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ドキュメント内 道路材料の特性に関する基礎的研究 (ページ 45-49)

iζ、曲げ強度試験結果を図1.8 ~ζ 示した。石油樹脂を含有した締結材は色彩に無関 係で30‑‑‑‑60kgf /cniの曲げ強度を示し、いずれのものもアスファノレ 卜よ り 大 き な 曲 げ 強 度を得るo しかし、たわみ量は石油樹脂の含有量が多くなるほど、小さく、アスフアルト の約1/2‑‑‑‑1/3程度であるo A種と B種締結材の曲げ強度では後者の方が3色ともに大 きく、図 1.9 ~L 示すように安定度、 引張強度の場合とは異なり、 石油樹脂含有量の多少 は曲げ強度を左右する重要性を含んでいると考えられるO

1.

カラー舗装の退色

カラー舗装供試体を、屋外と屋内の所定の箇所で2年3カ月間養生し、着色の最大の 使命と云える色彩の保持期間に関して測定した。

1.4. 1 供試体と実験方法

供試体は締結材含有率7 %のA,B,C種締結材に対して、それぞれ着色顔料添加率 を赤色3‑‑‑‑6%、緑 色6‑‑‑‑10%、黄 色8‑‑‑‑12%添加した30種類と、これとの比較を目的 としたY社締結材の3色10種 類、さらにアスフアルトモルタノレの合計41開類を準備した。 供試体はM試験用の供試体の密度と同ーになるように、静的に締め固めたものでその寸 法は4x 4 x 16cmのものであるo 乙の供試体を中央より2分して、一方は直射日光を避け た屋内で、他方は地上1.2 mの高さを有する風雨の影響を受ける暴露養生とした。

色差の測定は光電色彩計

(C D ‑ 5

0‑

AUT O ‑D)

を用い、

L

(明度)、a(色相)、

b (彩度)の3刺激値を測定し、色差は

L 1 E= ( L 1 t :  

L 1  

a

L 1

b)1/2で算出したo

1.4.2 耐候試験結果とその考察

カラー舗装の色彩保持状態を長期間にわたって測定した。乙の中のB種締結材の赤色、

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0:赤 ーーー 足外養生

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尾内養生

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経 過 月 数

25  27 

図1.10  カラー舗装の退色

15  25  "2

経 過 月 数

図1.11 カラー舗装の明度

緑、黄色のほJI定結果を凶1.10 ~L 示した 屋内で養生したカラー舗装供試体は作製後

2----3カ月の聞に急速に退色するようであるが、その後はほぼ一定となる傾向をぶしているO

しかも、その期間においての退色科度は肉眼では判断できない。乙れに

J x

して、以外で 暴露養生したものは、6r‑.‑8カ月経過するまで退色は著しく進行し、その後一定となる。

ζの退色程度は凶1.1Uζ示す明度の測定結果からも明確なように、大きく (1色系統に近 づくO 乙れらの養生における 3色の温色過梓の傾向は同機な経過をぷしているO また、

同色のもので顔料の添加率が異なっても退色程度は余り変わらない。乙の乙とは顔料添 加率の多少は着色程度から考慮すればよく 、わずかな添加率の廷は退色には影響を放ぼ

さないと考えられるO

2年 3カ月間暴露養生した供試体の退色部分を顕微鏡で観察した結果からは、骨材の

υ0

0 

周開やその間隙ζi付着した着色顔料が流失あるいは飛散した現象も見られ、骨材のみの 友面となっていた。一方、屋内で養生したものには、乙の現象は見られなく 、27カ月後 も鮮明な色彩を保っていた。乙れらの現象から、カラー舗装の退色は紫外線の影響の外 に、舗装表面付近の顔料が失われるために退色を促進させると考えられるO しかし、乙 の退色深さは 1皿程度で、ある乙となどから、乙の舗装表面を施工後数年経過した時点で 切削すれば、当初の鮮明な表面に復元可能と判断されるO

の場合をA

ii.去、後布をBJji去とした。りい〔体は7.5cm'J

i

のド肘路盤 1:1叶安打斉11を ¥.5 (l/rrf)の量で散布し、その後

1 ' .

崩のカラー合材を打継いだ。この[..r.;

i "

、 ド}¥YI材の持行 的

i

が害Ij裂[uIになるように切り抜き[ヌ11. 12 iζ/J¥すようなφ10 x 1 

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休をi'l:;}i:,!し た。

付着強度は乙の接着面が割裂引張強度ぷ験の害1j ~IÇfj になるようにセットし、] 1 S 

A‑1133 iCもとづいて載荷し、乙れをσ=2 P / 7r D L ( kg f / cJrt )で質

I H

して、これを段 着斉Ijの付着力とした。

1.5 カラー舗装とアスフアルト舗装との付着

1.5.2 実験結果とその考察

一般に、カラー舗装は薄層舗装の方が経済的である乙と、あるいはすでに舗装されて

いるアスフアルト舗装上に施工する場合が多いことなどが考えられるO この場合、カラ 下層路盤1‑:.iと接着剤を散布した後、 ヒ層のカラー合材を打継ぎその後2、10、30、60

u

間の4種類の養生期間を設け、害Ij裂引張り試験から、そのイ、

J

省ノjを求めた。この結 * が図 1.13iC示しであるo S B R接着剤の付着ノJは10[J以降、長生期間が長くなるに従い 増加する傾向を示しているO 下層がモノレタルの場合、長生11数の順に1.3、2.8、3.1  一舗装と│日舗装面との付着が必要となるO そのため、S BRラテックス(ゴム40%、水

60% )およびアスフアルト乳斉IJPK‑3 )を接着剤として用いた場合の付着強度試験を 行った。

1. 5.  1 供試体の作製と実験方法 υ(唱

¥

)'

下 l 密粒アスコン

上層材としてはカラー舗装を、また下層材には密粒度アスフアルトコンクリートおよ びアスフアル トモルタルの2種を準備し、乙の両者の組合せから下層材が密粒アスコン

30 

材 令 ([1)

6

カラー 混合物

カラー混合物

アスプレ

Ld 勿労労移│

フ ノ ス附 m T 舛シノ

接着剤散布面

図1.13  緩着斉JIの付着強度

(kgf /d)、下層が密粒アスフアルトの場合は養生2[1 [Jより11闘に1.8、2.5、2.7、 5.3  Ckgf/cni)であり、両者共に増加しているo

下層材の種穎による左異はそのぷ│面の粁l密の影響が大きいと身えられる。すなわち、

図1.12  付着試験用の供試体

‑84‑ phu 

nHU 

下層材がアスフアルトモノレタルの場合は、 2日間の養生期間ではS B Rラテックスが原 液の水性状態にあり、接着斉IJ中の水分が蒸発するのには2日間程度の養生では不十分で ある乙とを示唆している。乙れに対して、密粒度アスフアルトが下層材の場合はSB R: 

が骨材聞に浸透するため、若干の付着力を得る乙とが出来るo一 方、アスフアルト乳剤

PK‑3のそれは60日間養生で3.1 (kg f / crn )、下層材が密粒度アスファノレ卜のもので 2.  8 (kg f / crn )と SB RR:比較してやや小さいが、いずれも付着力を得る乙とは出来るo

乙れに対して、ブチル(ゴム10%、 トルエン909ぢ)等の他2.3種類の接着剤には全く付 着力は期待できない乙とが判明した。

次ζl、下層路盤上に接着剤を散布した後、 上層カラー合材打継ぎまでの養生時聞につい ての結果が表1.4R:示しであるo下層が密粒度アスフアルトの場合Kは養生時間が異な

表1.4 接着剤散布後の放置時間と付着強度

層上材 散布後上層材打継 ※  付着強度(kgf/crn)  層

材 までの放置時間伐) S.B.R  アスフアルト乳剤

密 20  2. 7 

立 40  2. 9 

ア 2.  3 

スコ 60  2.  4 

300  2. 9  モ アモ

レ 120  1. 5  タ ス ル

フタ 180  1. 5 

2.3  ノ

レ アノレ ノ

レ 240  2.  2  ト 300  2.  8 

※  材令10日の付着強度

っても大差ないのに対して、下層がモルタルの場合は養生時間の増加にしたがい、付 着 強度も増加する傾向lとあるo 乙れは、接着剤中の水分の蒸発あるいは浸透程度に起因す

るものと云え、ある程度放置養生時間を用いる方が効果的であることを意味するO

次に、下層材が密粒度アスフアルトの場合の接着剤散布後の浸透損量は散布時の1.5 ( 1 / rrf)の約1/3程度と考えられ、 乙の量を可能な限り節約する乙とも必要なことであ っうo しかし反面、浸透した接着剤は骨材聞の間隙を充填するにとどまり、接着剤が混

‑86‑

合物の他の性状ζi与える影響はないものと推察されるo さらに、 1‑.1討にアスフアルトモ ノレタノレを、下層iと密粒度アスフアルトを用いた場合の付着強度は 2.1 kgf /crtrで、あり、 締結材の種類が異ってもその性質による強度先は少なく、類似した付着ノJを

t t

した。

乙れらの乙とから、!日舗装路面の表面にカラー舗装を施工するような場合、 S B Rあ るいはアスフアルト乳剤を散布する乙とによってある程度の付着力を得る乙とが可能と 考えられるo ただ、乳剤を用いる場合には散布量の増量、またはカラー舗装合材の以さ によっては、わずかであるが

E

管現象による乳斉IJの浸山が生じ、カラー表 lujが幾分県ず むととがあるので注意する必要がある。

1.

6

ま と め

熱可塑性石油樹脂と油剤を混合した締結材によるカラー舗装用混合物に関する本実験 結果をまとめると次のようになる。

(1)石油樹脂系を締結材として使用する場合、一般のアスフアルトに比較して骨材との 混合時には高温度を必要とし、さらに温度保持時間が短い。また、常温までの冷却時!日j が早いなどの問題点があるo しかし、石油樹脂K高粘度の油斉Ijを混合することによって、

アスフアル卜と同程度もしくはそれ以仁容易に取り扱う ζとができるo

(2) 本実験に使用した締結材の石油樹脂量は油剤に対して 1‑‑‑‑2惜の範開が作業性など の点からは容易な配合比であり、2.5倍以

k

となると高粘性となり骨材との似合が│村難 となるO また、1倍以下では締結材として使用不可能であるO

(3) 着色顔料の添加量は使用骨材、特にフィラー材の色調に左右されると

J Z

えられるが、

本実験の炭酸カルシウム材においては着色仕払く、従って 乙 の 添 加 最 は フ ィ ラ ー の 刊l として身慮する乙となく、色調程度からのみ定めて配合設計すれば 良い。

(4)  石油樹脂と油斉Ijの章量配合比の1.5  1配合のものはアスフアルトと知似した性質 を示した。マーシャル'女定度および引張強度は石油樹脂合有訟の

m

加に比例して大きく なり、2  1配合のマーシャル安定度で・はアスフアルトモルタノレの400kg fの2‑‑‑‑5川、

‑87 ‑

Lll 張強度は 4~5 倍の強度を得る乙とができる o 曲げ強度は1. 5 配合のものが最も

第 4 編 コンクリート に 埋 設 さ れ た ア ル ミ ニ ウ ム 合 会 の 付 着 特 性

大きく、アスフアルトモノレタルの約3倍であるO

(5)  マーシャル安定度試験によるフロー値、引張強度試験での変形量、曲げ強度試験で のたわみ量の 3種類の変形性状に対する性質は、アスフアルトが3性状に共通して類似 した傾向にあるのに対して、石油樹脂と油剤を混合した締結材の性状は石油樹脂含有量 の多少により大きく相違する。

(6) 養生条件が異なるもとでの混合物の劣化性に対して、アスフアルトを締結材とした

ものに顕著な相異は生じなかった。しかし、 二者を混合した締結材には大きな安定度の 差が生じた。

(7)  カラー舗装混合物の退色速度は著しく、有効な色調保持期間は色彩に関係なく施工 後ほぼ 16~24 カ月程度と考えられる O しかし その退色深さが 1 mm程度で、あることなど から、経年後l乙表面を切削する乙とにより施工時の色の復元は可能と判断されるO

(8)  旧舗装面上にカラー舗装を施工する場合の接着剤ζl関しては、本実験に用いたアス フアルト乳剤、

SB R

ともに類似した付着力を有していた。ただ、前者のものは使用量 の増加によってはカラー舗装混合物の表面に変色を伴う乙とがあるので注意を要する。

ドキュメント内 道路材料の特性に関する基礎的研究 (ページ 45-49)

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