御についてのご注意
•ISO感度が高くなると、多少ノイズ(ざらつき、むら、すじ)が発生する場合があります。
•[ISO感度]で設定したISO感度よりも、[制御上限感度]で設定したISO感度が低い場合、[制御上限 感度]で設定したISO感度が優先されます。
•内蔵フラッシュ撮影時または別売スピードライトSB-900、SB-800、SB-600またはSB-400の装着時 にフラッシュモードをスローシャッターに設定していても、背景の明るさがより適正になるように感 度自動制御が機能してISO感度が自動的に上がり、シャッタースピードが低速にならないことがあり ます。
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[自動ゆがみ補正]を[する]にすると、広角レンズ使用時のた る型のゆがみや、望遠レンズ使用時の糸巻き型のゆがみを補正し て撮影します。
•
[自動ゆがみ補正]は、
Gタイプ・
Dタイプレンズを装着した場 合のみ機能します。ただし、
PCレンズ、フィッシュアイレン
ズ、その他一部のレンズを装着した場合は機能しません。また、対応レンズ以外を装 着した場合については、動作を保証しません。
•
[自動ゆがみ補正]が[する]の場合、シャッターをきってから、記録が始まるまで時 間がかかる場合があります。
•
ゆがみを大きく補正するほど、画像周辺部は切り取られます。
記録する画像の色空間を指定します。[
sRGB]色空間は画像調 整 を 行 わ ず に 再 生 や プ リ ン ト を す る 場 合 に 適 し て い ま す。
[
Adobe RGB]色空間は、[
sRGB]に比べて色域が広いため、
商業印刷に適しています。
自動ゆがみ補正
Gボタン ➜ C撮影メニューA 関連ページ
撮影した画像のゆがみを補正する →N[ゆがみ補正](0183)
色空間
Gボタン➜ C撮影メニューD 色空間についてのご注意
•カラーマネージメント機能を持たないアプリケーションで画像を開く場合、または印刷する場合に は、sRGB色空間をおすすめします。
•Adobe RGB色空間で記録したJPEG画像は、DCFオプション色空間に対応しています。DCFオプショ ン色空間に対応しているアプリケーションやプリンターの場合、自動的に正しい色空間が設定されま す。DCFオプション色空間に対応していないアプリケーションやプリンターの場合は、Adobe RGB色 空間に設定してください。詳細については、アプリケーションやプリンターの説明書をご覧ください。
•ExifPrint、市販のプリンターなどのダイレクトプリント、キオスク端末プリント、およびプリント サービスなどでプリントする場合、sRGB色空間をおすすめします。Adobe RGB色空間で記録する と、画像の彩度が低下することがあります。
A
ViewNX 2または
Capture NX 2をお使いの場合
付属のソフトウェアViewNX 2または別売のCapture NX 2をお使いになると、正しい色空間での処理 が自動的に行われます。
A 色空間とは
色を数値化して表現するときに、どの色にどの数値を対応させるかを定めたもので、「カラースペース」
ともいいます。
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撮影時に発生するノイズ(ざらつき、むら、すじ)を低減できます。
ノイズ低減
Gボタン➜C撮影メニューする
全てのISO感度でノイズ低減処理を行います。ISO感度を高くして撮影する場合に、特 に効果的です。
•次の場合は、ノイズ低減処理中にファインダー内に
l mが点滅します。この表示が消えるまで撮影はでき ません。また、ノイズ低減処理には、シャッタースピード と同等の時間がかかります。
-シャッタースピードが約8秒より低速の場合
-カメラ内部の温度が高い状態でISO感度が高い場合
しない ISO感度を高くして撮影する場合のみ、ノイズ低減処理を行います。この場合のノイ ズ低減効果は、[する]に設定したときよりも弱めになります。
D ノイズ低減についてのご注意
ノイズ低減処理中に電源をOFFにすると、処理は行われず、ノイズ低減処理を行う前の画像が保存さ れます。
内蔵 AF 補助光の照射
Gボタン➜C撮影メニューする
ファインダー撮影時、オートフォーカスでのピント合わせの際 に、次の条件が全て満たされたときに自動的にAF補助光を照射 します。
•被写体が暗い場合
•[フォーカスモード]が[AF-S]、または[AF-A]で自動的 に[AF-S]が選ばれた場合(057)
•[AFエリアモード]の[ファインダー撮影](060)が[c]
(シングルポイントAF)、[d](ダイナミックAF)、[f](3D-トラッキング(11点)) で中央のフォーカスポイントを選択した場合、または[e](オートエリアAF)の場合
AF補助光ランプ
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撮影モード
P、
S、
A、
Mで使えます。内蔵フラッシュの発光方式を設定できます。
内蔵フラッシュ発光
Gボタン➜C撮影メニュー1 TTLモード 内蔵フラッシュの光量は、撮影状況に応じて自動的に調節されます。
2 マニュアル発光モード
[Full](フル発光)の他、[1/2]〜[1/32]の
5段階の発光量を選べます。
•[Full](フル発光)に設定した場合、内蔵フ ラッシュのガイドナンバーは約13
(ISO 100・m、20℃)となります。
A フラッシュ調光補正マークの表示について
[マニュアル発光モード]にすると、フラッシュ使用時にインフォ画面と ファインダー内にYマークが点滅します。