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ソング再生時のテクニック

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ソング再生時のテクニック

ソングを再生する際にさまざまなテクニックを駆使することで、バリエーション豊かに展開させることができます。

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前項『自分でソングを作ってみよう!』で各トラックにサンプリングしたオーディオデータ(Track 79〜92)は、

いすれも同じ付属オーディオCDのTrack 1〜78のソースを加工して作成したものです。

この項では、それらの元ソースをサンプリングし、エフェクトをかけたりイコライザーやフィルターを設定してサ ンプルの音作りをし、ソングを作成しましょう。

トラックの構成

トラックバンク 1のすべてのトラックを使います。

すべて付属オーディオCD(SU700 Sampling Audio)からサンプリングします。

それぞれ、前項『自分でソングを作ってみよう!』で使用したソース(Track 79〜92)の、加工前の元ソースをサンプリングします。

前項『自分でソングを作ってみよう!』では、2つのバンクを使用してFREE1〜4トラックに合計8つのサンプルを用意しましたが、今回 は1バンク4つのサンプルだけを使用します。2つの音色設定をシーンボタンにメモリーし、ソング中でシーンを切り替えることで合計 8つの音色のサンプルを使用します。

・LOOP1 ... 使用ソース:Track 14-2 (Dear John B (Wet)-102 bpm)

ドラムパターン用ループトラックです。

アンプシミュレーターをかけ、イコライザーで低域を強調して使います。

・LOOP2 ... 使用ソース:Track 77-5 (Jumping Jaks)

ベース用ループトラックです。

サンプルを時間軸に長く引き伸ばし、ピッチを下げてバンドパスフィルターをかけ、ウネリを感じ させるベースサウンドにします。

・COMPOSED LOOP1 ... 使用ソース:Track 75-1 (Lo Note Rezo C2)

16小節のループで鳴らすベース音用トラックです。

ピッチを上げ、ローパスフィルターとディレイをかけて使います。

・COMPOSED LOOP2 ... 使用ソース:Track 75-1 (Lo Note Rezo C2)

16小節のループで鳴らすベース音用トラックです。

COMPOSED LOOP1トラックで作成したサンプルをコピーし、ピッチだけを変えて使います。

・COMPOSED LOOP3 ... 使用ソース:Track 45-1 (*Harp Gliss Down)

16小節のループで鳴らす効果音用トラックです。

サンプルのピッチを上げ、LFO、フィルター、エフェクトをかけて音作りします。

・COMPOSED LOOP4 ... 使用ソース:Track 45-13 (*Radiator)

32小節のループで鳴らす効果音用トラックです。

サンプルのピッチを下げ、LFO、フィルター、エフェクトをかけて音作りします。

・FREE1 ... 使用ソース:Track 64-1 (*Japaneez Rev)

16小節以上の長さを持つサンプルにします。

2種類の音色設定を作り、ソングブロックによって使い分けます。

・FREE2 ... 使用ソース:Track 58-10 (*Dance Hall)

・FREE3 ... 使用ソース:Track 9-1 (Hooper Looper A-88 bpm)

・FREE4 ... 使用ソース:Track 5-6 (Dry Relaxed Loop-97 bpm)

ソング中で効果音やドラム、フィルとして鳴らします。イントロおよびエンディング部では、リボ ンコントローラーを使ってスクラッチ再生します。

FREE1トラックと同様、2種類の音色設定を作り、ソングブロックによって使い分けます。

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ソングの設計図

ソングの展開

ソングブロックは、前項『自分でソングを作ってみよう!』と同じ10ブロックの構成にします。

表中太字の個所が前項『自分でソングを作ってみよう!』と異なる部分です。

MEASURE ブロック 内      容

001 イントロA FREE1〜4トラックは、音色タイプBの音色設定を使います。

FREE1トラックはイントロAの頭からイントロBの終わりまで鳴らし続けます。

FREE2〜4トラックもイントロA〜Bの間、リボンコントローラーで自由にスクラッチ再生します。

009 イントロB FREE1〜4トラックはイントロA部に引き続き、音色タイプBの音色設定を使って演奏します。

COMPOSED LOOP1、2トラックのベース音のループ再生をイントロB部の頭から開始します。

023 ブレイク 2小節間、全トラックをミュートします。

ここでFREE1〜4トラック用の音色設定をイントロとは別のもの(音色タイプA)に切り替えます。

025 セクションA LOOP1、2トラックをセクションA部の頭からループ再生開始します。

COMPOSED LOOP1、2トラックのベース音もセクションA部の頭から再生開始します。

FREE1トラックはセクションA部の頭から約2小節鳴らします。

FREE2〜4トラックはセクションA部の途中で鳴らします。

041 セクションB COMPOSED LOOP3、4トラックもセクションB部の頭から再生開始します。

それ以外はセクションA部と同じ内容です。全トラックを鳴らします。

057 セクションC LOOP1、2トラックをセクションC部の頭からミュートします。

COMPOSED LOOP1〜4トラックはセクションB部から引き続き鳴らし続けます。

セクションC部の頭で、FREE1〜4トラック用の音色設定をイントロ部と同じもの(音色タイプB)に 切り替え、FREE1トラック、FREE2〜4トラックともイントロA部と同じ内容で演奏します。

071 セクションD COMPOSED LOOP1、2トラックをセクションD部の頭からミュートします。

COMPOSED LOOP3、4とFREE1〜4トラックはセクションC部に引き続き演奏します。

073 セクションE セクションE部の頭で、FREE1〜4トラック用の音色設定をまた音色タイプAに切り替えます。

LOOP1、2とCOMPOSED LOOP1、2トラックのミュートを解除し、全トラックを鳴らします。

セクションB部(16小節)と同じ内容を2回(32小節)繰り返します。

105 エンディングA エンディングA部の頭で、LOOP1、2とCOMPOSED LOOP3、4トラックをミュートし、FREE1

〜4トラック用の音色設定を再び音色タイプBに切り替えます。

イントロB部と同じ構成でFREE1〜4トラックを演奏します。

121 エンディングB エンディングA部の頭でCOMPOSED LOOP1、2トラックをミュートし、FREE1〜4トラックだ けを鳴らします。

イントロA部と同じ構成でFREE1〜4トラックを演奏します。

130 最後はFREE1トラックが130小節目位まで鳴り続けて終わります。

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LOOP1トラックの作業

LOOP1トラックの作業

サンプリングの前に!

ソング作成の際は、十分なメモリーを確保しておくことが大切です。デモソングをロードした場合や前項で作成したソングがある場 合は、電源を入れ直してメモリーの中を空にしてから、以下のソング作成作業に入ってください。

サンプリング

LOOP1トラックに、付属オーディオCDのTrack 14-2 : Dear John B (Wet)-102 bpm(ドラムフレーズ)の最後の1小節をサン プリングします。

・ サンプリングの手順は、前項『自分でソングを作ってみよう!』の P. 40と同様です。

・ サンプリングのグレードは 44K  16BIT  MONO L とします。

トラックの編集 (無限ループフレーズの作成)

LOOP1トラックのサンプルのスタート/エンドポイントを調整し て、無限ループを作成します。

・ ループフレーズ作成の手順は、前項『自分でソングを作ってみよ う!』のP. 42と同様です。

サンプルの音作り

サンプルに対して、ピッチを変えて再生したり、イコライザーやエ フェクトをかけたり、再生のタイミング(アタック、リリース、レン グス)を変えたりして、サンプルの音色や鳴り方を変えることができ ます。

KNOB FUNCTIONボタンのうち、GROOVEグループ以外のボタ ンのパラメーターについては、その変化をパッドで確認することが できます。シーケンサーに録音する前に、何度でも試しながら細か い音作りができます。

● エフェクトを設定する

まず、[EFFECT 1]ボタンにアサインされているアンプシミュレー ターエフェクトをかけましょう。アンプシミュレーターエフェクト は、ギターアンプに入力して鳴らした時のような効果が得られま す。

【操作手順】

1. EFFECTグループの[EFFECT 1]ボタンを押します。

EFFECT 1に設定されているエフェクトタイプ AMP SIM が表示されます。

この例では、[EFFECT 1]に初期設定で設定されているアンプ シミュレーターをそのまま使いましたが、43種類のエフェク トタイプから好みのエフェクトを選び、そのパラメーターを自 由に設定して使うことができます。エフェクトの設定方法につ いては、『エフェクトの設定』(→P. 72)をご覧ください。

2. アンプシミュレーターエフェクトはシステムエフェクト(→

P. 102)なので、トラックごとにエフェクトのかかり具合 を設定ノブで設定します。

LOOP1トラックの設定ノブを回して AMP SIM=040 に 設定します。このとき、パッドを押すとモニターすること ができます。

LOOP1 トラックの 設定ノブで設定する

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LOOP1トラックの作業

● イコライザー(EQ)を設定する

次に、EQグループの[LO GAIN]ボタン機能を使って、低域のボ リュームを上げましょう。

【操作手順】

1. EQグループの[LO GAIN]ボタンを押します。

2. ディスプレイには EQ LO GAIN =+00 と表示されます。

この状態でLOOP1トラックの設定ノブを回して EQ LO GAIN =+25 に設定します。このとき、パッドを押すとモ ニターすることができます。

LOOP1トラック 各トラックのLO GAIN設定の表示 LOOP1トラックの LO GAIN設定値

● ピッチを設定する

サンプルの再生ピッチ(音程)を上げます。

【操作手順】

1. SOUNDグループの[PITCH]ボタンを押します。

2. LOOP2トラックの設定ノブを回して PITCH =+003 に 設定します。

● フィルターレゾナンスを設定する

フィルターレゾナンスを上げて倍音を強調します。

【操作手順】

1. FILTERグループの[RESONANCE]ボタンを押します。

2. LOOP2トラックの設定ノブを回して RESONANCE =000 に設定します。

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LOOP2トラックの作業

サンプリング

LOOP2トラックに、付属オーディオCDのTrack 77-5 : Jump-ing Jaksをサンプリングします。

・ サンプリングの手順は、前項『自分でソングを作ってみよう!』の P. 40と同様です。

・ サンプリングのグレードは 22K  8BIT  MONO L とします。

トラックの編集 (無限ループフレーズの作成)

LOOP2トラックもLOOP1トラックと同様、無限ループ再生され るトラックです。サンプルのスタート/エンドポイントを調整して、

ソングに合った無限ループを作成します。

・ ループフレーズ作成の手順は、前項『自分でソングを作ってみよ う!』のP. 42と同様です。

サンプルの音作り

● バンドパスフィルターをかける

LOOP2のサンプルにはバンドパスフィルターを使って音作りをしま す。FILTERグループで使うフィルターのタイプは初期設定ではローパ スフィルター(LPF)に設定されているので、はじめにこれをバンドパス フィルター(BPF)に変えてから[CUTOFF]と[RESONANCE]を設定 します。

【操作手順】

1.[T R A C K   S E T ]ボタンを押し た後、上から2 番目の

[FILTER TYPE]ボタンを押します。

LOOP1トラックの作業 2. ディスプレイには FILTER TYPE=LPF(初期設定)と表示

されます。

データエントリーダイアルを回して FILTER TYPE=BPF を選び、[OK]ボタンを押します。

これでフィルタータイプにBPFが設定されました。

ドキュメント内 2 (2)-5 (ページ 60-65)