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重要な会計方針

ドキュメント内 アニュアルレポート 2008 (ページ 107-111)

財務セクション

カルチャーの各事業が 2 桁の営業増益を達成、固定通信事業は営業黒字化

2. 重要な会計方針

1)連結の範囲

2007年および2008年3月31日現在、連結財務諸表は 当社および連結子会社(以下「当社グループ」という。)を それぞれ118社および109社含んでいます。連結財務諸表 における総資産、売上高、当期純利益および利益剰余金 に対し重要でないと判断した子会社は連結していません。

支配力基準により、経営上の意思決定機関を当社が直 接又は間接的に支配している会社を連結し、また、影響 力基準により当社グループが重要な影響を与えることが できる会社に持分法を適用しています。

2007年3月31日現在、持分法を適用している非連結子 会社は0社および関連会社は66社となっています。また、

2008年3月31日現在、持分法を適用している非連結子会 社および関連会社はそれぞれ3社および64社となってい ます。

2007年3月31日現在、持分法適用外の非連結子会社は 63社 お よ び 関 連 会 社 は26社 と な って い ま す。ま た 、 2008年3月31日現在、持分法適用外の非連結子会社は 75社および関連会社は25社となっています。これらにつ いては取得原価で計上され、持分法を適用した場合の連 結財務諸表に及ぼす影響は軽微です。

連結子会社の時価純資産額に対する投資原価の超過額 はのれんとして認識され、合理的に見積もられた効果の 発現する期間にわたり償却しています。なお、ボーダ フォン(株)(現ソフトバンクモバイル(株))取得に係る

連結財務諸表の作成のために、連結会社間の内部取引 および債権債務は相殺し、重要な未実現損益は消去して います。

2)現金同等物の範囲

現金同等物とは、取得日から3ヶ月以内に満期日の到 来する流動性が高く、容易に換金可能であり、かつ、価値 の変動について僅少なリスクしか負わない短期的な投資 です。

3)有価証券および投資有価証券

有価証券および投資有価証券は所有目的に応じ、1)売 買目的有価証券、2)満期保有目的債券、3)その他有価証 券の3つに分類し、それぞれの区分に応じて、貸借対照表 価額、評価差額等の処理を定めています。

時価の変動により利益を得ることを目的として保有す る売買目的有価証券は、連結貸借対照表では時価で認識 され、評価損益は当期損益に計上されます。満期保有目 的債券は満期まで所有することを目的としており、連結 貸借対照表では償却原価で認識されます。売買目的有価 証券及び満期保有目的債券以外に分類されるその他有価 証券は、連結貸借対照表上、時価で計上され、評価差額 は、税効果会計を適用した後、純資産の部に計上されま す。時価のない有価証券については移動平均法に基づく 原価法を適用しています。

財務セクション

連結財務諸表注記

また、時価が一時的に下落した場合を除き、投資有価 証券は、減損し正味実現可能価額まで減額しています。

なお、米国における一部の子会社については、AICPA Audit and Accounting Guide Investment Companies

(米国公認会計士協会 監査及び会計に関するガイド「投 資会社」(以下、「ガイド」))に基づき「その他有価証券」を 公正価値により評価し、評価差額は期間損益に計上して います。

4)棚卸資産

棚卸資産の評価基準および評価方法は移動平均法によ る原価法によっています。

5)有形固定資産および無形固定資産の減価償却 有形固定資産および無形固定資産は取得価額から減価 償却累計額を控除して計上されています。

2007年および2008年3月31日現在の減価償却累計額 は、719,298百万円および837,287百万円(8,356,987千 米ドル)です。建物及び構築物については主として定額法、

通信機械設備・通信線路設備については定額法、その他 の有形固定資産については主として定額法によりそれぞ れ見積耐用年数にわたり償却しています。

無形固定資産については、見積耐用年数に基づく定額 法により償却しています。

6)減損損失

当社グループは、状況の変化等に応じて資産または資 産グループの帳簿価額の回収可能性を検討し、当該資産 または資産グループの帳簿価額が、継続使用もしくは最 終 的 処 分 から 生じ ると 予 想 さ れ る 割 引 前 将 来 キャッ シュ・フローを上回る場合に、減損損失を認識しています。

減損損失は、当該資産の帳簿価額と回収可能価額の差額 であり、回収可能価額は当該資産の継続使用および最終 処分に伴う割引後キャッシュ・フローまたは処分時正味 売却価額のどちらか金額の大きい方になります。

7)ポイントサービス引当金

ソフトバンクモバイル(株)において顧客へ付与したポ イントサービスの利用による費用負担に備えるため、利 用実績率に基づき、将来利用されると見込まれるポイン トに対する所要額を見積計上しています。

8)退職給付費用

当社および国内連結子会社(一部を除く)は、確定拠出 年金制度を採用しています。

当社および国内連結子会社(一部を除く)はまた、確定 給付型総合設立の厚生年金基金(厚生年金基金)を採用し ています。この厚生年金基金制度は、厚生年金保険法の 要請に基づくもので、国の厚生年金基金の代行部分と会 社および従業員からの掛金拠出による加算部分から成っ ています。

確定拠出年金制度および厚生年金基金制度において は、当社および国内連結子会社は、掛金拠出時に費用処 理しています。

ソフトバンクモバイル(株)およびソフトバンクテレコ ム(株)等において、従業員の退職給付に備えるため、連 結会計年度末における退職給付債務の見込額に基づき計 上しています。なお、ソフトバンクモバイル(株)および ソフトバンクテレコム(株)においては、退職金制度を改 訂し、退職一時金制度による退職金の支給対象期間をそ れぞれ2007年3月31日および2006年3月31日までとし ています。支給対象期間末に確定した退職金は、従業員 の将来の退職時に支払われることになり、退職給付債務 の見込額は当該確定した退職金に基づき算定していま す。この結果、両社の退職一時金制度については勤務費 用の発生はありません。

9)ストック・オプション等に関する会計基準

「ストック・オプション等に関する会計基準」(企業会計 基準第8号 2005年12月27日)および「ストック・オプシ ョン等に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用 指針第11号 2006年5月31日)を適用しています。

この基準は、付与日現在の時価に基づいて、財貨ある いはサービスを受け取った対価として権利確定期間にわ たって従業員ストックオプションに関する報酬費用を認 識することを求めています。この基準はまた、ストックオ プションあるいは受け取った財貨あるいはサービスの時 価に基づいて従業員以外の者に付与されたストックオプ ションについても会計処理することも求めています。連 結貸借対照表上、このストックオプションは、行使される までは新株予約権に含めて計上されます。当該基準は、

持分決済の株式報酬取引を適用範囲に含めていますが、

現金決済の株式報酬取引を適用範囲に含めていません。

さらに、この基準は未公開企業が公正価値を見積もるこ とができなければその本源的価値でオプションを測定す ることを認めています。2006年5月1日以降付与された ストックオプションについて当該会計基準を適用してい ます。

10)貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準 2007年3月31日に終了した連結会計年度より、「貸借 対照表の純資産の部の表示に関する会計基準」(企業会計 基準第5号 2005年12月9日)および「貸借対照表の純資 産の部の表示に関する会計基準等の適用指針」(企業会計 基準適用指針第8号 2005年12月9日)を適用していま す。これにより従来負債の部に表示されていました、新 株予約権、少数株主持分等が純資産の部に表示されてい ます。

当該会計基準は、2006年5月1日以後開始する会計年 度から適用されています。

11)米国子会社の法人税等における不確実性に関する 会計処理

「Accounting for Uncertainty in Income Taxes(法人 税等における不確実性に関する会計処理)」(米国財務会 計基準審議会解釈指針第48号)が2006年12月16日以降 開始する事業年度から適用されることとなったため、当 連結会計年度の期首より米国子会社において同解釈指針 を適用しています。同解釈指針に基づき、米国子会社が 期首の利益剰余金の調整項目とした累積的影響額を当連 結会計年度の利益剰余金の減少高として5,151百万円

(51,409千米ドル)計上しています。

なお、同解釈指針の適用により当連結会計年度の当期 純利益に与える影響は軽微です。

12)研究開発費

研究開発費は発生時に費用処理しています。2007年お よび2008年3月31日に終了した連結会計年度において は、それぞれ833百万円および1,027百万円(10,250千 米ドル)の研究開発費が含まれています。

13)リース

日本の会計基準では、ファイナンス・リースのうち、リー ス期間終了時に所有権が借主に移転すると認められる取 引については資産計上を求められますが、所有権移転外 ファイナンス・リース取引については、通常の賃貸借取引 に係る方法に準じた会計処理を行い、リース物件の取得 価額相当額、減価償却累計額相当額および未経過リース 料期末残高を注記として開示する方法を認めています。

14)役員賞与

2007年3月31日に終了した会計年度においては、役員 賞与は、株主総会における承認後に利益剰余金の減少と して会計処理されていました。企業会計基準委員会によ り、企業会計基準第4号「役員賞与に関する会計基準」が 公表され、2008年3月31日に終了した会計年度において は、役員賞与は発生した会計年度の期末時点で費用計上 されています。

15)法人税等

法人税等は、連結損益計算書上の税金等調整前当期純 利益に基づいて計算されています。帳簿価額と税務上の 資産および負債の金額との一時的差異が、将来の税金に 与える影響については、資産負債法を用いて繰延税金資 産および繰延税金負債を認識しています。

評価性引当額は、繰延税金資産のうち将来の実現が見 込めることが明らかではないものについて設定されてい ます。

当社の子会社であるBBモバイル(株)、ソフトバンクモ バイル(株)およびその子会社5社は、2008年4月1日に開 始する連結会計年度よりBBモバイル(株)を連結親法人 とする連結納税制度の適用を受けることにつき、国税庁 長官の承認を受けました。このため、当連結会計年度よ り「連結納税制度を適用する場合の税効果会計に関する 当面の取扱い(その1)(実務対応報告第5号 2002年10 月9日)および「連結納税制度を適用する場合の税効果会 計に関する当面の取扱い(その2)」(実務対応報告第7号 2003年2月6日)」に基づき、連結納税制度の適用を前提 とした会計処理をしています。

ドキュメント内 アニュアルレポート 2008 (ページ 107-111)