■136■
<地域の将来像>
豊かな自然と共生する 安全・安心な暮らしやすいまち
1 地域の概要
・長岡市南西部に位置する越路地域は、東部に信濃川、西部に西山連峰と越路原台 地の山あいに渋海川が南北に流れ、JR信越本線沿いに来迎寺、浦などの市街地が 形成されています。また、信濃川左岸の平野部には、集落が点在しています。
・この地域には、関越自動車道が南北に縦断し、平成 21 年 9 月には、「長岡南越路ス マートインターチェンジ」が開通しました。また、信濃川沿いに国道 351 号、渋海川沿 いに国道 404 号、地域を東西に横断する県道柏崎高浜堀之内線が配置され、地域住 民の日常生活や産業振興を支える重要な路線となっています。
・昭和 46 年以降、白山団地、前田団地において土地区画整理事業による新たな市街 地が形成され、定住人口の増加に寄与してきました。また、国道 404 号などの幹線道 路沿いでは、農村地域工業導入地区などの整備により、米菓、スポーツ用品、食品加 工などの企業が立地しています。
・地域資源としては、酒や米菓などの特産品や、国の重要文化財である「長谷川邸」の ほか、「宝徳山稲荷大社」、「もみじ園」などの観光施設があります。
2 現状と課題
○観光振興に向けた課題
・西山丘陵地の山あいには、「長谷川邸」、「宝徳山稲荷大社」、「もみじ園」など、さまざ まな観光資源があります。これらの観光資源を活用するとともに、地域の活性化につな げていく必要があります。
○スマートICの整備効果を活かしたまちづくり
・越路地域では、本市における南の玄関口となる関越自動車道「長岡南越路スマートI C」の整備効果を地域産業の活性化やさらなる観光振興につなげていく必要がありま す。
○地域に関するデータ
・総面積 58.4 (6.6%)
・総人口 14,003人 (5.0%)
・世帯数 4,093世帯 (4.2%)
・年少人口比率 12.9%
・老齢人口比率 26.5%
(出典)平成22年国勢調査
※カッコ内は市全体に占める割合
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○地域産業の活性化と土地利用の課題
・越路地域は、酒、米菓、スポーツ用品などの全国的にも優良な企業が集積し、産業が 盛んな地域です。この強みを活かし、さらなる地域振興につなげていくため、都市整 備の面からも産業の活性化を支援する必要があります。
・既存の農村地域工業導入地区などの工場集積地においては、社会情勢の変化にあ わせた適切な開発誘導が必要です。
・人口減少や転居に伴って、来迎寺地区など、従来からの住宅集積地においては、空 き家や空き地が発生しています。
○道路整備の課題
・越路地域と各地域を結ぶ国・県道は、住民の通勤・通学などの日常生活を支える重要 な路線であり、道路幅員の拡幅や歩道の整備など、さらなる道路機能の強化が必要で す。
・幅員の狭い身近な生活道路では、歩行者の安全性を確保するため、交通安全施設の 設置が必要です。
○公共交通の活用に向けた課題
・越路地域には、鉄道と路線バスが運行しています。これらの公共交通は、通勤・通学 はもとより、日常生活を支える重要な移動手段であることから、今後とも運行の維持・充 実を図る必要があります。
・JR来迎寺駅における鉄道利用者の減少や、近年の消費者動向の変化などにより、駅 前商店街の活力が低下しています。
○安全・安心なまちづくりの課題
・渋海川流域の国道 404 号沿線では、近年の集中豪雨の際に、浸水被害が発生して おり、渋海川の抜本的な河川改修に向けた取組みが必要です。また、JR来迎寺駅周 辺などの市街地の低地部においても、浸水被害が発生しており、雨水対策に向けた 取組みが必要です。
○自然環境の保全に向けた課題
・越路地域では、「ホタル」を環境共生のシンボルとして、地域住民の方々が主体となっ て、自然環境の維持・保全に積極的に取組んでいます。これらの自然資源を活用し、
引き続き地域の活性化につなげていく必要があります。
3 地域づくりの方針
○観光振興と地域資源の活用に向けた基盤整備
・「長谷川邸」、「宝徳山稲荷大社」、「もみじ園」など、既存の観光施設や地場産業など を活かした観光振興を図るため、今後とも、地域資源のさらなる活用に向けた基盤整 備を推進します。
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○スマートICの整備を活かしたまちづくりの推進
・「長岡南越路スマートIC」周辺は、本市における南の玄関口の役割を果すことから、地 域産業の振興はもとより、広域観光を促進する新たな土地利用の展開を支援します。
○地域産業の活性化と土地利用の誘導
・雇用の場を創出し、定住人口の確保につなげていくため、必要に応じて適切な土地 利用の誘導とともに、基盤整備を検討します。
・市街地や農村集落においては、日常生活において身近な範囲内に買い物の場を確 保し、高齢社会に対応した地域づくりを推進するため、土地利用の面からも適切な支 援を行います。
・市街地や農村集落などにおいて、空き家や空き地の有効利用などの仕組みづくりを 検討します。
○JR来迎寺駅周辺の活性化
・JR来迎寺駅周辺の活性化に向けて、都市基盤の整備や駅前通りにおける空き店舗 や空き地の有効活用などの仕組みづくりを検討します。
○幹線道路及び生活道路の整備
・越路地域と周辺地域を結ぶ、国道 351 号、国道 404 号などの幹線道路については、
スマートIC開通後の状況を踏まえ、さらなる道路機能の強化に向けて、道路拡幅等を 促進します。
・長岡地域の中心部と越路地域を結ぶ関連市道は、信濃川左岸バイパスと位置付け、
その整備を推進します。
・越路地域と小国地域のさらなる連携強化を図るとともに、災害時における国道 404 号 の迂回ルートを確保するため、越路原バイパスの整備を推進します。
・通学路や身近な生活道路では、交通安全施設を設置するとともに、歩道の整備を推 進します。
○公共交通ネットワークの維持・充実
・高速バスや鉄道の利用促進を図るため、高速バス停留所や来迎寺、越後岩塚、塚山 のJR各駅において、自家用車から高速バスや鉄道へ乗り換えるために必要なパーク アンドライド駐車場や自転車駐車場の整備を検討します。
・越路地域とJR長岡駅を結ぶバス路線は、その運行を維持するとともに、バス停の上屋 整備など、バス交通の利用環境の向上を図ります。
・地域内を運行する路線バスは、利用状況に応じた運行頻度や運行時間の見直しを行 いながら運行を維持するとともに、バス停の上屋整備などバス交通の利用環境の向上 を図ります。
○安全・安心な都市基盤の整備
・渋海川や須川の河川改修を促進するとともに、市街地の低地部などにおける浸水被 害の軽減を図るため、道路側溝等の整備を進めます。
■139■
○循環型社会の構築と自然環境の維持・保全
・越路地域は、日本有数の天然ガス埋蔵量を誇る地域であり、今後とも、クリーンエネル ギーのさらなる利用促進を図るため、都市整備の分野においても、必要に応じて適切 に支援します。
・将来にわたって、「ホタルの里」にふさわしい地域づくりを進めるため、豊かな自然環 境を今後とも維持・保全します。
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地域づくりの方針図(越路地域)
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<地域の将来像>
人とみどりが共生し 安全・安心で住みよさを未来につなぐまち
1 地域の概要
・長岡市西部に位置する三島地域は、平野部を黒川水系の河川が南北に流れ、西山 丘陵地沿いの脇野町、吉崎、上岩井地区などに市街地が形成されています。また、地 域の東側や中山間地には、農村集落が点在しています。
・この地域には、国道 352 号が東西に横断しているほか、南北には国道 403 号及び県 道与板関原線が配置され、地域住民の日常生活や産業振興を支える重要な路線とな っています。
・昭和 60 年以降、鳥越地区、上岩井地区などにおいて、土地区画整理事業による新た な市街地が形成され、定住人口の増加に寄与してきました。また、三島新保地区、鳥 越地区の幹線道路沿いでは、農村地域工業導入地区の整備により、精密機器、食品 加工、金属加工などの企業が立地しています。
・地域資源としては、酒や味噌、そうめんなどの特産品のほか、豊富な山林資源を背景 に手引き鋸などの伝統産業が受け継がれています。また、「蓮花寺の大杉」などの自 然資源、七日市地区における山形上山藩治政下の藩校「明新館支館跡」、神楽舞な どの地域文化があります。
2 現状と課題
○地域資源の保全・活用に向けた課題
・三島地域は、歴史的な文化財や史跡のほか、伝統産業、西山丘陵地の緑豊かな自 然など、多種多様な地域資源を有しています。今後とも、これらの地域資源の維持・保 全と、地域振興に向けた取組みが必要です。
○地域産業の活性化と土地利用の課題
・三島地域は、精密機器や食品加工などの企業が集積し、産業が盛んな地域です。こ の強みを活かし、さらなる地域振興につなげていくため、都市整備の面からも産業の 活性化を支援する必要があります。
○地域に関するデータ
・総面積 36.5 (4.1%)
・総人口 7,494人 (2.7%)
・世帯数 2,145世帯 (2.2%)
・年少人口比率 13.8%
・老齢人口比率 29.6%
(出典)平成22年国勢調査
※カッコ内は市全体に占める割合