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5 サポートの制限事項

ドキュメント内 EMC NetWorkerとVMwareリリース8.2統合ガイド (ページ 116-147)

NetWorker 8.1 SP1におけるvSphere 5.5のサポートには次の制限事項があります。

転送モードで「NBDSSL」を使用する場合、断続的にVADPバックアップが失敗し ます。失敗後にバックアップを再実行すると、バックアップは正常に完了しま す。バックアップの失敗を防ぐには、バックアップ転送モードに

「NBDSSL|NBD」を使用します。このモードが指定されていると、NBDSSLが失敗 した場合にバックアップがNBDモードで続行されます。

転送モード 117

NBD転送モードを使用する場合は、同時にバックアップするクライアントは最大 でも4台までを推奨します。NBD転送モードを使用して4台より多いVADPクラ イアントを同時にバックアップすると、バックアップが次のメッセージで失敗し ます。「NBD転送モードの5台より多いクライアントの並列バックアップで、構 成ファイルがダウンロードできません。」

転送モード

VADPプロキシ ホストでは、イメージ レベル リカバリの高度な転送モードがサポー トされています。バックアップまたはリカバリ中に、構成されたネットワーク転送 モードに以下の値を設定できます。

SAN(ストレージ エリア ネットワーク): このモードを選択すると、仮想インフ

ラストラクチャ上のバックアップに関連するCPU、メモリ、I/Oロードが完全に オフロードされます。データがSANまたはiSCSI LUNから直接読み込まれるとこ ろでは、バックアップI/Oは完全にオフロードされます。

SANモードでは、SANアクセスがある物理プロキシが必要であり、VMは、ファ イバ チャネルまたはiSCSIベースのストレージでホストされる必要があります。

対応するVMFSボリュームは、VADPプロキシ ホストのMicrosoft Windowsディ スク管理スナップインで認識可能である必要があります。

hotadd: このモードでは、バックアップ関連のI/Oは、SCSIのhotaddテクノロ ジーを使用して、ESX I/Oスタック経由で内部的に発生します。これにより、

NBD/NBDSSLよりもバックアップI/Oレートが高くなります。ただし、このモー

ドを選択すると、バックアップに関連するCPU、メモリ、I/Oロードは、VADP プロキシをホストするESXに配置されます。

Hotaddモードでは仮想プロキシが必要であり、仮想プロキシをホストするESX

は、VMがホストされるすべてのデータストアへのアクセス権が必要です。した がって、データストアがSAN/iSCSI/NFSであり、VADPプロキシが存在するESX サーバとVMがホストされるESXサーバが異なる場合は、以下のようになり ます。

• SAN LUNの場合、プロキシをホストするESXとVMをホストするESXは、同

じファブリック ゾーンの一部である必要があります。

• iSCSI LUNの場合、プロキシをホストするESXとVMをホストするESXは、同

じiSCSIベースのストレージ ターゲットに対して構成される必要があります。

• NFSデータストアの場合、プロキシをホストするESXとVMをホストするESX は、同じNFSマウント ポイントに対して構成される必要があります。

NBD(ネットワーク ブロック デバイス): このモードでは、CPU、メモリ、I/O

ロードは、本番VMをホストするESXに直接配置されます。これは、バックアッ プ データをネットワーク上で同じESX経由で移動してプロキシに到達する必要 があるためです。NBDモードは、物理または仮想プロキシのどちらでも使用で き、すべてのストレージ タイプをサポートします。

NBDSSL(Network Block Device with SSL): NBDSSL転送モードは、ネットワーク 経由で転送されるデータが暗号化されるという点を除き、NBDと同じです。し たがって、SLLの暗号化/復号化によるVADPホストへの負荷の追加によって、

NBDSSLモードでのデータ転送は速度が遅く、より多くのCPUを使用します。

NBDSSLモードを使用したVMのリカバリについては、146ページの「NBDSSL、

SANまたはHotadd転送モードを使用するVMのリカバリ」を参照してください。

パイプ記号「|」を使用することで、VADPプロキシ ホストで使用される転送モード を複数設定できます(例:san|nbd|nbdssl)。

デフォルトでは、NetWorker Userプログラムの転送モード フィールドは空欄です。

リカバリで使用する転送モードを1つ指定します。

転送モードの詳細については、119ページの「タスク1: VADPプロキシ ホストと

Hypervisorリソースの構成」を参照してください。転送モードの概要を表124ペー

ジの「アプリケーション情報の値」に示します。

CBT (更新ブロック追跡)

Virtual Hardware 7をホストするESX 4.0以降で実行中のVMは、変更されたディスク セクタを追跡できます。この機能は、CBT(更新ブロック追跡)と呼ばれます。

仮想マシン(VM)では、仮想ディスク ブロックの変更履歴がVM外部の仮想化レイ ヤーから追跡されます。バックアップを実行すると、NetWorkerがCBTを活用して前 回のバックアップから変更のあったファイルをすばやく特定し、それらのファイル のみをバックアップします。

VMでCBTが有効になっていることを確認するか、134ページの「タスク4: CBT

(更新ブロック追跡)の構成」の手順に従ってCBTを有効にします。

独立した永続ディスクはバックアップ対象外

VADPでは、独立した永続ディスクのバックアップ/リカバリはサポートしません。

バックアップ中にこのようなディスクがNetWorkerにより検出された場合、バック アップはスキップされ、これらのディスクがスキップされたことを示すメッセージ が記録されます。独立した永続ディスクを使用する場合は、従来のNetWorkerスタ イルのバックアップを使用して、独立した永続ディスク上のデータをVM内にイン ストールされたバックアップ クライアント経由で保護する必要があります。

構成オプション

VADPバックアップ用のNetWorkerクライアントを構成する場合、2つのオプション があります。Client Backup Configuration Wizardを使用して自動的に構成する方法と、

[クライアントのプロパティ]ウィンドウを使用して手動で行う方法です。

Client Backup Configuration Wizardを使用する場合は、119ページの「Client Backup Configuration Wizardを使用してVADPプロキシ ホストおよびHypervisor リソースを自動的に構成する」を参照してください。

[クライアントのプロパティ]ウィンドウを使用する場合は、122ページの

「nsradminを使用したVADPプロキシ ホストとHypervisorリソースの構成」を参 照してください。

タスク1: VADPプロキシ ホストとHypervisorリソースの構成 119

タスク 1 : VADP プロキシ ホストと Hypervisor リソースの構成

VADPプロキシ ホストのバックアップは必要ありません。ただし、仮想クライアント を構成する前に、VADPプロキシ ホスト用にNetWorkerクライアントを構成する必要 があります。VADPプロキシNetWorkerクライアントは、VADPバックアップ/リカ バリ オペレーション時にVMクライアントによって参照されます。

以下のいずれかの方法を使用して、VADPプロキシ ホストのNetWorkerクライアント を作成することができます。

119ページの「Client Backup Configuration Wizardを使用してVADPプロキシ ホスト

およびHypervisorリソースを自動的に構成する」

122ページの「nsradminを使用したVADPプロキシ ホストとHypervisorリソースの 構成」

注: VADPプロキシ ホストをNetWorkerサーバーにはできません。また、同じVADP プロキシ ホストの複数のクライアント インスタンスがNetWorkerサーバに存在する 場合、すべてのインスタンスにVADPに関する同じアプリケーション情報属性が設定 されるようにします。アプリケーション情報属性をすべてのVADPプロキシ クライ アント インスタンスに手動でコピーします。ただし、仮想プロキシを使用するとき は、保護されている他のVMのテンプレートをコピーすることでは作成できないこ とに注意してください。

Client Backup Configuration Wizard を使用して VADP プロキシ ホストおよび Hypervisor リソースを自動的に構成する

Client Backup Configuration Wizardを使用してVADPプロキシ ホスト用のNetWorker クライアントを作成するには、次の手順で行います。

1. [Administration]ウィンドウで、[Configuration]をクリックします。

2. 展開した左側のペインで、[クライアント]を右クリックして、[クライアント バックアップ構成]>[新規]を選択します。

[クライアントの名前とタイプの指定]ページが表示されます(次の図を参照)。

図45 クライアントの名前とタイプの指定

3. ホスト マシンの名前を[クライアント名]フィールドに入力し、[VMwareプロ キシ ホスト]を選択して、[次へ]をクリックします。

4. プロキシ ホストと関連づけられているvCenterサーバが存在する場合はそれを選 択します。存在しない場合は次のようにします。

a.[vCenter]セクションで、[新規]をクリックして新しいHypervisorリソース を作成します。

b.[vCenter]フィールドで、vCenter Serverのホスト名を指定します。

注: サポートされるvCenterサーバの数に制限はありません。ただし、各

vCenterサーバをHypervisorリソース内に作成し、環境内の適切なプロキシ

(1つまたは複数)と関連づける必要があります。

c.[ユーザー名とパスワード]フィールドに、バックアップ、スナップショッ ト、新しいVMの登録/作成を実行する権限のあるアカウントのユーザー名 とパスワードを入力します。

ユーザーにvCenterサーバに対する管理権限がない場合は、131ページの「タ

スク3: vCenterでのVADPユーザー ロールの作成」のセクションにある手順

ドキュメント内 EMC NetWorkerとVMwareリリース8.2統合ガイド (ページ 116-147)

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