主治医
一般消費者衛生検査所
検 査 依 頼
病原体遺伝子
検査(核酸検査)
遺伝学的検査
(生殖細胞系列遺伝子検査 )
検 査 実 施
検査適正化
研究機関
民間企業
報 告
体細胞遺伝子検査
単一遺 伝子病
疾患 リスク
アルコール 肥満
個人識別等
白血病 がん等 肝炎
結核等 民間企業
民間 企業 環境・
食品
薬物 代謝
個人情報保護
検査ネットワーク
検査依頼者
検査機関
報告(書)
検査利用
検査専門医
/
検査管理医遺伝子分析科学認定士
検査適正化、精度管理委員会
いでんネット/自動化学会/ONJ
測定者
臨床検査技師等臨床細胞遺伝学認定士 研究者等 認定染色体技師臨床遺伝専門医 遺伝カウンセラー
県の立入調査 ISO,CAP認定/認証
測定方法
測定・機器試薬 システム自動化
外部精度管理
標準物質
二次的(メーカー)
日本自動化学会マニュアル
CAPサーベイ
日臨技 サーベイ
自動化学会 サーベイ
染色体検査 ガイドライン
JBA
医療・介護関係者個人情報(遺伝情報)保護ガイドライン
個人遺伝情報取扱 協議会自主基準
個人遺伝情報取扱 協議会自主基準
遺伝医学関連10学会ガイドライン 日衛協指針
監督指導
EBGT/エビデンスに基づく…
個人遺伝情報保護ガイドライン
病院検査室(保険医療機関)
食品
産業等 個別化 健康(産業)
遺伝診療 予防医療
一般診療(保険診療 )
指導監督医 精度管理責任者
臨床遺伝専門医 遺伝カウンセラー
個人遺伝情報取扱 協議会自主基準
遺伝子関連検査 現状マップ
(JCCLS遺伝子関連検査
標準化専門委員会)
OECD
遺伝子関連検査
検体品質管理マニュアル Appooved Guideline
(承認文書)
JCCLS 日本臨床検査標準協議会
遺伝子関連検査標準化専門委員会
平成 23 年 12 月
「検体品質管理マニュアル」
目次
はじめに
第1章 遺伝子関連検査における検体品質管理
マニュアル策定の背景
第2章 遺伝子関連検査における検体品質管理 マニュアル
1 遺伝子関連検査における検体保存と運搬
1.1 病原体遺伝子検査における検体保存と運搬:
血清 血漿等 尿 喀痰尿
1.2体細胞遺伝子検査における検体保存と運搬:
組織 組織切片 血液・血球 尿・糞便
1.3遺伝学的検査(生殖細胞系列遺伝子検査)におけ
る検体保存と運搬 (外部委託の要件を整理)
2 遺伝子関連検査における検体取扱い
2.1 病原体遺伝子検査における検体取扱い:
血清 血漿 喀痰 糞便 尿 血液(白血球)、骨髄 胸 水、腹水、心嚢液、膵液、気管支肺胞洗浄液(BALF)等 リンパ節、固形組織(生検、手術材料)
2.2 体細胞遺伝子検査における検体取扱い:
リンパ節、固形組織(生検、手術材料) ホルマリン固定パ ラフィン包埋組織ブロック 血液(白血球)、骨髄 胸水、腹 水、心嚢液、膵液、気管支肺胞洗浄液(BALF)、尿(沈 渣) 培養細胞
2.3遺伝学的検査(生殖細胞系列遺伝子検査)における
検体取扱い:血液(白血球) 口腔細胞 毛髪 爪 血痕 臍帯(へその緒)
2.3 遺伝子関連検査における検体採取 3.1 病原体遺伝子検査における検体採取
○主なウイルス感染症:肝炎ウイルス、急性呼吸器感染 症原因ウイルス、嘔吐・下痢症原因ウイルス、脳炎原因 ウイルス、無菌性髄膜炎原因ウイルス、EBウイルス、サ イトメガロウイルス、ヒトパルボウイルスB19、ヒトパピロー マウイルス、HTLV-1、HIV
○主な細菌感染症:結核菌 非定型抗酸菌、レジオネラ 菌、肺炎マイコプラズマ、クラミジア・ニューモニエ/シッ タシ、淋菌/クラミジア・トラコマティス、MRSA
○真菌・その他:病原性真菌、ニューモシスチス肺炎 3.2 体細胞遺伝子検査における検体採取
○固形腫瘍の遺伝子検査:膵がんのK-ras遺伝子変異 解析、肺がんのEGFR遺伝子、K-ras遺伝子変異解析、
大腸がんのp53遺伝子、K-ras遺伝子変異解析、GIST のc-kit遺伝子、PDGF-Rα遺伝子変異解析
○造血器腫瘍の遺伝子検査:白血病細胞の微小残存 病変(MRD)の検索、 悪性リンパ腫細胞の微小残存病 変(MRD)の検索
3.3遺伝学的検査(生殖細胞系列遺伝子検査)におけ
る検体採取
第3章 今後の課題と展望 3.1 今後の検討の方向性
3.2 検体品質管理マニュアル作成の意義と効果 おわりに
ホルマリン固定パラフィン包埋組織 (FFPE) から抽出した DNA の PCR 増幅有無の施設間差
( 10 検体以上の 16 施設対象)
0 5 10 15 20 25 30 35 40 45 50
A B C D E F G H I J K L M N O P
検体数
依頼施設
増幅検体数 増幅不良検体数
・手術材料のFFPE(ホルマリン固定パラフィン包埋組織)よりQIAquick DNA Mini Kit(QIAGEN)を用い て回収した521検体のDNAのうち、10検体以上の依頼があった16施設(266検体)を対象とした。
・PCR増幅の有無はPCR(DNA断片長約190bp)後のミニゲル電気泳動の結果より判断した。
・16施設のうち4施設においてPCR増幅不良検体がみられた。
50