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「 269 90°/。

2010年

447

90.49%

20114巨 592

91.08%

2012年

746 89.880/0

(中和農信 の小 ロロー ン項 目年度報告

‑2008〜

2012よ り筆者作成)

従業員数はます ます増加 し、

91%以

上の従業員 は高校卒業後、地元の貧 困農民に知 識や技術 な どを提供す る支援活動 を行 つてきた。

以下、具体的な中和農信 の項 目について紹介 してお こ う。遼寧省 の萌芦 島市建 昌県 では、自然災害が原因で農業生産が減少 し、非常な深刻 な貧 困地域 になつた。胡〃ヒを 植 える栽植産業が 当地域での主産業である。また、萌芦島市付属の興城市 に も貧 困地 域があ り、そ こでは主に果樹 を植 える栽植産業 と養豚業 な どが主要産業 となつてい る。

地元の小 ロロー ンは無抵 当で、

4軒

あるいは

5軒

の農家が連帯保証す るなか、貸付員 が情報 を確認 した後 に、約

8000元

(約 13500円)の貸 し付 けを行 つてきた。融資 を得 た農家は、貸付資金 と農業技術支援 を通 じて、栽植産業や養豚業 をテ コ入れ して利潤 を獲得 し、無理 のない形で借金 を返済す るとともに、その後 もまた持続可能 な発展 を 維持す ることがで きるよ うになつてい る。栽植産業 を広 く行 えば 自然環境 も改善で き る とあつて、貸付資金 も増加 の傾 向にある。

中和農信 のサー ビス提供

2003年

か ら舞耳作物科学 とい う会社 と中和農信 は協力 して、貧 困地域の農家に小 日 ロー ンを提供 しつつ、農業研修班や農業技術 も支援 して きた。例 えば、「5・ 12」 四川 大 地震 の被災地域 に対 して、再建 のための小 ロロー ンを提供す るとともに、医療保険な ど専門技術 を有す る舞耳集 団は、動物健康や農作物方面の知識 を提供 して きた。この ことは、被災地域 の人々が従来、乏 しい医療環境 のなかで健康 を重視せず 、衛生健康 に対 して十分な関心を払わなかつた ことを改善す るのに大 きな効果 をもつた。まず は、

被災地域 の人 々に病気 を予防 し健康状態 を改善す るために、知識 を伝達 して当地 の人 び と自らが健康 を重視す るよ うに計 らってい く。そ して、被災地域 の医者 たちを訓練 養成す るために、物質 と知識 、技術 の支援 を提供 して、医療水準 を高めてい く。 この

よ うに して、被災地域の健康意識改善にかかわることが らを広 く実施 していつた。

2009年

、舞耳作物科学会社 と中和農信 を再び協力 して、河北省 のある貧 困農村部 に 小 ロロー ンを貸 し付 けなが ら、

 

トマ ト病 虫害問題 に対す る訓練班 を設置 した。従来、

当地の農業技術 と知識が不足す るなか、病虫害で トマ トが被害を受 け、よく減産 した。

これ に対 して、舞耳作物科学会社 の研究員 は当地 に行つて トマ トを植 える環境な どを 調べ、被害 を受 けた トマ トを抜 き取 り検査 した りした。そ して、解決のための対策 を

練るなかで、トマ トの植え方などを調整したり病虫害を予防したりして、こうした技 術や知識を当地の農家に伝えていった。この結果、当地の農業問題は基本的な解決を みたのであった。

教育方面サ‐ ビスの支援

2008年

、中和農信 は中国貧 困基金会の新長城項 目と協力 して、取引先 の貧 困農家 の 子供 に奨学金 を援助 し、

2011年

までに計

200軒

の子供 の就学 を支援 した。

も う一つ重要な事業 として、貧 困農家 自身の能力 を高 めることを通 じて、生活水準 を向上 させ 、子供たちの就学問題 を解決す ることである。例 えば、遼寧省新賓満族 自 治県下囲子村での貧 困農家周氏 は、きの こ栽培 を希望 して、中和農信か ら資金融資 を 得た。きの この植 え方 は中和農信 が紹介 した専門家か ら指導 を受 けた。 この結果 、周 氏はきの こ栽培 を通 じて、二人 の子供の学費 を支払 えるよ うになった。

さらに、中和農信 は 自社 で中和基金会 を設立 し、地元の従業員や取引先 の貧困地域 や貧 困家庭 のために利用 してきた。寄付金は政府 、社会組織 、企業、中和農信 とその 従業員か ら集 め、農村教育や 医療支援 な どで使用 してきた。

医療方面サー ビスの支援

中和農信 は各地方の情況 に合 わせて、また流行病 が多 く発生す る季節 に合わせ て、

敵機 的に健康講座 を実施 してい る。そ して、地元の病院や連合会 な どと協力 して、衛 生知識 を普及 させ 、またフィッ トネスを通 じて地元 の人々の健康水準の向上 に努 めて い る。

さらに、中和農信基金会 は、地元 の貧 困農家の医療 と福祉 の支援 を行 つている。 ま た、中和農信 は地元従業員 に医療保険、失業保険、養老保 険、生命保 険な どを給付 し、

毎年健康診断の身体検査 も実施 してい る。

金融方面サー ビスの支援

2009年

、中和農信 は商業会社 と社会組織 と協力 して、各貧 困項 目に該 当す る地方 で、

貧 困農家 に対す る金融知識普及 と財務管理諮 問のサー ビスを提供 した。資料編集 と現 場交流 の形式 を通 じて、貧 困農家での資金 の合理的使用や保険意識 の育成 な ど、家庭 経済の持続可能 な発展 を育成す るために、いろいろな金融サー ビス研修班 な どを設 立

した。

例 えば

2009年

か ら、中和農信 は貸付 の取引先 に商業保 険サー ビスを行 つてい る。

これ は、取 引先が予期せ ぬ形で労働能力 を失 つた りあるいは死亡 した りした場合 に、

残 つた償還金が保険会社 か ら返済 され るサー ビスな どである。こ うした金融方面での サー ビス支援 は貧困農家取引先の信用意識 を高めることに もつなが る。

貸付の情況

グループ貸付 は数家の農家が連合 して連帯保証す るなかで貸 し付 けが行 われ る。貸 表

3‑10 2009年

2010年

貸付の形式

2009 2010

グループ貸付

94%

91.8%

個人貸付

6% 8.2%

(2009年と

2010年

中和農信 の小 ロロー ン項 目年度報告デー タよ り筆者 作成)

付金は多数の場合、農業生産な どに使用 され、経営再建を通 じて経済水準向上が図 ら れる。個人貸付では貸付金の多数が農家の住宅修理など、その生活水準向上に利用 さ れ る。

(2009年中和農信 の小 ロロー ン項 目年度報告

:2009年

中和農信の貸付要素か ら筆者 作 成)

貧 困農家が小 ロロー ンを受 け られ るよ う、中和農信は特殊 な対策 を制定 した。例 え ば、優遇利率つま り銀行の利子 よ り高い利率を設 定す る一方で無抵 当 とし、かつ五軒 の農家 による連帯保証制 を設定 した。この ことを通 じて、農業技術支援サー ビスを受 けるための手続 きが金融機 関 よ りも簡易 になつた。結果的 に、非貧 困農家 の貸 し付 け 可能性 が下がつた。また、伝統金融機 関の よ うな貸付手続 きの複雑 さや非効率 さを回 避す ることを通 じて、弱者層 の 自立支援 を実現す ることができるよ うになつた。

表 卜

11 

中和農信、農村信用社、郵政銀行の貸付情況の比較

中和農信 農村信用社 郵政銀行

保証要求 他人の信用保証 政府 、会社、他人の 信用保証

公職者 の保証 貸付金額(元) 5000‑‑50000

(82000‑‑820000円 )

20000以下 (330000円 以 下)

20000以下 (330000円 以 下)

利 率

8.8%

基準利率 基準禾

1率

貸付期間

3年

以内

3年

以内

5年

以内

返済方式 毎月同額元利償還 毎3ヶ月利息償還 貸付期 間の最後一

度元金償還

前3ヶ月間利息償

4ヶ 月 日か ら毎月 同 額元利償還

3‑12 

農村信用社貸付利率表 と郵政銀行貸付利 率

期 間

農村信用社 郵政銀行

6ヶ

月 以 下 6.1%

5。 6%

6ヶ月

‑1年

6.56%

6%

1年

‑3年

6.650/0

6.15%

3年

‑5年

6。 90% 6。

4%

5年

以上

7.05% 6.55%

(2012年農村信用社貸付利率表 と郵政銀行貸付利 率か ら筆者作成)

3‑13 2008年 ‑2012年

の貸付金 の限度額 一九

円 2008 一九 円

九一

円 2010 2011 2012

0‑‑2000 (0‑33000)

10% 1‑2999 (16‑49000)

7% 1‑4999 (16‑82000)

9.63% 7.30% 2%

2001,4000 (33000‑

65000)

52°/0 3000‑5999 (49000‑

98000)

310/O 5000‑7999 (82000‑

131000)

55.400/O

12.37%

5%

4001‐9000 (65000「

147000)

30% 6000■7999 (98000■

131000)

38°/o 8000‑10000 (131000, 164000)

14.950/0 59.2% 46°/0

9001‑10000 (147000‑

164000)

7% 8000‑10000 (131ooo―

164000)

19°/o 10001‑30000 (164000「

491000)

15.02% 19.510/0 400/0

10001‑20000 (164000‑

327000)

9% 10001‑30000 (164000‑

491000)

5% 30001‑50000 (491000‑

818000)

3.840/O 1.470/O 6%

50000以上 (818000以 上)

1.16%

0.13% 1%

(中和農信の小 ロロー ン項 目年度報告

‑2008〜

2012よ り筆者作成)

9に

よる と、最初の

2008年

は貸付金額

2万

円以下で、2000‑4000元の貸付金が一 番多 く、貧 困扶助項 目は一律で種類 と取引先数 も少 な くて、貸付金額 も低 い傾向にあ った。その後、中和農信 が中国各地で広 く展開す る とともに、貧 困支援項 目が多様化

し、取 引先数 も増加 、貸付金の限度額 も上昇 してきた。

中和農信 と農村人民公社

1958年

か ら中国の農村協同組合 な ど集 団組織 が集 まって農村人民公社 を結成 し、全 国に広 く展開 した。それは、集 団経済 として生産 し、経済 の発展 を 目指す なかで農 民 の貧 困状態 を脱 しよ うとす るものであった。

1962年

以降、農村組織 を改革 して農村 協 同組合か ら農村人民公社 を設立 し、集 団労働力 を通 じた農業生産 を行つて きた。それ か らの

20年

で約

99%の

農家がカロ入 し、農村人民公社 は農業生産 と農村経済の発展 に 全面的な影響 を持つに至った。 しか し、平均分配 の制度 は、農業生産の 自主性 と生産 力 を減退 させ た。1978年には農村人民公社は崩壊 し、

1984年

に終結 した。 こ うした 農村人民公社 と中和農信 について比較す る と以下の よ うになる。

3,14 

農村人民公社 と中和農信 の相違点

比較点 農村人民公社 中和農信

(2012)

前 身 農村協 同組合 中国貧 困扶助基金会か らの小 ロロ ー ン貧 困扶助項 目

主 体

農村人民公社 中和農信項 目管理有 限会社

対 象

農業、農村 、農民 農業、農村、農 民

目的

農民の貧 困か らの脱 出 農 民の貧 困か らの脱 出

発 展 工業化国の支援

農業か ら工業 に発展

農業 の支援 農村 の多元化発展 形 式 協 同組合で集 団経済 抵 当が な い小 ロロー ン

特 徴

経済組織 と政治組織 の組合

集 団生活 と生産 資源平均分配

他人の信用保証 銀行 の利子 よ り高い利率

支援サー ビスを提供

属 性 商業性

政治性

商業性 社会性

協 力 政 府

企業、政府 、基金会、

ドキュメント内 日本と中国の社会起業に関する比較研究 (ページ 56-63)

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