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試験体について

ドキュメント内 都市環境科学研究科 都市基盤環境学域 (ページ 84-88)

第 2 章 舗装の温度低減に関する既往の研究

4.3 室内照射試験

4.3.3 試験体について

本試験では、ブロック下面に設置される敷砂が完全に接触可能な形状で、か つ、即時脱型方式による締固め、脱型に耐えられる裏面形状で、表面積を変化 させたマクロな形状について検討することとした。

ブロック寸法は、

3.2.2

2

)と同様に

98×198×60mm

とした。材質は

Dense

の 一定とし、裏面形状は表-

4.7

に示すとおり、平板も含め

6

水準とした。敷砂の 粒径を考慮し、凹部の深さは

5mm

の一定とした。裏面形状の設計の考え方は、

ピタゴラスにより証明された、平面を隙間なく敷き詰められる正多角形の頂点 の数が、

3

4

6

3

種類のみということから、最も表面積を大きくできる正六 角形を隙間なく敷き詰めたハニカム型を基準に、これら正多角形を組み合わせ た凹部の形状とした。また、各頂点に集まる正多角形の種類と順序を同じにす るという条件から、アルキメデスの平面充填

3)

を参考とした。最小開口長さを

10mm

、凹部の断面を多角錘型に固定した裏面形状が、ダイヤ型、

4.8.8

型、

4.6.12

型である。ダイヤ型は変形させた六角形を組み合わせた形状で、

4.8.8

型は

1

つ の頂点まわりで見ると、正方形と正八角形を

2

つ組み合わせたもので、

4.6.12

型 は正方形、正六角形、正十二角形を組み合わせた裏面形状である。なお、

4.8.8

型と

4.6.12

型の数字は、

1

つの頂点周りの正多角形を表しており、頂点形状の表

記に従ったものである。これらに加え、より裏面の表面積が大きい形状とする ために、凹部の断面を台形型とした星型、最小開口長さを

5mm

としたハニカム 型のブロックを作製した。

光源

木枠

プラスチック容器 スタイロ フォーム材

図-

4.16

実験の風景図(昇温時)

83

平板

4

6

12

4

8

8

型ダイヤ型星型ハニカム型 概略図

1

単位の 凹部図 凹部 断面 表面積 (

m m 2

19404. 0 23807. 9 24325. 5 29642. 6 47310. 4 48832. 5

表-

4. 7

試験体の裏面形状

84

鉄板

裏面形状の凸状の版

図-

4.18

型枠(ハニカム型とダイヤ型の例)

水 セメント 砕砂

(%) W C S

50 253 506 1519

水セメント比

W/C

単位量

(kg/m 3 )

表-

4.8

モルタルの配合

吸水率 単位容

積質量 実積率 粗粒率

表乾 絶乾

(%) (kg/L) (%) F.M.

砕砂 砂岩 相模原

2.59 2.52 2.57 1.59 62.6 2.82

種類 岩質 産地 密度

(g/cm 3 )

表-

4.9

細骨材の物性値

形状の再現では、表-

4.7

の裏面形状で凸状の図面を

Auto CAD 2015

を用いて

作成し、

3.2.2

2

)と同様に樹脂製の版を作製した。凸状の裏面形状の図面は、

図-

4.17

に示すとおりである。図-

4.18

のように

2

種類の凸状の版を

100×400×100mm

の角柱の型枠にあてはめ、中央を鉄板で仕切り、ブロック

2

の型枠とした。そこにモルタルを流し込むことで裏面形状を形成した。モルタ ルの配合は表-

4.8

に示すとおりである。セメントには、密度

3.16g/cm 3

の普通 ポルトランドセメントを用いた。また、用いた細骨材の物性値は表-

4.9

に示す とおりで、

JIS A 1102

の「骨材のふるい分け試験方法」および

JIS A 1109

の「細 骨材の密度及び吸水率試験方法」、

JIS A 1104

に記載の「骨材の単位容積質量及 び実積率試験方法」に準拠して、細骨材の物性試験をそれぞれ実施した結果で ある。

85

図-

4.17

凸状の裏面形状の図面

(ハニカム型) (星型)

4.6.12

型) (

4.8.8

型)

(ダイヤ型)

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