2009 年 4 月〜2011 年 3 月までのセンター専任教員が担当した講義とその概要を示す。
遺伝資源開発学 担当教員:保坂 和良
対象:資源生命科学専攻(前期課程)1年(選択)
授業のテーマと目標:作物の在来品種や近縁野生種を遺伝進化学的に理解し,その育種的利用において生ずる交 雑不親和性などの障害ならびにそれを克服するための方法等について遺伝学的理解を深めることを目的とす る。
植物遺伝資源利用学 担当教員:片山 寛則
対象:資源生命科学専攻(前期課程)1年(選択)
履修生数:2010年度4名,2011年度1名
授業のテーマと目標:本講義は果樹遺伝資源を対象にした遺伝・育種学的研究、多様性保全研究を紹介する。
遺伝資源の持つ未知の有用形質の掘り起こしなど応用研究にまで焦点をあてたい。
応用動物学演習
担当教員:大山 憲二,本多 健
対象:資源生命科学科応用動物学コース2年(必修)
履修生数:2009年度28名,2010年度27名,2011年度29名
授業のテーマと目標:動物を用いた実験計画の立て方および結果の客観的評価のために必要な各種統計的手法 を学ぶ。このことにより,研究遂行に必須の論理的思考能力と分析能力を養う。
量的遺伝学
担当教員:大山 憲二
対象:資源生命科学科応用動物学コース3年(選択)
履修生数:2010年度15名,2011年度20名
授業のテーマと目標:動物の測定可能な特性の多くは多数の遺伝子の働きにより発現し,連続的な変異を示す。
このような特性は量的形質と呼ばれ,その変異のうちどの程度が遺伝に起因するかを知ることは動物の能力 を高める上で必須の情報である。そのために量的形質の発現機構を理解し,特性を記述する遺伝的パラメー タの解説を行う。
有用動物資源学 担当教員:大山 憲二
- 30 - 対象:資源生命科学専攻(前期課程)1年(選択)
履修生数:2009年度4名,2010年度3名,2011年度5名
授業のテーマと目標:人類の生活に有用な動物資源について,その起源・歴史をはじめ現代における生産の実 態まで幅広い講義を行う。また動物資源を効率的に利用するための新技術や,生産現場が抱える種々の問題 点についても討議を行う。
作物進化学
担当教員:保坂 和良,片山 寛則ほか
対象:資源生命科学科応用植物学コース・生命機能科学科環境生物学コース 2 年(選択)
履修生数:2010 年度 65 名,2011 年度 53 名
授業のテーマと目標:1)作物(栽培植物)は「どこで,誰が,いつ頃,なぜ,そして,どのようにできたのか」
を理解する。2)栽培化された後,近世に至るまでどのような遺伝的変化を遂げてきたのかを理解する。3)
遺伝的類縁関係を明らかにするための研究手法について理解する。4)祖先野生種およびその近縁野生種も含 めた「植物遺伝資源」の重要性を理解する。
資源生命科学入門 I
担当教員:大山 憲二ほか応用動物学コース教員 対象:資源生命科学科 1 年(必修)
履修生数:2011 年度 63 名
授業のテーマと目標:【テーマ】1)ヒトを含めた動物の生命・健康維持に資する知見・技術等の創出,2)哺 乳類や鳥類の遺伝と生殖のメカニズム,3)動物の恒常性維持の基本となる生体機能調節のメカニズム;【到 達目標】動物が本来持っている豊かな機能を総合的に理解し,既存動物の生産性の向上,有用動物の開発,
野生動物の保護,またヒトを含めた動物の生命現象や機能調節機構とその意義等、基礎的な知識・概念につ いて理解する。
資源生命科学入門 II
担当教員:保坂 和良,片山 寛則,山崎 将紀ほか応用植物学コース教員 対象:資源生命科学科 1 年(必修)
履修生数:2010 年度 60 名,2011 年度 63 名
授業のテーマと目標:応用植物学は,食用作物,園芸植物,産業用植物,森林などの植物資源の生産性と品質 の改良を目標として,生態学,生理学,分子生物学などに基づき研究を行う学問である。この授業では,応 用植物学に関する研究の基礎と方向性について理解することを目的とする。
食料・環境・健康生命(食料編)
担当教員:保坂 和良,片山 寛則,大山 憲二ほか資源生命科学専攻教員
対象:資源生命科学専攻(前期課程)1 年(必修),他専攻(前期課程)1 年(選択)
履修生数:2010 年度 82 名,2011 年度 95 名
授業のテーマと目標:持続的食糧生産に必須な動植物遺伝資源と栽培作物および家畜・家禽に関する有効利用
- 31 - 技術と機能開発に向けた資源生命科学の発展について理解する。
先端融合科学特論 I-3(ゲノム育種研究)
担当教員:保坂 和良,片山 寛則,大山 憲二ほか自然科学系先端融合研究環重点研究チーム「ゲノム育種研究」
構成員
対象:資源生命科学専攻(前期課程)1 年(選択必修)
履修生数:2010 年度 23 名
授業のテーマと目標:ゲノムに蓄積された有用遺伝情報の解明およびゲノム情報を用いた未来型食料資源の開 発や次世代育種技術の確立を目指した方法論を理解する。
先端遺伝育種論
担当教員:保坂 和良,片山 寛則,大山 憲二ほか自然科学系先端融合研究環重点研究チーム「ゲノム育種研究」
構成員
対象:資源生命科学専攻(後期課程)1 年(選択)
履修生数:2010 年度 3 名
授業のテーマと目標:<授業目的>有用動植物における未来型食料資源の開発や次世代育種技術の確立,遺伝 資源探索や評価法を理解するため,先端の遺伝育種論について知識を修得し,さらなる知識発展を得るため の討議を行う。<到達目標>(1)先端遺伝育種論についての基礎知識を得る。(2)遺伝資源探索やその評 価法を理解する。(3)相互に討議することにより,未来型食料資源開発や次世代育種技術の確立をめざす。
- 32 -