• 検索結果がありません。

迅速かつ円滑な地震・津波対策への備え(危機管理)

第2章 地震・津波災害予防計画

第3節 迅速かつ円滑な地震・津波対策への備え(危機管理)

【施策の体系】

第3節 迅速かつ円滑な地震・津波対策への備え(危機管理)

第1項 災害応急体制整備

第2項 情報の収集連絡体制整備 第3項 救助,救急,医療体制整備

第7項 建設用資機材の備蓄 第8項 地域防災活動拠点整備 第9項 緊急輸送活動

第5項 避難及び避難所の設置 第6項 災害救助用資機材の確保 第4項 避難地及び避難路等整備

第10項 消防等防災業務施設整備 第11項 広域的応援体制整備

第12項 外国からの支援受入体制整備 第13項 行政機関防災訓練

第14項 津波避難計画

第1項 災害応急体制整備

主な担当課 全課,全班 1 現状と課題

地震は前ぶれなく不意に起き,被害が同時に,かつ広域的に多発することから,

災害発生に備えて即座に対応できる体制の整備を図る必要がある。

また,大規模地震の後の複合災害(同時又は連続して2以上の災害が発生し,そ れらの影響が複合化することにより,被害が深刻化し,災害応急対策が困難になる 事象)の発生可能性を認識し,備えを充実しておく必要がある。

このような災害への対応は,単独の自治体のみでの対処は不可能であることから,

他の地方公共団体間,関係機関間のほか企業等との間で協定を締結し,連携強化を 進め,災害発生時に各主体により迅速かつ効果的な災害応急対策等が行えるよう努 める。

また,交通の途絶,通信網の途絶,職員又は職員の家族等の被災等により職員の 動員が困難な場合など,初動体制の確保が困難となることが予想されるため,これ らの点も踏まえた体制づくりが重要である。

先に発生した地震・津波等の災害で大きな被害を受けた後,再び時間差を置いて 新たな災害が発生した場合には,建物等の被害,応急対策への支障,地盤の崩壊や 液状化等のように,二度発生することによる被害の増大,救助・捜索等の活動中で の発生による二次災害が生じる可能性があるので注意する必要がある。

2 基 本 方 針

災害発生時における参集基準及び参集対象者の明確化,連絡手段の確保,参集手 段の確保,携帯電話等による参集途上での情報収集伝達手段の確保などについて検 討し,迅速な初動体制・非常体制の確立,災害対策本部の設置及び非常時の処理権 限など,応急体制全般について所要の整備を図る。

また,あらかじめ民間事業者に委託可能な災害対策業務については,民間事業者 と協定を締結しておき,非常時の対応の強化を図る。

さらに,非常時の災害対策本部に意見聴取・連絡調整等のため,外部の専門家,

関係機関等の出席を求めることができる仕組みを平常時から構築するよう努める。

市及び県は,発災後の円滑な応急対応,復旧・復興のため,退職者(自衛隊等の 国の機関の退職者も含む。)の活用や民間人材の雇用等,人材確保方策をあらかじ め整えるように努める。

時間差を置いて発生する災害には,発生シナリオの検討を行い,複数回にわたる 被災に対して臨機応変に対応できるよう,応急活動,建築物等の応急危険度判定,

避難生活者保護,復旧活動における注意喚起等の対策の検討に努める。

3 対策

(1)対応計画の作成

市,県等の防災関係機関は,災害対応に当たる要員,資機材等について,後発 災害の発生が懸念される場合には,先発災害に多くを動員し後発災害に不足が生 じるなど,望ましい配分ができない可能性があることに配慮しつつ,要員・資機 材の投入判断を行うよう対応計画をあらかじめ定めるとともに,外部からの支援 を早期に要請することも定めておく。

(2)訓練の実施

市,県等の防災関係機関は,様々な複合災害を想定した机上訓練を行い,結果 を踏まえて災害ごとの対応計画の見直しに努める。さらに,地域特性に応じて発 生可能性が高い複合災害を想定し,要員の参集,合同の災害対策本部の立上げ等 の実動訓練の実施に努める。

(3)関係機関等の災害対策本部への出席

災害対策本部に専門的分野に関する意見聴取・連携先との連絡調整など,的確 で迅速な災害対応のため,必要に応じて関係機関等が出席可能となるよう,その 体制整備に努める。

[市]

緊急初動班

◎ 初動体制の確立 班員の指定

班員への連絡方法

(1)緊急初動班(警戒体制)

ア 大規模地震が勤務時間外に発生した場合の初動体制を確立するため,緊急初 動班を設置する。

イ 緊急初動班については,危機管理課が統括する。

ウ 緊急初動班は,本庁及び出先機関に組織し,その規模は本部員並びに情報収 集が可能な職員の範囲とする。

エ 緊急初動班は,市域において震度4以上の地震が発生した場合,又は市長が 必要と認める場合に参集し,本庁3F大会議室にて警戒体制をとる。その際,

携帯電話等により参集途上での情報収集を行い,適宜報告する。

オ 緊急初動班の主な任務は次のとおりとし,詳細については別に定める。

(ア)情報の収集及び幹部等への報告

(イ)県への連絡

(ウ)非常体制への移行準備

(エ)地震(震度4以上)に伴う津波情報等の対応

(2)班員の指定

ア 班員は,職員の中から毎年度指定する。

イ 班員は,市域において震度4以上の地震情報(テレビ,ラジオ)により,本 庁3F大会議室に参集する。

ウ 班員の担当業務等についてはマニュアルを作成し,毎年度訓練・研修会等を 通じて周知を図る。

(3)班員への連絡方法

班員への連絡については,メール配信システム及び電話等を用いた通報体制を 整備する。

市災害対策本部

県(備前県民局)

県警察(玉野警察署)

中国運輸局(岡山運輸支局)

中国地方整備局(宇野港湾事務所)

第六管区海上保安本部(玉野海上保安部)

その他防災関係機関

情報連携 人員派遣

◎ 非常時の処理権限の委譲

(1)措置

市長に事故のある場合の職務代理者は次のとおりとする。

第1位 副市長 第2位 総務部長 第3位 危機管理課長 第4位 消防長

非常体制の基準

◎ 非常体制 非常体制の職員配備 各部各課の所管事項

(1)非常体制の基準

ア 市域において震度5強以上の地震が発生した場合又は津波警報以上が発表さ れた場合には,非常体制(市災害対策本部の体制)をとる。

イ 災害対策本部の組織は,玉野市災害対策本部条例の定めるところによる。

(2)非常体制の職員配備

ア 本庁及び出先機関の全職員が配備する。

イ 本庁及び出先機関の全職員は,勤務時間外において震度5強以上の地震情報

(テレビ,ラジオ放送等)及び津波警報以上が発表された場合,直ちに勤務課 所に出勤する。

ウ 勤務箇所に出勤できない職員は,途中の情報をもって最寄りの市民センター 等へ仮配備し,災害対策本部に報告し,その指示を受ける。

エ 各所属長は,職員の配備状況を把握のうえ,必要に応じて,被災していない 地域からの職員の応援等の措置を講じる。

オ 災害対策本部の組織

(部) (部 長)

政 策 部 政策部長

総 務 部 総務部長

財 政 部 財政部長

市民生活部 市民生活部長 市

社会福祉部 社会福祉部長 長

産業振興部 産業振興部長

建 設 部 建設部長

環境水道部 環境水道部長

消 防 部 消防長

会計管理部 会計管理者

玉 野 市 民 病 院 部 市民病院事業管理者

教 育 部 教育長

応 援 班 本部長 副本部長

本部室 副市長

(3)各部(各課)の所管事項

ア 玉野市災害対策本部の班編制とは別に,震災対策に関する各部各課の所管事 項を定める。

イ 各部各課の所管事項は,次の点を踏まえ定める。

(ア)地震対策に関する法令の改正に対応する事項

(イ)国の各省庁の事業に対応する事項

(ウ)市地域防災計画(地震・津波災害対策編)による新規・改正に対応する 事項

(エ)広域応援体制の実行に対応する事項

◎ 災害対策本部室の確保

(1)本庁本部室の確保

災害対策本部室は市役所本庁3階大会議室に設置するものとするが,地震に より庁舎(本庁,局舎)が損壊等の被害を受け,本部機能に支障が生じたとき は,代替本部室を確保する。

ア 代替本部室は,次の点を考慮して選定する。

(ア)耐震性を有し,本部要員の収容能力があり長期使用が可能な施設であ ること。

(イ)通信手段及び非常電源の確保が図れること。

(ウ)幹線道路網に近接し,交通の便がよいこと。

イ 庁舎(本庁)が損壊した場合に備え,代替本部室を設置する施設は,代替 本部室等の機能が発揮できるよう拠点機能の整備を行い,その強化充実を図 る。

◎ 関係機関の整備 防災関係機関の体制整備 防災関係機関相互の連携

(1)防災関係機関の体制整備

防災関係機関は,大規模地震に即応できる初動体制及び非常体制について必要な 整備を図る。