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資源配付のクラスタアンセットアップ

第7章 保守

B.2 資源配付のクラスタアンセットアップ

- リソースの削除 5. 資源配付の設定

“3.4.6 資源配付機能をクラスタ運用する場合”を参照し、以下の処 理を行ってください。

[SafeCLUSTERを使用する場合]

- 資源配付のクラスタセットアップ [MSCSを使用する場合]

- リソース作成 - 論理IPリソース作成

- 資源配付のクラスタセットアップ 6. クラスタアプリケーションの作成

[SafeCLUSTERを使用する場合]

“3.4.6 資源配付機能をクラスタ運用する場合”を参照し、以 下の処理を行ってください。

- 引き継ぎネットワークの設定 - アプリケーションリソースの登録

- アプリケーションリソースのクラスタサービスへの登録 [MSCSを使用する場合]

MSCSを使用する場合、設定する必要はありません。

7. 共有ディスクのオフライン化 [SafeCLUSTERを使用する場合]

以下のSafeCLUSTERのコマンドにより、共有ディスクをオフラ インにします。コマンドの詳細は、SafeCLUSTERのマニュアルを 参照してください。

cldisksetup -c off disk disk

SafeCLUSTERで設定した共有ディスクです。ドライブ番 号を指定します。例:cldisksetup -c off 0

[MSCSを使用する場合]

MSCSを使用する場合、資源配付で使用する共有ディスクをオフ ラインにします。オフラインにする方法については、MSCSのマニ ュアルを参照してください。

8. クラスタサービスの起動

クラスタ運用管理ビューを起動し、資源配付のクラスタサービスを起 動します。起動方法については、各クラスタのマニュアルを参照してく ださい。

9. Systemwalker Centric Managerの起動

Systemwalker Centric Manager、資源配付をそれぞれクラスタサ ービスとして運用している場合

“Centric Managerをクラスタサービスとして運用している場合”の手順実 施後、“資源配付をクラスタサービスとして運用している場合”の手順を実施 してください。

7.2.2 Centric Managerをクラスタサービスとして運用して

7.2 リストア

5. [次へ]ボタンをクリックします。

→[処理の選択]ダイアログボックスが表示されます。

6. 以下の項目を指定し、[次へ]ボタンをクリックします。

- [実施する処理]

“運用環境の復元”を指定します。

- [退避データ格納先]

バックアップデータの格納先を指定します。

→[運用形態の設定]ダイアログボックスが表示されます。

[SafeCLUSTERを使用する場合]

[MSCSを使用する場合]

7. 以下の項目を指定し、[次へ]ボタンをクリックします。

[SafeCLUSTERを使用する場合]

設定する項目 説明

運用形態 プライマリノードを構築する場合は、“クラスタ

7.2 リストア

設定する項目 説明

論理IPアドレス Systemwalker Centric Manager用サービスで、使 用する論理IPアドレスを指定します。

サブネットマスク 運用管理サーバにあるネットワークのサブネッ トマスクを指定します。

論理ホスト名 論理IPアドレスに対するネットワークのホスト 名を指定します。

共有DISKのドライ ブ名

切替えディスク上に設定したパーティションの ドライブ名を指定します。

[MSCSを使用する場合]

設定する項目 説明

運用形態 プライマリノードを構築する場合は、“クラスタ 運用(Microsoft(R) Cluster Server-プライマリ ノード)”を指定し、

セカンダリノードを構築する場合は、“クラスタ 運用(Microsoft(R) Cluster Server-セカンダリ ノード)”を指定します。

物理ディスクリソ ース名

共有ディスクとして使用する物理ディスクリソ ース名を指定します。クラスタシステムに登録し たQuorumディスク用のリソースは指定しないで ください。セカンダリノードを構築する場合に は、プライマリノードで指定した物理ディスクリ ソース名を指定してください。

論理IPアドレス Systemwalker Centric Manager用グループの仮想 アドレスとして任意のIPアドレスを指定します。

すでに使用されているIPアドレスは指定しない でください。

サブネットマスク 運用管理サーバのあるネットワークのサブネッ トマスクを指定します。

論理ホスト名 Systemwalker Centric Manager用グループのネッ トワーク名として任意の名前を指定します。すで に使用されているネットワーク名は指定しない でください。

クラスタ名 MSCSのセットアップ時に設定したクラスタ名を 指定します。

外部接続用ネット ワーク名

MSCSのセットアップ時に設定した外部通信用ネ ットワークを指定します。

セカンダリノード構築時には、プライマリノード構築時に指定 した、共有ディスクのドライブ名を指定することで、プライマリ 構築設定値が自動的に表示されます。

セカンダリノードの退避データでは、プライマリノードを構築

することはできません。

→[退避データ復元方法の選択]ダイアログボックスが表示されます。

8. 以下の項目を指定し、[次へ]ボタンをクリックします。

- [復元方法]

“すべての機能の運用データを復元する”を指定します。

- [復元する情報]

以下の項目から復元する情報を指定します。

‐ [ログ情報と定義情報]

‐ [ログ情報]

‐ [定義情報]

- [共有ディスク上のデータを復元する]

退避データに共有ディスク上のデータが含まれている場合、プ ライマリノードを構築するときは、選択してください。

7.2 リストア

9. [設定内容の一覧]で設定内容を確認し、[次へ]ボタンをクリックします。

→[処理の実行]ダイアログボックスが表示され、処理を実行します。

10. [処理完了]ダイアログボックスが表示されます。

→[完了]ボタンをクリックします。

11. 共有ディスクをオフライン化します。

詳細については、“3.4.4 共有ディスクのオフライン化”を参照して ください。

12. クラスタ環境の再構築後の作業

SafeCLUSTERを使用する場合、セカンダリノードでの復元完了後、

“3.4.6 クラスタアプリケーションの作成”を実施してください。

13. Systemwalker Centric Managerの起動

Systemwalker Centric Managerの起動を行います。詳細は、“6.1.1 ク ラスタシステム上のSystemwalker Centric Managerを起動する”を参照 してください。

7.2 リストア

配付系以外のリストア

配付系以外の資源をリストアする手順を説明します。配付系以外の資源は、

プライマリノード、セカンダリノードで、それぞれリストアします。

1. クラスタサービスを停止します。停止方法については、各クラスタソフ トウェアのマニュアルを参照してください。

2. 共有ディスクをオンライン化します。

詳細については、“3.4.2 共有ディスクのオンライン化”を参照して ください。

3. [Systemwalker Centric Manager]-[ツール]-[運用環境の保守]を起動 します。

→[運用環境保守ウィザード] ダイアログボックスが表示されます。

4. [次へ]ボタンをクリックします。

→[処理の選択]ダイアログボックスが表示されます。

5. 以下の項目を指定し、[次へ]ボタンをクリックします。

- [実施する処理]

“運用環境の復元”を指定します。

- [退避データ格納先]

7.2 リストア

6. 以下の項目を指定し、[次へ]ボタンをクリックします。

- [復元方法]

“選択した機能の運用データのみ待避する”を選択し、資源配 付機能のチェックをはずしてください。

- [復元する情報]

以下の項目から復元する情報を指定します。

‐ [ログ情報と定義情報]

‐ [ログ情報]

‐ [定義情報]

- [共有ディスク上のデータを復元する]

退避データに共有ディスク上のデータが含まれている場合、プ ライマリノードを構築するときは、選択してください。

クラスタ未構築の環境にリストアを行う場合には、[運用形態 の設定]ダイアログボックスが表示されます。ここでクラスタ環 境の設定を行うことで、クラスタ環境を構築してからリストアを 行うことができます。

[SafeCLUSTERを使用する場合]

[MSCSを使用する場合]

クラスタ環境を構築する場合は、以下の指定を行ってください。

[SafeCLUSTERを使用する場合]

設定する項目 説明

運用形態 プライマリノードを構築する場合は、“クラスタ 運用(FUJITSU SafeCLUSTER – プライマリノー ド)”を指定し、

7.2 リストア

設定する項目 説明

トマスクを指定します。

論理ホスト名 論理IPアドレスに対するネットワークのホスト 名を指定します。

共有DISKのドライ ブ名

切替えディスク上に設定したパーティションの ドライブ名を指定します。

[MSCSを使用する場合]

設定する項目 説明

運用形態 プライマリノードを構築する場合は、“クラスタ 運用(Microsoft(R) Cluster Server-プライマリ ノード)”を指定し、

セカンダリノードを構築する場合は、“クラスタ 運用(Microsoft(R) Cluster Server-セカンダリ ノード)”を指定します。

物理ディスクリソ ース名

共有ディスクとして使用する物理ディスクリソ ース名を指定します。クラスタシステムに登録し たQuorumディスク用のリソースは指定しないで ください。セカンダリノードを構築する場合に は、プライマリノードで指定した物理ディスクリ ソース名を指定してください。

論理IPアドレス Systemwalker Centric Manager用グループの仮想 アドレスとして任意のIPアドレスを指定します。

すでに使用されているIPアドレスは指定しない でください。

サブネットマスク 部門管理サーバのあるネットワークのサブネッ トマスクを指定します。

論理ホスト名 Systemwalker Centric Manager用グループのネッ トワーク名として任意の名前を指定します。すで に使用されているネットワーク名は指定しない でください。

クラスタ名 MSCSのセットアップ時に設定したクラスタ名を 指定します。

外部接続用ネット ワーク名

MSCSのセットアップ時に設定した外部通信用ネ ットワークを指定します。

セカンダリノード構築時には、プライマリノード構築時に指定 した、共有ディスクのドライブ名を指定することで、プライマリ 構築設定値が自動的に表示されます。

セカンダリノードの退避データでは、プライマリノードを構築 することはできません。

→[設定内容の確認]ダイアログボックスが表示されます。

7. [設定内容の一覧]で設定内容を確認し、[次へ]ボタンをクリックします。

→[処理の実行]ダイアログボックスが表示され、処理を実行します。

8. [処理完了]ダイアログボックスが表示されます。

[完了]ボタンをクリックします。

7.2 リストア

9. 共有ディスクをオフライン化します。

詳細については、“3.4.4 共有ディスクのオフライン化”を参照して ください。

10. クラスタ環境の再構築後の作業

SafeCLUSTERを使用する場合、セカンダリノードでの復元完了後、

“3.4.5 クラスタアプリケーションの作成”を実施してください。

11. Systemwalker Centric Managerの起動

Systemwalker Centric Managerの起動を行います。詳細は、“6.1.1 ク ラスタシステム上の部門管理サーバを起動する”を参照してください。

配付系のリストア

配付系の資源をリストアする手順を説明します。配付系の資源は、プライマ リノードで、リストアします。

1. 資源配付のクラスタサービスの停止

クラスタ運用管理ビューを起動し、資源配付のクラスタサービスを停 止します。停止方法については、各クラスタのマニュアルを参照してく ださい。

2. 共有ディスクのオンライン化 [SafeCLUSTERを使用する場合]

以下のSafeCLUSTERのコマンドにより、共有ディスクをオンラ インにします。コマンドの詳細は、SafeCLUSTERのマニュアルを 参照してください。

cldisksetup -c on disk disk

SafeCLUSTERで設定した共有ディスクです。ドライブ番 号を指定します。例:cldisksetup -c on 0