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制度です。

(1)申込手続について

当座貸越の取扱いにあたり次のような手続きをお願いします。なお、ご利用

(新規申込または期間延長)に際しては、申込前に資格要件を満たしているか等 の事前照会が必要です。所定の「事前照会票」をご利用になり、本・支店保証課 へお問い合わせください。

●当座貸越の期間満了日の 2 か月前までに「期限到来のお知らせ」を発送しま すので、継続してご利用を希望される場合は、事前照会を行ってください。

※「期限到来のお知らせ」は、当座貸越のほか、ABL1(根保証型)、手形割引 根保証、電子記録債権割引根保証(電債割引根保証)貸付根保証などすべての 根保証について発送します。

(2)無担保当座貸越根保証

当貸ホップ

について

当貸ホップ は 当貸 1 当貸 2 と異なり、期間延長での取扱いはありません。

引き続きご利用を希望される場合は、新規申込(継続)にてお申込ください。

(事前照会は不要です)

また、当貸ホップは、貸付実行時に所定の確認書を徴求してください。

現在利用中の 制度等

資格要件の

可否 保証期間 過去の

延長回数 今回の手続 使用書式 当座貸越の

利用なし

満たす 1年・2年 新規申込 信用保証申込書 他

満たさない 利用不可

当貸 1 当貸 2

満たす

2年 0~1回 期間延長 条件変更申込書 他 2回 新規申込(継続) 信用保証申込書 他 1年 0~3回 期間延長 条件変更申込書 他 4回 新規申込(継続) 信用保証申込書 他 満たさない 新規申込(制度変更) 信用保証申込書 他 延期(条件変更) 条件変更申込書 他

保証編期中管理編様式編事務所・業務のご案内

11 貸付形式が当座貸越・手形貸付・手形割引・電子 記録債権割引(電債割引)の場合の事務取扱について

当座貸越、貸付根保証、ABL1(根保証型)、手形割引根保証、電債割引根保証、

手形割引個別保証、電債割引個別保証において貸付(割引)実行時に必要となる書 類は次の通りです。また、根保証で個人保証人がいる場合、限定根保証約定書が必 要となります。詳しくは P57「個人の保証人がいる場合」を参照してください。

【当座貸越・ABL‌1】

●当座貸越根保証当貸 1・事業者カードローン当貸 2 ・ABL1の場合  ⇒当座貸越契約書・限定根保証約定書(個人保証人がいる場合に限る。金融機関

所定の書式でも可)

●無担保当座貸越根保証当貸ホップの場合

 ⇒当座貸越契約書・確認書・限定根保証約定書(個人保証人がいる場合に限る。

金融機関所定の書式でも可)

【貸付根保証・手形割引根保証・電債割引根保証】(次のいずれかの手続きが必要と なります)

●銀行取引約定書等包括的な取引基本約定による場合

 ⇒個人保証人がいる場合は協会所定の限定根保証約定書が必要です。

●当協会所定の信用保証付極度手形等割引約定書・信用保証付極度貸付約定書によ  ⇒個人保証人がいる場合は同書式で定めるため、限定根保証約定書の徴求は不要る場合

です。

【手形割引個別保証・電債割引個別保証】(次のいずれかの手続きが必要となります)

●銀行取引約定書等包括的な取引約定書による場合

 ⇒個人保証人がいる場合は金融機関所定の別札保証書が必要です。

●当協会所定の信用保証付手形割引約定書による場合

 ⇒個人保証人がいる場合は同書式で定めるため、別札保証書は不要です。

なお、信用保証書の表示は次のとおりです。

【保証書の表示】

(当座貸越)

保証形態 根保証

形  式 当貸(貸付専用型/カードローン型)

(貸付根保証)

保証形態 根保証

(手形割引個別保証)

保証形態 個別保証

形  式 手形割引

(電子記録債権割引根保証)

保証形態 根保証

保証編期中管理編様式編事務所・業務のご案内

12 根保証について

(1)根保証制度

(2)信用保証書ならびに変更保証書上の表示

(1)に記載した保証制度については、信用保証書ならびに変更保証書上に「極 度額」及び「元本確定日」の定めが表示されます。

また、利息制限法及び出資法の改正(平成22年 6 月18日施行)に伴い、保証 期間に合致する始期の範囲を明示します。

①極度額

  「極度額」は、「民法第465条の 5 に基づく極度額:金○○円」と表示します。

これは、代位弁済見込総額を上回る額として保証金額の120%を表示してい ます。

②元本確定期日

  元本確定期日は終期の翌日となります。根保証は、元本確定期日について

「確定日に限る」と具体的な日付を特定することが必要となるため、終期を 指定した「確定日保証」として取扱います。

  *保証申込の際には、保証期間(月数)に加え、元本確定期日(終期の翌 日)、貸付予定日の確認が必要となりますので、「信用保証依頼書」の「貸 付予定日」、「期間」、「期日」の各欄に必ずご記入ください。

③始期の範囲

  始期(実行日)を設定する際に、保証期間の条件を充足する始期としてとる ことのできる範囲をわかりやすくするために、保証条件として「平成○○年

○○月○○日以降に実行のこと」と信用保証書に表示します。

④有効期限に関する表示

  協会が特段の事情があると認めた場合の信用保証書の有効期限として、信用 保証書の欄外に保証期間の条件を充足できる始期(実行日)の最終日を表示 します。これにより、信用保証書の有効期限は60日より短くなる場合もあ ります。

当座貸越(貸付専用型)根保証(当貸1) 貸付根保証(東京都制度融資の極度型融資を含む)

事業者カードローン当座貸越根保証(当貸2) 手形割引根保証・電子記録債権(電債)割引根保証 無担保当座貸越根保証(当貸ホップ) 流動資産担保融資根保証(ABL1)

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(3)個人の保証人がいる場合

民法では、個人保証人との根保証契約において「極度額」を定めなかった場合 には、個人保証人との保証契約は無効になるとされ、「元本確定期日」を定めな かった場合は、契約締結から 3 年後に元本が確定するとされています(民法465 条の 3 )。そのため、貸付根保証・手形割引根保証・電債割引根保証・当座貸越 根保証等では、貸付(割引)実行時または契約締結時に、個人保証人から『限定 根保証約定書』をいただくようお願いしています。当協会では、個人保証人との 根保証契約の書式として、 2 種類の限定根保証約定書を用意しています。

1 「貸付(割引)実行時」 「保証人の追加」 共用‌貸付根保証・手形割引根保証・電債割引根保証用 貸付根保証、手形割引根保証・電債割引根 保証の貸付(割引)時に使用してください。

2 (ひな形)‌(保証人の追加)当座貸越根保証用

当座貸越ならびにABL‌1の契約締結時及び 期間延長時に使用してください。当座貸越 ならびに ABL‌1の場合、同じ内容の条項が 盛り込まれていれば、金融機関所定の書式 を使用していただいても構いません。

・貸付根保証➡手形貸付

・手形割引根保証➡手形割引

・電子記録債権割引根保証

 (電子記録債権のみを割引く場合)➡電子記録債権割引  (手形と電子記録債権の両方を割引く場合)

       ➡手形割引       電子記録債権割引       ※二段書きとしてください

融資極度額

原則、終期の翌日 民法465条の2に基づく極度額 融資極度額×120%

(注)

『限定根保証約定書』の「極度」に ついては、元本、利息、損害金を含 む代位弁済見込総額として信用保証 書に表示された「貸付金額」の120

%を目安に定めてください。各金融 機関の運用により120%を上回るも しくは下回る金額でも差し支えあり ませんが、代位弁済前に個人保証人 に対して保証債務履行請求権を行使 する上で支障がでない金額に設定し てください。

な お、 部 分 保 証( 保 証 割 合80%)

では、「保証金額」 の120%を目安

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13 流動資産担保融資保証制度

(略称「ABL」)について

(1)ご利用のメリット

①不動産担保に頼らずに資金調達ができます。

  不動産担保や第三者保証人によらず、営業取引から発生した売掛債権や棚卸 資産を担保とした借入が可能になります。

②資金繰りを改善できます。

  取引先からの入金を待たずに、資金調達が可能です。

③借入可能額が拡大できます。

  一般の保証とは別に、 2 億 5 千万円を限度とした借入が可能になります。

(2)制度の概要

※保証には極度額と期間を定め、その範囲内で反復継続して行われる貸越の保証 である根保証ABL1と、融資の都度、申込を受け保証を行う個別保証ABL2の 2 種類があります。

(3)保証の要件

保証対象となるのは、都内に事業所(住居)を有し、事業者に対する売掛債権 を保有する法人、個人、組合または棚卸資産を保有する法人、組合です。

保証条件等は次のとおりです。

中小企業者

信用保証協会 金融機関

※当協会の信用保証は借入金額債務の80%の割合保証です。

A商事 B物産 C製作所 借入申込 融資

信用保証(※)

中小企業者が保有する売掛債権や棚卸資産を、金融機関並びに保証協会が譲渡を受け、それを担保に金融機関が行う 融資について、当協会が保証する制度です。

※売掛債権の場合、販売先等の信用力と 対抗要件具備方法に応じて売掛債権に 対する掛目(70〜100%)を設定。棚卸 資産の場合、棚卸資産の簿価に対する 掛目30%(70%を上限として引き上げ可 能)を設定。

融資金額は、売掛債権及び棚卸資産 に、この掛目を乗じた金額となります。

売掛債権 売掛債権

売掛債権 譲渡担保

譲渡担保

棚卸資産

商品・製品・仕掛品等

保証限度額 対象資金 貸付形式 貸付金利 保証期間 保証料率 連帯保証人 根保証

ABL‌1 2億円‌

(注1)

運転資金または‌

設備資金

当座貸越 金融機関‌

所定

1年

0.68% 法人…代表者‌個人…不要要 個別保証

ABL‌2 手形貸付 1年以内‌

(注2)

(注 1 )80%の部分保証、かつ融資限度額は最大 2 億5,000万円となります。

(注 2 )個別保証で未発生債権を引当としない場合は、 6 か月以内を目途とします。