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降温時の結果および考察

ドキュメント内 都市環境科学研究科 都市基盤環境学域 (ページ 97-102)

第 2 章 舗装の温度低減に関する既往の研究

4.3 室内照射試験

4.3.7 降温時の結果および考察

2

)放出エネルギーの比較

各ブロックの熱容量から算出したブロック別の放出エネルギーと裏面表面積 の関係を、図-

4.28

に示す。また、放熱中の過程の比較のために、試験開始か ら

6

時間後の初期放出エネルギーと裏面表面積の関係を、図-

4.29

に示す。な お、放出エネルギーは、表-

4.12

に示すように、

4

時間の照射で、ブロックが 記録した

4

時間後の最高温度と、試験開始から

6

時間(照射を止め、放熱を開 始してからは

2

時間後)と

24

時間後(照射を止め、放熱を開始してからは

20

時間後)の温度から、それぞれのエネルギーを算出し、最高エネルギーと

6

時 間後のエネルギー、

24

時間後のエネルギーの差し引きで算出した。

12 12.5 13 13.5 14 14.5 15 15.5 16 16.5 17

15,000 20,000 25,000 30,000 35,000 40,000 45,000 50,000 55,000

温温度

裏面表面積(

mm

2

平板

4,6,12

4,8,8

ダイヤ型 ハニカム型 星型

● 30mm

図-

4.26

裏面表面積と敷砂深さ

30mm

の降温温度

0 0.5 1 1.5 2 2.5 3 3.5 4

15,000 20,000 25,000 30,000 35,000 40,000 45,000 50,000 55,000

温温度

裏面表面積(

mm

2

平板

4,6,12

4,8,8

ダイヤ型 ハニカム型 星型

● 100mm

● 200mm

図-

4.27

裏面表面積と敷砂深さ

100mm

200mm

の降温温度

97

図-

4.28

から、降温温度と同様に、裏面の表面積が大きくなるほど放出エネ ルギーが小さくなることがわかる。これは降温温度と同様に、裏面の表面積が 大きくなるほど、蓄積したエネルギーが少なかったため、放出するエネルギー も少なかったと考えられる。また、図-

4.29

から、初期放出エネルギーと裏面 表面積の関係は、試験を終了した

24

時間後のエネルギーと最高エネルギーの差 である図-

4.28

の放出エネルギーと裏面表面積の関係と同じ傾向であるので、

放熱の過程は、温度にかかわらず一定の関係で放熱をすると考えられる。

80000 85000 90000 95000 100000 105000 110000 115000 120000

15,000 20,000 25,000 30,000 35,000 40,000 45,000 50,000 55,000

放出エネルギー(

J

裏面表面積(

mm

2

平板

4,6,12

4,8,8

ダイヤ型 ハニカム型 星型

図-

4.28

裏面表面積と放出エネルギー

35000 40000 45000 50000 55000 60000

15,000 20,000 25,000 30,000 35,000 40,000 45,000 50,000 55,000

初期放出エネルギ

J

裏面表面積(

mm

2

平板

4,6,12

4,8,8

ダイヤ型 ハニカム型 星型

図-

4.29

裏面表面積と初期放出エネルギー

98

1

枚あたり

の熱容量 最高温度

6

時間後 温度

24

時間後 温度

最高エネ

ルギー

6

時間後エ ネルギー

24

時間後エ ネルギー

(J/

)

平板

2780.61 63.8 43.2 22.2 177402.9 120122.4 61729.5 4,6,12

2785.65 59.1 41.9 22.6 164631.9 116718.7 62955.7 4,8,8

2479.58 60.2 41.4 21.7 149270.4 102654.4 53806.8

ダイヤ型

2721.81 62.9 42.8 22.8 171201.8 116493.5 62057.3

ハニカム型

2721.29 60.6 42.3 21.8 164909.9 115110.4 59324.0

星型

2415.00 59.8 41.8 22.3 144417.0 100947.0 53854.5

ブロック名称

(

) (J)

表-

4.12

最高温度

6

時間後、

24

時間後の温度

99

3

)降温速度の比較

ブロック別の

55

℃から

35

℃までの降温速度と裏面面積の関係を図-

4.30

に示 す。降温速度は、表-

4.13

に示す、各ブロックで

55

℃および

35

℃を記録した時 間から算出した。図-

4.30

の平板と星型を比較すると、裏面面積が約

2

倍にな ることで、降温速度が

0.5

/h

速くなることがわかる。このことから概ね、裏面 表面積が大きくなるほど、降温速度が速くなる傾向があることがわかる。これ は、裏面表面積が増加することで敷砂との接触が多くなり、地中への移動熱量 が増加したためと考えられる。また、他のブロックと比較して、より降温速度 が速くなった

4.8.8

型は、ブロック

1

枚あたりの熱容量が小さかったため、降温 速度がより速くなったと考えられる。

7.4 7.6 7.8 8 8.2 8.4 8.6 8.8 9 9.2

15,000 20,000 25,000 30,000 35,000 40,000 45,000 50,000 55,000

降温速度(

/h

裏面表面積(

mm

2

平板

4,6,12

4,8,8

ダイヤ型 ハニカム型 星型

図-

4.30

裏面表面積と降温速度

55

℃記 録時刻

35

℃記 録時刻

降温時間

(55

℃→

35

)

平板

266 496 230

4,6,12

256 491 235

4,8,8

261 461 200

ダイヤ型

266 491 225

ハニカム型

261 486 225

星型

256 471 215

ブロック名

(分)

表-

4.13

各温度を記録した時間

100

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