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付縞Ⅱ郡元団地O−7区(福利厚生施設建設地)における発掘調査報告
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げている。
22は土師器の杯の底部である。高台は低く、少 し外へ踏ん張るような形態を呈する。
23〜25は古墳時代の土器である。23は、尭形
土器の底部である。脚は緩やかに外湾する。脚台
内面の上部にはハケ調整が明瞭に残っている。下 部はその後、ナデ消しているようである。断面に は脚と胴部の接合痕が認められる。24は蕊か壷の突帯である。突帯は断面台形状を呈するが、下端
部は突帯下に施したハケエ具の打ち込んだ跡が認 められる。25は財の口縁部である。端部は器壁が 細くなりなりながら、少し外湾する形態を呈する。
4c層(Fig.104〜107)
26.27.29は磁器の底部である。26は低く、
断面三角形を呈する高台である。27は見込み部分 を削りだし、高台を作り出している。内面には回 転ケズリの跡が低い段状をなしているのが認めら れる。29は高台を削り取って脚状を呈する。重ね 焼きをしたらしく、内面見込み部分も高台接地部 分と同じ形の粕のはぎ取られた跡が認められる。
30〜33.36〜42は陶器である。30は鉢の口縁 部で、端部は外湾している。胎土が磁器のようで もあるが、不透明な灰色を呈しているため、陶器 として扱った。31.32は皿の口縁部である。32 は粕がかなり風化して白濁している。33は鉢の口 縁部である。端部は少し外湾し、飴色の透明粕を 施している。36は短頚壷の口縁部である。端部は 短く直立し、肩部はかなり張る。端部は無粕であ る。37は備前焼の播り鉢の口縁部である。断面が 三角形様を呈し、内面には6条の沈線を施してい る。38は鉢の胴部であると考えられる。内面には 回転ケズリによる凹凸が著しい。外面は紬をたら して文様の効果を出している。39は鉢の底部であ る。平底で、底面からまっすぐ外開きに立ち上が る形態を呈する。外面に豆状の粘土が張り付いて いる。40.41は碗の底部である。40は断面台形 を呈する高台を持ち、外面は高台まで紬が垂れて いる。41は外面に縦方向の2本の沈線を胎土に彫 り込み、施紬して模様を成している。内面見込み に蛇の目が認められる。42は鉢の脚である。内面 は施紬されていたようであるが、風化のため白濁
している。
28.43〜47は染め付けである。28は碗の底部 で、外面には2条をl単位とした格子状の模様が 施されている。43.44は鉢の口縁部のようであ
6.遺物
る。43は内碗する口縁部で、端部は丸い。44は端
部が外湾する形態を呈する。45.46は小片のため 器種は不明だが、口縁部のようである。47は碗の見込み付近である。43から46は表面が黄色を帯
び、呉須の色合いも薄い。48は瓦器で火鉢か風炉のようである。外面の口 縁部直下にはスタンプによる菊花文が施されてい
る。49は素焼きのもので器種は不明である。少し
内碗気味に直立する口縁部で、端部上面は丸い。50は白磁碗の口縁部である。玉縁状を呈するも のである。
51から65は青磁である。51は外湾する口縁部 で、端部は丸く、粕が厚い。52は端部が外反する 口縁部で、碗である。53から55.58は碗の口縁 部である。外面に連弁の文様を施しているが、
54.55は退化した文様で、沈線のみである。
56.57は外面の口縁部直下に雷文を施している。
56は内面に横方向の沈線が一条認められる。57の 文様は内外面とも薄く、判別しにくいものである が、内面にも文様が認められる。59から62は碗の 体部である。59の外面には、10条の縦方向の文様 が施されている。61も外面に細い縦方向の文様を 施されている。60と62は連弁の文様を磁胎に彫り 込んで造り出している。63は碗の底部である。内 面見込みと外面に文様を施している。64〜66は底 部付近で、内面見込みに文様を施している。
34.35.67〜71は須恵器である。34は短頚壷 の口縁部である。35は尭の口縁部である。口唇部 は断面三角形を呈し、外湾する器形である。67.
68は壷の頚部である。69.70は杯の底部であ る。69は低く少し踏ん張るような形態を呈する高 台である。70は外面見込みに、ヘラ状の工具で線 刻されている。71は杯蓋の端部である。端部が下 方へ屈曲し、細く収まる形態を呈する。
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Fig.1064c層出土の遺物(3)S=1/3
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付細Ⅱ郡元団地O−7区(福利厚生施設建設地)における発掘調査報告
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