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但し、東京都制度融資で信用保証料の補助を受ける場合には、分割納付はご利用 いただけません。

保証編期中管理編様式編事務所・業務のご案内

信用保証料が分割納付の場合は、信用保証書の信用保証料欄に 1 回目の支払 保証料額が記載されています。 2 回目以降の分納保証料額は、支払期日までに 改めて中小企業者並びに融資金融機関宛にご通知します。

なお、融資実行の際に必ず、中小企業者から当協会所定の「保証料等の預金口 座振替依頼書」の差し入れを受けてください。

2 回目以降の分納保証料は、この依頼書に基づいて、支払期日に指定口座か ら毎回引き落しの手続きを行っていただくことになります。

※「保証料分納承認依頼書」は当協会部・支店保証課の窓口にご用意しております。

※「保証料等の預金口座振替依頼書」は当協会ホームページからダウンロードで きます。

信用保証料分割徴収割合

徴 収 回 数 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第10回 徴 収 期 日

貸 付‌実行日 貸  付実行日の

満1年後 貸  付実行日の 満2年後

貸  付実行日の 満3年後

貸  付実行日の 満4年後

貸  付実行日の 満5年後

貸  付実行日の 満6年後

貸  付実行日の 満7年後

貸  付実行日の 満8年後

貸  付実行日の 区分 保 証 期 間 満9年後

       

2年超4年以下 2回 75% 25% −% −% −% −% −% −% −% −%

4年超6年以下 3回 60 30 10

6年超8年以下 4回 45 35 15 5

8年超10年以下 5回 35 30 20 10 5

10年超12年以下 6回 30 20 20 15 10 5 12年超14年以下 7回 25 20 20 15 10 5 5 14年超16年以下 8回 20 20 15 15 10 10 5 5 16年超18年以下 9回 20 20 15 15 10 5 5 5 5 18年超20年以下 10回 20 20 15 15 10 5 5 5 3 2

特別分割徴収割合

当座貸越根保証 2回 12か月分 残額  割

  回   数

信用保証料の分割納付の計算例

例:貸付金額2,000万円、保証期間10年、返済据置期間6か月、信用保証料1,545,750円   保証料は普通分割徴収割合の5回分割納付に該当し、次のとおりとなります。

第1回目(貸付時納付) 1,545,750円 × 35% = 541,013円 第2回目(満1年後納付) 1,545,750円 × 30% = 463,725円 第3回目(満2年後納付) 1,545,750円 × 20% = 309,150円 第4回目(満3年後納付) 1,545,750円 × 10% = 154,575円 第5回目(満4年後納付) 1,545,750円 × 05% = 077,287円

(注) 2 回目以降の納付については、中小企業者及び金融機関に対し支払期日までにご通知します。

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信用保証料の返戻について

最終約定期限前に保証付融資が完済された場合は、当協会の規定により信用保 証料の一部を返戻する場合があります。

信用保証料の返戻・免除に関する取扱要領(抜粋)

1 .繰上償還により債務を完済した場合(完済した旨の報告が著しく遅延し た場合を除く)は、信用保証料の一部返戻をすることができる。また、

その際未納付の信用保証料がある場合は、未経過期間部分について、そ の納付を免除する。

2 .信用保証料の返戻、または納付免除の範囲は、次の(イ)および(ロ)

により算出した額(円未満切捨て)の合計とする。

  (イ)保証期間を 1 年ごとに区分して計算した信用保証料のうち完済した 日の属する区分までの信用保証料を除いた額

  (ロ)完済した日の属する区分の信用保証料については、完済した日まで の信用保証料を除いた残額に90%を乗じた額

3 .信用保証料の返戻は金融機関からの完済の報告を確認のうえ行うものと し、原則として被保証人から「保証料返戻口座確認書」が提出され、協 会が適当と認めたものに限る。ただし、返戻額が1,000円以下のものにつ いては返戻しない。

4 .信用保証料の納付免除は、金融機関からの完済の報告を確認のうえ行う ものとする。

5 .信用保証料の返戻方法は、原則として口座振込の方法による。

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例1《期限一括返済の場合》

貸付金額 1,200万円  保証期間 24か月  信用保証料率 年1.15%

貸付実行日 H26.5.20  約定期限 H28.5.20  当初信用保証料額 276,000円 H26.11.20に繰上完済した場合の返戻保証料は次のようになります。

例2《均等分割返済の場合》

貸付金額 1,200万円  保証期間 60か月  信用保証料率 年1.15%  分割係数 0.55 貸付実行日 H26.5.20  約定期限 H31.5.20  当初信用保証料額 379,500円 H28.11.20に繰上完済した場合の返戻保証料は次のようになります。

 A 当初保証料276,000円  ×  (未経過期間547日/保証期間731日) =  206,528円

 B 当初保証料276,000円  ×  (年区分未経過期間366日/保証期間731日)  =  138,188円 〜 ①

(A − B) ×  90%  =  61,506円 〜 ②   ∴返戻保証料 ① + ②  =  199,694円 

 A 当初保証料379,500円  ×  (未経過期間911日/保証期間1826日)2  =  94,459円

 B 当初保証料379,500円  ×  (年区分未経過期間730日/保証期間1826日)2  =  60,653円 〜 ①

(A − B) ×  90%  =  30,425円 〜 ②   ∴返戻保証料 ① + ②  =  91,078円

※各計算式の結果は円未満切捨てです。

※未経過期間の日数は、保証期間の日数から経過期間の日数を控除した期間です。

※二乗計算は、全体の三角形(当初保証料に相当)に対する未経過期間部分の三角形の面積の比率を算出する為の計算 式です。

※貸付実行日の応当日に完済した場合は、翌年の応当日までの1年間が90%を乗じる対象となります。

完済

(90%)

(100%) 1年

A B

366日

731日

H26.5.20 H26.11.20 H27.5.20 H28.5.20 2年

貸付実行

547日

1年 2年 3年

A B

4年 5年

貸付実行 完済

730日 1826日 911日

(90%)

(100%)

H26.5.20 H28.11.20 H29.5.20 H31.5.20

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信用保証料の返戻手続の流れ

(1)自己資金による繰上完済の場合

【金融機関】

【保証協会】

【中小企業者】

【保証協会】

㊟ 完済報告が著しく遅延した場合や、「確認書」の返送がない場合、または 中小企業者の返済状況によっては、返戻できない場合がありますのでご注 意ください。

(2)‌完済条件付の新規保証付融資(同一金融機関)による繰上完済の場合

【金融機関】

【金融機関】

【保証協会】

① 保証付融資の完済後、保証協会に完済報告をします。

② 完済報告の確認後、返戻する信用保証料がある場合は、中小企業者へ

「保証料返戻のお知らせ」とともに「保証料返戻口座確認書」(以下、「確 認書」)を送付します(但し、返戻額が1,000円以下の場合を除く)。

③ 振込先金融機関名・預金口座番号等の所定事項を記入した「確認書」を 保証協会へ返送します。

① 借換を行う新規保証の申込時に、信用保証依頼書の「この貸付で完済す る保証がある場合」欄に必要事項(保証料返戻預金口座等)を記入のう え提出します。

② 保証付融資の完済後、保証協会に完済報告をします。

③ 完済報告の確認後、返戻する信用保証料がある場合は、①で指定された 預金口座へ返戻保証料を振込みます(但し、返戻額が1,000円以下の場合 を除く)。

  ※信用保証依頼書の記入に不足や誤りがある場合、「自己資金による繰 上完済の場合」と同様の手続きへ移行させていただく場合があります。

④ 「確認書」に基づき、指定の預金口座へ返戻保証料を振込みます。

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(3)保証条件変更(返済条件変更)による場合

【金融機関】

【保証協会】

【中小企業者】

【保証協会】

㊟ 中小企業者から「確認書」の返送がない場合、保証協会から融資金融機関

に連絡のうえ、融資金融機関の指定する預金口座へ返戻保証料を振込みす ることがあります。

㊟ 一部繰上完済に伴う保証条件変更(返済条件変更)を行った場合、信用保証

料の再計算を行いますので、信用保証料の返戻が発生することがあります。

  なお、保証条件の変更手続きを行わず、一部繰上返済を行っただけでは、

信用保証料の再計算を行えず、信用保証料を返戻することはできませんの でご留意ください。また、一部繰上返済と同時に、変更する返済方法(例 えば、一部繰上返済と同時に保証期間を延長する場合等)によっては、信 用保証料が追徴となる場合があります。

㊟ 保証条件変更(返済条件変更)に伴う返戻保証料が発生した場合、従来は

保証協会から融資金融機関に連絡のうえ、融資金融機関の指定する預金口 座へ返戻保証料を振込みしておりましたが、平成26年 4 月より、中小企業 者が記入した「保証料返戻口座確認書」に基づき、指定の預金口座に振込 むこととしました。

(1)から(3)いずれの場合も、振込時には、登録された中小企業者の住 所に、「返戻保証料の振込についてのご案内」を送付します。

① 保証条件変更実行後、保証協会に「変更実行報告書」を送付します。

② 「変更実行報告書」の確認後、信用保証料の再計算に伴う返戻保証料があ る場合は、中小企業者へ「保証料返戻のお知らせ」とともに、「保証料返 戻口座確認書」(以下「確認書」)を送付します。

③ 振込先金融機関名、預金口座番号等の所定事項を記入した「確認書」を 保証協会に返送していただきます。

④ 「確認書」に基づき、指定の預金口座へ返戻保証料を振込みます。

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8 保証付融資の貸付利率

信用保証書の利率表示と貸付利率

信用保証書の貸付利率(割引利率)の表示には次の 6 とおりがあり、その表示に従 って貸付利率(割引利率)を定めることになります。

(1)「地方公共団体指定の利率」と表示されている場合

 都の制度融資のうち、小口小企創業設備・立地 がこの表示となります。

借入申込人が固定金利と変動金利のどちらかを選択することができます。

 なお、 チャレンジ 経営セーフ 経営一般都経営力強化もこの表示になりますが、

これらは固定金利のみで、融資期間に応じて金利が設定されています。また、区市 町の融資制度等もこの表示となりますので、各区市町の制度融資要項上の規定に則 って取扱いください。

(2)「金融機関所定の利率による」と表示されている場合

 金融機関と中小企業者との契約に基づき利率を定めることができます。

 貸付実行後の期中においては、貸付契約書の利率変動条項に基づき変動させること  ができます( ABL1・2 事業一般 クイック 極度 クイック・短期 借換  特別借換企業再建当貸1・2当貸ホップ長経活力季節、一般保証等)。

(3)「○.○○%」と表示されている場合

 表示された利率どおりに実行しなければなりません。

 この場合は、固定利率ですので表示を超える利率または表示を下回る利率の適用も できません()。

(4)「○.○○以内」と表示されている場合

 表示利率を上限利率とし、それを超えない範囲内で実行利率を定めることができま す(スピリッツ)。

(5)「短プラレート以下」と表示されている場合

 金融機関が定めた短期貸出最優遇金利を上限利率とし、それを超えない範囲におい て実行利率を定めることができます(L/C パック貯共 )。

(6)「長プラレート以下」と表示されている場合

 表示利率は実行上限利率であって、表示を超えない範囲において実行利率を定める ことができます。また、貸付実行後の期中においては、利率を変更させることはで きません(環保全)。

㊟ 金利スワップ等解約に伴い違約金等が発生する金利を適用する際は、あらかじめ、

当協会の了解が必要です。