( 失 語
E) せん妄の経過中にのみ現れるものではない F) 障害が他の第1軸の疾患では説明されない
5. 認知症の療養計画と治療
6. 非薬物療法~運動のすすめ~
認知症の療養計画
健常 MCI 軽度 中等度 進行期
心理行動症状の管理
脳機能の維持(薬物治療とリハビリテーション)
日常生活の維持→介護保険サービスの利用 身体疾患の治療(栄養障害・転倒・肺炎等)
診断・療養計画
医療サポート 介護サポート
介護者のサポート 介護負担の軽減
脳機能
中核症状(記憶・話す・見る・考える力など)
認知症の中核症状に対する治療
中核症状 中核症状
周辺症状 周辺症状
中核症状の進行を抑える薬物療法 は、現在のところ根治できる治療法 がなく、進行を遅らせる方策をとる。
非薬物療法も中核症状の進行抑制
効果も期待されている。
認知症の心理行動症状に対する治療原則
中核症状 中核症状
周辺症状
心理社会的対応
薬物療法
中核症状
周辺症状
介護が大変な認知症 症状が多い
穏やかな認知症症状
改善がみられない場合は
薬物治療へ
● 身体疾患の有無のチェックと治療
脳血管障害、感染症、脱水、便秘など
● 薬物の副作用や急激な中断のチェック
● 不適切な環境やケアのチェックと改善 騒音、不適切なケアなど
● 介護サービスの利用
認知症の心理行動症状に対する具体的対応
● 認知症の方の脳の働きをよく理解する
● 日常生活の役割が必要
● 出来なくなったことを無理やりさせない
● 自尊心を傷つけない
● 老年期以前の生活や仕事を評価する
認知症の介護の原則
認知症のご本人とその近くにいるご家族の気持 ちは合わせ鏡のように同じになることが多いです
快の感情 不快の感情
愛・幸せ・安心感・満足 怒り・恐怖・欲求不満・猜疑
負担感 不快感 いらつき
不満 ストレス
認知症の人 家族
不快感 不安感 混乱状態
被害感 ストレス
「不適切な関わり」
「心理行動症状」
● 認知症の方の脳の働きをよく理解する
● 日常生活の役割が必要
● 出来なくなったことを無理やりさせない
● 自尊心を傷つけない
● 老年期以前の生活や仕事を評価する
認知症の介護の原則
回想法(北名古屋市回想法センター)
回想法(北名古屋市回想法センター)
回想法(北名古屋市回想法センター)
糖尿病
メタボリックシンドローム 肥満
認知症の進行予防をしていきましょう
身体運動は認知症の予防に有効です
すでに発症した認知症にも進行抑制する効果あり
週3回、30-50分程度の散歩が最も有効
運動を始める前に、心臓 呼吸器 骨関節に
問題がないか相談しましょう
まとめ
認知症の療養では、もの忘れをもとに戻すのではなく、今の家 での生活を長く維持することが大切です。
認知症は「ありふれた病気」です。高血圧や心臓の病気に対 するように、病気があっても前向きにとらえてください。
認知症について、学ぶことは第一歩です。
正しい知識を得て、治療やケアに向きあうことが重要です。
まとめ
1.認知症になると本人は何も わからない、できない
2.問題に対処するのが「ケア」
してあげる介護
3.問題は認知症のせい、しかたない 4.本人はわからないから環境は
最低でいい
5.危険だから外には出さない 6.家族や一部のケア職員が
抱え込んで
7.とりあえずその場しのぎを
1. 認知症でも感情や心身の力は 豊かに残っている
2.認知症でも利用者本位、尊厳と 自立を支援することが「ケア」
3.問題の多くは「作られた障害」
緩和や増悪防止策あり
4.環境の力で安心と力の発揮を なじみの環境作りが鍵
5.できるだけ自然や地域と触れ合 いを
6.地域の人々や多様な専門職が 一緒に
7.経過全体をみて増悪を予防し 継続的に
認知症の方との
コミュニケーション
2013