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JO 9 12C ICO P ( K g )
‑ mm ・… 延 長玖 ・ ■ 降 伏閤始点 ∇HIM 式 図4 . 1 −18
近い と思 われる範囲は最も軟 らかいT1 レ ールの降伏荷重迄である。こ のヶ− スでは、 コ ーラ側は、 硬度が極限迄高め てあるので、 塑性変 形は起こ らず、叉、 接 触面の形状 が円に 近いこと が特 徴であ る。用いた算式は弾 性変形の範 囲で成 り立つ性質 のものであ る が、 そ の範 囲でも実測イ直からかなりの隔たりを示している。塑性 領域での実測イ直は 硬度の高い レ ールほど大きな弾性変形を示し ている。塑性領域では接触範囲の拡大と接 触面圧 の分布変 化が起こ るであろうから、弾性変形量はその影響を受け て減少することが考 えられる。 硬 度 が高いほ ど塑性変形量は少なく、従っ て。塑性変形 の影響 が少なくなるので、 観察さ れ る傾 向は理 解できる。この傾向は弾性領域でもその まま見 られるの で、こ の領域 でも塑 性 変形 が生じ ていたと考える必要がある。こ の様な可能性として、接触面 の凹 凸の塑性変形 を挙 げること ができ る。
(3 ) 塑 性 変 形
[ 変形形状]
図4 . 圭一 工9 は強度試験3 に於け るロ ーラ踏 み面の形状変化を示す 。短大荷重(500 トン) を負荷したあ との形状で、その時のqo/Hb =0.955 である。踏 み面が押し 平らげら れ ると 同時 にロ ーラの側面がはり出す様に変形する。図4 . L −2 0 は踏み面の形状変化 を 立 体的に示し ている。踏み面の凹みは中央に於いて最小 で、 側部に向 かつて増加し てい るっ この変形は剪断流れが剪断応力の大きな踏 み面内部から剛性の劣る端 部に向かっ ていたこ
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と を語っ ている。踏 み面は巾方 向に平 坦であっ たので、ロ ーラ巾が無限 であ れば、 ヘルツ 応力 はほぼ 一様に分布し、ロ ーラ内部はほぼ一 様に降伏点 に達 する筈である が、 ローラ端 面 に近い 部分 では、端面の影響を受け て、 その応力 状態 が静水 圧応 力状態か らず れて来 る と考 えられる。即ち、静水圧応力 を形 成する主応力 の内、端面 に直交する成分 が減少し 、 その結果 とし て、図4 . エー8 のC に示 す剪断歪の方向 の剪断応力 が増して降 伏点 に達し、
端面 に向かう塑性流れが発生 するものと 考えられる。端面 から 離れた部分では応力 バラン スの崩れ が弱 まり、 結果的 に塑性流れ は少なくなる。荷重 を解除す ると弾性変形 量が解放 さ れて、踏 み面形状 が復元 する。 しかし その復元量 は。塑 性流れの 少ない中央部 で多 く、
流れ の多 かっ た端部 で少な く、 結果的 に、 踏み面は計測さ れた様な クラウン 状に変 形す る ものと考 えられる。
[ 点接触]
実測結果 を解析す る変数としてqO /Hb( ヘルツ応力 ÷ブ リネル硬度) を 用いる。そ の 理 由は、こ の値が材料の降伏点 に対す る発生応 力の大きさを 概ね表し ているので、 材料 に 対する荷重 の過酷さ を知るこ とが でき るこ と、及び、技術 基準の規格 値が一 般にこ の形 で 与え られ ていること である 。し かし こ の値は厳密に降伏 条件を表す わけ ではなく、ある 巾を持っ て対 応し てい るの で、 実測値の 解析はこ の巾の大きさ に留意し て進める必 要があ る。内部応力 が降伏点 に達し た時のヘルツ 応力 をq Oけとし て、q o代/Hb を式(19) の常 数を 用い て次の 様に変形す る。q 0ソ÷a sのイ直は接 触面の形状 により異なり、 去4 . 1 −2 で線
q o 吠 一 ニHb
q O け q Oi',T
・=‑
0.359a b a s
a s‑a b
‥・(21)
接 触に対し1.779 、円接 触に対し1.613 と 与えられているが、 この中間 の点 接触では更に小 さな値とな る可能性 があり 、これを近 似的 に計算した結果は1.5S9 であ る。従っ て、q 0(*;
/cr Sの変動「↑」は約±6 %と 考える必要 があ る。使用する材料 硬度の範囲をBI1N = 1GO〜33O 位 とす るとa s÷ff b =0.6 〜0.9 位の範囲 であ るので、この値の 変動巾は 土 20% となる。 q 0 ソ÷Hb の変動 巾は近似的 に二つの 因数の変動 巾の和と考 えられるので、 結局、こ の変数で
降 伏条件 を表すとす ると 、その値は接 触面 の形 状と使用する 材料の熱処理程度( 硬度) に4.
卜32
より±26% 程度の巾もっている。従っ て、この変数 で計測値 を整理 すると、 実測値に対 す る影響因子 の投影像の シャープさ が損なわれる可能性があ る。この点を 考慮し て、 実測 値 の解析は全体を一まとめにし た場 合と特定ケースに限定し た場 合の2 種類行っ た。
図4 . 1 −21 は点 接触の場合の塑 性変形量をqo /Hb で整理し た結果を示している 。 解析対象は 試験 工のコ ―ラRl 〜R3 と レールT1 〜T5 の 組み合わせ で、 塑性変 形はレ ール 側に 発生し ている。横軸の値はそれぞ れのレ ール硬度で算出さ れてい る。図4 . 1 一9 2 の(a )は図 一2 1 の縦軸5p を式(5 )により算出した弾性変形量 れ
Y P=5 p÷5 eに置き換 えた結果 で、 異なった試験片 のデ ータがほぼ1 本の 曲線の上 にのる
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図4 . 上 一2 工
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(b) .
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図4 .1 ‑ Z 2
(b )は、更 に、横軸のヘルツ応力を、式O )で算出し た、r nax にとき換え た結果 で。接 触面 の形状が反映さ れた為にデ ータのば らつき が改 芯さ れている。(b )に示した 曲線 は 次の算式 で表すこ とができる。残留くぼ みの許容量をC六R (R はロ ーラ半径)と すると 、
r P 二 巳; (a − こ い 2
但 し 、a =' nax ÷Hb で. α >0.16
乱 ト れ
(22)
C2 c.
15 0.16
許容ヘルツ応力を与える条件式は次の様に与えられる。試計算として、C, =1/2500とし
5 eC. (a ‑Cs )' <C ,R ‥・(23)
5 eに式(5) を代入し、7 niax=c q 0とお き、C "及びC バこ数値を代 入し て、許容ヘ ルツ応 力 を与える次の式 が得 られるc C及びk はロー ラの形状により決 まる係数で、式(3) 及び
q 0‑ (q 0
0 。16
−
719 Hb )2 <‑Hb2c
'k
‥・(24)
(5)で与えられる。Hb =200として、Rl 、R2 、R3 に対する許容ヘルツ応力を求めると、
それぞれ qo =178.2、179.8.183.1Kg/n がとなる。
次に対 象をローラR3 に絞った解 析結果を 示す。ロ ーラ形状が一つ に絞 られ、 硬度の 異な る レール毎 に曲線 を与え、 それぞれに降 伏条件を示し たので、qo /Hb 軸で整理し たデ ー タもその シャープさ は失わ れていない。図4 . 1 −23 は図1 5 に示し た残留 くぼ み量 に 降 伏点(荷重)を追 加しも のであ る( そ の点 でのくぼ み量はO )。図4 . 1 −24 は図2 3 の横 軸をqo /Hb に置き換 えたもの、図4 . 1 −25 及び2 6 は図2 3 及び2 4 の縦軸を 無 次元量Y P=5 p÷5 eで置き 換えたもの であ る。 5 e は式(5 )で算出し た値 であ る。 q 0
/Hb は レール の硬度で算出してあ る。こ の ケー スでは塑 性変 形はレ ール側に のみ生 じ てい る。接 触面 の長短径 比はa/b =1.26 であり、円 接 触に近い ので、降伏荷重は表4 . 1 −2 に示し た円接触の係数を近 似的値とし て適 用し たが、塑性 変形の計測結果と良 く調和し て いる。荷重 を横軸とし た図2 3 及び2 5 では、変形量は 材料 の硬さ に従って下か ら順序良 く並 んでい る。降 伏点 を原点 に集めて、降 伏荷重以降の荷重 の増加量で、比較し てもこ の 関 係は変 わらない。 即ち、塑 性変形量の荷 重に対する増加率 は、柔らかい材料ほど 大き い。qo
/Hb を横軸とし た図2 4 では、qo /Hb の小さい範囲 で同じ傾向が 見られる が、q 0/Hb の増加に 伴い 硬いレ ール の曲線が最も柔 らかいレール の曲線 をx 印をし た点て 次々と突4.1‑
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0.7 0.9
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40 eo 1≪) 荷G2Kg
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き抜けてい て、そ の順序はレ ールの硬さ に従っ ているこ と が観察さ れる。こ れの縦 軸を無 次元化し た図2 6 でも、qO /Hb が小さい 範囲で。 曲線の順 序は硬さに 従っ ているが、qO
/Hb が大き な範 囲では、下 の曲線が上 の曲線 を突き抜ける と言うよりも同一 の曲線に収 斂し ている気配が感じ られる。
次 に 同 じ ケ ー ス ( ロ ー ラR3 ) の 接 触 面 の 大 き さ に つ い て 述 べ る 。 図4.1 −2
7 のa は 塑 性 変 形 で 生 じ た 楕 円 状 の 圧 痕 の 長 径 及 び 短 径 の 実 測 結 果 を 、 材 料 硬 度 を 横 軸 に 、 示 し て い る 。 パ ラ メ タ ー は 荷 重 で あ る 。 曲 線 は 右 下 が り で あ り 、 こ れ は 硬 い 方 が 降 伏 し に く い と 言 う 決 定 的 な 傾 向 を 示 し て い る 。 図4 . 1 −27 のb
は こ の 圧 痕 径 と 式(1 ) か ら 計 算 さ れ る ヘ ル ツ の 弾 性 接 触 楕 円 の 径 の 比 をqo /Hd
で 整 理 し て 示 し て い る 。 長 径 の 比 率 はqo
/Hd に 対 し て 一 本 の 直 線 で 表 さ れ る が 、 矩 径 は 異 な っ た 傾 向 を 示 し て い る 。 即 ち 、 長 径 は ほ ぼ 荷 重 の み で 決 ま る が 、 短 径 は
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荷 重 と 硬 さ の 双 方 か ら 影 響 を 受 け る 。 黙 視 と 触 針 表 面 形 状 計 測 に よ り 表 面 あ ら さ が 降 伏 し て い る 範 囲 ( マ ク ロ に は 弾 性 変 形 域 ) 迄 を 変 形 域 と し た 。 そ の た め 圧 痕 が 生 じ て い た 部 分 が 接 触 し た と し て 計 算 に よ り 求 め た ヘ ル ツ 応 力 をq o' と す る と 。q
o'/q 0 は 、 図4. 1‑28 に 示 す 様 に 、1 弾 性 接 触 ) に 漸 近 す る 。 こ の 様 に 塑 性 変 形 が 生 じ る と 接 触 面 積 が 増 す の
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図4 . 1 −28
で、実際の接触面圧は弾性接触とし て計算したq 0よ り小さくなるものと 考えられる。
[ 線接触]
前項と同様にqO /Hb( ヘルツ応力÷ブ リネル 硬度) を 使用し た解 析を行っ た。 実測値 の解析は変 数の降伏条件に対する関係があ る巾を持っていることに留 意して進める 必要 が あ る点でかわりが無い。式(21) に於け るq o伏÷a sは接 触面形 状の影響を受 けない ので、qO
/Hb の変 動巾はa s÷a bと 同じ ±20%程度となる。 し かし、接 触面形状は正方形 に近 い も のから線状 に近い横長矩形迄あり、その影響が無視できないことは[ 変形形状] の項 で 述べ たロ ーラ側面の存在が内 部応力に与 える影響から明 かである。即ち、形状の影響は 計 算上 は顕在化していないけれど実際は存在すると 考える必 要がある。実測値の解析は。点 接 触と同じ理 由で、 全体をひとまとめにした場 合と特定 ケー スに限定 した場合の2 種類行 っ た。
図4 . 1 −29 は線接 触の場合の塑性変形量をqo /Hb で整理し た結果を示し ている。
解析対象は試 験1 のロ ーラR4 とレ ールT1 〜T3 及びT5 の組 み合わせ及び図4 . 1 −16 に実測値を示した試験3 のローラRl とレールT1 〜T3 の組 み合わせ であ る。 R4/ L ( 半 径と 巾の比)は10.4 、R1 / L は4.56であ る。叉、R4 こ563nn 、Rl =470nn で、 両者は接 近し ている。 グラフ の中ではロ ーラR4 との組 み合わせをレ ールの番号で区別し、ロ ーラR1
と の組み合わせはRl‑Tlの様にレ ール の番号の前にローラ番号を付し て区別し てい る。塑 性変形は、 試験1 ではレール 側に発生し、 試験3 のRト 丁1ではローラ側に 発生した。Rl 一丁2 及びR1‑T3 ではロ ーラとレールの両方に発生し たが、レール側の変形 だけカウントし た。 レ
乱卜 37