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<地域の将来像>
人と自然がふれあい 地域が輝く農村交流のまち
1 地域の概要
・長岡市南西部に位置する小国地域は、中央部に渋海川が流れ、東部には関田山系、
西部に八石山系の山地が連なり、その山あいの平地部に田園と集落が点在していま す。
・この地域には、渋海川と並んで、国道 403 号や 404 号、県道柏崎小国線や塚山小国 線が南北に縦断しています。また、東西には、国道 291 号が横断し、地域住民の日常 生活や産業振興を支える重要な路線となっています。
・観光交流施設としては、緑豊かな自然資源を活かした八石山遊歩道をはじめ、地域 滞在型体験施設「おぐに森林公園」や「法末自然の家 やまびこ」、紙すきの里「紙の 美術博物館」などがあります。
・地域資源としては、歴史ある伝統産業の小国和紙のほか、特産品として「八石米」、
「八石なす」、ぎんなんを活用した加工食品、「木喰仏 立木観音」や「相野原観音堂」、
「小国澤城址」などの文化財や史跡があります。
2 現状と課題
○地域資源を活かしたまちづくりの課題
・小国地域には、八石山など緑豊かな自然環境をはじめ、優良な農地から生産される 農産物、有形・無形の文化財など、さまざまな地域資源があります。今後とも、これらの 地域資源を活かしつつ、他地域との広域的な交流・連携を強化し、さらなる地域振興 につなげていく必要があります。
・近年、農業の担い手が不足し、耕作放棄地が増加しています。また、森林や棚田の維 持・保全を図っていく必要があります。
○地域に関するデータ
・総面積 86.2 (9.7%)
・総人口 6,070人 (2.2%)
・世帯数 1,957世帯 (2.0%)
・年少人口比率 9.3%
・老齢人口比率 38.2%
(出典)平成22年国勢調査
※カッコ内は市全体に占める割合
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○地域産業の活性化と土地利用の課題
・小国地域は、年々人口が減少してきており、とりわけ若年層の人口流出が顕著です。
地域における雇用の場を創出し、定住人口の確保につなげるため、都市整備の面か らも地域産業の活性化を支援する必要があります。
・今後の高齢社会を見据え、身近な商業・生活サービス機能を維持・確保していく必要 があります。
・「はなのか団地」における未分譲地に加え、集落においては、人口流出などに伴って、
空き地、空き家が発生しています。
○道路・交通ネットワークの課題
・小国地域と各地域を結ぶ国・県道は、住民の通勤・通学などの日常生活はもとより、広 域的な交流・連携を支える重要な路線であることから、道路幅員の拡幅や歩道整備な ど、さらなる道路機能の強化が必要です。
・身近な生活道路においては、交通安全施設の設置など、歩行者の安全性の確保に 向けた取組みが必要です。
・小国地域には、路線バスとコミュニティバスが運行されています。これらの公共交通は、
住民の日常生活を支える重要な移動手段であり、将来にわたって、持続可能なバス運 行について検討する必要があります。
○安全・安心なまちづくりの課題
・小国地域は、県内有数の豪雪地帯であり、冬期間においても、安全に安心して暮らせ る地域づくりが必要です。
・渋海川水系の低地部では、雨水が湛水しやすい箇所があり、これら河川の改修が必 要です。
・山あいを流れる渋海川水系の中小河川周辺では、急傾斜地に住宅があることから、土 砂災害防止に向けた取組みが必要です。
3 地域づくりの方針
○地域振興に向けた基盤整備
・「おぐに森林公園」、「法末自然の家 やまびこ」や「小国芸術村」など、既存施設につ いて、さらなる活用を図るとともに、広域的な交流・連携や観光振興を促進するため、
都市整備の面からも支援を行います。
○地域産業の活性化と土地利用の誘導
・雇用の場を創出し、定住人口の確保につなげていくため、工場跡地の解消に向けて、
土地利用の面からも支援を行います。また、企業立地の需要に応じた土地利用の誘 導とともに、基盤整備を検討します。
・買い物の場など、日常生活において必要な機能を身近な範囲内に確保し、高齢社会 に対応した地域づくりを推進するため、土地利用の面からも支援を行います。
・特色ある地域資源を活かした農山村滞在型・体験型交流事業(へんなかツーリズム)
を促進し、都市と農村の交流をさらに深め、定住人口の確保につなげていきます。
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・「はなのか団地」における未分譲地の解消を進めるとともに、集落における空き地や空 き家の有効利用などの仕組みづくりを検討します。
○幹線道路及び生活道路の整備
・小国地域と各地域の連携強化を図るため、国道 291・403・404 号、県道塚山小国線な どの国・県道については、さらなる道路機能の強化に向けて、道路拡幅等を促進しま す。
・通学路や身近な生活道路では、交通安全施設の設置、道路拡幅や歩道の整備を進 めます。
○公共交通ネットワークの維持・充実
・小国地域と長岡方面を結ぶバス路線は、その運行を維持するとともに、バス停の上屋 整備など、バス交通の利用環境の向上を図ります。
・地域独自の取組みとして運行しているコミュニティバスについては、効率的かつ継続 的なバス運行を図るため、利用者ニーズに即した運行ルートの見直しや、住民が主体 となった運営などについて今後も支援を継続します。
○安全・安心な都市基盤の整備
・雪に強い地域づくりに向けて、雪国の特性に配慮した道路整備、流雪溝や消雪施設 などの更新、除雪体制の維持に取り組むとともに、克雪住宅の普及などを促進します。
・渋海川流域の低地部などにおける浸水被害を防ぐため、河川改修を促進するとともに、
道路側溝等の整備を進めます。
・土砂災害が生ずる恐れのある区域では、地すべりやがけ崩れによる土砂災害を防止 するため、施設整備を促進するとともに、警戒避難体制の強化を図ります。
○自然環境の維持・保全
・八石山系や関田山系の緑豊かな山なみ、山あいの田園や傾斜地を活かした棚田、渋 海川の水辺空間などは、地域の誇りとなる貴重な自然資源です。また、山林や田園は、
治山・治水など防災機能も有していることから、地域住民との協働により、荒廃した山 林や耕作放棄地の解消に向けて取り組むとともに、今後とも、このような自然環境を適 切に維持・保全します。
・地域一体に広がる里山や棚田などの風景は、地域固有の景観を形成しています。今 後とも、来訪者を魅了する緑豊かな自然景観を適切に維持・保全します。
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地域づくりの方針図(小国地域)
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<地域の将来像>
良寛ゆかりの地域資源を活かした 広域交流を進めるまち
1 地域の概要
・長岡市の北西部に位置する和島地域は、西山丘陵地から流れる郷本川(旧島崎川)
沿いの平野部に、地域の中心である島崎地区の市街地が形成され、その周囲には、
なだらかな丘陵地に囲まれた農村集落や田園地帯が広がっています。
・この地域には、中心部を横断する国道 116 号や海岸部に国道 402 号が配置され、地 域住民の日常生活や広域観光を支える重要な路線となっています。近年、バイパス事 業が進んだ国道 116 号沿道には、商業施設や工場などが立地し、また、JR越後線小 島谷駅周辺には、支所、小学校、体育館など、公共公益施設が集積しています。
・地域資源としては、良寛ゆかりの「木村家」などの名所をはじめ、国道 116 号沿いの道 の駅、オートキャンプ場などの観光施設があります。また、「妙法寺」、「村岡城跡」、
「住雲園」など、歴史的資源が数多く残されています。
2 現状と課題
○良寛の里にふさわしいまちづくりの課題
・島崎地区の「はちすば通り」では、良寛ゆかりの歴史的資源や板塀・漆喰仕上げの街 なみが連なり、これらを活かした街なみ環境整備が既に始まっています。今後とも、市 民との協働による地域づくりを進め、さまざまな取組みを実現していく必要があります。
・国道 116 号の整備に伴って、「道の駅 良寛の里わしま」が平成 16 年にリニューアル オープンし、これを契機として、和島地域の観光客数が増加傾向にあります。今後は、
さらなる観光振興を図るため、道の駅、「良寛の里美術館」などを核として、既存の観 光施設の活用や新たな観光資源との連携が必要です。
○地域に関するデータ
・総面積 31.9 (3.6%)
・総人口 4,463人 (1.6%)
・世帯数 1,292世帯 (1.3%)
・年少人口比率 11.7%
・老齢人口比率 29.6%
(出典)平成22年国勢調査
※カッコ内は市全体に占める割合