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付細Ⅱ郡元団地O−7区(福利厚生施設建設地)における発掘調査報告

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107

115

72〜97.102.103.110は土師器である。72 は皿である。高台は断面三角形を呈し、体部との 接合痕が断面に認められる。73〜76は杯の口縁部

であるo73は端部がわずかに外湾し、外面には低

い段を有する黒色土器である。74から76は少し内 湾して直立する口縁部である。76は内外面とも回 転ナデ調整の凹凸が認められる。外面は磨いてい

るようである。

77〜95.102.103.110は杯の底部である。

77は非常に低い高台を持ち、外面と内面に赤色顔 料を添付している。高台と体部との接合痕で剥離 している面があり、ハケ状の複数の沈線が体部に 施されている。78と84.86は底部が厚く、体部 の立ち上がりが底面より少し高い位置にある形態 を呈するものである。非常に磨滅している。86は 底面が少し上げ底になっているo79から83.84 は平底で、底面から体部へ立ち上がる形態を呈す るものである。79は内面に赤色顔料を添付してい る。83は磨滅のため、不明だが、そのほかは糸切 り底であるo87は少し外湾気味の高台である。,S8 は非常に磨滅しているが、低く、外に開く形態を 呈する高台である。89は断面三角形を呈する高台 を持つ。90は低く、小さい高台を持つが、内面見 込みは高台の直上がくぼんでいる。91.92.

102.103は高台が端部で欠損しているものであ る。92は体部と高台との接合面でも欠損してる部 分がある。102.103は底面見込み部分に回転ナ デがみとめられるo103の底面には、赤色顔料.が 添付され、また、胎土内に赤色の砂粒が非常に多

^o93は先端力珊く外開きの形態を呈する高い高 台で、体部との接合面で欠損している。94は低い 外開きの高台で、これも体部との接合面で欠損し ているo95は、端部を肥厚させ、踏ん張るような 形態を呈する高台で、接合面で欠損している。96

は杯蓋の端部である。屈曲部には内外面とも緩い

稜線を有し、端部は細くすぼむ形態を呈する。

97.110は杯である。両方とも平底で、底面から 体部へ少し外へ開きながら立ち上がる形態を呈す る。97は杯部の回転ナデの凹凸が明瞭である。底 面は回転へラ切りである。110は口縁部は直立 し、端部は細く収まる。底部と杯部の接合が断面 に認められる。

98〜101.104〜106は古墳時代の土器であ る。98.100.101.104.105は尭形土器で、

98.100は口縁部である。98は端部が少し外湾す るもの、100は直立する形態を呈するものであ る。101は突帯を有する胴部で、突帯は一部しか

6.避物

残存せず剥落した痕から判断すると、1条の絡縄 突帯で、1周めぐらした連結部をずらして、一部 2条の突帯にみえるものである。104は底部であ るが、非常にゆがんでおり、胴部の中心と底部内 面の中心がずれている。焼成も悪く、やわらか い。105は底部の脚で、端部を丸く収めている。

非常に磨滅している。

106は突帯を有する壷の胴部である。断面台形 の突帯で、丸く浅い刻み目を施している。

99.111は高坪である。99は少し外湾する形態 を呈し、端部が細い。口唇部のごく一部に赤色顔 料が付着している。111は脚の上部である。非常

に磨滅しているが、杯部との接合部分と考えられ る破片の上面に、一文字状の沈線が認められる。

郡元団地出土の古墳時代の高坪では、脚部と杯部 との接合面に刻線をいれたものが確認されてお り、これも同様なものである可能性がある。

112の器種は不明である。口縁端部が直立し、

丸い形態を呈する。

113〜117は弥生土器である。113〜115は謹形 土器の口縁部である。113は口縁部の端部であ る。細かい刻みが施されている。114は上面が水 平で、端部は丸く、粗雑なものである。磨滅も著 しい。115は上面が少し下向きの口縁部で、端部 はヨコナデによって平坦になっている。断面に接 合痕が認められる。116は中期の尭形土器で胴部 に櫛描きの波状文を施しているものである。3条 の沈線が1単位になっているようである。117は 斐形土器の充実した脚台である。破損した面から 外面にわたって赤色で、二次的加熱を受けている ようである。107〜109は平底の底部である。108 は胴部が比較的直立する形態を呈するものであ る。107.109は胴部が外開きの形態を呈するもの で、107は胴部へと開く位置が高く、109は底面か

ら開くものである。

118.119はフイゴの羽口である。筒状を呈する ようで、外面にはガラス質の付着物が認められ る。

120.121は土錘である。中膨らみの筒状を呈す る。120は途中で欠損してお

り、また、磨滅も著しい。

' 2 2 は 銃 弾 で あ る 。 先 端 が / ユ ー ョ 、 ,

丸 く 、 2 9 . 0 頁 を 測 る 。 1 2 3 0 5 c m は寛永通宝である。

4d層(FiK.108)W084d層出土の這 124は土師器の高台であ物S=1/3

ノ5ノ

付編Ⅱ郡元団地O−7区(福利厚生施設建設地)における発掘調査報告 る。ハの字に外へ開く形態を呈する。内外面とも

赤色顔料を添付している。

4e層(Fte.109)

125は磁器の皿の口縁部である。若干内湾気味 の口縁部で、大きな貫入が認められるo

l26は須恵器の喪の口縁部である。端部は断面 三角形を呈し、外湾する形態を呈する。

127〜129は土師器である。127と128は口縁部 で、外反する形態を呈し、端部を丸く収めるもの である。128.129は黒色土器で、内面が黒く、

磨いている。129は底部で、高台は太く、少し外 へ開く形態を呈する。

130は壷の突帯である。突帯は細い断面三角形 を呈し、先端に小さな刻みを施している。131は 小型の壷の頚部から肩部の部分である。頚部に1 条突帯をめぐらし、細長い刻み目を斜めに施して いる。内面には粘土の接合線が認められる。

132は土錘である。少し中膨らみの筒状を呈す る。端部に紐ずれのようなくぼみが認められる。

(4)5層出土の遺物

5層は5a層・5b層・5c層に分かれるが、

遺物の量は5b層出土のものが多かった。また、

ここで説明できる遺物は5a・5b層のみであ る。

5a層(Fig.110)

133.134は陶器である。133は鉢の口縁部で、

若干内湾する形態を呈する。134は上面が水平 で、直立する口縁部である。

ン'−弓扇

127

135は瓦質のもので、器種は不明である。口縁 部のようである。

136は須恵器の蕊の口縁部である。口縁端部を 欠損しているが、断面三角形を呈し、外湾する形 態を呈す。

137〜139は土師器である。137は杯の口縁部 で、端部が細く、内湾する形態を呈する。外面は 回転へラミガキによって、縞状に磨かれた痕が 残っている。138.139は底部で、断面三角形の 低い高台を有する。139は見込み部を同心円上に 磨いている。

140〜150は弥生時代終末期から古墳時代の土 器である。141は斐形土器の胴部で、絡縄突帯を 有する。144は喪形土器の胴部の下部である。

142.143は尭形土器の胴部から底部部分であ るo142は胴部の径に比べて、脚台の付け根の径 が小さく、脚台内面上部がゆるやかに湾曲してい る。145は小型の蕊か鉢の底部である。径が小さ く、低い脚台であるo146〜149は壷形土器であ る。146.147は肩部付近の三角突帯が施されて いる。148と149は底部である。148は底部が厚 く、平底状を呈する。149は平底で、底面から外 開きに胴部へ立ち上がる形態を呈する。外面に粘 土帯の接合線が認められる。140と150は高坪の 杯部である。140は口縁部で、端部が若干外湾す るものである。外面に赤色顔料が添付されてい るo150は杯部の屈曲部である。緩やかに屈曲

し、少し反り気味に立ち上がる形態を呈する。

5b層(Fig.lll‑112)

151〜155は須恵器である。151は蕊の口縁部で ある。端部は丸く、内面がくぼんでいる。151〜

126

アー三国三コ 〃

129

、雪。門皇、伽

一 。

132

Fig.1094e層出土の遺物S=1/3

ノ52

6.遺物

一61|

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133

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134

141

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