第 4 章 海外事例
3) 韓国でのスパムメール対策
1999 年 2 月 2001 年 1 月 2002 年 12 月 2004 年 1 月 規制法令 情報通信網利用
促進等に関する 法律
情報通信網利用促進及び情報保護等に関する法律 (法名改訂)
規制方法 オプトアウト オプトアウト + ラベリング 受信拒否意志に反する広告送信禁止 (第 50 条の 1)
“広告” 明記義務化 (第 50 条の 2) 青少年有害媒体物
広告送信禁止(第 42 条の 2)
営利目的の広告が 見えるようにする。個 人情報を収集するプ ログラムをインストールする 時、必ず使用者の許 諾を求める(第 50 条 の 5)
自動生成及び無断 抽出禁止(第 50 条の 2)
情報通信部の スパ ム遮断ソフトウェア製作 及び配布権利追加 (第 50 条の 6) 受信拒否回避/妨
害目的の技術的措 置禁止(第 50 条の 4)
国外以前個人情報 の保護追加(第 54 条)
受信者の連絡先の 自動生成禁止(第 50 条の 6)
規制内容 受信拒否意志に
反する広告送信 禁止 (第 19 調剤 2 項)
電子メールを通じ て広告を送信する 時 “広告” と明記 する義務(第 50 条 の 2)
ISP など民間事業 者の spam 遮断権限 付与 (第 50 条の 4)
反則金の増額 3000 万ウォン(第 67 条)
図 4-3-3 スパムメール関連の法的規制の動向
(2)自主的取組
韓国政府はスパムメールの防止のために法的規制以外にスパムメール防止ガイドライン を製作/ 配布し、インターネット・サービス・プロバイダ(ISP)からのスパムメール遮断プログ ラムの導入を奨励するなどの取組も実施している。
情報通信部は、2002 年 6 月 19 日に、スパムメール防止のためのガイドラインを発表した。
図 4-3-4 スパムメール防止のためのガイドライン
ISP では以下のような遮断プログラムが提供されている。
KT KAMS
(Kornet Abuse Management System)
コーネット誤乱用管理システム
• 2003 年 4 月実施
• スパムメール 申告で発信者の追跡及び発信中止要請まで 一気に処理する 「スパム請願処理自動化システム」
• ホームページ(abuse.kornet.net)を通じる被害事例受付
−発送者追跡
―スパムメール 発送中止要請文書発送
―処理結果への返信など、 処理工程を自動化
・ KAMS で処理された請願内容は韓国情報保護振興院(KISA) のサイバー・スパムメール申告センターと情報通信部にも一緒に 通報されて処罰及び防止のための資料として活用される オンセ通信 ウェブ ・スパムメール 遮断及びウェブこのメールウイルス遮断
サービス 「smart filter」 サービス提供 ( 月 2000 ウォン) 図 4-3-5 インターネットサービスプロバイダのサービス例
主体 取り組むべき処置
メールサービス事業者 IP アドレス、電子メール、住所の登録などの実名制実施 不法のスパムメールを遮断できるプログラムの導入 スパムメールへの苦情処理センターの指定
ウェブサイト運営者
電子メール住所抽出防止プログラムの導入
掲示板への書き込み者の電子メールや住所の暗号化 広告メール送信者 送信時メールのタイトルに "広告""情報"などを表示