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設計方針のチェックリスト

ドキュメント内 発注者ビューガイドライン (ページ 49-56)

‡ 設計方針のチェックリストは、以下の2点の内容を一覧表にまとめたものである

„

「第1部 表現」の2章に記した「設計書記述のポイント」の「表現のコツ一覧」

¾

プロジェクトにおいて採用することとなった「第1部 表現」の2章「設計書記述のポイント」に記した「表現 のコツ」が、設計書に適用されているかどうかを確認できるよう、チェックリストの形式に整理した

¾

「表現のコツ」に対応するコツIDをチェックリストの「コツID」欄に記述した

„

設計書を記述する上で積極的に確認すべき観点

¾

主に、 「第1部 表現」の2章「設計書記述のポイント」の検討過程において、"コツには至らないが、 重 要な観点である"と判断した事項を集約したものである。このため、各チェック項目内容にはばらつきが あるためご留意いただきたい

¾

「表現のコツ」との判別のために、チェックリストの「コツID」欄には「-」を記述した

‡ 設計方針のチェックリストは、「第1部 レビュー」の1章「工程成果物の定義」の工程成果 物を基本とした分類により整理されており、各チェック項目に対する補足説明を補足事項 欄に記している

1.

工程成果物に関する事項

¾

各工程成果物に対し個別に確認すべき事項。工程成果物ごとに確認する

2.

工程成果物について共通的な事項

¾

各工程成果物に対して共通に確認すべき事項。各工程成果物に限らず共通的に確認する

‡ 設計書を記述する過程における備忘録として、またはレビュー実施前の確認リストとして、

プロジェクトにおいて適宜具体的なチェック方法に置き換えてご使用いただきたい

1

めてしまうと、同一のデータ項目の名称の不 一致や、型/桁/精度の不整合が発生しや すい。

整理・統一したデータ項目を使用してデータ モデルや画面を設計することで、データ項目 の不整合を防止する。

2

共通の表現 のコツ

データに関する制約条件をデータ辞書で管 理する

業務アプリケーションで発生するDBアクセス 時の制約条件(NULL可/不可、桁、精度の 制限など)をデータ辞書で管理しておくと、複 数業務アプリケーション間の矛盾を発見しや すくなる。

また、テスト工程でのテストデータ作成を効 率よく行える。

3

共通の表現 のコツ

モデリングツールを使用する データモデリングツールを使用することで、

以下のメリットがある。

・表記法の統一

・外部キーの型一致

・ドメイン定義利用によるドメインの共有

・リバース機能による物理DBとの整合

4

ER図の表現 のコツ

エンティティをタイプ分けして、色で表現す る

レビューのポイントとなるタイプにピンクや赤 など、インパクトのある色を用いて、視覚的 に概観を掴みやすくする。

分類するタイプとしては、各種方法論にて多 様な定義が存在する。以下にタイプの例をあ げる。

・イベント/リソース系エンティティ(あるいは リソース系エンティティを組織・場所・モノまで 詳細に分けたもの)といった業務に依存しな い分類

・販売・出荷・支払といった業務依存の分類

MD1001

5 ER図の表現 のコツ

ER図中のエンティティにインスタンスの作 成、および更新の時期を記述する

業務とエンティティのおおよその関係が把握

可能となる。 MD1002

6

ER図の表現 のコツ

業務単位にER図を作成する エンティティの関係が深いものどうしでグ ルーピングしているので、業務に関係がある エンティティに集中できる。

MD1003

7

ER図の表現 のコツ

イベント系エンティティをデータの発生順で 記述する

ER図上のエンティティを意味のある配置にす ることで、システム化業務フローに沿った データの発生順が理解しやすくなる。

MD1004

ID コツの分類 コツの説明 コツの補足 コツID プロジェクトにおける採用方針 適用確認欄

8

ER図の表現 のコツ

外部キーと継承元の属性の関連を、コメン トを利用してER図上に記述する

多くのER図の表記法には、外部キーと継承 元の属性を直接的に対応づける手段がな い。

コメントを利用して外部キーと継承元の属性 との関連を記述することで、ER図上で属性 の親子関係を明確にできる。

9

エンティティ 一覧/定義 書の表現の コツ

エンティティ一覧にデータの主管部署を記 述する

データを作成/削除する部署を限定すること で、データへアクセスする機能の分散/重複 を防止できる。

設計時のデータ要件まとめ部署、および運 用時のデータ主管部署が明確になる。

MD2001

10

エンティティ 一覧/定義 書の表現の コツ

エンティティ一覧に業務名、エンティティの 種別を記述する

一覧に記述した種別とER図の色分けやグ ルーピングと相違しないことを確認すると、エ ンティティの性質をより理解できる(MD1001 参照)。

データの移行、試験データ作成などの計画 策定に必要な情報となる。

MD2002

11

エンティティ 一覧/定義 書の表現の コツ

エンティティ一覧にデータ件数や保存期間 などを記述する

データの保存期間(削除のタイミング)が、

データ構造を決めるひとつの根拠となる。

データ件数の初期値、最大値、増加率を記 述し、データを格納するディスク容量の見積 もり、データの運用設計の入力情報にする。

MD2003

12

エンティティ 一覧/定義 書の表現の コツ

エンティティおよび属性の抽出元を記述す る

発注者は、現行システムで利用している用 語でデータの意味を理解している。

新システムを開発する際、対象とする業務の 現行システムが存在する場合に、現行シス テムでの帳票や台帳、テーブルを記述する。

MD2004

13

エンティティ 一覧/定義 書の表現の コツ

エンティティ一覧において旧システムの データモデルからの変更点を明記する

データモデルの変更が軽微な場合に適用す る。

旧バージョンからの変更点を一覧で確認で きる。

MD2005

14

エンティティ 一覧/定義 書の表現の コツ

主キーが同じという理由だけで、エンティ ティを一つに纏めないようにする

主キーとなる属性が同じであっても、データ の発生・更新タイミングが異なる属性や、性 質が異なる属性が存在する。それらを別の エンティティに切り出すことで、業務で扱う データのまとまりとエンティティが近くなるた め、発注者に理解してもらいやすくなる。

また、1エンティティ内の属性数を少なく(適度 な数に)保てるため、性能面で問題が生じに くい。

15 書の表現の コツ

性の詳細仕様(コード仕様)が明確になる。

また、エンティティ定義書の属性ごとにコード 仕様を記述する場合に比べ、修正もれが発 生しにくい。

16

エンティティ 一覧/定義 書の表現の コツ

全文検索の対象項目を明記する 全文検索の有無により、物理構成が異なる のが一般的である。

エンティティ定義書の属性に全文検索対象 であるかを記述しておくと、物理構成への影 響を把握できる。

17

CRUD図の 表現のコツ

CRUD図のCreate,Read,Update,Delete記述 欄を固定する

Create,Read,Update,Deleteの位置が縦に揃 うため、Create,Read,Update,Deleteのないエ ンティティを発見しやすい。

MD3001

18

CRUD図の 表現のコツ

CRUD図のエンティティをイベント系エンティ ティとリソース系エンティティに分離して記 述する

イベント系エンティティとリソース系エンティ ティが分離されていない場合、どのエンティ ティがイベント系エンティティか明確にわから ないため、業務のもれが発見しにくい。

MD3002

19 CRUD図の 表現のコツ

CRUD図のビジネスプロセスを実際の業務 の時系列順に並べる

業務の流れに沿ってレビューをする際に説

明がしやすくなる。 MD3003 20

CRUD図の 表現のコツ

CRUD図のイベント系エンティティをエンティ ティを作成する順番に沿って並べる

【MD3003】と併せることでCreateが左上から 右下に並ぶことが多くなるため、例外的な処 理を見つけやすくなる。

MD3004

21

データのフ ロー等の表 現のコツ

データフロー図にイラストを使用する イラスト入りの表現形式でデータフロー図を 表現することで、構成要素同士の違いが明 確になる。

MD4001

22

データのフ ロー等の表 現のコツ

処理で利用するデータの入出力を図を利 用して記述する

文章で表現するよりどの処理でどのような データを入力してどこに出力するのかがわ かりやすい。

MD4002

23

データのフ ロー等の表 現のコツ

処理の間を流れるデータとその状態を記 述した図表を作成して説明する

各処理でデータの状態がどのように変化す

るのかがわかりやすい。 MD4003

24

その他の表 現のコツ

ファイル一覧にデータ件数の特徴を記述す る

ファイル一覧にデータ件数の初期値、最大 値、増加率、保存期間が記述してあると、そ のデータの特性がわかりやすくなる。

25 その他の表 現のコツ

ファイル一覧に保持する世代を記述する 削除やバックアップの機能をどのように実装

するかの判断基準となる。

ドキュメント内 発注者ビューガイドライン (ページ 49-56)