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2012年5月16日(水)

ドキュメント内 2012 年度 環境調査事業概要 (ページ 36-40)

③  調査地点

生 物 相 調 査 地 点 図

鶴 見 川

恩 田 川

境 川

大 地 沢

川 上 橋 風 戸 橋

田 中 谷 戸

桜 橋

猪 の 堰

袋 橋

下 川 戸 橋

岡 上 橋 麻 生 橋

都 橋 高 瀬 橋 大 谷 稲 荷 坂 橋 今 井 谷 戸 わ さ び

わ さ び 沢 川

鶴 間 一 号 橋 境 橋

根 岸 橋 高 橋

生 物 相 調 査 地 点

( 河 川 本 川 )

境 川 ( 川 上 橋 ) ( 風 戸 橋 ) 鶴 見 川 ( 田 中 谷 戸 ) ( 桜 橋 ) 恩 田 川 ( 高 瀬 橋 ) ( 都 橋 )

- 33

-(2) 生物相調査結果のみかた

①  種類・個体数および分類学的検討

一般的にきれいな河川における生物は多種多様であり、個体数もバランス の取れた数値を示します。底生生物では、水質判定を行う上で最も重要な水 生昆虫類のカゲロウ類やトビケラ類等が多く出現します。しかし、汚濁され た河川では、その汚濁に耐えられる生物だけが出現するため、種類数は非常 に少なくなり限られた生物の個体数が極端に多くなります。このような水域 では、ユスリカ・ミミズ等が多く見られます。 

②  優占種・優占度

調査水域で出現した生物のうち、個体数または細胞数が多く出現した種類 を優占種と呼びます。優占種の出現状況を把握することにより、その優占種 が持っている特性から多くの情報を得ることができます。 

例えば、セスジユスリカ、イトミミズなど汚れた水質にも生息できる水生 生物が優占種として非常に多く出現し、他の種類がほとんど見られなければ、

その地点は汚れが進んでいると判断できます。 

全個体数、または全細胞数に占める割合を優占度と呼びます。 

③  耐忍性

その生物が汚濁に耐えられるかどうかの指標 A 清水性種(汚濁に耐えられない種)

B 汚濁性種(汚濁に耐えられる種)

④  汚濁指数

その生物が代表する水質階級を表す指数 1 貧腐水性(きれい)

2 β−中腐水性(ややきれい)

3 α−中腐水性(汚れている)

4 強腐水性(とても汚れている)

⑤  水質階級

その生物がよく出現する水域 Os きれいな水域

βm 割合きれいな水域 αm 汚れている水域

Ps とても汚れている水域

- 34

-(3) 生物学的水質判定の計算方法

河川には、バクテリア・藻類・底生生物・魚類などさまざまな種類の生物 が生活し、水質によって生息する生物相は大きく異なります。水質(汚濁の度 合い)とそこに生息する生物相との間に関係があることを利用して、生物相か ら水質汚濁の程度を推定することができ、これを「生物学的水質判定」とい い、水質の指標となる生物を「指標生物」と呼んでいます。 

本調査では、優占種法・ベック‑津田法(生物指数法)・汚濁指数法・コル クビッツ法によって、総合的な生物学的水質判定を行いました。 

①  優占種法

最も出現頻度の高い種に基づいて、その種が示す水質階級をもってその 調査河川の水質階級とする方法です。 

②  ベック‑津田法

出現した全種の耐忍性によりA(非耐汚濁性種)およびB(耐汚濁性種)

の2グループに分け、2A+Bで表される生物指数により河川の水質階級 を判定するものです。 

生物指数と水質階級の対応 

生物指数(B.I) 水質階級 汚濁の度合

20以上 Os 貧腐水性水域 きれい

11~19 βm β-中腐水性水域 割合きれい 6~10 αm α-中腐水性水域 汚れている 0~ 5 Ps 強腐水性水域 とても汚れている

③  汚濁指数法

サブロビ指数法とも呼ばれています。汚濁階級指数の既知の種の個体数 (h)と汚濁階級指数(s)を用い、汚濁指数(X)を次式から算出します。 

  X=Σ(s×h)/Σh 

汚濁階級指数(s) 個体数(h)

s 指標種 h 底生生物

1 貧腐水性水域 1 1個体

2 β-中腐水性水域 2 2~ 9個体

3 α-中腐水性水域 3 10個体以上

4 強腐水性水域

- 35

-種の水質階級が複数にまたがる場合は、汚濁階級指数の最も高い値を採 用するとともに、汚濁指数に対応する水質階級を求め判定結果とします。 

汚濁指数と水質階級の対応

汚濁指数(P.I) 水質階級

1.0~1.5 Os 貧腐水性水域 1.5~2.5 βm β-中腐水性水域 2.5~3.5 αm α-中腐水性水域 3.5~4.0 Ps 強腐水性水域

④  コルクビッツ法

個体数にかかわらず、全種の水質階級から最も多くの種の含まれる階級 をもって判定結果とします。 

(4) 調査結果

①  底生生物

底生生物調査結果集計表

単位:個体数/0.125 ㎡

水質階級 

境    川  鶴  見  川  恩  田  川 

川上橋  風戸橋  田中谷戸  桜橋  高瀬橋  都橋 

種類数 個体数 種類数 個体数 種類数 個体数 種類数 個体数 種類数 個体数 種類数 個体数

Os

(きれい) 

15  100  20  163  7  91  3  33  6  126  5  19 

βm

(割合きれい) 

6  30  7  196  2  26  3  27  3  19  3  13 

αm

(汚れている) 

0  0  2  8  2  3  2  2  4  11  2  5 

Ps

(とても汚れている) 

0  0  1  1  0  0  1  1  1  1  1  1 

不明  3  5  6  45  4  15  3  24  2  63  4  28 

合計  24  135  36  413  15  135  12  87  16  220  15  66 

- 36

-②  付着藻類

付着藻類調査結果集計表

単位:細胞数/1mm×1mm

水質階級 

境    川  鶴  見  川  恩    田  川 

ドキュメント内 2012 年度 環境調査事業概要 (ページ 36-40)

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