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mlを加えて混和し,37℃で410,mにおける吸光度の差の変化を記録した。別に,p‐

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第6章 メチル水銀の生体内変換に対する食餌性鉄負荷および四塩化炭素 の 影 響

0.1 mlを加えて混和し,37℃で410,mにおける吸光度の差の変化を記録した。別に,p‐

nitroaniline標準液を用いて検量線を作成した。酵素活性は,別に測定したタンパク質量を

加算して,タンパク質1mg当たりの国際単位(IU)で表示した。

8.タンパク質の測定

測定はLowryらの方法95)に従って行った。試料(適当な濃度に希釈したホモジネートあ

るいは血紫)0.1mlにlNNaOHO5mlを加えて30分間放置し,銅試液5mlを加えて,0分間 放置した。次に,希釈フェノール試液0.5mlを加えて30分間放置し,750,mにおける吸光 度を測定した。別に,アルブミン標準液を用いて検量線を作成した。

3章に関する実験

1.飼料および実験動物

タンパク質含量の異なる2種類の精製飼料(LPDおよびNPD)は2章の1と同じも のを使用した。ASDはNPDの含硫アミノ酸含量と同じになるようにLPDにL−メチ オニンおよびL−シスチンを添加して調製した。雄性のC57BL/6Nマウス(7週令)を5日間 それぞれの飼料で飼育して実験に用いた。

2.MeHgl回投与24時間後の水銀動態

1)MeHgの投与

マウスにMeHg投与液(0.4mgHg/ml)を0.2ml/20g体重となるように経口投与した(20 Umol/kg)。

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2)糞,尿の採取および組織の摘出

マウスはMeHg投与後は代謝ケージで飼育し(1匹/ケージ),投与の24時間後に糞と 尿を分離して採取し,2章の2の2)と同様の方法で組織を摘出した。

3)水銀の測定

2章の3と同様の方法で行った。

3.水銀の組織移行

マウスにMeHg‑アルブミン投与液(0.08mgHg/ml)を0.2ml/20g体重となるように静脈 内投与し(4Umol/kg),投与の5および60分後に2章の2の2)と同様の方法で組織を摘 出した。組織の水銀蓄積量は2章の3と同様の方法で測定した。

4.MeHgl回投与2時間後の血紫の水銀分布

マウスにMeHg投与液(0.4mgHg/ml)を0.2ml/20g体重となるように経口投与し(20 Umol/kg),投与の2時間後に2章の4と同様の方法で血紫を得た。血紫200UlをYMTメ

ンブレンフィルター(アミコン社製)を用いて直ちに限外浦過(5000×9,4分間)し,得ら れた漁液(低分子分画)および全血紫中の水銀濃度を2章の3と同様の方法で測定した。

5.血紫および尿中の低分子チオール化合物の測定 1)血紫の低分子チオール化合物

2章の4と同様の方法で血紫を得た。血紫は直ちに5%過塩素酸(1,MEDTA含有)

と等量混合し,遠心分離(7000×9,5分間)後,上清を分取して反応に用いた。

チオール基のラベル化はToyookaとImaiの方法9 )に従って行った。上清2001A1に25M

ホウ酸緩衝液(4,MEDTA含有,pH10.5)200皿,SBD−F試液lOOUlを加えて,

60℃で1時間反応させた。氷冷後,6NHCllOOUlを加え,緩衝液A(血紫用)で適当な濃 度に希釈して測定に用いた。測定は高速液体クロマトグラフを用いて行い,ピーク高さか

ら定量した。別に,標準液を用いて検量線を作成した。

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測 定 条 件

カラム:ウオーターズ社製RadialPackC‑18

移動相:移動相A(血紫用)および移動相B(血紫用)を用いて,グラジェント 溶出を行った(20分)。

流速:1ml/min 測定波長:515,m 励起波長:385,m

2)尿中の低分子チオール化合物

尿を採取後直ちに5%過塩素酸(1,MEDTA含有)と等量混合し,遠心分離(7000×9,

5分間)後,上清を分取して反応に用いた。

チオール基のラベル化はToyookaとImaiの方法96)に従って行った。上清l00Ulに2.5M ホウ酸緩衝液(4,MEDTA含有,pH10.5)lOOUl,SBD−F試液50Ulを加えて,60℃

で1時間反応させた。氷冷後,6NHCl50U1を加え,緩衝液A(尿用)で適当な濃度に希 釈して測定に用いた。測定は高速液体クロマトグラフを用いて行い,ピーク高さから定量 した。別に,標準液IおよびIIを用いて検量線を作成した。ただし,標準液IIはTBP試 液10ulを加えて反応を行った。

測定条件

カラム:HiberLiChroCART250‑4LiCHrospherlOOCica戸MerckRP‑l8(e)(5Um)

移動相:75,Mクエン酸緩衝液(pH2.75)‑4%メタノール 流速:1ml/min

測定波長:515,m 励起波長:385,m

6.MeHgと血紫アルブミンの親和性

2章の4と同様の方法で得た血紫2001』lに直ちにMeHg‑システイン溶液2ulを加えて 混和し,4分間放置した。この溶液を3章の4と同様の方法で限外漁過(5000×9,4分間)

し,得られた漁液(低分子分画)および漁過前の混合液中の水銀濃度を2章の3と同様の 方法で測定した。親和性は低分子分画の割合で表示した。

7.血紫のアルブミンおよび総タンパク質の測定

3章の6で得た血紫の一部を精製水で適当な濃度に希釈して測定に用いた。

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1)アルブミン

測定は高速液体クロマトグラフを用いて行い76),ピーク高さから定量した。別に,アル ブミン標準液を用いて検量線を作成した。

測 定 条 件

カラム:東ソー社製TSKG3000SW

移動相:50,Mリン酸ナトリウム緩衝液(pH7.38)

流速:0.5ml/min 測定波長:220,m 2)総タンパク質

2章の8と同様の方法で測定した。

8.中性アミノ酸の脳内移行

マウスにL−['4C(U)]‑フエニルアラニン投与液を0.2ml/20g体重となるように尾静脈か ら投与した(1.85MBq/kg)。投与の60分後に,ペントバルビタール麻酔下で,生理食塩水 を用いて心臓から全身還流して血液を除去した後,脳を摘出した。組織溶解剤(ソルエン ー350,パッカード社製)4mlを加え,60℃に加温して脳を溶解した後,液シン用カクテル 剤(ハイオニックフロー,パッカード社製)10mlを加えて放射活性を測定した。

4 章 に 関 す る 実 験

1.飼料および実験動物

3章の1と同じものを使用した。

2.MeHg反復投与時の死亡率,運動障害および体重

1)MeHgおよび生理食塩水の投与

マウスにMeHg投与液(0.4mgHg/ml)をO2ml/20g体重/日となるように毎日経口投与し た(2oUmol/kg/日)。コントロール群には生理食塩水を投与した(loml/kg/日)。

2)動物の処置

マウスが死亡するまでMeHgの投与を続け,死亡率の変化を調べた。同時に,中枢障害 の指標として運動障害の発現率を調べ,体重の変化を記録した。

3.MeHg反復投与時の水銀動態の変化

1)MeHgおよび生理食塩水の投与 4章の2の1)と同様の方法で行った。

2)糞,尿の採取および組織の摘出

マウスはMeHgの最初の投与直後から代謝ケージで飼育した(1匹/ケージ)。最初の 投与の1日後から1日おきに糞と尿を分離して採取した。NPD群は1,4,7,10,14,19,23

日後に,LPD群は1,4,7,10,14日後に,ASD群は1,4,7,10日後に,2章の2の2)

と同様の方法で組織を摘出した。

4.水銀の測定

1)総水銀

2章の3と同様の方法で測定した。なお,水銀排池量は体内に残存する水銀に対する排 世された水銀の割合で表示した。

2)無機水銀

測定はYasutakeとHirayamaの方法97)に従って行った。まず,ホモジネート500Ulに6N

HCl200ulを加えて酸性にした。次に,適当量のベンゼンを加えて5分間振鐙しぃ遠心分 離(8000×9,5分間)後,ベンゼン層を吸引除去した。このMeHgの抽出除去操作を5回繰 り返した後,石油エーテルを用いて残余のベンゼンを除去した。水層と1.71NNaOHを等 量混和して中和した後,必要に応じて適当な濃度に希釈して測定に用いた。試料中の水銀 は酸化燃焼一金アマルガム法91)で測定し,無機水銀の濃度,投与量に対する割合あるいは 総水銀に対する割合で表示した。

5.血紫の低分子分画の水銀

4章の3の2)で得た血擬の一部(50ul)をセントリカット超ミニW−50(分画分子 量50000,クラボウ社製)を用いて直ちに限外浦過(5000×9,4分間)し,得られた漁液(低 分子分画)および全血紫中の水銀濃度を2章の3と同様の方法で測定した。

6.腎障害の指標

4章の3の2)で得た血紫の一部をBUNおよびクレアチニンの測定に用いた。

1)BUN

測定は和光純薬社製尿素窒素測定キット尿素窒素一テストワコー(ジアセチルモノオ

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キシム法)98)を用いて行った。血紫20ulに発色試液(45%リン酸‑0.6%ジアセチルモノオ

キシム溶液l:5混液,用時調製)5mlを加えて,沸騰水浴中で25分間加熱した。冷水中で 冷却後,530,mにおける吸光度を測定した。別に,尿素窒素標準液(50mg/dl)を用いて検 量線を作成した。

2 ) ク レ ア チ ニ ン

測定はカイノス社製クレアチニン測定キットCRE−ENカイノス(酵素的測定法)99)

を用いて行った。血紫50ulに反応試薬I(クレアチナーゼ40単位/ml,ザルコシンオキシ ダーゼ3.6単位/m1,用時調製)1mlを加えて,37℃で10分間反応させた。次に,反応試薬 II(クレアチニナーゼ50単位/m1,4‑アミノアンチピリン0.244mg/m1,用時調製)1mlを加 えて,37℃で20分間反応させ,515,mにおける吸光度を測定した。別に,クレアチニン 標準液(5mg/dl)を用いて検量線を作成した。

5章に関する実験

1.飼料および実験動物

2章の1と同じものを使用した。

2.MeHgl回投与後の生存率および体重

1)MeHgおよび生理食塩水の投与

マウスにMeHg投与液(0.8,1.6あるいは2.4mgHg/ml)を0.2ml/20g体重となるように経 口投与した(40,80あるいはl20Umol/kg)。コントロール群には生理食塩水を投与した(10 ml/kg)。

2)動物の処置

マウスはMeHg投与の40日後まで個別ケージで飼育し(1匹/ケージ),生存率の変化 を調べ,体重の変化を記録した。

3.MeHgl回投与24時間後の水銀動態

1)MeHgおよび生理食塩水の投与 5章の2の1)と同様の方法で行った。

2)糞,尿の採取および組織の摘出

マウスはMeHg投与後は代謝ケージで飼育し(1匹/ケージ),投与の24時間後に糞と

尿を分離して採取し,2章の2の2)と同様の方法で組織を摘出した。

3)水銀の測定

総水銀および無機水銀はそれぞれ2章の3および4章の4の2)と同様の方法で測定し

4.組織障害の指標

5章の3の2)で得た血紫の一部を,腎障害の指標であるクレアチニンおよび肝障害の 指標であるAST,ALT活性の測定に用いた。

1)クレアチニン

4章の6の2)と同様の方法で行った。

2)ASTおよびALT活性

測定は和光純薬社製トランスアミナーゼ測定キットエス・ティエーテストワコー (Reitman‑Frankel法)'00>を用いて行った。AST基質液(2mMa−ケトグルタル酸,200mM L−アスパラギン酸)あるいはALT基質液(2mMa−ケトグルタル酸,200mMDL−アラニ ン)2501』』(あるいは500皿)を37℃で2〜3分加温し,試料(血紫あるいは血清)501』1(あ るいは100Ul)を加えて37℃でASTは1時間,ALTは30分間反応させた。その後,発

色試液(1,M2,4‑ジニトロフエニルヒドラジン)250ul(あるいは500ul)を加えて室温で

20分間放置し,用時調製したO4NNaOH溶液25m'(あるいはSml)を加えて混和し,505

,mにおける吸光度を測定した。別に,2,Mピルビン酸リチウム標準液を用いて検量線を 作成した。なお,酵素活性は血紫11当たりの国際単位(IU)で表示した。

5.塩化第二水銀の肝臓に対する影響

マウス(NPD群)に塩化第二水銀投与液を0.2ml/209体重となるように皮下投与した (2.5mgHg/kg)。コントロール群には生理食塩水を投与した(10ml/kg)。投与の24時間後 に2章の2の2)と同様の方法で血紫を分離し,肝臓を摘出した。肝臓の水銀濃度を2章 の3と同様の方法で測定し,血擬のASTおよびALT活性を5章の4の2)と同様の方 法で測定した。

6章に関する実験

1.飼料および実験動物

コントロール飼料はCE−2(日本クレア社製)を用いた。鉄含有飼料はCE−2にフ マル酸鉄(II)を3.5%加えて調製した。雄性のWistar系ラット(9週令)をコントロール飼

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