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第2章 災害予防計画

第9節 道路施設等の安全化

道路・橋りょう等の道路施設が大きな被害を受けた場合、避難・救援・救出活動 等の応急対策において大きな支障となり、また、町民の生活にも大きな影響をあた えるため、道路施設の安全化に努める。

担当 総務課・建設課

第1 道路の安全対策(道路管理者)

道路管理者は、道路の防災点検を実施し、道路法面の崩壊、路面の損壊、道路施 設の変状や破損等の被害が想定される危険箇所について、防災工事等を実施すると ともに、道路の改良や新設にあたっては、耐震基準に基づいた整備を図る。被害が 想定される危険箇所について、緊急性が高い路線から順次、補強、整備等の防災工 事等を実施する。

第2 橋りょう・トンネルの安全対策(道路管理者)

道路管理者は、落橋、変状等の被害が想定される道路橋、側道橋等については、

橋りょう補強工事を実施し耐震性を高める。覆工コンクリートや付帯施設の落下、

坑口部法面の岩盤崩落などが想定されるトンネルについては、優先して補強対策を 実施する。

第3 道路付属施設の安全対策(道路管理者)

道路管理者は、道路敷地内に設置されている道路標識、道路情報提供装置などの 道路施設について、耐震性の確保及び補強に努める。

第4 復旧体制の整備(道路管理者)

道路管理者は、道路への被害が発生した場合に備え、被害状況の調査、人員・資 機材の確保体制を整備するとともに、負傷者等が発生した場合等、医療機関、消防 機関等との連携強化を図る。また、災害時に迅速な対応がとれるよう、防災訓練を 実施する。

第5 利用者への普及啓発活動(道路管理者)

道路管理者は、道路利用者に対し、災害が発生した場合の対応、道路及び周辺に 異常を発見した場合の対応等の防災知識について、ホームページ及びポスター、バ ンフレットなどを活用し普及啓発を図る。

第 10 節 ライフライン施設等の安全化

上下水道、電力、ガス、電話等のライフライン施設が大きな被害を受けた場合、

避難・救援・救出活動等の応急対策において大きな支障となり、また、町民の生活 にも大きな影響をあたえる。そのため、ライフライン関係機関は、各施設の被害を 最小限にとどめるための対策、代替施設の確保等に努める。

担当 総務課・建設課・東日本電信電話(株)・東北電力(株)・(社)宮城県エルピ ーガス協会

第1 水道施設(建設課)

1 水道施設の安全性強化

町は、災害時の水道施設の被災を防止するため、配水池容量の拡大、水源の複数 化、緊急遮断弁の設置、配水管網のブロック化、送水管・配水幹線の構造強化等の 水道施設の安全化に関する整備に努める。

また、水道施設のバックアップ機能として、水源の複数化、送水管・配水幹線の 相互連絡、配水管網のブロック化を図るとともに、水道事業の給水区域相互間の連 絡管整備を推進する。

2 復旧用資機材の確保

町は、水道施設が被災した場合には、直ちに応急対策に着手できるよう復旧用資 機材の計画的な備蓄、調達体制の整備に努める。

3 管路図等の整備

町は、震災時において適切な対応がとれるよう、日頃から管路図等の整備を図り、

施設の現況把握に努める。

4 危機管理体制の確立

町は、日常の維持管理業務を着実に行うことはもとより、災害時における水道施 設の被災予測を踏まえた緊急時の指揮命令系統、初動体制、通信手段、相互応援体 制及び応急給水、応急復旧活動等に関する行動計画を作成する。

第2 下水道施設(建設課)

町は、浸水等の被害を防止するため、雨水渠、内水排除施設等を計画的に整備す る。また、災害時の下水道施設の被害を防止するため、施設、管路の構造強化等の 下水道施設の安全化に関する整備に努める。

1 下水道施設計画

町は、下水道施設の新設、改良、更新にあたっては安全性の向上の計画的な推進 に努める。

2 下水道施設維持管理

町は、下水道台帳の整理、保管に万全を期するとともに、下水道施設を定期的に 点検し、常時、施設及び機能状態の把握に努める。

3 下水道防災体制

町は、復旧活動を円滑に実施するため、災害対応マニュアルの策定、災害対策資 材の確保及び他機関との連絡協力体制の整備に努める。

第3 電力施設(東北電力(株))

災害時においても電力の供給は重要であり、町は、停電時における迅速な応急復 旧体制の整備を東北電力に対して要請する。停電時には、町内の病院及び公共施設 への優先復旧の依頼を行っていく。

東北電力(株)は、電力施設の被災を防止するため、各施設の設計基準に基づく防 災設計を行うとともに、災害時の安定した電力の供給を図る。

また、電力施設が被災した場合において迅速に応急復旧が行えるよう、体制の整 備を図るとともに、資機材の備蓄等に努める。

第4 液化石油ガス施設((社)宮城県エルピーガス協会)

液化石油ガス販売業者、取り扱い業者、関連機関は、ガス関連施設の被災を防止 するため、耐震、耐火、施設の安全化を図るとともに、施設が被災した場合におい て迅速に応急復旧が行えるよう、体制の整備を図るとともに、資機材の備蓄等に努 める。また、消費者に対し、ガス漏れ警報器、ガス放出防止装置等の安全器具の設 置、導入を啓発する。

【資料 8-5】液化石油ガス取扱施設

第5 電信・電話施設(東日本電信電話(株))

東日本電信電話(株)は、通信施設の被災を防止するため、通信設備及び付帯設備 の耐震設計を行うとともに、通信施設が被災した場合においても応急通信が確保で きるよう、主要な伝送路の多ルート化・ループ化、施設の分散化等の通信施設の安 全対策を推進する。また、通信施設が被災した場合において迅速に応急復旧が行え るよう、体制の整備を図るとともに、資機材の確保等に努める。

第 11 節 情報通信連絡網の整備

災害が発生した場合において、迅速かつ円滑な応急対策を実施する上で、情報は 極めて重要である。しかしながら、大規模な災害時には、通常の通信回線の不通、

混乱等の事態が想定されるため、町及び防災関係機関は、情報収集、伝達手段のた めの防災通信網の確保・整備充実に努める。

担当 総務課

第1 気象観測施設の整備(総務課)

自然災害を防止する上で気象情報は非常に重要であるため、町は、関係機関と連 携し、観測施設の整備・拡充に努めるとともに、正確な数値が観測できるよう、適 正な維持管理を行う。

【資料 6-3】町内観測施設

第2 防災行政無線の拡充(総務課)

町は、災害時における情報収集、伝達手段の中心となる県・町防災行政無線が、

災害時に確実に活用できるよう、機器のデジタル化、移動系無線の拡充、停電時に 対応するための非常用発電設備等を整備するとともに、各種機器の転倒防止対策、

周辺の備品等に対しても転倒防止対策を実施する。

また、通信状況を定期的に検査し、聞き取りにくい地域の解消を図るとともに、

宅内受信機の促進に努める。

【資料 6-6】防災行政無線

第3 災害時の情報通信網の拡充(総務課)

町は、県が実施している宮城県総合防災情報システム(MIDORI)、河川流域 情報システム(MIRAI)、砂防総合情報システム(MIDSKI)等の適正な活 用を図る。

【資料 6-8】宮城県総合防災情報システム(MIDORI)の業務概要

第4 職員参集等防災システムの整備(総務課)

町は、災害時における迅速な災害情報収集体制を図るため、県で整備した総合防 災ネットワークシステム等を活用するとともに、職員の携帯電話の登録等、町職員 が緊急的に自主参集できる体制の構築を図る。

第5 地域住民に対する通信手段の整備(総務課)

町は、災害時の情報伝達手段として、防災行政無線のみならず、ホームページ、

メール自動配信等、災害時における多様な通信連絡手段の整備充実に努める。

第 12 節 職員の配備体制の強化

災害が発生し、または発生するおそれがある場合、町及び防災関係機関は、その 全機能をあげて迅速に対応できるよう、休日・夜間等の勤務時間外の参集体制もふ まえた職員の配備・動員等の活動体制の整備を図る。

担当 総務課・各課

第1 配備体制の明確化(総務課)

町は、災害が発生した場合、または発生するおそれがある場合において、速やか に必要な配備体制がとれるよう、配備体制の明確化、職員への周知徹底を図るとと もに、町長不在時の指揮、対応についても明確にしておく。

第2 職員参集手段等の検討(総務課)

町は、休日、夜間等の勤務時間外に災害等が発生した場合においても迅速に職員 が参集、必要な配備体制をとることができるよう、参集手段について定め、必要に 応じて見直し、より実効的な体制づくりに努める。

職員の参集は、職員の配備基準に基づいて自主参集を原則とし、マニュアルに基 づき行う。

第3 マニュアル等の整備(総務課)

町は、災害時に円滑に職員が応急対策を実施できるよう、マニュアル等を整備し、

配備体制の強化に努めるとともに、各職員はマニュアルの内容の習熟に努める。

第4 資機材の整備(総務課)

町は、円滑な配備、応急対策の実施ができるよう、情報通信機器、必要な資機材、

地図等の備品等の整備に努める。

第5 訓練の実施(総務課)

町は、災害時に迅速に職員が参集し、応急対策を実施できるよう、参集訓練等の 防災訓練を実施する。訓練実施後は必ず検証し、参集体制の強化に努める。

第6 防災関係機関の配備体制強化(総務課)

防災関係機関は、災害応急対策を速やかに実施できる体制を整備する。また、不 特定多数の集客施設等の管理者は、災害時に利用者を円滑に避難誘導できるよう体 制の整備に努める。