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図47356号竪穴住居祉・357号竪穴実測図・356号竪穴住居杜.357.348号竪穴出土遺物実測図(1/50.1/4)
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1.(医病)病棟(軸)新営工事に伴う発掘調査(9901捌査地点)
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図48367号竪穴住居杜実測図・出土遺物実測図(1/50.1/4)
357竪穴(図47)
Ⅱ区の中央やや北東より、72号溝上に位置する。現状では、縦2.3m,横2.5m,深さ0.2mの浅い方 形の掘り込みの中に、縦約1.7m、最大幅約1.3mの楕円形を呈する掘り込みがある。主軸は北北東を 向いている。本遺構も、346号竪穴のように、住居*上としては狭小である。出土遺物は、中の掘り込 みからは土師器の坪・皿、移動式篭の庇部分が出土し(図47:203~205)、外の浅い部分から206の土
師器坪が出土した。
367号竪穴住居辻(図48)
Ⅱ区の南側中央に位置する。358号溝が住居杜の中央を貫く。しかしながら、本来あるはずの北側
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Ⅲ 本 荘 北 地 区 の 調 査
半分は検出できなかった。現状では縦約3.5m、幅約8mである。埋土を掘削すると、住居杜のよう な掘り込みとなったが、床と考えられる面は検出できず、遺物は基盤の砂岩ブロック状の層まで入り 込んだ状態であった。出土遺物は図48:207~212で、須恵器の坪蓋、坪、壷などが出土している。
<古代Ⅱ期の竪穴住居杜>
25号竪穴住居杜(図49)
I区の中央やや東寄り、2号溝と4号溝が交差する北東隅に位置する。古墳時代の80号竪穴住居杜 の西側を切っている。現状では縦3.0m、幅3.2m、深さは0.2mである。住居の主軸は北西からやや東
に振れている。住居杜の南西隅では篭の跡と考えられる焼土と遺物を検出した。また、住居杜の中央 には硬化した床面を確認した。出土遺物は図50:213~239で、土師器の坪、喪、須恵器の蓋坪の坪身、
坪、翌の口縁部が出土している。231は底部外面に「安」であろうか、墨書がある。225~227.229は
古式土師器の蕊の口縁であり、また須恵器の蓋にはかえしがつく時期の古いものがあるが、ほかの遺 物や住居杜の様子から、本住居杜は8世紀後葉~9世紀初頭の所産であろう。
114号竪穴住居杜(図32)
I区の中央やや東寄り、113号竪穴住居杜の北側に位置する。住居並の時期の関係上は113号竪穴住 居杜のほうが古く、114号竪穴住居杜が切る形となるが、113号住居杜のプランを確定し掘削した後に 114号住居杜を確認したため正確な範囲を把握することができなかった。また、撹乱もあり、全容は 不明である。西側では、本住居杜に伴う可能性がある竃の跡が検出された。住居杜の北西角付近で遺 物がまとまって出土した。図50:240~242を図化した。土師器蕊の口縁部と須恵器蓋坪の蓋である。
157号竪穴住居杜(図51)
Ⅱ区の北西隅に位置する。北側と西側が調査区外に延び、東側は排水管によって既に破壊を受けて いるため全体のプランは確認できなかった。現状では縦約5m、幅2.3m、深さは0.3mである。住居
の主軸は北を向く。床面には土師器や須恵器などの遺物が散在していたほか、硬化した床面も確認で きた。調査区の北側の壁に竃が露出していた。精査した結果支柱などが確認された。9世紀前半の設 営と考えられる。今回、北壁は検出されておらず調査区外へと遺構埋土は延びるようであるが、竃の 位置を考慮すると別の住居杜や遺構が重複していた可能性が考えられる。出土遺物は図51:243~266
である。土師器の蓋坪の蓋、坪、碗、皿、蕊、須恵器の蓋、坪で、古墳時代の遺物(259)が僅かに 混入している。250の底部には細い格子状のへラ記号があり、252の底部には判読できないが墨書があ
る。
258号竪穴住居杜(図52)
Ⅱ区のほぼ中央に位置する。北側には360号竪穴住居杜が隣接し、本遺構が切っている。また、500 号掘立柱建物に切られている。東側半分は破壊されており、現状は縦約3.6m、幅3.0m,深さは0.1m
程度である。住居の主軸は北からやや西に振れる。住居杜の中央部では、硬化した床面が確認された。
柱穴は不明である。古代の住居杜であり、竃が設置されていたと考えられるが、検出した範囲では確 認されなかった。500号掘立柱建物を切っており、時期は8世紀後半以降である。出土遺物は図52:
267~271である。土師器坪と蕊、須恵器坪である。269の坪の底部には、判読不明であるが、格子状 の細いへラ記号と墨書がある。
300号竪穴住居杜(図52)
I区とⅡ区の境、調査区北壁近くに位置する。現状で縦約2.9m,幅約2.9m、深さ約0.5mで、住居
並中央では、硬化した床が検出された。柱穴は検出されなかった。主軸は北を向く。住居杜の南東隅