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質・量ともに安定供給へ各種バイオ素材・動物医薬品等

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➢ 有用生物(カイコ等)の機能を改良し、化学合成では製造が難しい新たな機能性バイオ素材・動物 医薬品等の商用生産を実現。

➢ バイオセンサーや実験動物との代替としても活用。

医療・診断・電子分野に使用可能な

➢ 我が国の遺伝資源と育種技術・生産技術により、国内におけるバイオものづくりの原料 供給を完全国産化。

➢ バイオデータ×食によるヘルスケア分野での新サービスを創出。

完全国産バイオプロセス によるモノづくり

⑦異分野と連携した新産業の創出

これまでの原料調達

これからの原料調達

ゲノム編集技術等 で高糖度、多収量 原料作出

海外から原料を輸入

マイクロバイオームの 健康への活用

マイクロバイオーム

複合的な 食の機能 の解明

細菌ゲノム・代謝産物 のビッグデータ

各種バイオ

素材製品

マイクロバイ オームの健 康への作 用メカニズ

高糖含量

ムの解明

高バイオマス量

バイオプロセス

阻害物質低減 原料から製品まで

国内一貫生産

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食によるフレイル 予防などヘルスケア

産業の創出

今後の研究開発(スマート農業)

• あらゆる機器でデータを活用したスマート農業が展開

【目標】

・ロボット農機やドローン、環境制御システム等、あらゆるスマート農業機器で取得されたデータがクラウドに蓄積され、経営管理ソフト等で自由自在 にあらゆるデータを活用するデータ駆動型スマート農業が展開。

・高齢者や新規就農者でも思い通りで快適な農業生産を実現。

【技術開発】

・農業者のニーズを踏まえ、現場までの実装を視野に研究開発を実践し、様々な地域や品目に対応したスマート農業技術を現場で導入可能な価格 帯で提供。中山間や野菜、果樹向けのスマート農業技術のプロトタイプを開発( 2020 年度)、一貫体系の実現( 2022 年度)。

・オープンイノベーションの場に、幅広い層の農業者(組織経営体、家族経営体)の参画を促し、地域や品目の空白領域の研究開発を優先的に実施。

2018年度 2019年度 2020年度 2021年度 2022年度~

2025年度 2026年度~

2030年度

研究開発

スマート 農業

有人監視自動走行トラクターの実用化・普及(民間企業)

自動走行田植機の開発・実証(民間企業)

2020年までにほ場間での移動を含む遠隔監視による無人 自動走行システムを実現

遠隔監視による自動走行トラクターの開発・実証

(農研機構/民間企業) 引き続き、開発・実用化に向けた検討

自動走行コンバインの開発・実証(民間企業)

実用化・普及

実用化・普及

現場実装に際して安全上の課題解決が必要な農業機械の実用化に合わせ、安全性ガイドラインを順次策定・充実

市販化・普及

要素技術開発フェーズ 実用化・実証開発フェーズ

○ロボット関連技術

ドローンの実用化・普及(民間企業)

自動選果システムの実用化・普及(民間企業)

アシストスーツの実用化・普及(民間企業)

自走式収穫ロボット(露地野菜)の開発・実証(大学/民間企業/農研機構等)

自走式収穫ロボット(果樹)の開発・実証(大学/農研機構等)

自走式収穫ロボット(施設野菜)の開発・実証(民間企業/農研機構等)

実用化・普及 実用化・普及

実用化・普及 運搬ロボットの開発・実証(民間企業等) 実用化・普及

自動走行草刈機の開発・実証(民間企業等) 実用化・普及

みちびき対応受信機の

開発・実証(民間企業) 実用化・普及

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2018年度 2019年度 2020年度 2021年度 2022年度~

2025年度 2026年度~

2030年度

研究開発

スマート 農業

・革新的技術開発・緊急展開事業(経営体強 化プロジェクト)2017-2019

今後の研究開発(スマート農業)(続き)

施設の環境計測・制御装置の実用化・普及(民間企業)

遠隔病害虫診断システムの開発・実証(農研機構等)

技術継承システムの実用化・普及(民間企業)

搾乳ロボットの実用化・普及(民間企業)

家畜個体管理の実用化・普及(民間企業) (一部技術が開発中)

水田の水管理システムの実用化・普及(民間企業)

実用化・普及

要素技術開発フェーズ 実用化・実証開発フェーズ

○畜産

生産・経営管理システムの実用化・普及(民間企業)

○生産・経営管理、技術継承システム

○環境計測・制御関連技術

・戦略プロジェクト研究推進事業(人工知能未来農業創造プロジェクト)(2017-2021)

・新技術の開発

・新サービスの創出

・機器の低コスト化

・革新的技術開発・緊急展開事業(人工知能未来農業創造プロジェクト)

(2017-2020)

・スマート農業実証プロジェクト(2019-2020)

・SIP第1期次世代 農林水産業創造技 術(2014-2018)

・SIP第2期スマートバイオ産業・農業基盤技術(2018-2022)

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・スマート農業実証プロジェクト(2020-2021)

・次世代型農業支援サービスの創出(2020-)

2018年度 2019年度 2020年度 2021年度 2022年度~

2025年度 2026年度~

2030年度

今後の研究開発(ムリ・ムダのないスマートフードチェーンの構築)

• 個々の消費者等にオーダーメイドな農作物を生産・流通

【目標】

・農業データ連携基盤( WAGRI )の充実を図り、生産から流通、加工、消費、さらには輸出までをデータで繋ぐスマートフードチェーンを構築。

・民間事業者がこれを活用することにより、個々の消費者・事業者に応じたオーダーメイドな農作物を提供。

【技術開発】

・ WAGRI を生産から流通、加工、消費、輸出に拡張したスマートフードチェーンを構築し、流通最適化を可能とするビッグデータを構築するとともに、

国内外における生産・需要のマッチング技術等を開発( 2022 年度)。

・鮮度保持技術、長期保全技術を開発。

研究開発

スマート フード チェーン

要素技術開発フェーズ

・SIP第1期次世代 農林水産業創造技 術(2014-2018)

・SIP第2期スマートバイオ産業・農業基盤技術(2018-2022)

運用開始・活用促進

(農研機構)

・スマートフードチェーンの運用開始

・民間企業等によるスマートフード チェーンの活用

(自走化)

スマートフードチェーンの基盤技術・アプリケーション開発

(大学等)

流通データの規格化・標準化、データ収集技術の開発

(民間企業等)

農産物の品質評価・品質保持技術の開発

(理研等)

上記技術を用いたユースケースの実施、

研究開発へのフィードバック(民間企業等)

・需給マッチング

・流通最適化

・フードロスの削減

・新サービスの創出

・農林水産データ管理・

活用基盤強化(2020) オープンデータの実装等

(農水省事業)

○SIP第2期による研究開発

スマートフードチェーンの プロトタイプの構築、

試験運用の開始

(農研機構/大学等)

WAGRIの開発 (農研機構/大学等)

○WAGRIの充実・強化

水産業データ連携基盤との連携

○他分野のデータベース、データ連携基盤との連携

・更なる普及・自走化に向けた検討

・スマートフードチェーンへの拡張

実用化・実証開発 フェーズ

畜産クラウドとの連携

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衛星データプラットフォーム(Tellus)等との連携を検討

2018年度 2019年度 2020年度 2021年度 2022年度~

2025年度 2026年度~

2030年度

研究開発

生活排水処理汚泥のエネルギー価値の評価

(大学/農研機構)

農業水利施設における小水力利用技術(農研機構) 実用化・実証開発フェーズ

再エネ熱の安定的採熱・利活用技術(農研機構)

未利用エネルギーを活用した園芸生産システム(農研機構)

再エネによる環境制御型施設園芸(農研機構)

再生可能エ ネルギーの フル活用

要素技術開発フェーズ

バイオガス発電等の地域 資源循環(電気・熱・

消化液利用)技術

(国研等)

エネルギー需給解析と LCAを踏まえた地域エネルギー システムの構築

(国研/大学/シンクタンク等)

蓄電池、燃料電池等の調整力を 組み込んだシステムの構築

(国研/大学/民間企業等)

• 農山漁村の再生可能エネルギーのフル活用

【目標】

・農山漁村の豊富な資源をフル活用し、再生可能エネルギーの経済効率性の高い生産と農林水産業及び域内へ供給する地産地消型エネルギー システムを構築することを目指す。

【技術開発】

・低コストかつ効率的な再エネ(電気・熱)の生産・利活用技術の開発。

・農山漁村に適した持続的な「地産地消型エネルギーシステム」の構築。

スマート農林水産業や営農型太陽光 発電等と連携するシステムの構築

(国研/大学/民間企業等)

・VEMS(農山漁 村の地域に合わせた エネルギーマネジメン トシステム)の構築

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今後の研究開発(農山漁村に適した地産地消型エネルギーシステムの構築)

今後の研究開発(生産・流通段階で発生する温室効果ガスの大幅削減①)

2018年度 2019年度 2020年度 2021年度 2022年度~

2025年度 2026年度~

2030年度

研究開発

要素技術開発フェーズ

施設園芸のAI収量・出荷可能量予測技術等の開発(民間企業/大学/農研機構等)

実用化・実証開発フェーズ

・新サービス産業の創出

・機器の低コスト化

・技術普及の推進

農林業機械 の電化

要素技術開発フェーズ

実用化・実証開発フェーズ 漁船の電化

・電動船の試験導入と 技術評価

電化漁船の製品試作 電化漁船の効率改善 漁船の電化によるGHG排出削減効果の評価

要素技術の開発とシステムインテグレーション

• 生産・流通プロセスの脱炭素化

【目標】

・スマート農林水産業の推進による生産プロセスからの化石燃料消費を削減、農林業機械、漁船の電化、水素燃料電池化等により、生産流 通プロセスの脱炭素化及び農林水産業の CO

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ゼロエミッションの達成を目指す。

【技術開発】

・スマート農林水産業の推進による生産プロセスにおける農作業の効率化・最適化により化石燃料消費を削減。

・農林業機械、漁船等の電化、水素燃料電池化を進め、生産プロセスの脱炭素化を推進。

スマート 農業

要素技術開発フェーズ

実用化・実証開発フェーズ 低負荷農機の電動化に向けた研究開発(民間企業/大学/農研機構等)

電動農機の充電システムに関する研究開発(民間企業/大学/農研機構等)

電化農業機械製品試作 光合成計測・最適化システム等の実用化・実証(民間企業/大学/農研機構等)

高負荷農機の電動化に向けた研究開発

(民間企業/大学/農研機構等)

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