医師事務作業 補助体制加算
地域の急性期医療を担う保険医療機関(特定機能病院を除く。)において、病院勤務医の負担の軽減及び処遇の改 善に対する体制を確保することを目的として、医師、医療関係職員、事務職員等との間での業務の役割分担を推進し、
「医師事務作業補助者」を配置している体制を評価 (平成26年度改定で医師事務作業補助体制加算1を新設)
算定対象 病床数
一般病床の届出病床数に精神病床(精神科救急入院料、精神科急性期治療病棟入院料1、精神科救急・合併症入 院料算定病床)の届出病床数を加えた数
算定方法
病院勤務医の負担の軽減及び処遇の改善を図るための医師事務作業補助体制その他の事項の 施設基準に適合し地方厚生局長等に届け出た医療機関の入院患者の所定点数に加算
医師事務作業 補助体制加算
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施設基準 ( 以下のいずれかの要件を満たすこと ) 入院初日
1 15対1補助体制加算 +860点 +810点
・第三次救 急医療機関
・小児救急 医療機関
・総合周産 期母子医療 センター
年間の緊急入院患者数
800名 2 20対1補助体制加算 +648点 +610点 以上
3 25対1補助体制加算 +520点 +490点
・災害拠点病院
・へき地医療拠 点病院
・地域医療支援 病院
200名 以上
年間の全身麻酔の手術件数
800件 4 30対1補助体制加算 +435点 +410点 以上
5 40対1補助体制加算 +350点 +330点 6 50対1補助体制加算 +270点 +255点
100名 7 75対1補助体制加算 +190点 +180点 以上
8 100対1補助体制加算 +143点 +138点
算定上の 留意点
・業務の延べ勤務時間の80%以上を病棟又は外来(スタッフル-ムや会議室等を含む)において行うことを要件とし た医師事務作業補助体制加算1を平成26年度改定で新設(従来の医師事務作業補助体制加算を2とする)
・急性期医療を担う病院で、看護職員を医師事務作業補助者として届出不可
・医師の事務作業を補助する体制がそれぞれの加算に応じて整備されていること
・病院勤務医の負担の軽減及び処遇の改善に資する体制を整備していること
医師事務作業補助体制加算は、地域の急性期医療を担う保険医療機関(特定機能病院を 除く)で、病院勤務医の負担の軽減及び処遇の改善に対する体制の確保を目的に、医師、
医療関係職員、事務職員等との間での業務の役割分担を推進し、「医師事務作業補助者」
を配置している体制を評価したものです。
平成24年度改定では、より医師事務作業補助者の人数配置や救急医療の実施状況に応じ たきめ細かい評価とするため、30 対1、40 対1 の評価が新設され、50 対1 補助体制加算 は年間の緊急入院患者数が100 名以上の実績を有する病院でも算定することが可能となり ました。
精神科救急医療に携わる医師の負担軽減の推進を図るため、精神科救急医療に特化した 精神科救急入院料、精神科急性期治療病棟入院料1、精神科救急・合併症入院料の算定病
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棟は、平成24年度改定で医師事務作業補助体制加算を算定することが可能となりました。
上記の病院勤務医の負担の軽減及び処遇の改善を図るための医師事務作業補助体制その 他の事項の施設基準に適合し地方厚生局長等に届け出た医療機関では、一般病床の届出病 床数に精神病床(精神科救急入院料、精神科急性期治療病棟入院料1、精神科救急・合併 症入院料の算定病床)の届出病床数を加えた数に対する「医師事務作業補助者」の配置数 に応じて、入院患者の所定点数に加算することができます。
ただし、医師事務作業補助体制加算を算定するためには第三次救急医療機関や地域医療 支援病院等に該当しなければ年間の緊急入院患者数の実績(100名以上)が必要となります。
平成26年度改定では、医師事務作業補助者の配置による効果を勘案し、医師事務作業補 助者の延べ勤務時間数の8割以上の時間において、医師事務作業補助の事務が病棟又は外来 において行われている場合を評価した医師事務作業補助体制加算1が新設され、評価が引 上げられました。ただし、医療従事者として勤務している看護職員を医師事務作業補助者 として配置することはできません。
病棟とは入院医療を行っている区域が、外来とは外来医療を行っている区域が該当し、
スタッフルームや会議室等も含まれます。ただし、医師が診療や事務作業等を目的として 立ち入ることがない診断書作成のための部屋及び医事課等の事務室や医局に勤務している 場合は、当該時間に組み込むことはできません。
従前の医師事務作業補助体制加算については、看護職員を医師事務作業補助者として届 出することは不可とした上で、医師事務作業補助体制加算2となりました。
緊急入院患者数や医師事務作業補助者の業務・勤務場所・研修は、以下の通りです。
精神看護関連領域の適切な研修
1.国及び医療関係団体等が主催する研修
(6ヶ月以上・600時間以上の研修期間で、修了証が交付されるもの)
2.精神看護関連領域に係る専門的な知識・技術を有する看護師の養成を目的とした研修 3.次の内容を含む講義及び演習
1) 精神看護関連領域に必要な理論及び保健医療福祉制度等の概要 2) 精神症状の病因・病態、治療
3) 精神看護関連領域における倫理的課題と対応方法 4) 精神看護関連領域に関するアセスメントと援助技術 5) 患者・家族の支援、関係調整
6) ケアの連携体制の構築(他職種・他機関との連携、社会資源の活用)
7) ストレスマネジメント 8) コンサルテーション方法
4.実習により、事例に基づくアセスメントと精神看護関連領域に必要な看護実践を含むもの
現時点では、以下のいずれかの研修である。
① 日本看護協会認定看護師教育課程「認知症看護」の研修
②日本看護協会が認定している看護系大学院の「老人看護」及び「精神看護」の専門看護師 教育課程
③日本精神科看護技術協会が認定している「精神科認定看護師」
ただし、③については認定証が発行されている者に限る。
(厚労省保険局医療課事務連絡:平成24年3月30日疑義解釈資料)
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医師事務作業補助者
勤務場所
研 修
病棟における業務以外にも、医師の指示に基づく医師の事務作業補助 を行う限り、外来における業務や診断書作成のための部屋等の勤務も可
新たに配置してから6か月間は研修期間として、業務内容について必要 な以下の研修( 6か月の研修期間内に32時間以上の研修)を行う。
業 務
医師・歯科医師の指示の下に、診断書などの文書作成補助、診療記録 への代行入力、医療の質向上のための事務作業(診療に関するデータ 整理、院内がん登録等の統計・調査、医師の教育や臨床研修のカンファ レンスのための準備作業等)並びに行政上の業務(救急医療情報システ ムへの入力、感染症サーベイランス事業に係る入力等)への対応
ア 医師法、医療法、薬事法、健康保険法等の関連法規の概要 イ 個人情報の保護に関する事項
ウ 当該医療機関で提供される一般的な医療内容及び各配置 部門における医療内容や用語等
エ 診療録等の記載・管理及び代筆、代行入力
オ 電子カルテシステム(オーダリングシステムを含む。)
(15)患者サポート体制充実加算
患者サポート 体制充実加算
医療従事者と患者との対話を促進するため、患者又はその家族等に対する相談窓口の設置 など、患者サポート体制を充実させるための具体的な対応策をあらかじめ準備し、患者の不 安の解消に積極的に取り組んでいる医療機関の支援体制を評価
算定方法
施設基準に適合し地方厚生(支)局長に届け出た医療機関の入院 基本料(特別入院基本料等を除く)、特定入院料又は短期滞在手 術基本料の算定病棟の入院患者に入院期間中1回に限り算定
+70点/入院初日
施設基準
①病院内に患者又はその家族からの疾病に関する医学的な質問並びに生活上及び入院上 の不安等、様々な相談に対応する窓口を設置
②相談に対応する窓口は専任の医師、看護師、薬剤師、社会福祉士又はその他医療有資 格者等が当該保険医療機関の標榜時間内に常時1名以上配置され、患者等からの相談に 対し相談内容に応じた適切な職種が対応できる体制を整備
③相談に対応する窓口の職員は医療関係団体等が実施する医療対話仲介者の養成を目的 とした研修を修了していることが望ましい
④患者等に対する支援体制を整備
・患者支援の取組の評価等を行うカンファランスを週1回程度開催
・患者等から相談を受けた場合の対応体制及び報告体制をマニュアルとして整備
・対応した患者等の相談件数・相談内容、相談後の取扱い、患者支援に関する実績を記録
・医療安全管理対策委員会と十分に連携し、その状況を記録
・当該保険医療機関の見えやすい場所に「相談窓口」の設置や患者支援のため実施してい る取組を掲示し、入院時に文書で「相談窓口」について説明を行う
留意事項
・相談に対応する窓口は医療安全対策加算に規定する窓口と兼用であっても可
・入院期間が通算される再入院の初日やがん診療連携拠点病院加算を算定している場合は 算定不可
・公益財団法人日本医療機能評価機構等、第三者の評価を受けていることが望ましい