2004年
輸出は 0. 2 〜 0.4 千トン/年でほとんどないが、海外進出が増加
70
合金製造業: 海外進出
71
合金製造業: 顧客の海外進出(中国)
日本の自動車メーカーの中国(海外)進出にともなって、顧客で ある部品メーカーおよびダイカスト企業も進出
日本の自動車メーカーの中国(海外)進出にともなって、顧客で
ある部品メーカーおよびダイカスト企業も進出
72
合金製造業: 品種別生産量と産業部門別出荷
品種別生産量 : 2004/2000 年比で 1.11 倍( 4 年間 ) 、
内、合金地金だけで 1.14 倍 (2004 年構成比率 78.7% )
産業部門別生産量: 2004/2000 年比で 1.12 倍( 4 年間 )
ダイカスト部門が 2003/2000 年比で 1.14 倍
製品輸出 : 0.2 〜 0.4 千トンで比率では微量
(海外進出は増加)
品種別生産量 : 2004/2000 年比で 1.11 倍( 4 年間 ) 、
内、合金地金だけで 1.14 倍 (2004 年構成比率 78.7% )
産業部門別生産量: 2004/2000 年比で 1.12 倍( 4 年間 )
ダイカスト部門が 2003/2000 年比で 1.14 倍
製品輸出 : 0.2 〜 0.4 千トンで比率では微量
(海外進出は増加)
(出所: 日本アルミニウム合金協会)
品種別生産量
0 200 400 600 800 1000 1200
1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 暦年
生産量(千トン) 他
ベースメタル 母合金 ビレット 合金地金 2次地金
産業部門別出荷量
0 200 400 600 800 1000 1200
1998 1999
2000 2001
2002 2003
2004 暦年
出荷量(千トン) 輸出
他
合金地金メーカー向 鉄鋼
押出 板
ダイカスト 鋳物
73
合金製造業: 原料消費
2004/2000 年の増加:
生産量: 1.1149 倍に対し、原料消費量: 1.12354
種別の増加では、ベースメタル: 1.331 (2004 年構成比率 16.6%) 鋳物系合金屑: 1.150 (2004 年構成比率 16.6%) が全体増加量の比率を上回る
2004/2000 年の増加:
生産量: 1.1149 倍に対し、原料消費量: 1.12354
種別の増加では、ベースメタル: 1.331 (2004 年構成比率 16.6%) 鋳物系合金屑: 1.150 (2004 年構成比率 16.6%) が全体増加量の比率を上回る
原料種別消費量
0 200 400 600 800 1000 1200 1400
1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 暦年
消費量千トン その他
金属珪素 ドロス・灰 鋳物系合金屑 板系統合金屑 アルミ屑 ベースメタル 新地金
(出所: 日本アルミニウム合金協会)
74
合金製造業: 原料輸入
主原料の合金屑の輸入量は低下傾向
(合金塊との価格差がほとんどないためか?)
主原料の合金屑の輸入量は低下傾向
(合金塊との価格差がほとんどないためか?)
出所: 財務省通関統計
合金屑の輸入国上位
順位 国名 数量(千トン) 構成比率(%)
1 米国 26.3 (27.2)
2 サウジアラビア 11.4 (11.8)
3 イギリス 10.7 (11.1)
4 オーストラリア 6.9 (7.1)
5 シンガポール 4.9 (5.0)
6 タイ 4.7 (4.9)
他 31.9 (32.9)
合計 96.9 (100.0)
アルミ地金(90%以上)・合金地金の輸入実績
0 500 1000 1500 2000 2500 3000 3500
1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 暦年
輸入量(千トン)
合金塊 アルミニウム塊
アルムニウム屑・合金屑の輸入実績
0 20 40 60 80 100 120 140 160 180
1997 1999 2001 2003
暦年
輸入量(千トン)
合金屑
アルミニウム屑
75
合金製造業: スクラップ等の輸出量
本来、国内合金製造業の原料となるべき、アルミスクラップの輸出量が増加
国内スクラップ発生量の2%程度(2004.10「環境部会廃棄物・リサイクル小委員会資料」
中古自動車は、解体業者を通じて、アルミの回収を行われるが、中古車形態での輸 出が増加 (自動車リサイクル法 (2005 年 1 月施行)で、処理費用支払い回避の影響?)
本来、国内合金製造業の原料となるべき、アルミスクラップの輸出量が増加
国内スクラップ発生量の2%程度(2004.10「環境部会廃棄物・リサイクル小委員会資料」
中古自動車は、解体業者を通じて、アルミの回収を行われるが、中古車形態での輸 出が増加 (自動車リサイクル法 (2005 年 1 月施行)で、処理費用支払い回避の影響?)
アルミスクラップ輸出量
0 10 20 30 40 50 60
1990 1992 1994 1996 1998 2000 2002
輸出量(千トン)
その他 中国 香港 フィリピン
出所: 財務省通関統計
76
合金製造業: アルミニウムスクラップの国内需給予測
現状、自動車へのアルミ使用量(主としてダイカスト)が増加しているため、
スクラップは不足
蓄積された建材等のストックからの供給増、自動車等の需要の鈍化で、
余剰に転換する可能性もある(弱気シミュレーション)
展伸材スクラップが鋳物合金で吸収できなくなる前に、 Product to Product を基本としたリサイクルシステムの構築が必要
現状、自動車へのアルミ使用量(主としてダイカスト)が増加しているため、
スクラップは不足
蓄積された建材等のストックからの供給増、自動車等の需要の鈍化で、
余剰に転換する可能性もある(弱気シミュレーション)
展伸材スクラップが鋳物合金で吸収できなくなる前に、 Product to Product を基本としたリサイクルシステムの構築が必要
出典: NEDO 報告書 「アルミニウムの不純物無害化・マテリアルリサイクル技術開発」
需要強気シミュレーション
0 500 1000 1500 2000 2500
2002
2004
2006
2008
2010
2012
2014
2016
2018
2020
量(千トン/年)
使用上限量 回収量 不足量
弱気シミュレーション
-500 0 500 1000 1500 2000 2500
2002
2004
2006
2008
2010
2012
2014
2016
2018
2020
量(千トン/年)
使用上限量 回収量 不足量
77
合金製造業: 再生地金の行方
リサイクルを通じて回収される一方、製品形態で輸出される
リサイクルを通じて回収される一方、製品形態で輸出される
再生地金 : 約100万トン/年
(2次合金、2次合金地金)
41% ダイカスト 17% 鋳造品 18% 圧延品 6% 鉄鋼品
87%自動車新車(50万トン) 半数は輸出 中古車
解体
中古車輸出 部品輸出 スクラップ輸出 リサイクル
2001年4月 HSコード割当
HSコード割当無し 新品と同じ扱い
出所: 軽金属会:アルミニウムの完全リサイクルシステム構築に向けて
(2005 年 2 月 ) 図 2.1.2.2 に追加
78
4.リサイクルと環境問題
79
リサイクル:
日本、アジアおよび諸外国に大きな再生資源の流れが存在。
− 日本 ① スクラップ、製品、中古品など種々の形態で、再生および将来の再生資源を輸出
② 将来のスクラップ余剰予測 (前掲)
− アジア ① 資源の大消費地帯となるとともに、再生資源の輸入量も増加。
③ 進出日系企業も各国規制に入る。(製造業の他、アルミ圧延、合金製造業も)
課題
− 日本 ① 難処理スクラップの処理コスト(特に分別コスト)、環境規制への影響などが問題
− アジア ① 汚染問題、 ② 技術問題、
日本、アジアおよび諸外国に大きな再生資源の流れが存在。
− 日本 ① スクラップ、製品、中古品など種々の形態で、再生および将来の再生資源を輸出
② 将来のスクラップ余剰予測 (前掲)
− アジア ① 資源の大消費地帯となるとともに、再生資源の輸入量も増加。
③ 進出日系企業も各国規制に入る。(製造業の他、アルミ圧延、合金製造業も)
課題
− 日本 ① 難処理スクラップの処理コスト(特に分別コスト)、環境規制への影響などが問題
− アジア ① 汚染問題、 ② 技術問題、
課題を協力して解決することで、アジア全域で、環境汚染の拡散を防止しつつ、資源・再生資源の活用の 分業体制が可能な状況
課題を協力して解決することで、アジア全域で、環境汚染の拡散を防止しつつ、資源・再生資源の活用の 分業体制が可能な状況
アルミ屑の各国輸入量
0 1000 2000 3000 4000 5000
中国 台湾 香港 韓国 タイ マレーシア
千トン
1999 2003
事前の課題
− 実態把握およびトレーサビリティ確保の 環境
− 各国の独自法規制の理解
事前の課題
− 実態把握およびトレーサビリティ確保の 環境
− 各国の独自法規制の理解
80
合金製造業: 環境規制の影響
残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約(POPs条約)
− PCB、ダイオキシン等残留性有機汚染物質(POPs: Persistent Organic Pollutants )の製造及び使用の廃絶、排出の制限
( 2004 年 5 月発効、 2007 年施行)
− 我が国2次合金メーカーの主力炉:オープンウェルでは技術課題が多い
− 2次合金メーカー利用のスクラップ及びスクラップ輸出入に影響
自動車リサイクル法 (2005 年 1 月施行)
− 施行により、中古車形態のままで海外輸出が増加
残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約(POPs条約)
− PCB、ダイオキシン等残留性有機汚染物質(POPs: Persistent Organic Pollutants )の製造及び使用の廃絶、排出の制限
( 2004 年 5 月発効、 2007 年施行)
− 我が国2次合金メーカーの主力炉:オープンウェルでは技術課題が多い
− 2次合金メーカー利用のスクラップ及びスクラップ輸出入に影響
自動車リサイクル法 (2005 年 1 月施行)
− 施行により、中古車形態のままで海外輸出が増加
81
合金製造業: ダイオキシン問題(ストックホルム条約)
ストックホルム条約履行により厳しい大気排出基準が課される可能性がある
− 2次合金のオープンウエルでは技術課題が高く、
そのコストもかかる
− 利用可能な最良の技術(BAT)及び環境のための最良の 慣行( BEP )の推進が要求されるが、対応は難しい
リサイクルで使用するスクラップの質に依存する。
海外では難処理スクラップの輸出で回避?
ストックホルム条約履行により厳しい大気排出基準が課される可能性がある
− 2次合金のオープンウエルでは技術課題が高く、
そのコストもかかる
− 利用可能な最良の技術(BAT)及び環境のための最良の 慣行( BEP )の推進が要求されるが、対応は難しい
リサイクルで使用するスクラップの質に依存する。
海外では難処理スクラップの輸出で回避?
特定施設種類 施設規模
(焼却能力)
新設施設 基準
既設施設 基準
4t/h以上 0.1 1
2t/h〜4t/h 1 5
2t/h未満 5 10
製綱用電気炉 0.5 5
鉄鋼業焼結施設 0.1 1
亜鉛回収施設 1 10
アルミニウム合金製造設備 1 5
廃棄物焼却炉
(火床面積が0.5m2以上、
又は焼却能力が50kg/h以 上)
(単位: ng−TEQ/m3N)
大気排出基準 ダイオキシン類の排出量の目録(排出インベントリー)
(WHO−TEF(1998)使用)
0 50 100 150 200 250
1997 199
8 199
9 200
0 200
1 2002
2003
排出量(g−TEQ年)
製綱用電気炉 鉄鋼業焼結施設 亜鉛回収施設 アルミニウム合金 製造設備
(出所:環境省「我が国における事業活動に伴い排出されるダイオキシン類の量削減するための計画」