Q : ・・お話しいただければと思います。先ほども言いましたように美瑛町のものは全国レベルから言えば1番良い、
我々から見ると1 番良い見本だと思いますので。それでもやはり中にはこういうのをしてほしいとか、やっぱりこれじ ゃ捨てちゃうよとか、その辺の話しも含めて伺いたいと思っております。じゃ、どうぞ簡単に自己紹介の方を。
A: 私は嫁いで31年になりますAです。
Q : A様って、**の*に−−の−?
A : いいえ、あ、いいんです、それで。**まで言われたから・・。
Q : あ、申し訳ございません。その31年前というとお生まれになったばっかりだと思いますけれども。
A : いや、私は実家は富良野の方です。
Q : 富良野の方ですか。富良野市の方?上富良野?
A : いや、富良野の中ですから老節布という本当のずうっと山の中というかな。
Q : じゃ、わりと十勝岳とはずっと。
A : そうですね。遠くの方から眺めてましたね、十勝岳は。老節布の方といったら遥かかなたの方にちょっとこう見 えるというかな、そういう場所に居ました。私は生まれました。
Q : 今は、美沢は皆さんご近所でいらっしゃる。それともかなり。美沢って結構広いですよね 。 B : 近所と言えば近所という。ちょっと広いよね。
Q : 我々のところからいくと100戸ぐらい入りそうなところに1戸ずつあるような 、やはり敷地がゆったりしたところです よね。
C : 端から端までといったら3キロぐらいあるよね、美沢は。
B : いやもっとあるよね。
C : 3キロ以上あるか。
A : だいたいうちらの所からこの学校までで3キロあるから、Cさんだったらまだまだ、ね。
B : 全部なら7、8キロ。切り無いね、どこまで・・。 C : 8セン(8,000?)。
B : Bと言います。**の*と書きます。美沢に住んで27年目です。でも生まれは美瑛なので。でも、ちょっと向こ う。
Q : 市街の、あるいは丘の方とか。
B : ちょっと、美瑛町の中のちょっと違う方です。だから十勝岳は眺めてた方かな。直接噴火なんかは全然関係な く。私、子供の頃に1回噴火しているんですよね 。
Q : 88年の頃ですね。
B : そうですね。その頃はただ「ああ、噴火したんだ」くらいしか思っておりません。
Q : 特に市街の方はほとんど。こちらの方は、白金なんかは避難されたり。硫黄を採っていた方が亡くなったのは 88年、もっと前だったんですかね。
B : 昭和37年じゃないんですか。
A : 昭和37年。
Q : いくらなんでもそうですよね。
A : 西暦で言われるとちょっとぴんと来ないけど、昭和で言うと37年。
Q : そうですね。1962年の時ですね。5名の方が亡くなって。はい、ありがとうございました。他に何かPR、そんな ことは無いですね。
B : ああ、いいえ、ただこの前、十勝岳噴火した時には子供が小さかったんでちょっと慌てました。やっぱり防寒着 を着たまま寝た夜が何晩かありましたよね。
Q : その昭和63年の時にはこちらに来ていらっしゃってたことになりますよね。
B : 来ていました。
A : 私も居ました。避難しました。
Q : 昭和37年が市街の方にいらっしゃったんですね。
B : そうです。
Q : はい、わかりました。
D : D。*らすの*に。
Q : **の。で、*は?
D : *は*です。
Q : 美沢でお生まれに?
D : 60年。物心ついてからだから、50年間ぐらいのことは 分かるかな。
Q : そうですね。小さいころは言われたことなのか、本人の記憶が良く分かりませんよね。
D : 37年の時、丁度20歳ぐらいかな。その前のことはちょっと分からない。
Q : その前は大規模なものは大正15年ですから。
D : 生まれてない。
Q :ですね。
C : Cと申します。今60を過ぎましたけれども。ここへ住むようになったから50 年。それから37年の爆発ももちろ ん避難をしましたし。私は白金に 1 番近い所に居るもんですから、十勝岳の。そんなんで、子供、親はみんな町の 方へ下げて、そして我々だけが家に2人だけ残って留守番をしていたんです。
Q : 男手の中核的な。2人、残られたんですか?
C : ええ、残っていましたね。農家なもんですから仕事したりしなかったりで、いつでも避難できるような態勢をとりな がら居たということです。
Q : 大変失礼ですがCさまは農業は、この辺いろいろ馬鈴薯とか麦とかいろいろありますけど、何が1番メインなん ですか。
C : そうですね畑作産品だいたい作っているんですけれども、数は相当いろいろ作っています。馬鈴薯、麦、アス パラだとか。
Q : 美味しそうだな。朝摘みのアスパラは。Dさまは農業をしてらっしゃる? D : はい。
Q : だいたい同じような感じで。畑作中心の?
D : はい。
Q : Bさまのご世帯はメインのご職業というのは。
B : 同じです。
Q : 農業で。だいたい畑作、この辺の方々は。
B : はい、そうです。
Q : Aさまのところは?
A : 同じですよ。
Q : じゃ、わりと皆さん、お仕事柄というか、組合、農協さんとかで良く顔を合わせられたり。
C : そうですね。
Q : この地区の方は農業の方が多い?圧倒的に多い地区?
B : 馬が圧倒的に多いよね。
C : そうですね。**がまだ多いからな。
B : 最近、でも結構他の。
C : 多くなったよね。
B : 農家以外他の。
C : ペンション だとか、食堂。
Q : ちょくちょくペンション とか。
B : 喫茶店とかで。
Q : でも、あまりやってない。先回伺った時はやってらっしゃらなかったんで。わりと閉まっている期間が多いのかな と思ったんですが。
B : いや、そんなこと無い。
なと思って伺っておりました。そういう面ではまず率直に、あとでもうちょっと細かく伺っていこうと思うんですけれど も。
ハザードマップ、これをご覧になってのAさまの第一声は「あったかしら」ということだったと思うんですけれど。そうい う素朴なところから、何かこれを見て、Aさまは何となくあったかも知れない。でも。
A : そうですね。はっきり記憶に無いんですね。失礼。本当に申し訳ないんですけど。
Q : いいえ、私は別に。それをAさんがちゃんと「これは!」って思うようになるようにすればいいんであって。
A : 見せられたら、ああ、見たかなという。
B : うち、探したんですけど、出て来ないんですよね 。 Q : Bさんの所も探してみたけど出て来ない。
B : すいません。
Q : いえいえ。
? : 旦那さんがちゃんとしまってあるから。これっていうときにパッと出てくるから。
B : それなら苦労しないって。真っ先に握ってくるわ。
Q : でも、もらったことは 覚えている? B : はい。
Q : その時って、何かご覧になりました?
B : ああ、そうなのって言う感じ。すいません。そんな程度です。
Q : Dさまは。これは今どちらに。
D : これはもう机の引き出しに。
Q : 入ってらっしゃる。じゃ、いつでも見られるところにあるということなんでございますね。でもほとんどご覧になる機 会はないですよね 。
D : 普段はまず 、見ないね 。やっぱり、何か兆候があるようなときは見るのか知らないけれども。それ以外は見な い。
Q : ということはここ暫く見ない。2 月の 8 日に臨時火山情報が出たようですけれども、その時はご覧になられまし た。
D : いいや。
Q : じゃ、多分、そういう意味では配られた以降は、そんなに大きな異常って無かったんですよね 。 D : この前、防災も入ったかな。
C : 入った。
Q : 最後の頼みの綱のC様は壁に貼ってない?
C : ないですね。机の下敷きの下に入れてある。
Q : あのう、マットみたいなのに。
C : いつでも出せるように。そんなような 状態で置いてはあるけども。でも普段はやっぱり見ないですね。
Q : そりゃそうですよね。これ毎日見てても、それほど、ね。
C : ただ、これ全部広げておくわけにいかないから、こういうようなコンパクトなのが1つあったらいいのかなと。
Q : 大きさの問題ですね。
C : そんな感じはするんですよね 。
Q : なるほど。引き出しということは当然D様も畳んだまま。Bさんはどうやって保管されてたかは、とりあえず今は伺 いませんけれども。
B : きっと畳んであると思います。それは間違いないです。
A : でも、こう広げてはね。
B : この大きさでね。
A : そうそうこの大きさになって。ちょっと本箱かなにかに立ててあると思いますよ。いつも物を上げておいてある所 に、多分あると思います。
Q : 電話帳とか何かあるところにね。
A : そうです。
C : 私のところに近くに障害者の施設があるんですけども、そこはバンと貼ってあります。
Q : これだとほとんど分かんないんですね。
A : 目印つけておかないといけないね。美沢ってこの辺なの?
Q : 美沢は。
B : 美沢はこの辺だよ。
C : 何千、何千って数字は書いてあるんだけど、何の数字か良く把握してないって言うような。
Q : A様、いきなり、どこに避難されますか。
A : 私達はあるんですよ、避難場所は。
Q : ご存知でいらっしゃるんですね。
C : 公園なんだよ。
Q : 何と言うところに行かれるんですか。
A : 双葉の方だから、ここだ、ここだ1番だ。そこに避難場所ってちゃんと作ってあるんですよ。
Q : これを見るとみんな丘陵地ですね。
A : そうです。
Q : 施設じゃないんだ。
A : 結構高いところですよ。
Q : 高い所に上がるというところですね。
A : うん。私達はそうですね。高いところで。
Q : でも結構ここ丘陵地まで。こっち側は近いけど、こっち側はありますよね。どっちだ。どっち側が近いんだ、丘は。
道路を走っていると美瑛に向って左側の方が。
C : 川の方が近いけども、向こうは美瑛川を渡る橋が2ヶ所しかないですね。
Q : なるほど。
C : このカミと美生とカワムカイと。
Q : 川はこれですよね 。だからこちらの方はちょっと行きづらいかな。こちらの方にいくんですかね。
D : 全部。
C : 川を挟んでこっちとに逃げる人とこちらに。
Q : わざわざ泥流の危険の川に向うというのもあれですからね。
C : このハザードマップ の中で小さい川が抜けているんですよね 。小川が抜けていて大雨の時には直接小川が本 流になるということはしばしばあるんですよね。この美瑛川の丁度カーブのところは大分直してはいるんだけども。
Q : 結構大きな流れになるんですか。
C : うん、大きな流れになる。丁度私のところはその中間に居るんですよ。美瑛川とその小川の中間に居るような格 好になっているんですよ。
Q : ある意味中島みたいなですね。
C : どっちが早く、もし泥流が来た時には、どっちに逃げたらいいのか。逃げる場所は決まってるけどね。それが今 のところ、私のうちの心配かな。
Q : 1番、今想定してらっしゃる避難場所って、車だと何分ぐらいかかるんですか。
C : 2分もしないうちに着くな。
Q : 2分。Aさんもそれくらい。
A : そうですね。
Q : Bさんのところですと。
B : うち双葉に避難するのか。違う、うちミエだよね。確か。ミエだから。
A : ミエならちょっと遠いね。
D :どこに行くの。
B : **。だからミエだから5分。5分でいくか。
Q : Dさまは5分ぐらい。
D : いやいや。
Q : Bさんのところが5分ぐらい。