第5章 第一期健康千代田 21 の成果と評価
3 領域別の成果の総括
(1)栄養・食生活
20 代の朝食の欠食については男女とも減少傾向にあります。また、食事量を理解している人 の割合は男女とも増加が見られ、良い傾向ですが、栄養バランスを考えている人の割合が全体で 減少している結果を踏まえ、対象者のステージや実践方法を検証し、今後も食育の推進を図りま す。
(保健福祉総合計画アンケートより)
【栄養のバランスについて】
栄養のバランスを考えた食事をしているかどうかを聞いたところ、「はい」が 68.6%、「いい え」が 27.9%です。性別に「はい」の割合をみると、女性が 74.9%で、男性の 57.0%を大き く上回っています。年代別に「はい」の割合をみると、年齢が上がるに従って「はい」の割合が 多くなる傾向にあります。
(参考)平成 17 年度節目健診(40~60 歳代)の結果では、「はい」が、女性 81.5%、男性 60.6%、全体で 73.8%でした。
33.8 30.4
38.7 31.3
36.7 22.1
25.8 35.4
43.8 50.0 50.0 40.5
64.6 68.3
60.1 66.9
62.4 77.1
73.8 64.0
53.9 47.3 46.8
54.7 4.7
1.8 1.3 1.6
1.2
0.9 0.8 0.4 0.6 2.3 2.7 3.2
0 50 100
【全体】(1195) H18(681)
【性別】
男性(416) 女性(776)
【年代別】
20~29歳(109) 30~39歳(262) 40~49歳(244) 50~59歳(164) 60~64歳(128) 65~69歳( 74) 70~74歳( 62) 75歳以上(148)
(%)
はい いいえ 無回答
(2)身体活動・運動
運動習慣を持つ人の割合、仲間をもつ人の割合は増加し、定期的な運動習慣について 改善が見られました。しかし、その割合はまだ半数に満たないため、引き続き運動がで きる環境整備と地域での仲間づくりに努める必要があります。
(
保健福祉総合計画アンケートより)
【1回30分以上、週2回、1年以上継続している運動について】
1 回 30 分以上の運動を週 2 回以上、1 年以上継続しているかを聞いたところ、「はい」が 33.8%、
「いいえ」が 64.6%でした。平成 18 年調査に比べて、「はい」が 3.4 ポイント増加しています。
性別に「はい」の割合をみると、男性が 38.7%で、女性の 31.3%を上回っています。
年代別にみると、「30~39 歳」が 22.1%で最も少なく、「65~74 歳」が 50.0%で最も多 くなっています。
26.9
20.0 30.5
32.1 30.2 36.5 27.4 18.0 14.9 12.9
42.6
42.3
44.3 38.5
40.3
21.8
25.5 19.8
21.1 19.5 18.9 12.8 31.3 25.7 37.1 43.3
53.0 41.4 45.9
43.1
3.7 4.6 5.7 3.7 3.1 9.5 8.1 8.2
6.0
4.9 2.7
3.1 2.4
0.0 1.5 0.4 3.0 6.3 4.1 1.6
0 50 100
【全体】(1195)
【性別】
男性(416) 女性(776)
【年代別】
20~29歳(109) 30~39歳(262) 40~49歳(244) 50~59歳(164) 60~64歳(128) 65~69歳( 74) 70~74歳( 62)
(%)
とても感じる やや感じる あまり感じない 感じない 無回答
(3)心の健康
ストレスを感じている人は増加傾向にありますが、趣味を充実させる、睡眠をとるな どの対応が取れる人の割合は増加しています。
また、気軽に相談できる場を持つ人も増えており、ストレスを回避できる人が増加し ている傾向がうかがえます。
(
保健福祉総合計画アンケートより)
【最近 1 ヶ月間に日常生活で不満、悩み、苦労、ストレスを感じたこと】
最近 1 ヶ月間に日常生活で不満、悩み、苦労、ストレスを感じたかどうか聞いたところ、「と ても感じる」が 26.9%、「やや感じる」が 42.6%であり、合わせて 69.5%が“感じている”と 回答しています。
性別に「とても感じる」割合をみると、女性で 30.5%であり、男性の 20.0%より多くなって います。年代別に“感じている”割合をみると、「59 歳以下」では7~8割程度となっています。
(参考)平成 17 年度節目健診(40~60 歳代)の結果では、「ストレスを感じる」人の割合が、
女性 59.6%、男性 58.3%、全体で 59.1%でした。
78.7
66.8 85.3
89.0 80.9 79.9 74.4 75.0 82.4 74.2 74.3
20.3
14.2
19.1 19.7
24.2 31.7
25.0 24.2 14.9
11.0
23.0 1.6 2.7 0.8 0.6 0.4 0.0 0.0 0.5 1.4 1.0
2.7
0 50 100
【全体】(1195)
【性別】
男性(416) 女性(776)
【年代別】
20~29歳(109) 30~39歳(262) 40~49歳(244) 50~59歳(164) 60~64歳(128) 65~69歳( 74) 70~74歳( 62) 75歳以上(148)
(%)
いる いない 無回答
【悩みやストレスを感じた時、相談できる人の有無】
悩みやストレスを感じた時、相談できる人が「いる」が 78.7%、「いない」が 20.3%となっ ています。
性別に「いる」割合をみると、女性で 85.3%であり、男性の 66.8%より多くなっています。
年代別に「いる」割合をみると、「20~29 歳」が 89.0%で最も多く、「50~64 歳」と「70 歳以上」で約 75%であり、比較的少なくなっています。
(参考)平成 18 年度保健福祉アンケートの結果では、20~64 歳で、「相談できる場所(人)」
を知っている人が、女性 56.0%、男性 33.9%、全体で 47.2%でした。
14.1 15.8
13.8 14.5 13.9 22.0 14.8 12.2
17.7 16.7
26.9 12.8
11.9 19.1 16.4
17.1 28.1 17.6 14.5 14.9
67.5 65.9
45.4 79.4
74.3 66.0 69.7
61.0 57.0 68.9 71.0 76.4 4.7
6.7
12.9 27.6
4.1 1.2 1.6
0.0 0.4 0.0 0.0 0.0 1.4 1.6 0.8
0.0
0 50 100
【全体】(1195) H20(1376)
【性別】
男性(416) 女性(776)
【年代別】
20~29歳(109) 30~39歳(262) 40~49歳(244) 50~59歳(164) 60~64歳(128) 65~69歳( 74) 70~74歳( 62) 75歳以上(148)
(%)
吸っている 過去に吸っていたがやめた 吸っていない 無回答
(4)たばこ
区民の喫煙率は徐々に低下してきています。一方、喫煙者の中でたばこをやめたいと 思っている人の割合は約半数となっています。
(
保健福祉総合計画アンケートより)
【喫煙について】
喫煙の状況については、「吸っている」が 14.1%、「過去に吸っていたがやめた」が 17.7%、
「吸っていない」が 67.5%です。平成 20 年の調査に比べて、「吸っている」割合は、1.7 ポイ ント減少しています。
性別に「吸っている」割合をみると、男性が 27.6%で、女性の 6.7%より多くなっています。
年代別では、「50~59 歳」で「吸っている」割合が高く、22.0%になっています。
(参考)平成 17 年度節目健診(40~60 歳代)の結果では、「吸っている」が、女性 13.6%、
男性 32.3%、全体で 20.5%でした。
48.8 49.3
41.7 65.4
53.3 65.8 41.2
50.0 31.6
55.6 37.5 28.6
49.4 49.8
56.5 32.7
46.7 31.6 58.8
50.0 68.4
44.4 50.0
57.1 14.3
0.9
1.9 1.8
1.7
0.0 2.6 0.0 0.0 0.0 0.0 12.5
0 50 100
【全体】(168) H20(217)
【性別】
男性(115) 女性( 52)
【年代別】
20~29歳( 15) 30~39歳( 38) 40~49歳( 34) 50~59歳( 36) 60~64歳( 19) 65~69歳( 9) 70~74歳( 8) 75歳以上( 7)
(%)
思う 思わない 無回答
たばこの健康への影響については、徐々に周知されてきており、受動喫煙を意識する 人の割合も増加しています。
今後は、引き続き喫煙の害について啓発し、禁煙を希望する人への支援を実施して、
喫煙する人の割合を減少させるとともに、受動喫煙対策を強化する必要があります。
(
保健福祉総合計画アンケートより)
【禁煙意向】
たばこを「吸っている」人に、やめたいと思うかを聞いたところ、「思う」が 48.8%、「思わ ない」が 49.4%でした。平成 20 年度の調査もほぼ同様の傾向でした。
性別にやめたいと「思う」割合をみると、女性が 65.4%で、男性の 41.7%より多くなってい ます。
年代別では、「39 歳以下」でやめたいと「思う」割合が過半数を超えています。
(参考)平成 17 年度節目健診(40~60 歳代)の結果では、「やめたい、または、へらしたい」
が、女性 67.8%、男性 67.4%、全体で 67.6%でした。
29.7
29.1 30.2
15.6 25.2
31.1 34.1 28.1
40.5 30.6
36.5
65.2
66.6 64.4
84.4 73.3
68.0
61.7 50.0 61.3 47.3
62.2
16.2 8.1 9.5 10.2
3.7 0.8 1.5 0.0 5.4 4.3 5.1
0 50 100
【全体】(1195)
【性別】
男性(416) 女性(776)
【年代別】
20~29歳(109) 30~39歳(262) 40~49歳(244) 50~59歳(164) 60~64歳(128) 65~69歳( 74) 70~74歳( 62) 75歳以上(148)
(%)
知っていた 知らない 無回答
(5)アルコール
アルコールについては、調査方法が変更されたため、評価が難しいですが、大きな変 化はないものと思われます。
未成年者の飲酒による健康影響や適性や飲酒量についての啓発などに取り組んでいく 必要があります。
(
保健福祉総合計画アンケートより)
【「節度ある適切な飲酒」の量の認知】
「節度ある適切な飲酒」の量が、純アルコール量で 1 日 20g程度であることを「知っていた」
が 29.7%、「知らない」が 65.2%でした。
性別に「知っていた」割合をみると、女性が 30.2%、男性が 29.1%でほぼ同様の割合でした。
年代別に「知っていた」割合をみると、「65~69 歳」が 40.5%で最も多く、「20~29 歳」
が 15.6%で最も少なくなっています。
(参考)平成 17 年度節目健診(40~60 歳代)の結果では、「知っている」が、女性 37.9%、
男性 36.0%、全体で 37.2%でした。
20.5 13.7
18.8 21.5
14.7 11.8
18.4 19.5 24.2
31.1 35.5 30.4
7.3
7.3 8.0
8.8 12.1 12.1
7.5 14.6
12.8 15.6
12.3 11.6
10.2 14.9
68.2
52.4
39.9 15.5
6.5 5.4 6.0 3.3
6.9
7.0 5.5 4.7
5.4 12.9
65.1 63.0
61.5 60.4 54.7
43.2 41.9 56.6
63.9
4.1 2.8 4.0
3.8
0.0 1.5 0.8 3.0 6.3 5.4 3.2
0 50 100
【全体】(1195) H20(1376)
【性別】
男性(416) 女性(776)
【年代別】
20~29歳(109) 30~39歳(262) 40~49歳(244) 50~59歳(164) 60~64歳(128) 65~69歳( 74) 70~74歳( 62) 75歳以上(148)
(%)
ほぼ毎日 週に3~4日 週に1~2日 ほとんどない 無回答
(6)歯の健康
子どもについては、ほぼ目標を達成でき、成果が見られたと考えられます。3 歳児で 甘いお菓子をほぼ毎日食べる子どもが減少しています。
成人については、かかりつけ歯科医を持っている人の割合は、かかりつけ医、薬局と 比較してもっとも高く、また歯科健診を受診している人も増加しました。
(
保健福祉総合計画アンケートより)
【1回 10 分以上の歯みがき】
歯をみがくとき、1 回に 10 分以上かけてみがくことがあるかどうかを聞いたところ、「ほぼ毎 日」が 20.5%、「週に 3~4 日」が 6.9%、「週に 1~2 日」が 12.1%で、「ほとんどない」は 56.6%でした。前回調査と比べて、「ほぼ毎日」の割合が 6.8 ポイント増加し、「ほとんどない」
の割合が 11.6 ポイント減少しています。
性別に「ほとんどない」割合をみる と、男性が 63.9%、女性が 52.4%
でした。
年代別に「ほぼ毎日」の割合をみる と、「65 歳以上」では 3 割超となっ ています。
(参考)平成 17 年度若年節目健診の 結果では、「一日1回はていね いな歯みがき(5 分以上)をして いる」人が、女性 81.5%、男 性 60.6%、全体で 73.8%で した。
54.9 57.6
55.3 54.6
64.2 46.2 45.9
57.9 64.1 64.9 61.3 59.5
43.0 41.4
43.8 42.8
35.8 52.7 53.3
41.5 34.4 32.4 33.9 33.1 7.4
2.6 1.0 2.1
1.0
0.0 1.1 0.8 0.6 1.6 2.7 4.8
0 50 100
【全体】(1195) H18(681)
【性別】
男性(416) 女性(776)
【年代別】
20~29歳(109) 30~39歳(262) 40~49歳(244) 50~59歳(164) 60~64歳(128) 65~69歳( 74) 70~74歳( 62) 75歳以上(148)
(%)
はい いいえ 無回答
(7)糖尿病
今回の調査では、各指標とも 5 割前後の結果となっており、引き続き食事・運動の両面 から取り組む必要があります。
(
保健福祉総合計画アンケートより)
【運動の心がけ】
意識的に運動を心がけているかどうかを聞いたところ、「はい」が 54.9%、「いいえ」が 43.0%
でした。平成 18 年調査に比べて、「はい」が 2.7 ポイント減少しています。
性別に「はい」の割合をみると、男性が 55.3%、女性が 54.6%でほぼ同数です。
年代別に「はい」の割合をみると、「65~69 歳」で 64.9%、「20~29 歳」で 64.2%、「60
~64 歳」で 64.1%であり、他の年代に比べて比較的多くなっています。
54.4
50.5 56.4
62.4 51.5
59.0 49.4
57.0 52.7 48.4
52.0
43.9
48.1 41.8
37.6 47.7
40.6 49.4
41.4 44.6 45.2
43.2 4.7
6.5 2.7 1.6 1.2 0.4 0.8 0.0 1.8 1.4 1.7
0 50 100
【全体】(1195)
【性別】
男性(416) 女性(776)
【年代別】
20~29歳(109) 30~39歳(262) 40~49歳(244) 50~59歳(164) 60~64歳(128) 65~69歳( 74) 70~74歳( 62) 75歳以上(148)
(%)
はい いいえ 無回答
【体重コントロールの実践】
適正体重を維持するために体重コントロールを実践しているかどうかを聞いたところ、「はい」
が 54.4%、「いいえ」が 43.9%でした。
性別に「はい」の割合をみると、女性で 56.4%と、男性の 50.5%より多くなっています。
年代別に「はい」の割合をみると、「20~29 歳」が 62.4%で最も多く、他の年代では 50%
台が多くなっています。
(参考)平成 17 年度節目健診(40~60 歳代)の結果では、「実践している」が、女性 42.2%、
男性 31.0%、全体で 38.0%でした。
66.2
53.6 72.8
59.6 56.5
66.0 69.5 64.1
77.0 77.4 76.4
30.0
43.3 23.1
40.4 41.2
33.2
29.7 14.9
19.4 13.5 26.8
3.8
3.1 4.1
0.0 2.3 0.8 3.7 6.3 8.1
3.2 10.1
0 50 100
【全体】(1195)
【性別】
男性(416) 女性(776)
【年代別】
20~29歳(109) 30~39歳(262) 40~49歳(244) 50~59歳(164) 60~64歳(128) 65~69歳( 74) 70~74歳( 62) 75歳以上(148)
(%)
はい いいえ 無回答
(8)循環器
血圧や脂質のコントロールが循環器疾患の予防に重要なことは、一定程度周知されて いますが、引き続き取り組んでいく必要があります。
(
保健福祉総合計画アンケートより)
【塩分の濃い食品を控えること】
塩分の濃い食品を控えているかどうかを聞いたところ、「はい」が 66.2%、「いいえ」が 30.0%
でした。
性別に「はい」の割合をみると、女性が 72.8%で、男性の 53.6%を大きく上回っています。
年代別に「はい」の割合をみると、年齢が上がるに従って多くなる傾向にあります。
(参考)平成 18 年度保健福祉アンケートの結果では、20~64 歳で、「はい」が、女性 63.0%、
男性 45.8%、全体で 56.2%でした。
50.7
40.8
45.5
67.1
58.1
45.1
52.6
49.3
28.0
38.1
0.9 1.4 2.4 3.8 2.2
2.8 3.5 2.8 2.8 2.0
0% 50% 100%
胃がん検診(1195)
肺がん検診(1195)
大腸がん検診(1195)
子宮がん検診(776)
乳がん検診(776)
受診した 受診したことはない わからない 無回答
(9)がん
野菜の摂取や禁煙など、がん予防に効果的な生活習慣については良く周知されていま すが、がん検診の受診率は目標に届いていないものがあります。
がん予防に関する生活習慣について、啓発を継続するとともに、がん検診の受診率を 向上させるよう、取り組みを強化していく必要があります。
(
保健福祉総合計画アンケートより)
【がん検診の受診】
がん検診を「受診した」割合をみると、「子宮がん検診」が 67.1%で最も多く、次いで「乳が ん検診」の 58.1%、「胃がん検診」の 50.7%となっています。「肺がん検診」が 40.8%で最も 少なくなっています。
(参考)平成 18 年度の実績では、全体のがん検診受診率が、胃がんで 31.1%、肺がんヘリカ ルCTで 0.7%、子宮がんで 10.4%、乳がんマンモグラフィで 6.6%、大腸がんで 36.1%、
前立腺がんで 24.4%でした。
がん検診の主な検査方法は次のとおりです。
胃がん検診(バリウムによるレントゲン検査や内視鏡検査など)
肺がん検診(胸部レントゲン検査や喀痰検査など)
大腸がん検診(便潜血検査など)
子宮がん検診(細胞診検査など)
乳がん検診(視触診とマンモグラフィー検査など)