漢 撰 述
の
部、
三 八 四 頁
。
『
観 念 法 門
』
よ り
の
引 用
(
『
真 聖 全
]
一
、
六 三
七 頁)
こ の
説 明
は、
『
選 択 集
』
の
次
の一 節
に
も と つ
く と 思 わ れ る
。
念 佛
三
昧 重 罪 尚 滅。
何 況 輕 罪 哉
。
餘 行 不
レ
然
。
或 有
二
滅
レ
輕 而 不
’
滅
レ
重
。
或 有一 消
レ一 而 不
ワ
滄
レ
ニ
。
念 佛
不
レ
然、 輕 重 兼 滅] 切
遍 治
。
譬 二如 阿
伽
陀 藥 遍 治
二一 切 病
コ
(『 真 聖 全
』
一
、
九
七 四 頁)
一 九 五
120
119
118
の
「
願 力 の 念 仏
に
帰 し た
ま ひ き
」
に
訂 正 し
た い
。
こ に や は り
「
帰
」
と
い
う 文 字
が あ る
べ
き
だ と
考
え た か
ら で
あ る
。
た だ し
、
「
願 力
の
念 仏
」
で は な く
「
願 力 念 仏
」
の
方
が
良
い の か
も
し れ
な
い
。
(
121
)
後 出
の
記 述
〔
95
〕
〔
〕
96
〔
97
〕
を 参 照
。
(
皿
)
『
講 義』
五 三
頁 上
。
(
3
ワ】
1
)
.
;
凶 く
巴
く
碧
冖 冖
貯 讐 暁、
と い
う 原 語
は
『
無 量 寿 経
』
の
梵 本
(
荻 原 本
『
浄 全
』
二
三
) 、
℃°
OO
礼
心
に よ る
。
な
お、
こ の
個 所
の テ キ ス ト、 翻 訳
は、 袴 谷 憲 昭
「
成 仏
と 往 生
」
『
駒 沢 短 期 大 学 仏 教 論 集
』
三、 → 九 九 七 年、
九 六
− 九 七 頁
に 示
さ れ
て い
る
。
(
)悩
『
録』
四 八
頁
上
。
(
)
521
親 鸞に と
っ
て こ の
説
の
最
も 重 要
な
典 拠
は、 彼 が
『
教 行 信 証
』
行 巻
(
『
真 聖 全
』
二
、
一 一
1
=
二
頁)
に
引 く
『
十 住 毘 婆 沙 論
』
「
易 行 品
」
の 所 説
(
『
真 聖 全
』
一、
二
五 四
ー
二 六一 頁) で あ
ろ
う
。
そ
こ に は、 例
え ば
、
次
の
よ う な 文 章 が 見 ら れ
る
。
若 菩 薩 欲
下
於
二
此 一身 得
レ
至一 阿 惟 越
致
地一 成
中
阿 耨 多 羅
三 藐
三
菩 提
上
者、
應
卜
當 念」 是 十 方 諸 い佛 稱冖 其 名 の號
(
『
真 聖 全
』」
、
二
五 五
頁)
〔 同、
二、 一 一
「ー
二
〕頁 若 人 念
レ
我 稱
し
名 自 歸 即 入】 必
[定 一得 阿 耨 多 羅 三 藐 三
菩 提
4
是 故
常
應
二
憶 念
→
(
『
真 聖 全
』]
、
二
五 九 頁)
〔
同、
二、 一
二
頁
〕
人 能 念
二
是 仏 無 量 功 徳一 即 時 入
二
必 定』
(
『
真 聖 全
』一
、
二
六
〇
『
捨 子 問 答
』
と
『
後 世 物 語
」
( 松 本)
『
西 方 要 決
』
( 大 正 四 七、
一
〇 七 中
1
下)
の
引 用
。
『
法 事 讃』
(
『
真 聖 全
』
一
、
五 八 七 頁) の
引 用
。
テ キ
ス
ト は、
「
願 力 念 仏
を し た
ま ひ
き
」
と あ る が
、
『
真 聖 全
』
訂 正 の 理 由 は こ
一 九 六
頁)
〔
同
、
二
、
一
二
頁
〕
こ の う ち
後
二
者
の
「
必
定
」
は
”
不 退
”
を 意 味 す る が
、
確
か に こ
れ ら の
文 章
で は、
こ の
”
不 退
”
が
こ の
身
に お い
て
、
つ
ま り、 現
生
に
得
ら れ る よ う に
説
か
れ て
い
る
。
な お
、
“
現 生 不 退
”
は
幸 西
に よ
っ
て
も 説
か れ て い
た と
思 わ れ る
。
『
玄 義 分 抄』
(
安 井
『
法 然 門 下
の
教 学
』
付 録)
に、
「
現 身 得 不 退
の
益、
捨 身 他 世
の
往 生
、
唯 此
→の
念
の
大 乗
に
乗 じ
て
無
二
無
三
也
」( 七
四
頁)
と あ
る か ら で あ る
。
(
憫)
「
必 得 往 生
」
は
『
観 経 疏
』
玄 義 分
の
語
(
『
真 聖 全
』
一
、
四 五 七 頁) で あ る
。
( 喞
)
「
即
」得
は、
『
無 量 寿
』経
〔
94
〕
の
「
即 得 往 生、
住 不 退 転
」
の
「
即 得
」
で あ る
。
(
8
ワ凵
1
〉「
必
」定
は、 前 注
( 燃)
に 示 し た
「
易 行 品
」
の
「
即 時 入 必 定
」
よ り の 語
で
あ る
。
(
)
『
教 行 信 証 講 義
』
第→ 巻、
五→ 六 頁
。
(
m
>『
無 量 寿
』経
〔
94
〕
の
「
即 得 往 生
、
住 不 退 転
」
を
含
む
部 分 は
、
『
選 択 集
』
(
『
真 聖 全
』
一
、
九 四 六 頁)
に
引
用 さ れ て
い
る
。
(
)
131
『
選 択 集
』
(
『
真 聖
』全 一、 九 三 二
頁
)
に
引
用 さ れ て い る
。
(
〉擺
家 永
三
郎
『
日 本 思 想 史
に
於 け る 否 定
の
論 理
の
発 達
』
新 泉 社、 九 一
− 九 六 頁 参 照
。
(
慍)
こ の
段 落
の
論 述
は、 一 応
『
選 択 集
』
の
次
の一 節
に も と つ
い
て
い る と 見
る こ と が で き る
。
設 雖
下
先
學
聖 道 一門 人 B
若 於「 浄 土 門
「有 其 一志 者
、
須
卜
弃
二
聖 道 歸
中
於 淨 土
上
例 如
}
彼 曇 鸞 法 師 捨一 四
論 講 説 一 向 歸
二
淨
土
ハ
道 綽 禪 師 閣 涅 槃 廣 一業 偏 弘
中
西 方 行
四
上
古 賢 哲
、
猶 以 如
レ
此
、
末 代 愚 魯
、
寧 不
レ
遵
レ
之 哉。
(
『
真 聖 全
』一
、
九 三 三
頁)
(
刪
)
『
講 義
』
五 七 頁 ヒ
。
(
531
〉
「
録
』
五一 頁
E
。
『
講 義
』
で は
「
コ レ
ラ
」
が
「
此 處 等」
( 五 七 頁 下
)
と あ る
。
(
631
〉
こ の
個 所
、
大 正
蔵 経
の テ キ
ス
ト は、
「
可 願 生
」
と あ る が、 脚 註
に
示 さ れ る
異 読
と し て
、
甲 本、
つ
ま り 大 谷 大 学 蔵 金 陵 刻 本
に
よ れ
ば、
「
可 不
願 生
」
と
あ
る と の
こ
と で あ り、
こ の
読
み に
従
っ
た
。
(
)
731
こ の
表 現
は、 後
に
見 る 善 導
の
「
定 為 凡 夫、
不 為
聖
人」
と い
う 表 現
か ら 影 響 を 受
け て い
る か
も し れ な い
。
(
)
831
『
選 択 集
』
(
『
真 聖 全
』
一、 九 九
〇 頁)
。
(
鵬
〉
『
真 聖 全
』
一
、 五 三
七 頁
。
(
041
)
同 右、
六 三 九 頁、 六 四
〇 頁。
(
141
)
『
無 量 寿 経』
( 大 正
、
一
二、
二 七 八
中
i
下)
。
『
往 生 礼 讃』
(
『
真 聖 全
』
一、
六 五
九 頁
)
参 照
。
(
241
) 教 行 信 証
の
部、
四 頁
。
()
341
山 辺・ 前 田
『
教 行 信 証 講 義
』
第一 巻、 六一 五
1
六一 六
頁 参 照。
(屋
4 1
) 古 田 武 彦「
親 鸞
に
於 け る 悪 人 正
機 説
に つ
い て
」
『
日 本 歴
』史 九
五
、
一 九
五
六 年、
一三 二
頁
。
( 燭) 同 右、
三
=
二
頁 参 照
。
(
641
) 同 右、
三
=
二
頁
。
( 蜥)
古 田 氏 は
、
「
悪 人 正
機 説
に 基 く
「
善
人
」
に
対
す る
鋭 角 的 批 判
と
い
う 親 鸞 独 自
の
論 理
」
( 同 右
、
三一 四 頁)
と い
う 表 現
を
使 用
さ
れ て い
る
。
『
捨 子 問 答
』
と
『
後 世 物 語
』
( 松 本)
( 螂) 佐 藤
正 英
『
歎 異 抄 論 註
』
六 八
− 七 八
頁 参
照
。
(
941
) 石 田 瑞 磨
『
歎 異 抄
・
執 持
』鈔
(
東 洋 文 庫
33
、
平 凡 社
、
一 九 六 四 年)
で は、
「
悪 人
の
往 生
ま た か け て も お
も ひ よ る
べ
き
」
が、
「
悪 人 が 浄 土 に
生 れ る こ と
も、
こ れ と 関 連 し て
推 察
で き よ う
」
(
八 七 頁)
と
訳
さ れ て い
る が、
「
か け て
も
」
は、
「
少 し も
」
「
決
し て
」
の 意 味
で あ ろ う
。
(
1
) 私 は、
「
況 罪 悪 凡 夫 尤 可 憑 此 他 力
」
と い
う
語
に
関
す 一る 般 的 な 理 解
に
疑 問 を も
っ
て い
る
。
例
え ば、 梶 村 昇 氏 は、 そ
の
著
「
悪 人 正 機 説
』
(
大 東 出 版 社、 一 九 九
二
年) に お
い て、
こ の
語 を
「
ま し
て
罪 悪
の
凡 夫 は、 も
っ
と も
こ の
阿 弥 陀 仏
の お
力 を た
の む
べ
き で
あ る と
い
う
の で
あ る
」
( 五 五
頁
)
と
訳
さ れ て い る
。
こ
れ は、 原 文
に
付
せ ら れ て い
る 送 り 仮 名
に 従
っ
て
、
「
尤 も 此 の
他 力 を 憑 む
べ
し
」
( 五 四 頁) と
い
う 読
み を
採 用 し た た め
の
訳
で
あ ろ う が、
し か
し こ れ で
は、
「
況
」
の
語 義 が 解 さ れ て
い
な
い
と 思 わ れ る
。
つ
ま り
、
こ の
末 尾
の
文 章 の
「
況
」
も、
冒 頭
の
「
口
伝
」
の
「
〔
尚
…
…
〕
況
」
に
意 味 的
に
対 応 し て
い
る こ と は、 明
ら か で あ
っ
て
、
従
っ
て、 末 尾
の
文 章
は
、
基 本 的
に は
“
凡 夫 善 人 す ら 尚 往 生 で き る の で あ る か
ら、 況
ん や
〔
尤 も 他 力
を
憑
む
べ
〕き 罪 悪 凡 夫
が
〔
往 生
で き る こ と
は
〕
言 う ま で
も な
い
瑠
と
読
む
べ
き も の
と 思 わ れ る
。
(
)
151
こ の
「
邪 見
」
に
関
す る
末 木 文 美 士 氏
の
理 解 に
、
私 は 賛 同
で き
な
い
。
と
い
う の も、 氏
は、
『
日 本 仏 教 思 想 史 論 考』
(
大 蔵 出 版
、
一 九 九
三
年
)
で、
こ の
「
邪 見
」
を
「
造 悪 無 碍
の
動 向
、
あ る
い
は そ の
立 場
か ら か え
っ
て
善 行 者 を 誹 謗 す る よ う な
行 為 以 外
に
考 え ら れ
な
い
」
( 四 三 七
頁)
と
解
さ れ、 次
の よ
う に
言 わ れ る か
ら で
あ
る
。
一 九 七
『
捨
子
問 答
』
と
『
後 世 物 語』
(
松 本) そ れ
に
対 し
、
「
悪
人
」
こ
そ
「
他 力
ヲ タ ノ ミ タ テ
マ
ツ ル
」
人
と し て
肯 定 さ れ て
い る
。
こ の よ う な
『
歎 異
』抄
の
言、
従
っ
て
親 鸞
の
解 釈 も
、
や は り
『
醍 醐
』本
か ら 見 れ ば
、
「
悪 し く 領 解
し て
邪 見
に
住 す る
」
も の の
中 に 含 ま れ
る で あ ろ う
。
( 四 三 七
− 四
三 八 頁)
(
ワ凵
)
5
梶 村
『
悪 人 正 機 説
』
六
〇
「ー 五
五
頁。
( 爛) 同 右、
九
三
頁
。
( 取) 望 月 信 亨
『
浄 土 教 之 研 究
』
(
再 版
)
、
金 尾 文 淵 堂、 一 九
二 二
年、 九 五
二
頁 参一 照
。
(
)塒
末 木
『
日 本 仏 教 思 想 史 論 考
』
四 三 四 頁
。
(
)酬
梶 村、
前 掲 書
、
=一
二
頁
。
(
)厩
増 谷 文 雄
『
親 鸞
・
道 元・
口 蓮
』
至 文 堂
、
一 九 六 六
年、
三 七 頁、
四 四 頁 参 照
。
(
)
851
さ ら に、 法 然
の
直 弟
子 と さ れ る 人
々、
つ
ま り、 弁 長
、
証 空、 隆 寛、
幸 西 の 信 頼
す
べ
き
著 作
の ど こ に も
、
こ の 語 が
言 及 さ れ て い
な
い
と
い
う
こ と は、
こ の
語
の
成 立 が
、
直 弟 子 の 世 代
よ り
後
で あ る
こ と を 示 し て
い
る
。
(
)珊
164
163
162
161
160
『
講 義
』
]四 頁 上
。
『
昭 和 法 然 全 集
』
四一 六
頁
『
講 義
』
六
〇 頁 ヒ
。
『
往
生
礼 讃
』
(
『
真 聖 全
』
一
、
六 四 九 頁) の
引 用
。
『
講 義」
、 六
〇 頁 下
。
『
教 行 信 証
』
信 巻
の
”
三 心一 心 問 答
”
に は
、
こ の
問 題 が
次
の よ う に
説
か れ て い
る
。
一 九 八 答 愚 鈍 衆 生 解
了 爲
レ
令
レ
易 彌 陀 如 來 雖
レ
發一
三
心訥 涅 槃 眞 因 ヲ
唯 以
二
信 心
ハ
是 故 論 主 合
レ
三
爲 一レ
歟。
(
『
真 聖 全
』
二、 五 九 頁)
二 九 九 八
年
七 月
二 二
〉日
〔
付
記〕
最
近、 末木
文 美 士 氏 は、
『
歎
異 抄』
に
つ い
て
、
「
「
悪 人
」
た る
こ
と が 単 純
に
謳 歌
さ れ て い
る
」
(
末 木
『
解
体す る
言 葉
と 世
界 t
仏 教
か ら の
挑 戦