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茶 (緑茶、その他)

ドキュメント内 総論 (ページ 48-53)

4.輸入制度・輸入規制

(1)輸入手続き、輸入許可のための要件

インポーターが通関を申請する時、提供する資料:

番号 詳しい内容

1 通関申告書(中国語で報関単という)

2 検査検疫申告書(通関業者が提供する)

3 検査検疫申告委託書(輸入代理業者が提供する)

4 輸入契約書

5 (海運/空運)貨物引換書 6 輸入領収書

7 パッキングリスト

インポーターは入国地の出入国検査検疫局での検査にあたり、上記資料を提出する他、

下記の資料を提供する必要がある。ただし、検疫局の判断により異なる場合もあるので 事前の確認が必須。

番号 詳しい内容

1 輸入食品の中国語ラベル(中国語ラベルは中国法律規定に合うものとする。詳 しくは6.表示方法を参照”)

2 原産地証明書

3 品質を証明する書類(成分分析表、食品メーカーの営業許可証)

4 輸入代理業者承諾書(インポーターが提供:第1章の当該部分の解説を参照)

注1:資料3の成分分析表とは、食品衛生法による検査登録機関にて証明された英文の分析表。

2:加工品であっても植物原料を用いている場合、植物検疫証明書(輸出国の政府機関が発行したもの)

を求められる可能性がある。

3:このほか、包材資材についての検疫もあり、包材が非木材である場合、「非木材梱包声明」が必要。

《食品検査検疫報告書》は下記のプロセスに従い発行される:

プロ セス

詳しい内容

1 入国地出入国検査検疫局へ検査、検疫を申告する。

2

現場検査検疫をする内容:食品に農薬、化学肥料、他の化学品の入り混じり、汚染 物、腐敗、異物、かび生え、異臭、虫があるかどうか、冷凍食品が融けたかどうか、

包装は整備されているか、衛生要求に符合するかどうか等。包装食品の場合、必要 な時、包装を開ける割合を増加可能。小ロット定型包装食品の場合、商標ラベル、

生産期日、賞味期限、品種、数量検査、検疫の申請した情況と一致であるかどうか 等。貨物の現場情況を初歩判断後、サンプリング調査を行う。サンプルの真実さを 保つため、汚染されずに実験室へ送る。小ロットの輸入食品は原則的に、千分の一 の割合でサンプルを集める。品種ごとに、三個以上サンプルを集める。サンプルご との重さは0.5キログラム以上とする。

3 実験室検査。

4 検査結果の判定:国家の法律、法規、規定及び標準に従って、現場検検疫情況、提 供された材料と実験室検査結果に対し、総合判定を行う;

注:通関業者が貨物入国当地出入国検査検疫局へ検査、検疫を申請する同時に、《輸入食品衛生証書》も申 請可能。

(2)関税以外の国境特別措置 なし

5.販売の流れ

(注)販売時の規制・手続、等は特になし。

日本緑茶が中国市場に入る

輸入代理業者がエンドユーザー市場を探す

スーパー 百貨店 業務用

6.表示方法

(1)法律に基づく義務表示及び手続き

・ 《中華人民共和国食品衛生法》第21 条規定では“定型包装食品と食品添加剤は包装ラ ベル又は製品説明書の中に製品別品名、産地、メーカー名、生産期日、番号またはバー コード、規格、調合原料又は主要成分、賞味期限、食用又は使用方法等をそれぞれ表示 しなければならない。食品、食品添加剤の製品説明書の内容は誇張、偽り等の宣伝内容 をしてはいけない。”とされている。

・ 具体的には《予包装食品ラベル通用標準》(GB7718-2004)(第二部資料15参照)

(2)任意表示

同ラベル上任意表示の内容:製品番号、食用方法、エネルギーと栄養素等。

(3)業界自主表示および手続き なし

(4)「食の安心・安全」に関する表示 なし

7.税制度

(1)関税 15%

(2)消費税/付加価値税 13%(増値税)

8.国内流通・取引慣行等

(1)国内マーケット事情、商品特性、他

(輸入背景)中国は悠久の茶の歴史がある。近年来、中国の緑茶も多く輸出されてきてい るが、国外からも一部の緑茶も輸入している。2006年度、中国の国外から輸入した緑 茶は約38トン、その中、日本から輸入された緑茶は約12.5トン、輸入総量の約33%

を占めていた。日本から輸入された緑茶のうち上海港から輸入されたのが総輸入額の

約45%を占めていた。

(主要産地)浙江、安徽、江西等地に集中し、全国各地に販売がある。

(ブランド)中国緑茶の品種には「西湖竜井」、「碧螺春」、「信阳毛尖」、「覃塘毛尖」、「黄 山毛峰」、「六安瓜片」、「涌溪火青」、「太平猿」、「惠明茶」、「南山白毛茶」、「峨眉竹叶

青」等の多種品種がある。

(出荷時期)「西湖竜井」の例では、毎年、春季に四回摘み、加工し、出荷される。清明節

(中国節の一つ、新暦の4月5日)の前に摘まれる最新の茶を“明前茶”という、1キロ グラム乾茶を製造するごとに新鮮な葉を7万枚使う貴重な茶である。

(販売ルート)茶市場で販売される他、大手茶販売業者を通じ百貨店や大手スーパーで販 売される。

(販売方式)茶の包装は品種及び品質の違いによって区別がある。ばらばらに売られてい るの、プラスチック袋で包装して販売されているのもあれば、専門な茶の生産業者が 特殊な精密包装し、販売されているのもある。

(2)新規参入時の留意点

「茶(緑茶、その他)」を含め、農林水産物・加工食品の全体に言える「新規参入時 の留意点」については、「第2章野菜・野菜加工品、8.国内流通・取引慣行、(2)

新規参入時の留意点」の項を参照されたい。

9.サンプル輸出の規制状況等

展示会サンプル品の輸出については、展示会主催者が通関業者に委託し、通常の通関・

検査検疫手続きを行うほか、「中華人民共和国海関暫時出入国貨物管理弁法」等に基づ き、通関業者は、入国当地の海関行郵監督管理処に下記の必要資料を提供する:

番号 詳しい内容

1 輸入通関申告書(報関単という)(空運の場合:一式四部が必要、海運の場合:

一式两部が必要)。

2 代理通関申告委託書(展示会主催側が提供する)

3 暫時輸入展覧品通関申告リスト(海関が審査してから生成する)。

4 展覧品原始リスト(パッキングリスト)。

5 提運単(コピー)。注:貨物引渡証のこと 6 海運輸入貨物仕事連絡書(海運の場合、必要)。 7 主催機構委託書。

8 《貨物暫時入国申請表》

ドキュメント内 総論 (ページ 48-53)

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