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食肉・食肉加工品

ドキュメント内 総論 (ページ 42-48)

3.手続き全体の流れ

4.輸入制度・輸入規制

(1)輸入手続き、輸入許可のための要件

・インポーターが通関を申請する時、必要な資料:

番号 詳しい内容

1 中華人民共和国入国動植物検疫許可証

2 通関申告書(中国語で報関単という、通関業者が提供)

3 検査検疫申告書(通関業者が提供)

インポーターが通関業者に入国地検査検疫局への通関申請、検査検疫資料の提 出、通関貨物の引き取りの申請を委託する

製品入港 検査パス

通関業者が検査検疫証書と通関書を獲得する

食肉が中国市場に入る

インポーターは入国地検査検疫局に中国入国動植物検疫許可証を申請する

(注)半年間有効

(鶏肉の場合のみ、インポーターは自動輸入許可証の申請が可能)

食肉供給業者は販売条件に合う中国側インポーター(食肉輸入代理業者)を捜す。

(注)中国で食肉を輸入し販売するためには、国内で販売するための「食品販売」の資格と、輸入業務を 行うための資格(自営輸出入権)が必要であるほか、入国地の出入国検査検疫局へ輸入肉類製品経営会社 記録を申請することが必要。

4 検査検疫申告委託書(輸入代理業者が提供する)

5 輸入契約書

6 (海運/空運)貨物引換書 7 輸入領収書

8 パッキングリスト

・インポーターは入国地の出入国検査検疫局での検査にあたり、上記資料を提出する他、

下記の資料を提供する必要がある。ただし、検疫局の判断により異なる場合もあるので事 前の確認が必須。

番号 詳しい内容

1 動物検疫衛生証明書(輸出国政府が発行したもの)

2 原産地証明書

3 輸入代理業者承諾書(インポーターが提供:第1章の当該部分を参照)

注:このほか、包材資材についての検疫もあり、包材が非木材である場合、「非木材梱包声明」が必要。

・食品検査検疫報告書は下記のプロセスに従い発行される:

プロ セス

詳しい内容

1 入国地出入国検査検疫局へ検査、検疫を申告する。

2

現場検査検疫内容:書類は貨物の名称、数量(重量)、パッキングリスト番号、輸 出入国家、生産加工メーカー名称又は登録番号、包装、鉛封号、検査検疫マーク又 は包装ラベルと一致するかどうか。パッキングリストの温度記録は要求に合うかど うか。外包装にはっきりとした中国語ラベル、品名、規格、産地、生産期日、賞味 期限、保存温度、工場登録番号と等の内容を明示してあるかどうか。目的地は中華 人民共和国と明示。封印処は検査検疫ラベルを明示。内包装には無毒、無害の新し い材料を使い、かつ、品名、工場登録番号を表示する。腐敗変質物質、異臭、毛、

血、糞等の不純物及び他の有害物質の有無を検査する。貨物の現場情況を初歩判断 後、サンプリング調査を行う。サンプルの真実さを保つため、汚染されずに実験室 へ送る。小ロットの輸入食品は原則的に、千分の一の割合でサンプルを集める。品 種ごとに、三個以上サンプルを集める。サンプルに重さは0.5キログラム以上とす る。

3

実験室検査内容:抜取られた入国肉類製品に対し、サンプル微生物の検査を行う。

《動物源性食品有毒有害物質残留監控計画》に従って、重金属、農薬残留、獣薬残 留等の物理、化学指標に対し、検査、測定を行う。肉類製品の微生物学検疫内容:

強制的に細菌総数、サルモネラ菌、病原性の大腸桿菌(O157とO157:H7を含む)、

黄金ブドウ球菌などの検査を行う。輸出国の動物疫病状況によって、動物伝染病原、

寄生虫感染された肉類製品に対し、関連した病原、寄生虫の検査を行う。

4

検査検疫結果判定:検査に合格した製品には、《入国貨物検査検疫証明》を発給さ れ、製品の加工、使用が批准される。検査検疫に合格しない製品には、検査検疫機 構の監督下で、廃棄又は無害化処理を行う。

注:通関業者が貨物入国当地出入国検査検疫局へ検査、検疫を申請する同時に、《輸入食品衛生証書》も申 請可能。

(2)関税以外の国境特別措置 なし

5.販売の流れ

(注)販売時の規制・手続、等は特になし。

6.表示方法

(1)法律に基づく義務表示及び手続き

販売業者はラベル、標識札、説明書等の形式で品名、生産地、販売者名称、生産 期日を明記するものとする。詳しくは農製品包装と標識管理弁法を参照(第二部 資

食肉が中国市場に入る

インポーターがエンドユーザーを探す(インポーター自身が開設し た場所で販売したり、販売代理企業への販売することもある。)

スーパー・

百貨店(牛肉)

加工企業

(牛肉、豚肉、鶏肉)

レストラン・

ホテル(牛肉)

料15参照)

(2)任意表示 なし

(3)業界自主表示および手続き

オーストラリア産牛肉の場合、紙質ボックスに食品名称、正味含有量、製造と代理販売 業者合法登録名称、住所、生産期日、賞味期限、貯蔵説明、食用方法を表示している。

(4)「食の安心・安全」に関する表示 緑色食品

7.税制度

・牛肉、豚肉

関税 12% 増値税 13%

・鶏肉(骨付き、冷凍)

関税 0.6元/kg(従量税) 増値税 13%

8.国内流通・取引慣行等

(1)国内マーケット事情、商品特性、他

【牛肉】

(主要産地)西、河南、内蒙、山東地区。

(特徴)上海市場でよく見られる山東省産の“魯西”牛肉の場合、肌繊維が細かく、脂肪 分布が均等、大理石の模様が現れている。

(販売ルート・販売方法)“魯西”牛肉の販売ルートは通常、養牛業者→屠殺業者→牛肉卸 売市場といったルートで販売され、消費者、スーパーマーケット、ホテル、料理店、

ファースト・フードのチェーン店等に供給される。スーパーでは真空包装と塊の形式 で販売され、牛肉卸市場、牛肉店では塊で販売されている。

【豚肉】

(主要産地)全国各地にも養殖基地がある。

(特徴)普通、部位により豚肉を四級に分ける。特級:ヒレ肉、1級:通脊肉,後足肉、

(販売ルート・販売方法)普通、養豚戸又は養豚場から生きたブタを屠畜場に送り屠殺を行 って、肉卸業者又はスーパーに卸売りされ、消費者は市場やスーパーで購入する。ヒ レ肉はスーパーでは真空包装で、市場では塊で販売されている。

【鶏肉】

(主要産地)“草原興発”緑草鶏は内蒙古、黒竜江、吉林、甘、青海、新疆等の六省に加 工工場がある。

(販売ルート・販売方法)“草原興発”緑草鶏の販売は直売と代理販売を採用している。

スーパーでは、袋包装(袋ごとに賞味重量の500グラムを主とする。)で販売が行われ ている。

(2)新規参入時の留意点

「食肉・食肉加工品」を含め、農林水産物・加工食品の全体に言える「新規参入時 の留意点」については、「第2章野菜・野菜加工品、8.国内流通・取引慣行、(2)

新規参入時の留意点」の項を参照されたい。

9.サンプル輸出の規制状況等

食肉の輸入は上記の根拠により禁止されているため、現在のところ中国での展示は許可さ れない。

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