1 長寿命化型改善内容の検討
外壁、屋上、給排水管については、現在の仕様よりも耐久性、耐候性の高いものを使用し長 寿命化を図る。
2 ライフサイクルコスト(LCC)の算出
長寿命化型改善を実施するにあたって、国の公営住宅等長寿命化計画策定指針の LCC 算出の 考え方に基づき、標準的な LCC の縮減効果を算出する。
改善事業を実施しない場合と実施した場合の年平均 LCC の差が LCC 縮減効果となる。改善事 業を実施しない場合の LCC は、建設から次回更新までの使用年数における修繕費と建替費を合 わせたもので、改善事業を実施した場合の LCC は、建設から次回更新までの使用年数における 修繕費と改善費、建替費を合わせたものとなる。
■LCC 縮減効果の考え方
建設 費 修繕費 建設 費 建設 費 建設 費 改善費 修繕費 建設 費
市 町 村 の 実 情 に 合 わ せ て 設 定します。
改善事業を実施するこ とに加え、使用年数が 長くなるためLCCは 大きくなります。
使用 年数
年平均で考えると
LCC年平均LCC
使用 年数
改善事業を実施す ると、使用年数は長 くなります。
通常は耐用 年数範 囲内で設定します。
年平均改善額 LCC改善額がプ ラスになる場合の み長寿命化の効果 が高いものとなり 交付金対象となり ます。
(改善事業を実施しない場合) (改善事業を実施した場合)
3 算出方法
長寿命化型改善事業を実施する場合、実施しない場合、それぞれの場合について建設時点か ら次回の建替までに要するコストを算出し、住棟単位で年当りのコスト比較を行う。
①1 棟の LCC 改善効果=LCC(計画前)-LCC(計画後)
②LCC(計画前)=(累積修繕費+建替工事費)/使用年数
③LCC(計画後)=(累積修繕費+長寿命化型改善工事費+建替工事費)/使用年数
4 算出結果
算出の結果、全ての住棟で LCC 縮減効果があり、効果の小さいものでも年間 1 棟当たり 184 千円、大きいものでは 688 千円の縮減効果が見られる。
■住棟別 LCC 縮減効果
団地名 住棟 戸数 構造 建設年度 残耐用年数 改善回数 LCC 縮減効果
汐浜2区 1 号棟 24 中層耐火 S42 26 1 688 千円 みたらい 1 号棟 24 中層耐火 S42 26 1 688 千円 みたらい 2 号棟 24 中層耐火 S43 27 1 688 千円 みたらい 3 号棟 16 中層耐火 S44 28 1 459 千円 森ケ峠 1 号棟 20 中層耐火 S47 31 2 459 千円 森ケ峠 2 号棟 30 中層耐火 S47 31 2 688 千円 相生 1 号棟 16 中層耐火 S48 32 2 367 千円 相生 2 号棟 24 中層耐火 S49 33 2 551 千円 相生 3 号棟 16 中層耐火 S50 34 2 367 千円 相生 4 号棟 16 中層耐火 S52 36 2 367 千円 高洲 1 号棟 8 中層耐火 S48 32 2 184 千円 高洲 2 号棟 24 中層耐火 S48 32 2 551 千円 高洲西 1 号棟 16 中層耐火 S46 30 2 367 千円 緑町 1 号棟 24 中層耐火 S59 43 2 551 千円 緑町 2 号棟 24 中層耐火 S60 44 2 551 千円 緑町西 1 号棟 16 中層耐火 S51 35 2 367 千円 儀山 1 号棟 24 中層耐火 S60 44 2 551 千円 儀山 2 号棟 16 中層耐火 S62 46 3 276 千円 中岩田 1 号棟 12 中層耐火 H1 48 3 207 千円 中岩田 2 号棟 12 中層耐火 H1 48 3 207 千円 中岩田 3 号棟 12 中層耐火 H3 50 3 207 千円 中岩田 4 号棟 12 中層耐火 H3 50 3 207 千円89
ドキュメント内
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