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( 1) 白金地区

ドキュメント内 5 ハザードマップを解剖する完成版 PDF (ページ 52-67)

Q :  ・・という中でまとめてお話させていただきますので。

A :  それでは、私の方から白金温泉地区の方をご紹介申し上げます。一番そちらにおりますのは、Sホテル常務

取締役、総支配人のB。

B :  Bと申します。

A :  次はホテルPの支配人Cでございます。

C :  Cでございます。

A :  次の方は白金温泉ホテルのD社長でございます。

D :  Dです。よろしくお願いします。

A :  その隣は民宿「R」のEでございます。

E :  よろしくお願いします。

A :  先ほど申しました美瑛町総務課のFでございます。

最後になりますが、組合の事務長をしております、Aでございます。どうぞよろしくお 願いいたします。

Q :  何となく堅苦しいお見合い風で入ってしまいましたけれども、少しここからは簡単に。ちょっとお 聞きしたかった

のはそれぞれの方が町のどの辺に住んでいらっしゃるか。それでこの町に住んでどの位の年数が経っているのかを。

Bさんの方から一言ずつ。

B :  私、自宅は旭川市内なんですよ。従いまして、ここに仕事で来ておりますのは昭和 60 年からおりますから約

19 年位ということになりますね。従いまして、住民としての感覚というのはちょっとそういった意味では薄れるかも知 れませんけれども。ただ、1 番山に近いところに勤務しておりますから。そういったことに対する認識度と言いますか、

それはやはり住民以上にあるのかも知れないですね、近くですので。そういった状況でございます。

C :  私、Cでございます。Pに勤めておりますけれども。やっと勤務が3年過ぎたところです。3年2ヶ月に入ったと

ころですか。あと、住んでいるところは旭川でございまして車で小一時間で通勤しております。月に4〜5回は泊まる んですけれども、大体通勤。それで月の20日間位は大体、普通の月ですと会社におりますんで、営業もやっており ますけども。ここの周辺につきましては一応町のイベントとかそういったのに参加して、山開きとか、あとは 散策に関 するいろいろコースがあるんですが、大体大雑把ですけど大体見たかな、白金地区については大体見たかなという 感じですね。まだ、3年ですから、まだ***。

Q : 3年前も旭川にはいらっしゃったんですか。

C :  旭川には、5年ぐらい札幌にいまして、その前旭川に20年いまして。噴火の時に旭川に居ました。

Q :  前回の?

C :  はい。

Q :  前回、いつ頃になりましたっけ。

C :  元年。

B :  噴火ですか。噴火は63年12月です。24日です。1回目が16日ですので。

A :  あのですね、ちょっと申し訳ないですが。

Q :  どんどんもう。

A : 63年の爆発の時の白金地区の温泉組合があるじゃないですか。その時の組合長がBなんですよ。

Q : 1番大変だった時。

A :  そして、行政いろいろな分野でご苦労された、非常に大変なお仕事をされて。もちろん、この地区の開発との

交渉、そうするといろいろな流路工とかそういったものの役所との交渉。もちろん美瑛町も含めまして。それから避難 されてる地域の住民の方を含めまして相当ご苦労されて、我々の知らないところで細かい、小さい、詳細な話しを全 部知っていると思っております。

Q :  なるほど、わかりました。じゃ、Dさんは。

D :  白金温泉ホテルのDと申します。私も住いは旭川です。このホテルに勤めましてから11年になります。ですか

ら、1 回目の噴火は分からなかったんですけど、どうしても先ほどB常務もおっしゃったように 噴火してる山の近くで 商売しているものですから、あちこちの山がもし噴火するなどというと非常に興味と言いますか、そういうのはいつも

Q :  それで、もうそこにお住い。

E :  そうです。

Q :  町の中で言うと部分的にはどの部分?

E :  すぐそこです。昔からだと、昔はそっちだったんですけど、もうちょっと。**のすぐ傍です。

Q :  川のすぐ傍ですよね 。

E :  そうですね。

Q :  民宿される前も美瑛の方に?

E :  土産屋を。

Q :  じゃ、ずっとこの白金地区にはいらっしゃるんですか。

E :  はい。

Q : 1番長くいらっしゃるんですか、この中では。

E :  そうですね。

Q :  こちらにいらっしゃったのはいつ頃なんですか。その「R」の前。

E : 36年です。

Q :  昭和36年から。その前はどちらにお住まいだったんですか。

E :  登別温泉。

Q :  登別ですか。Aさんは?

A :  私は美瑛町の旭町というところに住んでおります。40 年近く住んでおります。ここに勤めまして約 8年経って

おります。先ほどのお話しにありました63年の爆発の時には全く知らない旭の町内に住んでおりました。

Q : 40年ぐらい。ここには8年ですね?

A :  はい。

Q : 8年目。旭町にお住まいになって8年。

A :  いいえ、白金にお世話になってから、お仕事で。旭町に住んでから40年経っております。

Q :  市街の方までほとんどもうよく、かなり離れていますかね。

A :  はい、約25キロぐらい離れておりますから。

Q :  はい、分かりました。何故そんなことを伺ったのかというのは、災害って結構過去の体験とかそういうところでず

いぶん判断が大きくいろいろと影響する事が多いということがございました。そういう面では、早速本題の方に入らせ ていただいて。藤原様の方も、ちょっとハザードマップの改定もいずれはしてみたいというご 希望もおありのようなん ですけれども。これはお金の掛かることでもございますので、少しでも良いものにしていきたいと。で、これは皆様方、

大分何回もご覧になったものだと思うんですけど。

Q :  これは、皆さんはご覧になったことがありますよね。旭川に住んでいる人もお持ちはお持ちですか。ご自宅に

はもちろん配られてませんけれども。

B :  これは施設に。お客さまに貼り出すところもあるかも知れませんけれども、社員が心得ていなければならない

基本じゃなかろうかと思っております。ですから、私共を例にあげますと、事務所だとか従業員食堂だとか、そっちの 方には現在貼っておりますけれども。

Q :  私もさっきふらふらして。ロビーにはないなぁと。

B :  ただですね、これは施設さんそれぞれ違うんですけど、私共の方はそれとは 違うものなんですけど、こういうも

のを客室のインフォメーションの中に入れてあるんですね。

Q :  この部分ですね。

B :  で、これは当初、恐らくお話を後から触れられるんじゃないかと思ったんですけど、お客様に果たしてこれがど

のような イメージを与えるのだろうかという問題がありましたですね。これは皆さんそうお 考えになると思うんですけれ ども。でもまあ、それはそれとしてとりあえず入れて見ていただく方には見ていただく。いわゆる疑問の引き金を1つ 提供しようということで入れておりますけれども。

Q :  今も田中の方からありましたけれども、全国のハザードマップの中で、美瑛町のマップは1番分かり易いなとい

うことで。良い例として、こちらの住民の方々にとってはどんなものなのかなというのを、直接聞いてみようということで 来た訳ですが。多分見慣れていらっしゃる地図だと思うんですが、これを見て分かり易いところ分かり難いところ、い ろいろあると思うんですが、いかがなものでしょうね 、これは。最初にご覧になったときと今じゃずいぶん印象が違う んじゃないかと思うんですが。

B :  結局、住民に対する告知のものなのか、いわゆる利用される、宿泊されるお客様に対する、あるいは観光地と

しての利用されるお客様に対してのものなのかということに大きく分かれるんじゃないかと思うんですが。と申します のは、来られる方というのは、いわゆる私共ご利用のお客様はその地域を熟知している方というのはあまり少ない訳 ですね。しかし、地域に居住している、あるいは仕事をしているという人たちは地域を熟知しているわけですから、例

に避難だといった時にどうするのかという、それは大事なことですけれども、施設がお客さまの安全を守るという大原 則の中で考えた場合に、どっち向けに作っていくのかというところで大分違ってくるんじゃないかと思うんですね。

Q :  これはどっちかと言うとやはり住民向け。

B :  そうですね、住民向けですね。

Q :  ということでつくられていると思いますし。そういう面でやはり両方はなかなか難しいですね。そういう面で、じゃ、

まず、皆様よくご存知の立場の方からのご意見をいただいて、それはそれで、これはなかなか施設を預かるものとし てはやはりこういうのがあると良いなみたいな、その二段構えで少しお話しを伺えればと思いますが。あまりこう順番 にご指名してというのは堅苦しいので、思いつくままに。

Q :  口火を切らしていただくと、これはすごくイメージが分かり易いなと思うんですね、この写真の部分ですね。で、

火砕流の説明として適切かどうかちょっと難しいところもありますけれども、でもやはり生々しさが伝わって参りますし、

という工夫があるという印象は持ったんですけれども。これは皆様方、例えば最初にご覧になって、何かここ良く分 かり難いなとかありましたか。

B :  僕は1冊のいわゆる参考書であるのか、ただ、その見た目で訴えるそれだけにするのかというところだと思うん

ですよね。ですから具体的に調べてきますと何でも出てるからすごく便利ですよね 。うちなんかもそうですけれども ね。ですから、さっきも言いましたように 、それを見て全部を勉強しなさいよという本を作るのか、それとも危険があっ た場合にこうこうこうしなさいよというポイントだけを出していくのかによって、全然作り方は違ってくると思うんですね。

ですから、そういう理論から行きますと、全部を眺めて見て覚えなさいよというのは、大事なことで全部出ております から良いんですけど、なかなか一字一句読んでそこまで行かないのが現実じゃないかと思うんですよ。うちの社員 辺りを見てても、ポイントだけこう、例えば緊急時にはどういうことをするんだ、緊急時にはどこに避難してどこに連絡 してどうするんだ、というところしかやはり掴まないですよ。より、聞かれた場合には図面を広げて、ここの場所はここ ですからこの辺こうなります、という説明は出来る要素を持っておりますけれどもね 。そういう形になっちゃいますね。

Q :  とすると、これは余計なものがたくさん書き込まれているということですか。

B :  余計なものではないと思うんですが。大事ではあるけれども、そこまで実際ですね。

D :  そうですね、山だとかいろいろ書いてありますよね。

B :  書いてありますから、却ってその分かり辛いという。

Q :  山というのは。

D :  例えばこういったのが書いてありますよね。

Q :  山とか、周りの地図の中に。

D :  道路だけで良いような。その方が逃げ易いんじゃないか、分かり易いということですよね。

Q :  例えば、これは美瑛町なんかでは避難訓練なんかするんですか、防災の日かなんか。

藤原 :  防災って言いますか、2月に。合同で。美沢地区も併せて実施しています。

D :  だから観光客用じゃなければもっと簡素化して分かり易い地図でも充分活用できるんじゃないかという気がし

ますが。

Q :  まず、道路が良く分かんなかったですけどね。

B :  やっぱりこうメインになるものが。

D :  僕の地区なんかはみんな避難訓練してますから、避難するのは流路工というか、あのシェルター を通って逃

げるというのをみんな知ってますからね 。

Q :  あれは立派ですね。立派ですが1度登って懲りました。もう2度と登りたくないです。

Q :  結構しんどいですよね 。

Q :  Eさんは。

E :  観光客にはこれで良いと思うんですよ。ただ、住民に対しては、これではちょっとまずいんじゃないんですか。

Q :  というのは。

E :  実際に白金温泉に泥流が発生した場合に、何分で泥流が白金に来るかというのを、やっぱり住民に知っても

らわなけりゃいけない。多分、ここまでだったら10分かそこいらという認識がないんだよ。

Q :  それはこの地図に、ここのところに何分、何分というのは。

E :  あります。

Q :  書き込んでありますね。

E :  あります。ただ住民に対しては分かんないわけですよね 。目が覚めたらもう泥流が来ている状態になると思う

んですね。

ドキュメント内 5 ハザードマップを解剖する完成版 PDF (ページ 52-67)

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