4.輸入制度・輸入規制
(1)輸入手続き、輸入許可のための要件
・インポーターが通関を申請する時、必要な資料:
番号 詳しい内容
1 中華人民共和国入国動植物検疫許可証(冷凍、加工品は不要)
2 通関申告書(中国語で報関単という、通関業者が提供)
3 検査検疫申告書(通関業者が提供)
4 検査検疫申告委託書(輸入代理業者が提供する)
5 輸入契約書
6 (海運/空運)貨物引換書 7 輸入領収書
8 パッキングリスト
・インポーターは入国当地出入国検査検疫局での検査にあたり、上記資料を提出する他、
インポーターが通関業者に入国地検査検疫局への通関申請、検査検疫資料の提 出、通関貨物の引き取りの申請を委託する
製品入港 検査パス
通関業者が検査検疫証書と通関書を獲得する
日本産水産品が中国市場に入る
インポーターは入国地検査検疫局に中国入国動植物検疫許可証を申請する
(注)冷凍、加工品は不要。半年間有効。
前の確認が必須。
番号 詳しい内容
1 輸入食品の中国語ラベル(中国語ラベルは中国法律規定に合うものとする。詳し くは6.表示方法を参照)
2 原産地証明書
3 衛生証明書(輸出国の政府機関が発行したもの)
4 品質を証明する書類(成分分析表、食品メーカーの営業許可証)
5 輸入代理業者承諾書(インポーターが提供:第1章の当該部分を参照)
注1:資料4は加工品について求められる可能性がある。
注2:このほか、包材資材についての検疫もあり、包材が非木材である場合、「非木材梱包声明」が必要。
・食品検査検疫報告書は下記のプロセスに従い発行される:
プロ セス
詳しい内容
1 入国地出入国検査検疫局へ検査、検疫を申告する。
2
現場検査検疫をする内容:食品に農薬、化学肥料、他の化学品の入り混じり、汚染 物、腐敗、異物、かび生え、異臭、虫があるかどうか、冷凍食品が融けたかどうか、
包装は整備されているか、衛生要求に符合するかどうか等。包装食品の場合、必要 な時、包装を開ける割合を増加可能。小ロット定型包装食品の場合、商標ラベル、
生産期日、賞味期限、品種、数量検査、検疫の申請した情況と一致であるかどうか 等。貨物の現場情況を初歩判断後、サンプリング調査を行う。サンプルの真実さを 保つため、汚染されずに実験室へ送る。小ロットの輸入食品は原則的に、千分の一 の割合でサンプルを集める。品種ごとに、三個以上サンプルを集める。サンプルご との重さは0.5キログラム以上とする。
3
実験室検査。2007年07月06、国家品質監督検査検疫総局の公布した《輸入日本 水製品についての警戒通報》によって、同類製品のサンプリング検査について、
20%を増加して、検査を行う。
4 検査結果の判定:国家の法律、法規、規定及び標準に従って、現場検検疫情況、提 供された材料と実験室検査結果に対し、総合判定を行う;
注:通関業者が貨物入国当地出入国検査検疫局へ検査、検疫を申請する同時に、《輸入食品衛生証書》も申 請可能。
(2)関税以外の国境特別措置 なし
5.販売の流れ
日本産水産品が中国市場に入る
(注)販売時の規制・手続、等は特になし。
6.表示方法
(1)法律に基づく義務表示及び手続き
①すけそうだら、さば等の鮮魚・冷凍魚
輸入された水産品は完全な外包装及び真新しい無毒、無害の内外包装がいる。内外 包装上にはっきり、読みやすい中英文標識の下記の内容を表明する:
一、水産品の商品名と学名、規格、生産期日、ロット番号、保存条件;
二、生産方式(海水漁獲又は淡水漁獲養殖);
三、生産地区 海洋漁獲者の漁獲海域、淡水海域者の出所国家又は地区、養殖製品の
最後繁殖段階所在国又は地区;
四、生産加工メーカー名称及び登録番号;
目的地は、中華人民共和国を明記しなければならない(第二部 資料9参照)。
②魚缶詰、缶詰以外の保存調製した魚
中華人民共和国食品衛生法第21条規定では“定型包装食品と食品添加剤には包装 標識又は製品説明書に違う製品によって品名、産地、メーカー名、生産期日、番号 またはバーコード、規格、調合原料又は主要成分、賞味期限、食用又は使用方法等 をそれぞれ表示しなければならない。食品、食品添加剤の製品説明書の内容は誇張、
偽り等の宣伝内容はないものとする。”とされている。
具体的には《予包装食品ラベル通用標準》(GB7718-2004)(第二部資料15参照)
(2)任意表示
① すけそうだら、さば等の鮮魚、冷凍魚 なし
輸入代理業者、販売業者がエンドユーザー市場を探す
スーパー・
百貨店
水産物市場 レストラン・
ホテル
② 魚缶詰、缶詰以外の保存調製した魚
同ラベル上任意表示の内容:製品番号、食用方法、エネルギーと栄養素等。
(3)業界自主表示および手続き なし
(4)「食の安心・安全」に関する表示 緑色食品
7.税制度
・すけそうだら、さば、その他の魚、かつお 関税 12% 増値税 13% ・ほたて貝
関税 14% 増値税 13%
・干しなまこ
関税 10% 増値税 13%
・魚缶詰、缶詰以外の保存調製した魚 関税 12% 増値税 17%
8.国内流通・取引慣行等
(1)国内マーケット事情、商品特性、他
【たい】
(主要産地)黄海 渤海地区。﹑
(特徴)鯛は“加吉魚”、“銅盆魚”とも言う、学名が“真鯛、主に貴重な貝殻及び甲殻類を 食にするので、肉質が味が新鮮で素晴らしくて、山東沿海でのもっとも有名で貴重 の食用魚。同時に “赤いうろこ鯛”と“黒いうろこ鯛”二つ種類に分けて、一番貴重な のは赤いうろこ鯛である。初春のころに出回る。
(販売ルート・販売方法)一般的に生鮮品で卸売市場に入って、その後スーパー、百貨 店でも販売されている。ばら売りを主として販売する。
【冷凍さんま】
(販売ルート・販売方法)一般的に冷凍のさんまが卸売市場に入って、その後スーパー、
百貨店でも販売されている。ばら売りを主として販売する。
【冷凍かつお】
(販売ルート・販売方法)一般的に冷凍のかつおが卸売市場に入って、その後スーパー、
百貨店でも販売されている。ばら売りを主として販売する。秋冬に出回る。
【魚缶詰】好搭档ブランドの事例
(主要産地)南通、上海
(製品種類)“好搭档”油渍 鲔魚、“好搭档“红 烧 带魚、”好搭档”香辣平目等。
(販売方式)鉄缶あるいはガラス瓶で包装する。
(2)規参入時の留意点
「水産物・水産加工品」を含め、農林水産物・加工食品の全体に言える「新規参入 時の留意点」については、「第2章野菜・野菜加工品、8.国内流通・取引慣行、(2)
新規参入時の留意点」の項を参照されたい。
9.サンプル輸出の規制状況等
展示会サンプル品の輸出については、展示会主催者が通関業者に委託し、通常の通関・検 査検疫手続きを行うほか、「中華人民共和国海関暫時出入国貨物管理弁法」等に基づき、通 関業者は、入国当地の海関行郵監督管理処に下記の必要資料を提供する:
番号 詳しい内容
1 輸入通関申告書(報関単という)(空運の場合:一式四部が必要、海運の場合:
一式两部が必要)。
2 代理通関申告委託書(展示会主催側が提供する)
3 暫時輸入展覧品通関申告リスト(海関が審査してから生成する)。
4 展覧品原始リスト(パッキングリスト)。
5 提運単(コピー)。注:貨物引渡証のこと 6 海運輸入貨物仕事連絡書(海運の場合、必要)。 7 主催機構委託書。
8 《貨物暫時入国申請表》