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97GROOVE(グルーブ)グループ

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ソングの偶数拍のノートの発音タイミングを変えたり、強弱を変え たりしてサウンドにノリ(グルーブ感)を付ける機能です。

このグルーブ感を作り出すために、 S U 7 0 0 には3 つの方法

(TIMING、VELOCITY、GATETIME)が用意されています。

グルーブグループでは、NOTE部に RESOLUTION= と表示さ れ、データエントリーダイアルでグルーブのグリッド(レゾリュー ション)を設定します。ここで設定したグリッドの音符で数えて偶数 拍(裏拍)にあたるサンプルデータを後ろに移動します。

RESOLUTION= の設定はTIMING、VELOCITY、GATETIMEと もに共通ですが、TIMINGの設定画面においてのみ変更できます。

グルーブにおける偶数拍の検出について

COMPOSED LOOPおよびFREEトラックでは、設定したグリッ ドの音符でシーケンスデータ上をスキャンし、偶数拍にあるノート オンを処理の対象とします。

ノートオンの位置が偶数拍のジャストの位置からずれていても、グ リッドの音符の±50%の範囲のノートオンを処理の対象とし、現 在のノートオンの位置を基準としてグルーブの処理が施されます。

* MASTERおよびAUDIO INトラックには、効果はありません。

GROOVE

グルーブのグリッドの設定範囲( RESOLUTION= )

オフ 消灯

32分音符

16分音符(初期設定)

8分音符 4分音符

・RESOLUTION=  (4分音符)に設定した場合

偶数拍

この3つのノートオンが グルーブ処理の対象になる

偶数拍 偶数拍 偶数拍

ここにはノートオン がないのでグルーブ 処理はされない グリッド音符の±50%の範囲なら 処理の対象となる

・RESOLUTION= (8分音符)  に設定した場合

偶数拍

この5つのノートオンがグルーブ処理の対象になる それ以外の偶数拍の位置にはノートオンがないので処 理はされない

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LOOPトラックでは、まず設定したグリッド音符単位でフレーズサ ンプルを分割します。これにより、フレーズサンプルはグリッド音 符のタイミングでノートオン−オフするサンプルの集合となりま す。

小節数とBPMはサンプリングした際に自動的に割り出されているの で、グリッドの音符を指定するだけでアナログの音楽信号を音符単 位に切り分けることができるのです。

この分割されたフレーズサンプルで、偶数拍にあたるフレーズ断片 を対象としてグルーブの処理が施されます。

* L O O Pトラックに関しては、3 つのグルーブ 設定(T I M I N G 、 VELOCITY、GATETIME)のいずれの場合も、このグリッド単位に 分割されたフレーズを対象としてグルーブのための処理が施され ます。

● TIMING(グルーブタイミング)

【設定範囲】 -100〜+100

【初期設定値】 +000

シーケンスデータ上の、偶数拍のノートオン(発音)位置を遅らせ ることでグルーブ感を作り出す機能です。

LOOPトラックと、COMPOSED LOOPおよびFREEトラック とで内部処理が異なります。

《LOOP トラック》

グリッド音符単位に分割したフレーズサンプルの、偶数拍にあた るフレーズ断片のノートオン(発音)位置をずらすことでグルーブ 感を作り出します。

グルーブの程度は、 GRV TIMING=(グルーブ率)で設定しま す。設定ノブを右(時計)方向に回すと設定値は+(プラス)方向に 増加し、偶数拍のノートオン位置が後ろにずれます。これによっ て音が切れて、はねるような感じになります。偶数拍がすでに後 ろにずれている波形の時は、−(マイナス)の値を設定することで ジャストの位置に調整することができます。

《COMPOSED LOOP、FREE トラック》

シーケンスデータ上の、偶数拍のサンプルのノートオン(発音)位 置をずらすことでグルーブ感を作り出します。

GRV TIMING=(グルーブ率)の内容はLOOPトラックと同様で す。ただし、グルーブ率に−(マイナス)の設定はできません。

GROOVE

START POINT

END POINT 0 0.5 1.0 1.5 2.0 2.5 3.0 3.5 4.0 例) START-END POINT間=4秒、2小節、BPM

q

=120の

フレーズサンプルにRESOLUTION=  (4分音符)を設定し た場合

フレーズサンプルは8分割され、4分音符単位でノートオン されるサンプルの連続となる。

このうち偶数拍にあるサンプル断片がグルーブ処理の対象 となる。

これらの4つのサンプル断片が グルーブ処理の対象になる

偶数拍

(秒)

フレーズサンプル

START POINT

END POINT

サンプル断片が後ろへずれ、

この部分の音が切れる

サンプル断片が後ろへずれる

(NOTE ASSIGN=MULTIのと きは重なる)

偶数拍

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● VELOCITY(グルーブベロシティ)

【設定範囲】 -100〜+100

【初期設定値】 +000

設定したグリッド音符の偶数拍にあたるサンプル(フレーズ断片)

のベロシティを変更することでグルーブ感を作り出します。

設定ノブを右(時計)方向に回すと設定値は+(プラス)方向に増加 し、偶数拍のベロシティに設定値が加算されます。−(マイナス)

に設定すると、偶数拍のベロシティから設定値が減算されます

(トータルベロシティの下限は0)。+000では元のベロシティの ままとなります。

LFO (エルエフオー) グループ

LFOを使うと、音量や音程、フィルターなどを周期的に変化させる ことができます。

* MASTERおよびAUDIO INトラックには、効果はありません。

LFO波形は、トラックごとに以下の4タイプから選ぶことができま す。(→TRACK SET/SETUP/LFO WAVE : P. 111)

・SAW DOWN(右下がりの鋸状波) : 初期設定

・SAW UP(右上がりの鋸状波)

・TRIANGLE(三角波)

・SQUARE(矩形波)

● SPEED(LFOスピード)

【設定範囲】 000〜127

【初期設定値】 025

LFOの変化の速さ(周波数)を設定します。

設定ノブを右(時計)方向に回すほど変化のスピードが速くなりま す。000に設定するとLFOは効果しなくなります。

偶数拍のサンプルのゲートタイムが長くなる 偶数拍

・GATETIMEを+の値に設定した場合

・元のデータ

● GATETIME(グルーブゲートタイム)

【設定範囲】 -100〜+100

【初期設定値】 +000

設定したグリッド音符の偶数拍にあたるサンプル(フレーズ断片)

のゲートタイムを変更することでグルーブ感を作り出します。

設定ノブを右(時計)方向に回すと設定値は+(プラス)方向に増加 し、偶数拍のゲートタイムが長くなります。−(マイナス)の設定 は、偶数拍のゲートタイムを短くします。+000では元のゲート タイムのままとなります。

● AMP(LFOアンプデプス)

【設定範囲】 000〜127

【初期設定値】 000

LFOで音量を周期的に変化させる設定です。

設定ノブを右(時計)方向に回すほど音量の変化幅が大きくなりま す。000に設定するとLFOによる音量変化はなくなります。

● FILTER(LFOフィルターデプス)

【設定範囲】 000〜127

【初期設定値】 000

LFOでフィルターのカットオフ周波数を周期的に変化させる設定 です。

設定ノブを右(時計)方向に回すほど周波数の変化幅が大きくなりま す。000に設定するとLFOによるフィルター効果はありません。

● PITCH(LFOピッチデプス)

【設定範囲】 000〜127

【初期設定値】 000

LFOで音程(ピッチ)を周期的に変化させる設定です。

SOUND/PITCH(→P. 95)で設定されたピッチの設定を中心と して高低に変化させます。

設定ノブを右(時計)方向に回すほどピッチの変化幅が大きくなり ます。000に設定するとLFOによるピッチ変化はなくなります。

LFO

偶数拍のベロシティ値が大きくなる 偶数拍

・VELOCITYを+の値に設定した場合

・元のデータ

・LFO SPEED=小さい値の場合

・LFO SPEED=大きい値の場合 変化

時間

変化

時間

100

EQ (イコライザー) グループ

SU700には、トラックごとに独立した2バンドイコライザーが装 備されています。

ここでは、そのゲイン(GAIN)とカットオフ周波数(FREQ)を設定 します。

● HI GAIN(EQハイゲイン)

【設定範囲】 -64〜+63

【初期設定値】 +00

高域調整用イコライザーのゲインを設定します。

設定ノブを右(時計)方向に回すと、隣の[HI FREQ]ボタンで設定 した中心周波数付近から上の帯域(全体)の音量レベルが上がり、

高域が強調されます。左方向に回すと中心周波数付近から上の帯 域(全体)の音量レベルが下がり、高域が目立たなくなります。

● HI FREQ(EQハイフリケンシー)

【設定範囲】 500〜16k (Hz)

【初期設定値】 10k (Hz)

高域調整用イコライザーの中心周波数を設定します。

設定ノブを右(時計)方向に回すと、隣の[HI GAIN]ボタンでコン トロールされる周波数の中心がより高域に移動します。左方向に 回すと周波数の中心は低域方向に移動します。

● LO GAIN(EQローゲイン)

【設定範囲】 -64〜+63

【初期設定値】 +00

低域調整用イコライザーのゲインを設定します。

設定ノブを右(時計)方向に回すと、隣の[LO FREQ]ボタンで設 定した中心周波数付近から下の帯域(全体)の音量レベルが上が り、低域が強調されます。左方向に回すと中心周波数付近から下 の帯域(全体)の音量レベルが下がり、低域が目立たなくなりま す。

● LO FREQ(EQローフリケンシー)

【設定範囲】 32〜2.0k (Hz)

【初期設定値】 80 (Hz)

低域調整用イコライザーの中心周波数を設定します。

設定ノブを右(時計)方向に回すと、隣の[LO GAIN]ボタンでコ ントロールされる周波数の中心が高域方向に移動します。左方向 に回すと周波数の中心はより低域側に移動します。

EQ

サンプル

周波数 中心周波数

・EQ HIの場合

GAINを+の値に設定した場合

サンプル

周波数 中心周波数

GAINを−の値に設定した場合

サンプル

中心周波数 周波数

・EQ LOの場合

GAINを+の値に設定した場合

サンプル

中心周波数 周波数 GAINを−の値に設定した場合

ドキュメント内 2 (2)-5 (ページ 97-101)