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頭条件

ドキュメント内 様々な身体部位における (ページ 62-65)

左方向

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右方向

-]0 -20 - 1 0 0 10 20 30 -]O -20 - 10 0 10 20 :<O 揖先造と空閑誌の距珪 (cm) 慢先汚と空閑駐の距沼 (cm)

固 19 棒先 端と空間軸の距離: 空間軸ドア間距離通 常条件 各水平棒の条件におけ る棒先 端と空間軸の距離の平均値 (左 : 手条 件, 右 : 頭部条件) 。 棒グ ラ フ は各水平棒におけ る平均値,

は SD (不 偏標準 偏差 ) を表す。 0 cmは, 空間軸 の位置を表す。 空 間軸に対して, 棒先 端が右 側を通過 した場合は符号 で は十 , 左 側を通 過 した場合は, 符号 で はを示す。 錘位置の要因で は, 錘位置の有意 な主効果は認められなかったが, 棒の長 さとの間に有意な交互 作用が 認められ, 65cm条件において, 錘位置が近い条件(5 0% ) に比べ て, 錘位置が遠い条件( 75% ) において棒先 端が左 側を通過 した。 ま た, 棒が長 い条件(65 cm) で は, 短 い条件(5 0 cm) に比べ て棒先端 が右 側を通過 した。 第1, 2 実験と同様に, 空間軸ドア間距離通 常 条件においても, 頭部条件で は手条件に比べ て棒先瑞 が左 側を通過 し た。

頭部における空間軸とドアとの距離の変更 に伴う棒先端調整位置の変化:

空間軸 ドア間距離拡 大 条件通常条件間での比較

手条件

錘の位置と棒の長さの要因において有意な主効果が認 められた [ 錘位置:F( l ,11)

= 7. 71 , p = . 018 ; 棒の長さ:F( l ,11)=20.10 , p= .OO I ] 。 錘位置要因につ いては, 50%

条件に比べて, 75% 条件において棒先端が左側を通過 し た。 また, 棒の長さ要因に つ いては, 50cm条件に比べて, 65cm条件において棒先端が右側を通過 し た。 一 方 で, 空間軸とドア間の距離の要因においては有意な主効果は認 められず[ 空間軸:

F( l , 11) = .20 , p =.662] , 手条件では, どちらの空間軸につ いても, およそ同位置に棒 先端位置を調整し ていた。 また, いずれの要因間にも有意な交互 作用は認 められな かった。

頭部条件

錘の位置と棒の長さの要因において有意な主効果が認 められた [ 錘位置:F( l ,11)

= 6.30 , p =. 029 ; 棒の長さ:F( l ,11) = 18. 74, p =. 0 01] 。 錘位置 要因につ いては, 50%

条件に比べて, 75% 条件において棒先端が左側を通過 し た。 また, 棒の長さ要因に つ いては, 50cm条件に比べて, 65cm条件において棒先端が右側を通過 し た。 一 方 で, 空間軸とドア間の距離の要因においては有意な主効果は認 められず[F( l ,11) = 1. 0 0 , p = .34] , 頭部条件に関し ても, 空間軸とドアとの距離が拡 大 通常のどちらの

条件につ いてもおよそ同位置に棒先端位置を調整し ていた。 また, 錘位置と棒の長 さの要因間に有意な交互 作用が認 められたが, 空間軸とドアとの距離の要因と他 の 要因との交互 作用ではいずれも認 められなかった。

第4節 考察

第3実験において, 頭部 における歩行調整 の特異性は, 空間 軸を設置したドアと の接触リスクを考慮し空間 軸から遠ざかるように歩行調整 を行っているためである かを検討した。 この実験では, 従来 の条件よりドアとの距離を20 cm遠ざけた位罹 に空間 軸を設定し, この条件で歩行中の棒 先端致 課題を実施 した。 本実験では,

50cmと 65cmの棒 を使 用しているため, この空間 軸とドアとの距離では, きわめて 棒がドアに接触するリスクは低 いと考えられた。 そのため, この条件では頭部 にお いても手と同位置に棒 先端を調整 すると予想した。 しかしながら, 実験の結果は予 想とは異なり, 空間 軸を遠ざけてドアと棒 の接触リスクを最小 限 にした状況でも,

頭部 条件では手条件に比べて左側 (空間 軸・ ドアから遠ざかる方向) を通過 した。

また, 空間 軸とドアとの距離がこれまでの第 l 実験・ 第2実験の使 用したものと同 じ条件でも, これまでの実験と類 似 し た結果 (頭部 では, 手に比べて棒 先端が左側 を通過) が得られた。 そのため, 第1. 第2実験と同じ行動特性は, 第3実験でも再 現されていたと考えられる。 さらに, 空間 軸とドアとの距離の操作による影響を各 部 位ご とで比較 し たが, 手・ 頭部 のどちらの条件の棒 先端の調整 位置にも, 空間 軸

の操作による影響は認められなかった。 このことから, 空間軸とドアとの距離は,

各部 位での棒 先端の調整 に主 たる影響を与えていないと考えられる。

これまでの第1-3実験では, 貫 して右側の空間 軸に対して棒 先端を合わせる課 題をおこなってきた。 しかしながら, 空間 知覚については, 左右差 が存在 すること

が知られている。 そこで第4実験では, この空間 軸の空間 的位置関係が, 頭部 にお ける空間 軸の位置関係の知覚, ならびに歩行調整 中における棒 先端位置に影響を与 えた可能性について検討する。

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