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飼主への説明(インフォームド・コンセント)

⑤楯

6 飼主への説明(インフォームド・コンセント)

獣医師がペット動物にマイクロチップを埋め込む場合は、次に示すような項目につ いて説明することが望ましいとされている。

①目的と効果

1)迷子として発見されたペットについて、身元が確認でき、飼主がわかる。

2)災害・盗難など、緊急時の確実な身元証明ができる。

3)捨て犬・捨てねこを防ぎ、人とペットのより良い社会的関係の形成に貢献する。

4)集合住宅などで飼う際に共生のためのルールや条件として活用することにより、

動物によるトラブルが解決しやすくなる。

* 以上のことによりペットの生命を守り、安心して共に暮らすことができる。

(注1):マイクロチップの埋込みと狂犬病予防法に基づく登録とは異なるものであること。

(注2):マイクロチップはGPS (衛星利用測位システム)などとは異なり、動物の位置や存在 を示すものではないこと。

②痛み及び副作用

通常の皮下注射に比べると、やや針が太い印象であるが、一瞬で埋込みできるため、

動物に明らかに苦痛を与えるようなことはない。またマイクロチップの表面材質は生

体適合ガラスを使用しているため、埋込みによる副作用はほとんど報告されていない。

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-③リーダーを保有している場所

・マイクロチップの埋込みを行っている動物病院

・地方自治体の動物愛護相談センター等

・環境省地方環境事務所等

④データ管理

・現在、ペット動物については、データ管理団体(AIPO等)が行っていることから、必 要に応じて登録手続きを行うことになる。

・なお、特定外来生物法に基づく特定外来生物の飼養等許可に係るデータ管理につい ては、環境省自然環境局野生生物課等が行う。

・動愛法に基づく特定(危険)動物の登録等については、それぞれの地方自治体が行 う。

⑤保定方法としての麻酔

マイクロチップの埋込み処置は短時間で終了するため、原則的には深い麻酔は必要が ないが、麻酔は動物個体に全く影響が無いとは言い切れない場合もある。

このことをふまえ、特定外来生物・特定(危険)動物の飼育を継続するために必要な 措置であることを、飼主に対して十分な説明を行うことが重要である。

また、埋込み時の保定に際し、動物個体の損傷の危険性についても併せて説明を行う

ことも必要である。

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-< 参考 >

個体識別の目的と効果

動物の個体識別・登録措置

飼い主責任の明確化 動物の個体情報

動物の愛護 動物の適正管理

(1)迷子、逸走動物の所有者等の発見 (2)事故に遭遇した動物の所有者等の発見 (3)災害時の迅速な対応

(4)動物の盗難時の対応(所有者の証明)

(5)遺棄の防止

(心理的抑制効果と罰則適用)

(1)迷惑防止(地域との共生)

(2)危害の防止

(3)動物の健康管理(病歴等の効率的管理)

(4)トレーサビリティの確保

(感染症対策、産業動物の履歴情報等)

(5)動物輸出入時の個体証明 (6)血統の登録管理

(7)外来種対策