整理番号 01 宇都宮市小学校教育研究会情報メディア教育部会
(1) 授業等におけるICTの活用に関すること
○ これまで整備されていたプロジェクターは学校の整備台数が少なく利用しにくかったが,デ ジタルテレビが全教室に導入されたことで利用しやすくなった。
○ デジタルテレビに,実物投影機やデジタルカメラを接続し,先生が視覚的に手順を示して説 明したり,子どもたちがノートを写して発表したりでき,効果のある部分で活用が広がってい る。
○ デジタルテレビに,SDカードを直接差し込んで画像を提示することができ,授業での教材 提示などに便利に利用している。
△ 教員用パソコンの教室での教材提示利用もすすめているが,職員室から利用の度に移動し教 室で接続し直して利用することはたいへんである。
(2) 児童生徒の情報活用能力や情報モラルに関すること
○ 市として情報モラルの年間指導計画を示したことで,やるべき内容が明らかになり,それを ベースに児童の実態に合わせて指導を行いやすくなった。先生方も,必要性を感じている。
△ 保護者や児童は,パソコンやインターネットの操作ができれば「情報活用能力」が身につい ていると考えているのではないか。教員は,単なる操作ではなく問題を解決していくために必 要な力として「情報活用能力」をとらえているのだろう。
△ 情報モラルは,思いやりの心といえる。児童は,頭ではわかったつもりになっているが,実 際の行動につながらないということがありがちである。
△ 情報モラルに関して,大人も身につけていかなくてはならない内容もある。
(3) ICT環境整備に関すること
△ 実物投影機は,日常的に授業での活用が可能なので各教室に常備されていることが望ましい。
△ 教室でデジタル教科書を利用するためには,デジタルテレビにすぐ映し出して利用できるよ う教室用のパソコンが整備されていることが望ましい。
△ テレビ会議システムやテレビ電話のような仕組みを整備し,地域学校園内において子どもた ちの交流や教職員の連絡などに利用できるようになるとよい。
(4) 校務の効率化に関すること
○ 「教育情報システム」と「SA@SCHOOL」が,同時にログイン出るよう連携したこと で利用しやすくなっている。
○ 「SA@SCHOOL」の[職員会議]機能を利用し,印刷する資料と印刷しない資料とを 分け,紙による印刷を減らしている。
○ 日常の文書については,職員室に設置してあるファイルサーバを先生方がもっと活用するこ とで,整理していければよい。
△ 「学習情報システム」については,機能としてできることとそうでないことがある。ソフト
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の完成度がもっと高いとよい。また,印刷で用紙を無駄にしないためにコツが必要である。
△ これまで印刷して配られていたものや印刷業者に作成依頼をしておいたものを,学校で印刷 するようになったことから,プリンタの消耗品費が多く発生するようになっているが,消耗品 の予算の削減がすすんでいるため困っている。
△ 週案などの電子化も望まれるところである。
(5) 学校ホームページに関すること
△ 子どもたちの母親は,パソコンよりも携帯を情報伝達のツールとして利用しているものと考 えられる。緊急時の情報発信としては,携帯向けにホームページを開設するなどして行うこと が有効であろう。
(6) 学校への支援に関すること
○ 困った時に,教育センターからSEにより遠隔操作で確認したり対応したりできるしくみが あることはたいへんにありがたい。
△ さまざまな機器やソフトが,多くの先生が利用できるような状況になっているので,ちょっ とした不明な点や不具合への対応を気安く問い合わせることができるヘルプデスクが設置され るとよい。
(7) その他
△ 技術的にもICT機器についても,教育センターはこれから先のものを調査・研究してほし い。先の技術を実験・研究的に試行することで,今後の方向を検討していってほしい。
△ 全ての教員がICTを活用できるようにするため,ICT活用指導力が十分でない教員への 研修に力を入れていることも分かるが,ICTを率先して活用する校内のリーダーを育ててい くようなことも進めていってほしい。
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整理番号 02 宇都宮市中学校教育研究会情報教育部会
(1) 授業等におけるICTの活用に関すること
○ 職員室から教室にパソコンを持ち運んで授業に利用する職員が増えてきた。
△ 実物投影機,普通教室用パソコン,電子黒板の3点については,特に今後,全体に広めて教 育を行っていく必要がある。
(2) 児童生徒の情報活用能力や情報モラルに関すること
△ 子どもたちの学校日誌やスタンダードダイアリーなどの電子化を図っていくことが望まれる。
ただし,子どもたちが文字を書く文化はきちんと残していかなくてはいけない。
(3) ICT環境整備に関すること
△ タブレット型コンピュータや携帯型ゲーム機などの新しい機器について,モデル校を設定す るなどして,将来の普通教室等での活用の方法などを研究していくとよいのではないか。その 際は,当該校への追加の人的配置も行い,教材開発もしながら進めていくべきである。
△ タブレット型コンピュータや携帯型ゲーム機などの機器は,2~3年で販売価格が半額程 度になっていくだろう。ICT機器に関しては,メーカーやネットワーク業者とタイアッ プするなどして協力関係を結ぶことにより,無償で提供を受けることもできるのではない か。
(4) 校務の効率化に関すること
△ 校務の効率化に関しては,これまでに,先生がシステムに自ら入力するようなものはできて きている。今後は,教員がいちいち入力しなくても生徒の出欠がシステムに反映されるような,
自動化された仕組みを考えていく必要があるのではないか。
(5) 学校ホームページに関すること
△ 現在,学校は必要な情報をパソコンで発信するとともに,「紙」で情報を配布している。実際,
保護者は家庭においては思ったほどパソコンによるインターネットへのアクセスをおこなって いないようだ。そのため,ホームページから学校の通知などの文書を取り出したいとは,あま り思っていないのではないか。将来的には,タブレット型コンピュータや携帯端末などから,
学校ホームページや必要な情報へアクセスするようになってくるのではないか。
(6) 学校への支援に関すること
△ 先生はソフトやハードの専門家ではないので,パソコンをみんなが授業や校務に利用するよ うになると,常駐とまでいかなくてもよいが支援員が学校に来てサポートしてくれるとICT をより活用しやすい。
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整理番号 03 宇都宮市公立小中学校事務職員研究会
(1) 授業等におけるICTの活用に関すること
△ 台数の多いデジタルカメラはかなり多く利用されているが,他のICT機器の利用頻度は低 い。各学校3台程度配備の実物投影機は,使用する人が固定化していく傾向がある。新しい機 器については,授業者本人が皆スキルを身につけられるようにしていくべきである。
(2) 児童生徒の情報活用能力や情報モラルに関すること
△ 情報モラルについては,教える側の,知識・スキルに差が大きく,指導方法がよく分からな い教員もいるのでは。指導にあたっては,薬物乱用防止教育のように,専門的知識を有する専 門家の派遣を求めていくようなことも考えられるのではないか。
(3) ICT環境整備に関すること
△ まず,デジタルテレビ,実物投影機など,今あるものの操作方法を教員みんなが理解し活用 していくことが必要である。その上で,台数限られていて一部の学級でしか使えない実物投影 機などは,みんなが使えるように台数を増やすべきである。
(4) 校務の効率化に関すること
○ 「教育情報システム」は,メールにファイルを添付して送ることができて便利である。
○ 「学校事務システム」は運用マニュアルがきちんと整備されていて分かりやすく,事務の効 率化が図れるとともにミスが減っている。
○ 「学習情報システム」は,一斉に利用が開始されたことにより,学校を異動しても同じよう にシステムを利用することができるようになったことがよい。
△ 「教育情報システム」の学校代表メールと「SA@SCHOOL」掲示板への掲示内容につ いては,文書受入の管理をすべき文書以外に,……担当宛という文書が多くきており,担当者 が開いて処理すべきものではないものを処理している状況がある。学校での文書受入処理がし やすいよう,運用の基準を整理してほしい。
△ 「教育情報システム」の代表メールや掲示板の学校代表あて文書は,一般教員が開封するこ とは少なく,校内で決まった職員がまとめて開封し紙に印刷して供覧という利用方法をとる学 校が多い。要回答文書であると,記入用紙を一度印刷して内容を確認し,回答を記入したもの を印刷し直して決裁を受けるなど,同じ文書を2回印刷するようなことになっている。
△ 各担当者が個々に自分の係あての文書の開封,処理をという体制にした場合は,文書処理に 落ちや漏れが発生してしまうケースがあった。
△ 要回答文書は,一括してシステム上管理され,今月の要回答文書一覧などにより,回答状況 が把握できるようなシステムになるとよい。
△ 校務情報化で先進した取り組みをしている上越市であっても,各学校への文書は最終的には 紙で保存されている。日々の文書の受け入れ事務に2時間もかかるので,「教育情報システム」
上で,文書処理簿を実現させ,紙ではなく電子ベースで必要な年限の保存が可能となるように できないか。