VII. VII.
VII. その その その その他 他 他 の 他 の の の感染 患者 対策 感染 患者 対策 感染 患者 対策 感染 患者 対策
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1.HTLV-.HTLV-.HTLV-.HTLV-1111(ATLV)(ATLV)(ATLV)(ATLV)
成 人T細 胞 白 血 病の原 因ウイルスである。血 液 を介 して感 染し、発 病すればきわめて予 後 不 良であり、感 染 対 策 はHIVに準 ずる。
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2....バンコマイシンバンコマイシンバンコマイシンバンコマイシン耐 性 腸球 菌耐 性 腸球 菌耐 性 腸球 菌耐 性 腸球 菌 (VRE)(VRE)(VRE)(VRE)
腸 球 菌はヒトの腸 管の常 在 菌 であり、病 原 性が弱く健 康 人には無 害 であり、基 礎 疾 患 を 有 し、免 疫 力が低 下 した患 者にみられる日 和見 感 染 菌である。臨 床 的に問 題 となる腸 球 菌 はEnterococcus faecalisとEnterococcus faeciumで、尿 路 感染 症 、敗 血 症 、感 染 性 心 内 膜 炎、胆 道 感 染 症の原 因 となる。VREはバンコマイシンを始 め種 々の抗 生 剤に耐 性を示 し、治 療に難 渋する。日 本 でも最近 院 内 感 染の報 告がなされ、今 後 問 題 となる可 能 性が高い。
VREの保 菌 者 の多 くはVREが腸 管 内 に定 着 しており、糞 便 中 に高 濃 度 にみられる。また、
尿 路 感 染 症 患者 では、尿 中に認められる。したがって、感 染 経 路 を遮断するには、手 洗い、
トイレの清 掃・消 毒 、便尿 の取り扱いの注意 が必 要 である。VREの感 染 者および保 菌 者に 対 しては、MRSAに準ずる。
また、VREの予 防 として、バンコマイシンを予 防 的 治 療や経 験 的(empiric)治 療 として使 用することを控えること、MRSAの保菌 者に対する治 療や偽 膜 性 腸 炎に対する第1選 択 薬 としての使 用も控 えることが必 要 である。
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33....インフルエンザインフルエンザインフルエンザインフルエンザ
径 5μm以 上の飛 沫により感 染する。飛 沫 が到 達するのは約 1mであるので、個 室 透 析 ができないときには、隣のベッドとの間にスクリーンをおくのが望ましい。患 者 さんがマスクを していれば飛 沫の発 生は最 小 限に抑えられるので、インフルエンザに罹 患した患 者 、および 咳 嗽などの症 状のある患 者は、周 囲への感 染 拡 大 を防 止する意 味から、マスクの着 用を 行う。また、手 指 を介 した接 触 感 染もあるので、手 洗いは確 実に実 行する。予 防 注 射がもっ とも有 効な感 染 予 防 策 である。
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44....重 症 急 性 呼 吸 器 症 候 群重 症 急 性 呼 吸 器 症 候 群重 症 急 性 呼 吸 器 症 候 群重 症 急 性 呼 吸 器 症 候 群 ((((Severe Acute Respiratory SyndromeSevere Acute Respiratory SyndromeSevere Acute Respiratory Syndrome、Severe Acute Respiratory Syndrome、、、SARSSARSSARSSARS))))日 本 透 析 医 会医 療 安 全 対 策 委員 会 感 染 症 対 策 部 会(部 会 長:秋 葉 隆 )が作 成 した「感 染 指 定 病 院、SARS 診 療 協 力 病 院以 外 の慢 性 透 析 施 設におけるSARS 対 策ガイドライン」
(http://www.jsdt.or.jp/pdf/2003_11_sars.pdf)を再 掲する。
1) 国 内 外 でSARS 流 行 が確 認 される前にあらかじめ行 うSARS 対 策 (ア) 管 轄 保健 所 の 電 話/ファックス番 号を確 認する。
(イ) 地 域のSARS入 院 対 応 医 療 機 関 及びSARS外 来 診 療 協 力 医療 機 関 を確 認する。 ・ 発 症 者(疑 似 症 例 以 上)が出 たら、ただちに保 健 所に届け出る義 務がある。
・ 地 域 毎にSARS入 院 対 応 医 療 機 関 及びSARS外 来 診 療 協 力 医療 機 関や当 該ベ ッド数 が異なり、対 応も異 なる。
・ SARS入 院 対 応 医 療 機 関 及びSARS外 来 診 療協 力 医 療 機 関は保 健 所を経 由 し た患 者に対 応する。
(ウ) 発 熱 時の行 動 を患 者/スタッフへ周 知する。 ・ 自 宅 で発 熱したら、来 院する前に 電 話をして指 示を仰ぐこと(透 析 施 設にはいって着 替 えてベッドに付いてから熱がある と申し出 ることの無い様 にする)。
・ 透 析 中に発 熱に気づいたら、直ぐにスタッフにしらせる。
(エ) あらかじめ用 意すべき予 防 具 。 ・ N95 マスクあるいは外 科 用マスク、手 袋 、ゴーグ ル、フェースシールド。
(オ) インフルエンザ感 染 との鑑 別を行 えるよう準 備する。 ・ インフルエンザは予 防 手 段 があり、また比 較 的 早 期 診 断も可 能である。
・ インフルエンザワクチン接 種を患 者 及びスタッフに推 奨する。
・ インフルエンザ診 断キットを用 意することが望 ましい。
・ あわせて、肺 炎 球 菌ワクチン、HB ワクチン接 種 も推 奨する。
2) 国 内 外 でSARS 流行 が確 認 された後 のSARS 対 策 (ア) SARS 感 染にかかわる診 断 基 準 、特に疑い例の定 義 、届け出 内 容 など「重 症 急 性 呼 吸 器 症候 群についての患 者 、 疑 似 症 患 者の判 断 基準 等について
(イ) 透 析 患 者・スタッフが発 熱・各 種 呼 吸 器 症 状・SARS 流 行地 訪 問 /SARS 患 者 との 接 触など、SARS を考 えるべき所 見を呈 したら、できだけ他の患 者 /スタッフとの接 触 を避 け、SARS入 院 対 応 医 療 機 関 及びSARS外来 診 療 協 力 医 療機 関 を受 診 させる。
(ウ) SARS入 院 対 応 医 療 機 関 及びSARS外 来 診療 協 力 医 療 機 関以 外 の外 来 血 液 透 析 患 者が、SARS入 院 対 応 医 療 機 関 及びSARS外来 診 療 協 力 医 療機 関 を受 診 した結 果
「疑 い例」となった場 合(このケースは、SARS入 院 対 応 医 療 機 関及びSARS外 来 診 療 協 力 医 療 機 関もしくは協 力 機 関を受 診 し、38 度 以 上の発 熱 でかつ呼 吸 器 症 状があっ て、XP 上 異 常がない場 合に生 じ得る。)。 ・ この患 者の入 院 透 析 、外 来 透 析は
SARS入 院 対 応 医 療 機 関 及びSARS外 来 診 療 協力 医 療 機 関において行 う。「設 備がな い」などの理 由で不 可 能 な場合 は保 健所 の指示 を求 める。
・ 当 該 施 設の濃 厚 接触 した透 析 患 者の透 析はSARS入 院 対 応医 療 機 関 及びSARS 外 来 診 療 協 力医 療 機 関 に依 頼する。不 可能 な場 合には、管 轄 保 健 所に相 談 し適 切 な外 来 透 析 先 を確 保 する。
・ もし、日本 が伝 播確 認 地 域になりoutbreak した結 果 、濃厚 接 触 が疑 われる症 例が 多 数 発 生し上 記の対 応 が困 難 な場 合は、SARS入 院 対 応 医 療機 関 及びSARS外 来 診 療 協 力 医 療機 関 透 析 室の収 容 能 力の範 囲であれば上 記 の透 析 室 で行う。その 収 容 能 力を超 えたら、行 政 側に相 談した上で、当 該 透 析 施 設の火 曜 木曜 土 曜の夜 間 帯や深 夜 帯などの空いている時 間 帯に行 うか、通 常の透 析 時 間 帯をずらし、他 の患 者 と時 間 的な隔 離 透 析を行 う。
・ この場 合 、すべての患 者 とスタッフは最 低 限 外 科 用マスクを着 用する。とくに透 析 中 の着 脱 を控 えるよう指 導 する。10 日の観 察 期 間 中この処 置 を継 続する。
(エ) 濃 厚接 触 した透 析 スタッフへの対 応 。 ・ 接 触から10 日間 自 宅に待 機 し、健 康 状 態 を観 察することが望ましい。
(オ) 院 内感 染 防 止 策のための施 設 内 対 応(予 防 策・消 毒 など)。 ・ 厚 生 労 働 省の示 し た院 内 感 染 防 止 対 策に従い実 施 し院 内 感 染の予 防に努める。
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3)))) SARS SARS SARS SARS ににに関に関関 する関するするする知 見知 見知 見知 見 のののの収 集収 集収 集収 集
厚 生 労 働 省 http://www.mhlw.go.jp/ 、国 立 感 染 症 研 究 所 感 染症 情 報 センター http://idsc.nih.go.jp/、米 国 疾 病 対 策 予防 センター(CDC) http://www.cdc.gov/ 等 のホ ームページを参 照 して最 新の知 見を収 集 されたい。
参 考 資 料 参 考 資 料参 考 資 料
参 考 資 料 ととと問と問問問 いいいい合合合 わせ合わせわせわせ先先先 先 ア) 院 内 感 染 防 止 対 策。
http://www.mhlw.go.jp/topics/2003/03/dl/tp0318-1b57b.pdf
イ) 重 症急 性 呼 吸 器 症 候 群についての患 者 、疑 似 症 患 者の判 断 基 準等 について(通 知) http://www.mhlw.go.jp/topics/2003/03/tp0318-1b56.html
ウ) 国 立 感 染 症研 究 所 感 染 症 情 報センター
医 療 機 関 等の専 門 家の皆 様からの診 断 検 査に関する照 会に原 則 的に午 前9時 ~ 午 後5時 まで対応 。 電 話:03-5285-1111(代 表 )
エ) 厚 生 労 働 省健 康 局 結 核 感 染 症 課 行 政 機 関からの行 政 対 応に関する照 会 先 電 話:03-5253-1111 内 線2382
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5....ウエストナイルウエストナイルウエストナイルウエストナイル熱熱熱熱
ウエストナイルウイルスを保 有する蚊 (多種 類)にヒトが刺されることにより感 染 し、ヒトから ヒトへの直 接 及び蚊 媒 体 による感 染 はないとされている。一 方 、2004年 米 国 疾 病 対 策 予防 センター(CDC)よりジョージア州 の透 析室 における同 時 発 症2例が確 認 され、透 析 治療 との 関 連が否 定 できないと報 告 された
(http://www.cdc.gov/mmwr/preview/mmwrhtml/mm5332a3.htm)。
ウエストナイル熱は潜 伏 期 間は2~14日(通 常 2~6日)で、突然 の発熱 (39度 以 上)で 発 症 し、3-6日 間 持続 、頭 痛 、背 部の痛み、筋 肉痛 、食 欲 不振 などの症 状 を有する。約 半 数 で発 疹 が胸部 、背 、上 肢に認められる。リンパ節 腫 脹も通 常 認められる。症 状は通 常1 週 間 以 内で回 復するが、その後倦 怠 感が残 ることも多い。 脳 炎は上 記 症 状 とともにさらに 重 篤な症 状 として、激 しい頭 痛 、方向 感 覚 の欠 如 、麻 痺 、意識 障 害 、痙 攣 等 の症 状 を呈す る。高 齢 者では死亡 例 も報 告 されている。
流 行 地 からの患 者 に上 記 症 状 をみたら疑 い、確 定 診 断 には特 異 的 IgM・IgG抗 体 (ELISA、
中 和 試 験)、ウイルス分 離 、ウイルス遺 伝 子の検 出(PCR)を行 う。
その時 点 での流 行 地・検 査 実 施 施 設も含め、
最 新の情 報を厚 生 労 働 省 http://www.mhlw.go.jp/、
国 立 感 染 症 研究 所 感 染 症 情 報センター http://idsc.nih.go.jp/、
米 国 疾 病 対 策予 防 センター(CDC) http://www.cdc.gov/ 等のホームページより得 て対 応 されたい。
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66....そのそのそのその他他他他 ののの感 染 症の感 染 症感 染 症感 染 症
透 析 施 設において、今 後も、第4章に病 名を挙げて記 載 した以 外の感 染 症に遭 遇ないし はその感 染の危 険に直 面する場 合が予 想 される。最 新の知 識を参 照 して、対 処することが 望 まれる。以 下に、代 表 的 な感 染 症に関する情 報 の入 手 先をあげる。
厚 生 労 働 省 http://www.mhlw.go.jp/
国 立 感 染 症 研究 所 感 染 症 情 報センター http://idsc.nih.go.jp/
米 国 疾 病 対 策予 防 センター(CDC) http://www.cdc.gov/
日 本 透 析 医 学会 http://www.jsdt.or.jp/
日 本 透 析 医 会 http://www.touseki-ikai.or.jp/